
山中温泉の観光スポット体験レポート(No.373)
◇山中温泉を歩く ③ 山中温泉芭蕉の館
石川県ウオーキング協会の11月例会「美しい日本の歩き
たくなるみち500選」を歩いた。
4)山中温泉芭蕉の館
元禄二年(1689)の秋、松尾芭蕉は門弟の曾良を伴い、山
中温泉を訪れ、泉屋に九日間(7/27~8/4)逗留している。
山中温泉の総湯「菊の湯」の名称は、芭蕉が「奥の細道」
で詠んだ「山中や菊はたおらじ湯のにほひ」に由来します。
■写真は芭蕉の館

その芭蕉が逗留した泉屋に隣接していた「扇屋」の別荘で
明治38年(1905)建築の建物を芭蕉の館として平成16
年に開館したもの。
■写真は玄関前の曽良との別れ

山中温泉で芭蕉は下記の6句を詠んだ。
①桃の木の 其葉ちらすな 秋の風
②山中や 菊はたおらぬ 湯の匂(にほい)
③いさり火に かじかや波の 下むせび
■写真は1F

④湯の名残 今宵は肌の 寒からむ
⑤湯の名残 幾度見るや 霧の本(下)
⑥今日(けふ)よりや 書付消さん 笠の露
■写真は1F芭蕉像


■写真は2F資料1,2
芭蕉の館ホームペジ
http://www.basyoyamanaka.jp/