毎年のように正月を過ぎると、第一疏水の水を止めて水路の掃除や改修を実施するようになった。したがって、その間は第二疏水の水だけで必要量をまかなっていることになる。
今年も1月14日に散策したときは、蹴上疏水公園にある大神宮橋下の第一疏水の水は止まっており、田邊朔朗像の裏側にある発電所取水口横にある洗堰が力強くオーバーフローしていた。この外見がアメリカとカナダの国境にあるナイヤガラ瀑布に似ているので、私は数年前から「蹴上のナイヤガラ瀑布」としてホームページに紹介してきた。今年の停止期間はかなり長いと聞いているので、ぜひ見学してほしい。
鉄柵の間にカメラを入れて写す 集められた排水は蹴上放水路へ
また、この間は鴨東運河の水位も下がり、珍しい風景として南禅寺舟溜りに注ぐ白川の合流点には白川砂が堆積しており、鴨東運河に架かる慶流橋から西側の水路を眺めると、堆積した砂地に根を下ろした細長い水藻が水面から顔をだしていた。
白川と疏水の合流点に堆積する白川砂 水位低下で水藻が姿を出す鴨東運河
以上
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます