金沢の観光スポット体験レポート その119(No.230)
◇金沢城公園巡り2 明治以降の金沢城
城址は明治以降、存城とされて軍施設が置かれたため建物
の一部を残して撤去され、第二次世界大戦後には金沢大学
が平成7年(1995)まで置かれていた。平成8年(1996)よ
り金沢城公園として一般公開を開始した。
平成13年(2001)には、古絵図や古文書などをもとに菱
櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓を出来る限り忠実に復元。3
年4か月と総工費46億円をかけて、安政の頃の景観を現
代に蘇らせました。
復元にあたっては、石川県内の熟練した宮大工たちが日本
古来の工法で建設しました。 釘を一切使っていない伝統
的な木造軸組工法は一見の価値あり。 職人たちの卓越し
た技術を垣間見ることができます。明治以降に建てられた
木造城郭建築物としては全国最大規模である。
河北門は平成19年11月に着工、平成22年(2010)4
月まで約2年半の歳月、15.6億円ををかけて完成した。
■写真は河北門
三十間長屋、鶴丸倉庫が江戸期、明治時代の旧第六師団指
令部が現存しており、また金沢城は石垣の宝庫と呼ばれ江
戸時代初期からの石垣を楽しむことができる。
*石垣巡りは平成11年9月5日より9回にわたりレポー
トしている。
●アドレス(その1-9)
http://blog.goo.ne.jp/kanazawa-uechan/e/0d9ebabcb686dfec3eafe888060dc1ef
次回から石川門より廻る道順で紹介します。
■写真は三十間長屋