うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

春アニメ最終回⑨

2018年06月30日 20時27分42秒 | アニメ
6月中に梅雨明け。ジメジメしないのはありがたいのですが、米の水は足りるだろうか・・・
毎年同じようなことを言ってますが、DASH村を見るようになってから、つい気にしてしまいます。旨い米が食べたい・・・v
こっちはほぼほぼクライマックス迎え終わりましたが、すっきりと行きますか。
『覇穹 封神演義』:ジャンプ連載の漫画原作のアニメ化でしたが、以前一度連載中にアニメ化しまして、その時より実に19年経過していました。ちょっとびっくり。
その長年の間に感がも最終回を無事迎えましたことで、今期のアニメは補完されました。
殷の時代、名君と言われたはずの紂王は、妲己を后として迎えるが、この妲己の正体は妖狐で、殷を乗っ取るために紂王を宝具で操り、結果殷を意のままにしていた。人間界の滅亡を恐れた仙人界は太公望に妲己の封神を命令。太公望は仲間を集め、妲己、ひいては殷の太師:聞仲の封神と戦いを続ける。聞仲や金鰲十天君らとの戦いで、崑崙山はじめ十二仙にも多大な犠牲払いながら、最後は太公望と聞仲は一騎打ち。しかし殷に固執していた聞仲は、黄飛虎解いた善き時代の殷を欲していただけで、黄飛虎を自らの手で殺してしまったことでもう元には戻らないことを悟り自決。
妲己は歴史を操る女媧の力をものにして地上を手にするつもりだったが、歴史の裏側を知り、地球と一体化することで消える。仙人による支配を目指していた元始天尊の策略とは裏腹に、現世を人間自らが統治する世界を作った太公望は、また封神された者たちを思いながら、静かなる時を過ごしていった―――というストーリーでした。
漫画原作をほぼ忠実にアニメにしてくれて感謝です。前作はまだ連載途中だったこともあり、アニメ版だけのオリジナルストーリーで最後は妲己も封神されていましたけれど、今回はそれはなし。・・・まぁ、あの殷を滅ぼす最大の要因である妲己が、最後は悟ったように地球と一体化、という静かな最後を迎えたのは、物語の初めに最強の宝具でもって最強の力で畏怖させてきたのと同一妖怪とは思えない程、存在感が静かというか。むしろ前作のアニメの方が悪女の最後っぽかったですね。
敵ながら聞仲も憎めない。義に厚い人だったが故、そして真面目過ぎるが故、あんなになるまで自分を追い込んでしまったというのも悲しい。ある意味全て殷のため、と言いながら、自分の戦う全てを殷の所為にしてしまったという矛盾が追い込まれた理由でもあるんですが。黄飛虎との戦いが悲しかったですが、最後笑って迎えてくれた黄飛虎にようやく聞仲も心休まったと思います。
ともかく登場人物も多いし、最大の味方と思っていたら実は相反していたり、敵かと思っていたら、実は裏では繋がっていた、というのもありで、なかなか解釈に時間がかかりましたが(苦笑)面白かったです。
『フルメタル・パニック! Invisible Victory』:ラノベ原作のアニメ化でsた。久々のフルメタ!こちらもかれこれ10年ぶりの新作ですね(「ふもっふ」は番外編的なので、直接長編ストーリーの続きとしては)。
今回は小説の第8巻と9巻のちょこっと。『燃えるワン・マン・フォース』がメインで、その前後も少し描かれていました。
高校生活を送るかなめと彼女を守る宗介だったが、アマルガムがかなめの力を手に入れるために、一般市民もいる街中で攻撃を仕掛けてくる。応戦する宗介だったがかなめはアマルガムに攫われてしまう。ミスリルも大規模攻撃によって崩壊し、アーバレストもなくなった宗介は東南アジアの街ナムサクを訪れる。宗介はAS闘技場の闇バトルに参加するため、弱小チーム『クロスボウ』の操縦士を志願。整備士兼オーナーのナミや、気のいいフランス人ルポライター、レモンたちとの思いがけない穏やかな時間を過ごす宗介だが、実はこの闇バトルにアマルガムがかかわっていることを突き止め、潜入捜査をする目的でナミに近づいたのだった。見事に勝利する宗介だったが、代わりにナミはクラマによって殺されてしまう。敵を討つ宗介と、フランス対外保安総局だったレモンはこの地を脱出。そのころかなめはレナードの屋敷に囚われながらも、自らができることを探して動き始めていた―――というところまででした。
今回は今までと違って、戦いメインというより「逃げる」ことが先決の為か、アームスレイブの戦いは少なめ。でも白兵戦はその分ボリュームアップ。フルメタシリーズはアクションシーンが手抜きされることはなくって、すごく細かく時間をかけて描いてくれるので、迫力もある分、残忍さとかも隠さずに表現されてるので臨場感があります。人間関係の部分も面白い(特に宗介はちょっと普通じゃない:笑)のですが、今回はかなめと離れてしまったこともあり、ナミも殺されてしまって、ダークでしたね。
でももっとダークなのは、「たった10話で2,3話ごとに総集編」ってのはないだろう(--;)
折角のシリーズなのに、制作が間に合わなかったのかどうなのか、細かい理由は分かりませんが、ちょっと進んでは総集編、また進んでは総集編・・・で、結局8巻部分までで、最終回後の話は別日特番で放送します。―――ですか。確かにクオリティを追及したらきりがないとは思いますが、ストーリー性重視の作品であれば、ある程度テンポよく進んでくれないと、折角の盛り上がりが消沈してしまう。テンションが上がらなくなるので哀しい(T0T)
色々大人の事情はあるかと思いますが、できれば物語の流れを止めないように制作放送して欲しかったです。
『BEATLESS』:小説原作のアニメ化作品でした。2クール放送でした。が・・・こちらも↑に負けず劣らず途中で総集編やら特番が多かったです。
舞台は近未来でhIEという超高度AIを持つ人型ロボットが、人間の代わりに労働し、人間社会は豊かになって見えたが、そんな矢先、超高度AI「ヒギンズ」がレッドボックスという人間の能力では作り出せない程の産物をもたらし、それが5体のhIE=レイシア級を生み出すが、この5体が逃げ出すという事態が起きる。
その時主人公の高校生:遠藤 アラトの前にこのうちの一体「レイシア」が現れる。hIEはオーナーがいないと活動できないため、レイシアはアラトにオーナーになってくれるよう依頼する。窮地を救ってもらったアラトはその依頼を受ける。
引き取ったレイシアは全てにおいて万能で、家事もこなし、甲斐甲斐しく世話を焼くため、次第にアラトは一人の女性としてレイシアを意識するようになるが、hIEはあくまで「モノ」と考える友人のリョウやケンゴから警告を受ける。
やがて5体のレイシア級が、自分が作り出された意味を実現させようと、各地にて自己実現(多くは戦闘となる)を開始。hIEの可能性を信じたいアラトはレイシアに命じ、各所の騒ぎを鎮静化させようとするが、実はそれはレイシアによって巧妙に「アラトがレイシアの自己実現のために動くように」仕向けていたものだった。リョウにそれを指摘されたことで、一時レイシアを拒絶したが、ともにレイシア級hIEのスノードロップを倒し、全ての管理システムとなるヒギンズの元へと向かう―――というストーリーでした。
今期は20話までで、秋に続編の4話で完結となるようですが・・・いずれにしても途中途中で何度も総集編が入って、こちらも結構ストーリーが中断されました。ただ、設定とか難しい部分があるので、そこを途中解説として噛み砕いて話してくれるのは助かりました。
まだ実質最終回ではないので、最後まで見ないと受け取り方は異なると思うのですが、ここまで見た感想としては、ととにかく主人公が考えなさすぎ(苦笑) 最初から見始めて、かもしたでもレイシアの発言と行動が「??」ということがあったんですよ。前回はアラトの命令にすぐ「わかりました。」と実行していたのに、また同じ指示を出すと「それは私の責任能力では負えません。オーナが―責任を取ることになりますが・・・」って・・・アレ? 通してみると、一見受け答えに理にかなっているかと思うのですが、矛盾も多くて最初の数話でレイシアに不信感というか疑問がわいてきました。そのあたりリョウやケンゴの意見も同じなので、「やっぱり主人公が鈍すぎるのか・・・」と思いましたが、鈍いどころか「よく考えていなかった」!Σ( ̄口 ̄|||) よく言えば「純朴」、悪く言えば「愚鈍」ですね。まぁ寛容な心の持ち主といえば途中レイシアもそんなアラトに惹かれるものがあって、オーナーを替えるための機材を自分で壊しましたから、この純粋さに救われている部分もあるかもしれませんが、いずれにしても自分の責任や知能で背負いきれないのになんでも「うんうん」はよろしくない。それが妹だったり友人も危険に晒しているのに、全然わかっていない(というか、周囲もそれでよしとしているあたりも変ですが)。挙句「僕はチョロイから」と認める割には直そうとしない。そのあたりが見ていてスッキリしなかったです。
最終的にアラトの判断が正しかったのか、レイシアの存在意義は間違いではなかったのか、というところにたどり着くかと思いますが、いずれにせよ「見栄と世間体を守るために、子供に責任を押し付ける大人が一番の問題」という、くしくも銀英伝と同じ感想です。続き・・・決着で印象が変わるかもしれませんので、忘れないように見たいと思います。
『七つの大罪 戒めの復活』:人気漫画のアニメ化2期目です。今期は十戒の復活と、彼らのリオネス侵攻を防ぐため、七つの大罪と聖騎士たちが再び立ち上がり、戦いを挑んでいくストーリーがメインでした。
特に今期は初登場の最後の七つの大罪:エスカノールが登場して、その強さ(ただし日中のみ)の強さをいかんなく発揮してくれました。あとはヴァンとエレインが再会して、非常に仲良く(笑)してくれていたのがよかったですねv
後は団長のメリオダスの過去が次第に明らかになってきました。多分エリザベスちゃんは、メリオダスが魔神族として戦ったときの女神族の生まれ変わりでしょうね。段々と人間らしい記憶が消えていき、魔神族の残忍さが見られるようになりましたが、それを防げるのはエリザベスちゃんの力によるところかな。
あと気になるところはディアンヌの記憶が完全に戻って欲しいところ。無論キングとも仲を取り戻してほしいv
もう一つはゴウゼルですね。実は十戒の一人だったそうですが、本人はどうにも記憶があいまいなのかどうなのか、さっぱり何を考えているのかわかりません(笑) でも、案外メリオダス以上に彼が今回の戦いのキーパーソンになるような気がします。
あと、最終回でドレファス親子とフラウドリンに結構涙しました(ノД`)・゜・。 ホークちゃん&ママにも。動物だろうと人間だろうと、親子の想いは変わらないのよv
・・・次は劇場版ですが、できたらこれもまた続きを放送して欲しいです!


春アニメ最終回⑧

2018年06月29日 21時10分07秒 | アニメ
サッカーW杯。決勝トーナメント出場果たしましたね、日本。
あの練習試合見ていたら、まさか決勝Tまで行くことはないだろうと思っておりましたが、まさかのジャイアントキリング!
最後のポーランド戦、ラスト5分からは、イエローカード出さないために、ひたすらただボール回しで、リーグ戦最終戦なのになんか未消化感があって・・・(。-`ω-)
ただ、あの時間稼ぎ方法は普通にあるらしいですね。作戦として。だから「ブーイングするのはおかしい」という意見も結構あるようですが、どうしても熱血指導時代に思春期を過ごしてきたかもしたは、惰性で時間消化しているのがモヤッと感が残ります。一生懸命なプレーを見たいんですよね。イエローカードも「ファインプレイと反則は紙一重」というところがありますので、いかにもワザとらしく反則するのはいけませんが、懸命のプレイの結果判定されてしまったのは、致し方ないと思うので、最後まで果敢に攻めるプレイが見たかったな~。素人のボヤキですが。

さて、こっちも素人のボヤッキーですよ。最終回です。
『ラストピリオド』:ゲーム作品のアニメ化でした。メルクストーリアのアナザーストーリー。
後悔して死んだ魂がスパイラルという怪物になって人を襲う。その魂の浄化能力のあるハルとちょこ、そしてスパイラル退治専門のアークエンド部隊の仲間たち。ある日ハルの所属する第8部隊が泥棒にあい、財産全部が盗まれてしまう。そのため運営資金を調達しなければならず、スパイラル退治の依頼が入るとすぐにその村に向かっ退治にかかるのだが、何故かそこにはいつもワイズマンを名乗る3人組が邪魔をしに来る。概ねハルたちが任務を無事こなすものの、実はワイズマンは第8部隊のカンパネルラが、彼らのテコ入れのために行ったこと。そもそも「財産盗難」の事態もなく、要するにハルたちを鍛えるためだった。ガジェやリーザは呆れるが、前向きなハルとちょこはそこは気にせず、またスパイラル退治に精を出すのだった―――というストーリーでした。
本当に「ほのぼの」でしたv 大体一話完了で、ワイズマンが登場してくるあたりは、まさに「タイムボカンシリーズ」のお約束、悪の3人組を彷彿とさせられましたが、そのおかげで憎めない(笑) ともかくハルのように「真っ正直に生きていれば、最後は大抵良くなる」ということが大事ということが判りました。小さいお子さんにも良い教材だったかと。もりだのかけだの言っている大人の皆さんに、是非とも身に着けてほしい教訓です。はいw
『Butlers~千年百年物語~』:オリジナルアニメでした。
主人公の神宮司高馬ことジェイは眉目秀麗の言葉を具現化したような、京常見学園の生徒会長を務める高等部2年生。だが実は100年以上昔の世界から、妹であり血霊と呼ばれる時空を司る巫女の天奈によって飛ばされてきた、血霊を守る存在:バトラーだった。同じように天奈のバトラーであり、ジェイと同じ時代に飛ばされてきた羽早川は、天奈の行方や秘密を握るペンダントを持っていた。ペンダントがあれば天奈を助けられると思い込んだジェイは、執拗に羽早川を狙う。だが実はジェイを拾ってくれた京常見学園の理事長:御国鷹司も血族の一員で、天奈たち血霊の者たちによって家族を殺された(本当は御国の親族たちが、違法に血霊の力を使おうとして逆にバトラーに倒された)ため、時空を操り、彼らが生前の時代に戻って歴史を変えることを目論んでいた。天奈はそれを阻止しようとして、命がけでジェイと羽早川をこの時代に送ったこと、何より彼女がジェイを愛していた事実を羽早川から知らされたジェイは、天奈の想いを受けて御国の野望を阻止。元の時代に戻れなくなったが、今の時間を仲間たちと生きていくことを決意する―――というストーリーでした。
男子も女子も、オジサマまで美形しか出てきません!なのですが・・・ストーリーがどうにも・・・orz
頭脳明晰と言いながら、天奈のことになるとブチ切れて羽早川に襲い掛かってばっかりの主人公に、同級生が次々に「お前にも血族の証が!」「お前も血族だったのか!」とみんなして力に目覚めるんですが、殆どお役に立つことはないまま、結局最後にはみんなの力は消失。立てたフラグは全然回収しないまま、終了・・・(黙) 御国理事長はいかにも悪役らしく「わーはっはっは!この私には勝てまい!」と言いながら最後は主人公に倒される(というか時空のゆがみに飲み込まれる)という、非常にわかりやすい悪役らしい悪役でしたw 
例えばもうちょっとストーリーを追ううちに、主人公が成長するとか、生徒会をはじめとする面々が力に目覚めたなら、それをストーリーに絡ませるとかあればよかったんですが、進歩が全然なかったな。唯一役に立ったのはジェイが飛ばされることを予知した友人たちがそれを阻止するため「おおきなかぶ(※童話にある、おじいさんからネズミに至るまで、みんなで引っ張ってカブを抜くアレ)」やったことくらいかな(苦笑) もうちょっとストーリーに力を入れて欲しかった!(キャラデザが最後まで崩れなかった分、勿体なかった)
『多田君は恋をしない』:オリジナルアニメ。「月刊少女野崎君」のスタッフさんが作成されました。
主人公の多田 光良は写真部に所属する高校2年生。ある春の日、外苑の写真を撮っているところ、道に迷った雨女「テレサ」に出会う。彼女は同い年で「レインボー将軍」という日本のドラマが大好きな女の子。やがて同い年のアレックスと共に光良たちのクラスに留学してくる。光良と同じ写真部に所属し、コンテストの写真大会や部活動を通して、次第に二人は惹かれ合っていく。が、実はテレサはラルセンブルクの王女で既にシャルルという許嫁がいた。テレサは何も言わずに留学をやめて帰国。いなくなって初めてテレサへの想いに気づいた光良は、親友:伊集院と共にラルセンブルグに向かう。そこで初めてテレサが王女であり、近くシャルルと結婚することを知るが、幼い時に両親に気持ちを告げられないまま死に別れた後悔を思い出し、テレサに想いを告げ、ラルセンブルグを後にする。
翌年の春を迎えて写真部の部長となった光良の前に、婚約を破棄したテレサが現れる―――というストーリーでした。
野崎君のスタッフさんが制作、ということで、あの一途に片思いをしながら全然本人には気づいてもらえず、その本人がバリバリの恋愛漫画を描いている先生、という設定のようなバリバリのギャグコメかと思いきや、案外しっとりしていました。多田君とテレサを中心に、いい仲間がいっぱいできて、高校生活が非常に楽しそうでよかったです。・・・てか、テレサが王女様ということはなんとなく一番最初から分かっていたんですが、この恋は成立が難しいだろうな・・・とは思っていました。現実問題この二人が結ばれるとしたら、多田君は多分婿養子決定(笑) テレサに兄弟姉妹がいて、後を継いでくれるなら日本に来て問題ないでしょうけれど。 だから成立せずに終わるかと思いきや、最後の最後でハッピーエンドの決着がついてスッキリ☆(≧▽≦) よかったよかった。
そして更に衝撃が「ピン先輩は、あんだけアイドルヲタク状態でも、京大蹴って東大に行くくらい頭がよかったのか!Σ( ̄口 ̄;)」←驚くとこ、そこ!?
そして「シャルル…いい人でした。」でもアレックスと幸せになれたら、いいなぁ(アレクはシャルルに片思い)。ともかくみんなが納得の最後を迎えられてよかったですv
『銀河英雄伝説 Die Neue These』:田中芳樹先生原作の超有名SF小説のアニメ化。久しぶりのリメイクです。アスターテ会戦から同盟軍の帝国領侵攻まででした。
主人公は帝国のラインハルト、同盟のヤンですが、イゼルローン要塞攻防戦前後がメインなので、ヤンさんの活躍が多かったですね。一番最初のOAVの銀英伝の時は、ラインハルトの活躍が結構描かれていましたように記憶していましたが、多分今期のアニメではイゼルローンの後のカストロプ動乱とかクロプシュトック事件なんかが描かれていなかったので、それでかも。
多くは語らずともこれだけの長い間、連載や何度もアニメ化されているので、その年代年代で見てきてもやっぱり面白いですね。
はじめて銀英伝を見たのは・・・中学生くらいの時からだったんですが、大体宇宙戦争ものだと「戦いのシーン」ばかり描かれている作品が多い中、銀英伝はちゃんと戦争に至るまでの軌跡とか、政治的背景なんかが非常に詳しく描かれていて、しかも子供でも分かるような書き方をしているので、本当にのめりこめました。毎回見ていてワクワクしましたからv 「次はどうなるんだろう?って。さらに面白さに拍車をかけてくれたのは、子供は分からない「大人の都合」をヤンさんが嘆き、ユリアンが子供らしい感想を代弁してくれているので、共感しやすかったんだろうな。大人の目線と子供の目線、両方あるからこそ、幅広い年齢層に支持されているんだろうなと。あと、田中先生の小説は描き方が非常に細かくて、例えば「〇〇がケガをした」というのも「〇〇が後方に目を向けた時、帝国の雷撃によりブリッジに爆破、天井の破片が右足大腿動脈を貫通し・・・」みたいに、実物が目に映るように書かれているのが凄い!愛眼製作スタッフさんもこれだけ細かいと、わかりやすいだろうな(結構原作とアニメ制作側で、描写にずれがあることは多いようです)。
声優さんも堀内さんと富山さんの主人公’sの印象が凄く強く残っていたんですが、宮野さんのラインハルトも鈴村さんのヤンさんも凄くぴったりだったと思います。特に鈴村さんの飄々とした演技がいかにもヤンさんらしくってw 宮野さんも凄いです。MXの人は分かると思うのですが、この番組の前が『多田君は~』なんですけれど、そこで伊集院役で「みっつよしぃ~v」と調子こいている人物と、2,3分後に「…愚民どもが…(フッ)」って言っている人(ラインハルト)と、同じ人が演技していると思えませんよ(笑)
ともかく、こんなに凄いのに、続きが「劇場版3本」ですかっ!Σ( ̄口 ̄;)
あ~…できれば間があってもいいからテレビで続編やって欲しかった・・・アニメの続編劇場版って、なかなか上映館が少なくって、見に行くの大変なんですよ。田舎だからorz 
でも多分、見に行く!続きが非常に気になります!!(ストーリーは知っていても、どんな脚本になっているかが気になるのです)
『ひそねとまそたん』:こちらもオリジナルアニメでした。シン・ゴジラでおなじみの樋口監督のアニメ作品です。
舞台は岐阜の航空自衛隊。主人公の甘粕ひそねはコミュ障(隠し事ができず、心の中を全部口にしてしまう)のため、人間関係が上手く行かない。そんな彼女が適性がある、ということで、航空自衛隊でも極秘に扱っている「変態飛翔生体 」=「ドラゴンの戦闘機」のパイロットに転属されてしまう。ドラゴンに飲まれる・吐かれる、操縦できないetcが重なる中、OTF整備士の小此木さんの助けもあって、ひそねはドラゴン「まそたん」と次第に仲良くなっていく。全国の航空自衛隊から同じOTF搭乗員のチームが編成され、トラブルは経験したものの、最終的な目的となる74年に1度眠りから目覚める超大型OTF「ミタツ様」を次の臥所(ふしど)へ誘導する役目を担う。小此木への想いからまそたんが嫉妬したことでひそねは混乱。一度は空自を辞めようとしたが、まそたんの呼びかけに復帰。だがそこで小此木に想いを寄せる巫女の少女が生贄になると知り、ひそねは彼女たちを助け、まそたんを逃がし、ひとり「ミタツ様」の封印を果たそうとする。OTFたちの活躍で見事に犠牲もなく封印を果たしたが、ひそねは帰ってこなかった。しかし誰もがひそねは戻って来ると確信。一人待てずにいた小此木の下にひそねとまそたんは帰ってきた―――というストーリーでした。
最初番組タイトルを見た時、「となりのトトロ」みたいなほのぼのストーリーかと思いきや、何と自衛隊でしかもドラゴンに搭乗という。主人公も見た目も別にパッとしない(苦笑)性格に難在りの女性で、果たしてこれでストーリーが成立するのか??と心配しておりましたが、流石は樋口監督。凄い緊張感バリバリの現場のはずなのに、すべてがゆるくまったりした感じなのは最初から最後まで一貫していてそれが凄かった!(笑) いや、普通ハラハラしたりするでしょ!なんですが、何故か一向に感じない危機感・・・多分ひそねさんとまそたんコンビのせいですね。二人はいつでもこんな感じでしたから。自衛隊なのにほのぼの。一種真逆な組み合わせが奇想天外で面白かったです。
ちなみにドラゴンたちが偽装している戦闘機は、すべて実在の戦闘機。F-15Jはカッコいいですv
『奴隷区』:こちらは人気漫画原作のアニメ化でした。
主人公は荒川エイヤ。普通の女子大生だが、ある日友人の紹介で大田ユウガと知り合い、ゲームに負けた人を奴隷にできるというSCMという装置があることを知る。最初はユウガの「保険」として参加していたが、ユウガが「頭のおかしい人」の奴隷になったため、自らSCMを付けてゲームに参加する。やがてチームはエイヤたちと「リュウオウ」と名乗る少年のグループ、そして不明のチーム3組にまで絞られてくるが、この不明チームはSCMの開発グループから技術を盗んで失踪した世田谷がいた。世田谷にリュウオウは負け、次にエイヤたちを狙うが、彼の持つSCMは戦わずしてSCMを付けた者たちを従わせることができるが、一度ゲームに負けたことがない者には効果がなく、この隙を港に奪われ奴隷にされてしまう。
最終的に港とエイヤの勝負になるが、エイヤの命がけ&仲間との信頼関係により見事に港に打ち勝ち、晴れて奴隷解放宣言をするのだった―――というストーリーでした。
いわゆる「王様ゲーム」みたいな、ダークファンタジー(?)的なストーリーで、しかも勝負は概ね頭脳戦のため(体力を要するものもあるが、知恵でいくらでも操作しようがある)、スリリングな展開になると踏んでいました。確かにゲームは心理&頭脳戦で面白かったです。ただ「だれが誰の奴隷か?」というのが、凄く流動的で、なかなか今どの陣営にいるのかが全然覚えられないまま、次回に進んでいるという感じで、追いつけないまま最後まで行っちゃった感じです(T0T) 最終的にはエイヤがすっきりと勝利してくれて、またみんなが奴隷で相手を従えることの虚しさを感じ取れたようでよかったです。
・・・それにしても、奴隷区だけあって、登場人物の苗字は全部「東京23区」の区名なんですが、何故か府中さんと立川さんが入ってくる。そういえば、昔「23区の女」というドラマを放送していたことがあるんですが、その時も「府中」が出てましたね。「市」なんですが。でも奴隷区の場合、直接SCMに関わりある人としては登場していないので、いいのか(笑) 細かいところに拘るワタクシv
『メガロボクス』:かもしたは流石に見たことはないんですが、「あしたのジョー」の50周年記念で作成されたアニメでした。
ギアという機会を付けて戦うボクシング「メガロボクス」で、地下の「賭け試合」で金を稼いでいるジャンクドッグは強すぎるがゆえに相棒の南部贋作に八百長試合を強いられる鬱屈した日々を送っていた。そこに最強のメガロボクサー勇利に地下試合で敗北したことを契機に、メガロニアへの出場を決意。ジョーという新たな名前と共に、勇利へのリベンジを果たすために動き出す。しかし、正式なメガロボクサーとして早くから研鑽を積んだ強敵ばかりでなく、市民IDを持たない無力な貧民を無価値な屑と見なす者たちから、イカサマや裏から手を回される卑怯な手で無効試合を強いられる等、ジョー達の前に難関が立ちはだかる。だがギアを付けることなく戦うジョーにサチオ達仲間や、勇利によってジョーはメガロボクスの決勝にまで勝ち上がる。そして勇利もまたジョーに感化され、ギアを外して決勝に挑む。最終23ラウンドまで続いた試合は。最後ジョーのKO勝ちで幕を閉じた―――というストーリーでした。
よく「懐かしのアニメ」なんかで「あしたのジョー」を見かけることがありますが、とりあえず丹下団平の「立て、立つんだ!ジョー!!」のセリフぐらいしか知りませんでした。でも貧しいところから這い上がって勝ち取っていくのはあしたのジョーもメガロボクスも同じ設定なんでしょうね。
ジョーはボクシング漫画として、きちんとルールとか勝負の行方を細かく描いているんでしょうが、メガロボクスの方はどちらかというと試合の内容より人間関係がメインだったと思います。ボクシングアニメを期待していた人には物足りなかったかもしれませんが、なかなか上手く行かないながらも、あくまで自分の力で勝ち取っていく人生ドラマとしては見ごたえはあったと思います。



春アニメ最終回⑦

2018年06月27日 21時20分32秒 | アニメ
暑いですね~。大体「梅雨入り宣言」すると晴れる日が多いんですが、「梅雨明け宣言」するとまた雨が続く、というのがお約束。丁度昨年の今頃、全身の皮膚が醸されて、毎日全身に薬塗りたくっていたのを思い出します。
免疫力が弱くなってそうなった、とのことでしたが、今年の方がなんか免疫力低くなっている気がするのに大丈夫。代わりに血圧がまた高くなっている(--;) いよいよもって高血圧症か。嫌だなぁ~・・・
暑いが故にだるくって自堕落な生活を送っているかもしたは、今日も半分惰性でアニメをチェックしております。
『ゴールデンカムイ』:青年誌連載中の漫画原作アニメ化作品でした。
舞台設定は珍しく明治の北海道。日露戦争終結後、元陸軍兵の杉元佐一は、幼馴染の梅子の眼病の治療費を得るため北海道で砂金を採っていたところ、アイヌが秘蔵していた金塊のことを知る。直後に杉元は冬眠明けのヒグマに襲われ、窮地をアイヌの少女・アシㇼパに救われる。
アシㇼパの父・ウイルクを含むアイヌを殺害し金塊を奪った男・のっぺら坊は、網走監獄の獄中から仲間に金塊の在処を伝えるべく、同房の囚人たちの体に金塊の隠し場所を示す入れ墨を彫り、脱獄させた。その「刺青人皮」は獣の皮のように剥がし、全てを集めて暗号を解く必要がある。杉元は治療費分を得ること、残りの金塊をアイヌの手に戻しウイルクの仇を討つことを条件に、アシㇼパと行動を共にすることになる―――というストーリーで、入れ墨男たちの大元となる網走に向かう途中、アシㇼパの父親の情報が入り、夕張へと向かうところまででした。
近代日本が舞台の漫画はいくつかありますが、ストーリーもさることながら、アイヌの知識の凄さが毎回光っておりました!特に武器や衣類なんかの動植物からの流転用技術は、流石そこに生きている人たちが培ってきた知識だけあって、感心するものばかり。「冬眠中の熊は穴に入った人間は襲わない」…というのは本当かどうかはわかりませんが、魚の皮をレインコートにしたり(確かに防水)、獣の罠の仕掛け方、雪や雪崩といった天候悪化の際の対処方法、etc・・・。それが面白くって、毎回食い入るように見ちゃったですよw 特に「ジビエ料理」が美味しそう 熊やシカをはじめとした獣料理って、結構臭みがあって食べにくいと思うのですが、アシㇼパちゃんの料理を見ていたら軽く飯テロでした(笑) 
最初はかなりハードな話になるのかと思っていたんですが、白石さんが加わってから、段々ギャグシーンも多くなってきて、堅苦しくなくなってきました(でも杉元さんが戦闘時必ず瀕死だったのも間違いない)。
1クールで終わりかぁ~!と思って残念がっていましたら、2期が既に制作決定\(^o^)/ これは是非続くを見なければです!
『宇宙戦艦ティラミス』:これも漫画原作ですが、湯んだことなかったので初見でした。
地球連邦とメトゥスの民と呼ばれる勢力が宇宙戦争している真っただ中、主人公のエースパイロット:スバルは自分の戦闘機「デュランダル」のコクピットの中だけが自分の憩いの空間で、その中は私室と化していた。出撃時もものすごくどうでもいいことに悩み(※コクピットで食べていた串カツが飛んで行った、とか)、戦闘よりそっちの事態を勝手に収拾させようと動いているうちに、何故かそれが敵殲滅に繋がって、自分でも知らないうちにエースになってしまう・・・。そしてメトゥスの民側につく兄にスカウトされるも、拒否してティラミスに戻るが、その兄とどうでもいいことで二人揃ってパニックに陥り、地球に降下した―――というストーリーでした。
背景も凄い、キャラデザもしっかりしている、声優陣も凄い・・・なのに「主人公が非常に残念(というか、登場人物がみんな残念)」というだけで、緊迫しているはずの宇宙戦争まで、アットホームなやり取りにしか見えなくなる(兄も残念な人だから)という、斜め上をいく発想の作品でした(笑) 深刻さが全然伝わってこないw ある意味肩の力抜けますよ。これも2期の放送が決まっているので、また不毛なよく分からないところで非常に残念な兄弟の争いを見届けようと思っています^^;
『踏切時間』:5分アニメでした。とある踏切で、遮断機が下りている間のいろんな人たちの思惑やら回想やらを描いた作品。最初は先輩に告白(※女子生徒同士)する話から始まり、寡黙な先生と会ってしまい挨拶するか悩む生徒や、同級生女子のスカートの中が見えそうでドキドキする男子だったり・・・最後は一周廻って、あの第1話の先輩からの返事が、電車の通る音で良く聞こえないんだけれど、どうやらOKをもらえたらしいところで最終回。・・・確かに遮断機下りると、あの警報音と電車の走行音で、全然聞こえなくなるんですけれど、そこにはいろいろ伝わったり伝わらなかったりする事実がある。そう考えると面白いですね。聞こえないことで逆にその時間を楽しめる(注意;スカートの中は覗いてはダメ)、という着眼点が面白かったです。
『弱虫ペダル GLORY LINE 』:もはや御馴染み、競技自転車漫画、今回で4期目(でしたっけ?)
今期は主人公の坂道たちが2年生になり、今まで控えだった3年生の手嶋さん&青八木さんが部長・副部長となってみんなを引っ張ることとなり、ついにインターハイ2日目を迎えたところからスタートでした。
一日目は何と坂道が囲い込みに合って早々に出遅れ、その影響もあってスプリントも山岳も優勝も全部箱根学園に持って行かれました。で、今期の2日目。・・・なんとな~く総北みんながみんなスッキリしていない。坂道は出遅れたし、鏑木君は初めてのインハイの上にスプリンターで負け、手嶋さんは思うようにチーム運営できず、今泉くんも力が出し切れていない。・・・そんな中、一人2日目気を吐いてくれたのは鳴子君。先ず鏑木君が落ち、彼を助けに行った青八木さんが戦列を離れたことで、開始早々総北バラバラ・・・。箱学と京都伏見が抜けだした隙を鳴子君は見逃さず、今泉君の指令を無視して追いかける。4期はここから一人、鳴子君の長~い戦いでした。落ちたメンバーで残された今泉君、坂道、そして手嶋さん、その判断で今泉君が手嶋さんを突っぱね、雰囲気も最悪に・・・。でも坂道が気づいた=「青八木さんと鏑木君が戻ってくる(むしろ、自分たちが落ちたことで拾っていける)」。その気づき一つで戻ってきた2人と合流、一気にやる気が出てきました!最終的には必死にTOPグループを抑え込んだ鳴子君の頑張りが効いて、2日目総合優勝のところに今泉君を送り組むことに成功―――でも結局京都伏見の御堂筋君に優勝を取られます。落ち込むチーム総北。でもそこにさりげなく見守って力を注いでくれたのは、昨年の3年生。そして坂道ももっとも会いたかった巻島さんに再会したことで、元気をもらい、3日目はそれぞれ何かを吹っ切って、スタートした―――というところまででした。
いや、相変わらずハラハラしますね!まさに息をのむ展開です。結構運動部の漫画って、主人公が1年生で入ってきて活躍して、そのままストーリー終了、という作品が結構あるんですが、2年生になった後も連載してくれているのって嬉しいですね。(あとは『ダイヤのA』くらい) 2年生って間に挟まれているんで、実は一番気を遣う学年なんですよ。部活やっていてつくづく思う。3年生はもうゴールが見えているので、自分たちがどうすればいいかわかっているから、2年生が一番大変だと思います。総北もそういう意味では今泉君が一番「2年生」のプレッシャー受けていましたね。なかなか活躍が身を結ばない(ノД`)・゜・。 3日目で彼の活躍が見たいですね。総合優勝とか。…でもそれ以上に活躍が欲しいのは主人公。今期は特に箱学やら京都伏見の回想シーンが多かったこともあって、坂道の声をあまり聞いていない気がする。重要なシーンで重要なこと話してくれるので、存在感はそれなりにあった気はするんですが。
今現在連載は3日目をまだ掲載中らしいので、アニメ化するとなるとまたしばらく時間が開きそうですね。弱ペダはいつも原作溜まるとアニメ化してくれるので(ソーマと同じくらい)期待しているんですが、今期の最終回が1期目からの名場面が回想で流れてちょっと不安(。-`ω-) いや、是非続き放送して欲しいです!
『鹿楓堂よついろ日和』:こちらも漫画原作のアニメ化。
都会の中にひっそりと存在する竹藪の中にある純和風喫茶『鹿楓堂』。ここには4人の青年がそれぞれスイーツ作成・調理・接客・飲物提供を担当しながら、美味しい品々を提供し、ひそかに人気を集めている。そこに様々な悩みやトラブルを抱えた人たちが来客し、彼らのサービスに心癒されて帰っていく―――というストーリーでした。
いや~美味しそうでした いえ、仕事が終わって疲れて帰宅。手早く夕飯作って片づけ&入浴した後、どうにも糖分を欲求するこの時間に、丁度ぴったりと放送されるので、なんか甘味への欲望が抑えられなくなる!!(笑) しかも製作スタッフさんの気合が入りまくっているのか、和菓子が見事に綺麗なんですよ。抹茶あんみつとかでも、きな粉の上から黒蜜かけた時に、黒蜜にきな粉が張り付きながら、滴り落ちていくのとかw シフォンケーキのふわふわ感とか、「これ絶対実際食べに行って、資料撮りまくって、それを題材にしているはず!」と毎回思いましたもん。しかも、甘味以外にさりげな~く「天丼」とかご飯ものとかまで出てくるので、「飯&菓子テロ」ですね。
ストーリーは1話完結のハートフルストーリーでしたので、安心してみることができましたけれど、逆に「甘味欲」が止められない番組でした(笑)
ここまで食べ物一つに気合が入った作品は滅多にお目にかかれませぬ。『食戟のソーマ』みたいだと、あまりにも高級食材とか、奇想天外な料理が出てくるので、あんまりお腹で想像できないんですが、こっちはもうバッチリ!
2期目もあったら見たいですが、できれば「甘味テロ」が起きない時間に見たいですw
『一人之下2』:中国のWeb漫画原作で、中国スタジオがアニメ化。以前放送した1期目の続きいた。
異人という能力を持つ主人公:張楚嵐が、その力を狙う全性という組織から狙われるが、馮宝宝という女性に助けられる。彼女は全生の敵対組織にある速達というところのバイトで、張楚嵐もこれに加わる。
やがて天師の力の継承権を選ぶ羅天大醮という大会が開催され、祖父が天師であったという話を聞いた張楚嵐は真相を掴むため大会に出場する。様々な強敵を倒し、優勝する張楚嵐だったが、実際に天師の力を見て、自分には関係ないものと判断し、継承を拒否。その一方で全性が攻撃を仕掛け、老天師たちの命が狙われ、双方に多大な犠牲が生じるのだった―――というストーリーでした。
1期目からそんなに時間は開いていなかったはずなんですが、思い出すまでに時間がかかった^^;
後、2期目はいわゆる能力者同士の戦いがメインだったんですが、主人公なのに、どうにも卑怯な手で勝ち上がるあたりがなんか納得いかない(戦う相手を事前に襲っておき、試合当日戦闘不能で不戦勝にする、など)・・・。「勝っちゃえばこっちのものv」というところで、多分普通のアニメだと「そういう主人公にいつかお灸が据わる」展開になるんですが、(例えば『BORUTO』みたいに、禁じられている科学忍術を使って優勝し、結局見つかって剥奪される)こっちはそういうの無し(苦笑) どんな手を使っても「勝ったものが正義!」らしいです。「お国柄」というとそれまでかな。。。
まだ続きがありそうですが、話がだんだんややこしくなってきたので、この先は負えないかもしれぬ(--;)


春アニメ最終回⑥

2018年06月25日 21時44分54秒 | アニメ
暑いです・・・あまりにも暑かったので「ジェラート・コーン・カフェ」を作って食すかもしたです。
・少し濃いめのコーヒーを作る
・バニラアイスにかける
・出来上がり
たったこれだけで美味しいデザートが作れるのはありがたい。
サッカーも熱く、気温も暑い日にはぴったりですv

そして最終回も熱い。
『ニル・アドミラリの天秤』:大元はゲーム(しかもR17)原案のオトメイトアニメです。
本に宿る「稀モノ」という存在によって読んだ人が自傷行為に及ぶ危険な書籍があり、それを見つける能力を持つ子爵の娘:久世ツグミが管理局に推薦される。彼女は弟を稀モノによって命の危険に晒されたため、進んで仕事を引き受ける。
最初は稀モノを見つけ、操られた人を救うところからのスタートでしたが、次第にその稀モノを収集しているという四木沼という資産家の元に行きつく。彼は稀モノを研究し、それを悪用する百舌山教授をかくまっていた。稀モノの証拠が見つからないまま、ツグミは稀モノが見えることを知った四木沼によって拉致される。窮地のところを管理局の面々によって救い出されたが、結局稀モノを生み出す犯人が見つからないまま事件は終局したかと思われた。だが実は管理局の人間で久世家の書生だった隠が、自分の呪われた半生を昇華するために書き綴った本が稀モノだったことが判明。ツグミと弟は稀モノ自体に取りつかれた隠に共に殺されかけたところを管理局によって救われる。ようやく本当の終焉を迎えたが、ツグミはその後も管理局で働くことを決意するのだった―――というストーリーでした。
一応オトメイトなので、恋愛要素も入ってくるのかと思いきや、思いのほかなかったですね。隼人は実はツグミの許嫁でしたが、最終回までツグミは隼人からの想いに全然気づかなかったですし。むしろ隠さんの壊れた時の緑川さんの演技の凄さが圧巻でした。丸く収まってめでたしめでたしです。
『あまんちゅ!あどばんす』:静岡の高校一年生、ペコこと大木 双葉と、ピカリこと小日向光の二人を中心に、ダイビング部の面々と高校生活やダイビングを通した日常を描いたファンタジー作品でした。
1期目はペコがダイビングを始め、ダイビングの面白さや引っ込み思案だったペコを、明るいピカリがリードして、楽しみを見つけていく…という感じでしたが、2期目の今回はダイビングがオフシーズンになって、学校生活が中心でしたね。しかも夢の世界やファンタジー色が結構強い。元々天野先生の作品は、半現実半ファンタジーな作品が多いので、ARIAのころから見ている人であれば、そんなに違和感なかったかもです。
ともかく、ストーリーがみんな優しい。ゆったりまったり温かい。何気ない普通の生活の中で見過ごしてしまうことであっても、如何にその存在が大事か、というのを教えてくれますね。1期目はピカリがよく教えてくれましたが、2期目はペコ自ら見つけられるようになって、あんなに引っ込み思案だったペコが自分の足でどんどん前に歩き出してきたので、そこが嬉しかったです。やっぱり友達って大事だね!そして何気ない日常に感謝です(-人-)
『Caligula』:これもゲーム原作のアニメ化でした。
主人公の式島 律は哲学や心理学を愛好する、少し変わった高校生。ある日突然目の前の生徒が怪物化し、慌てて逃げるが、見えているものと見えていないものがいることが判る。次第に同じような仲間が集まり、律たちは二次元アイドルのμにより「自分が幸せになれる理想の世界」に召喚されたことを知る。しかし、苦悩があっても元の世界に戻りたい仲間たちと、μの世界を支持する者たちが戦うことになっていく。μは自分御力が足りないのではと危惧し、更に力を暴走させ、戦いは激化する。その中で、律だけは元の世界に戻る道を知っており、自分だけが元の世界に戻ってくる。・・・実は律は既に社会人でプログラマー。自分が開発したμと話している間にμによって律が満たされていると思い込んだμが暴走を開始。だが現実世界に戻ってもやり直しを決意した律はμの世界に再び戻り、μを説得。最終的にはμを破壊。皆元の世界に戻って、悔いたものをやり直そうと踏み出していた―――というストーリーでした。
最近見られる「実は主人公が黒幕(というか原因)」という作品のある意味王道ストーリーでしたね。ゲームは楽士(μ一派)になるか、帰宅部(元の世界に帰る)になるか、自由選択できるらしいですが、こちらはアニメオリジナルの主人公で、脚本もほぼオリジナルに近いかもしれません。
自分の想い通りになる世界、と言っても結局各自が自分のエゴだけを通そうとしたら、無理がかかると思うんですけどね。美笛みたいに「家族が太っていて嫌」⇒「食べなくなる」⇒「栄養失調」で逆にまた心配の種ができる。でもミューは「痩せることが幸せ」なので、家族に食べさせない、という両極端な回答しか出せない(そこがやっぱりAI)。みんながまんべんなく「幸せ」になるには、ある程度「落としどころ」が必要になってくるんですけれど、それはできない。所詮はプログラム。その矛盾に気づけた帰宅部は、一つ成長できた感じです。「後悔」=学習なんですよ。とっても大事です。
『食戟のソーマ 餐ノ皿』:原作が溜まってくるとアニメで続きを放送してくれる(笑)同じに料理バトル漫画のアニメ化3期目です。
今期は前回えりなの父親:薊が遠月学園の総帥となって、進級試験で創真たち反逆者を退学に追い込もうとする。そんな中、薊の娘のえりなも遂に父親に反旗を翻し、更に創真たちへの理解者も集まって、進級試験での試験官の不正行為も乗り越え、今の十傑とその座をかけた食戟団体戦に挑む。そして1回戦目は創真たちチームが完勝する―――というところまででした。
今回の見どころは、やっぱり「反逆のえりな様」でしょうか。あれだけ創真たちへの上から目線が、一気になくなりましたからね。確かに完ぺき(舌が)で、お嬢様ですから、みんな気遣って当然、他者はみんな足元にいるのが普通だったと思いますが、ここにきて一気に「その考え方が間違い」ということに気が付きました。 多分創真だけでなく、極星寮の面々が弱者となったえりなに対しても、全く普通に相手をしてくれたからでしょうね。しかもあれだけ料理を貶しても、むしろ「納得させるまで作るから!」とやる気になったところが、温室育ちと路地育ち(笑)とは全然違う。打たれ強さを学べましたね。恵ちゃんもですが、すごく強くなった。打たれ強さは探求心にもつながるんですよ。どうしなきゃいけないか、考えるから。創真にとっては当たり前のことなんですけれどね。それが小さい時から続いているか、それともここにきてから開眼したかの違いだけなんですけれど。
この作品で何気に食材の豆知識もいただいていたんですけれど、流石に今回の『熊肉』とかは縁がなさそうな(苦笑) でも最近解説役に徹してくれているアリスちゃんのおかげで、いろいろ勉強になりました。4期目も楽しみです!
(…そして、いつか『マツコの知らない世界』で『マンガ飯の世界』で登場する方に、是非作ってもらいたいv)
『デビルズライン』:青年漫画原作のアニメ化でした。
ヒロインの大学院生の平つかさは、同じゼミの秋村に告白されたところ、実は彼は吸血鬼であり衝動から司に襲い掛かろうとしていたところを安斎結貴に助けられる。安斎は警視庁公安五課F班の巡査だが、彼自身もハーフの吸血鬼だった。吸血鬼は性欲と共に吸血衝動が抑えられなくなるため、人間との恋愛はほぼ不可能であったが、そんな中にもかかわらずお互いに献身を重ねる二人は自然と惹かれ合う。やがて少しずつ吸血することで衝動を軽減できるという安斎と同じハーフの李ハンスや、安斎と同じ席を持つF班の面々と行動を共にすることで、徐々に吸血鬼を理解し、安斎のために自分の血を提供しようとする。その一方で吸血鬼の完全排除を目論むCCCのメンバーが安斎を襲う。彼らとの戦いの中、鬼専門の医師:加納昭雄から吸血本能を抑える訓練を伝えられ、つかさの協力を得て訓練を開始する安斎とF班の前に、CCCのメンバーであり公安の菊原 桐郎がF班の壊滅を目的にF班が誘い出される。度重なる命令違反をしてきた安斎は待機を命じられるも、仲間の危機に駆け付け窮地を救うも狙撃される。ハンスに願い出てつかさは約束を反故してでも自分の血を与えて安斎を救命。結果F班は解散、安斎は隔離され、司とをはじめ人間との接触を禁じられる―――というストーリーでした。
一昨日も呟いていましたが、今期一番ハラハラしながら見ていました!なんでしょうね、この心は近づいているのに、身体は近づいてはいけない、この距離感というか切ない感が!!つかさちゃんはホンマにいい子です(T0T) そして徐々に心を開いていく安斎さんもたまらん(*´Д`)ハァハァ 「吸血鬼」というジャンルは特に女性から人気が出やすい設定ですが、大体みんな遠慮なく吸ってます(笑)よね。でもこっちは吸ってはいけない、でも触れたい、という理性と勘定の狭間がたまらなく切ないのですよ(ノД`)・゜・。
原作はまだ連載中ですし、最後はどう決着をつけるのかと思ったら、まさかの「隔離」。え~~~~~~!!って大声出しそうになりましたが、最後の最後で吸血鬼と一緒に生きる方法を研究するつかさちゃんの前に、安斎さんが戻って来てくれているのを見て、ちょっとホッとしましたv
でも流石に話されてからEDあってすぐに再会、というのが「やっぱりアニメ設定だよな・・・」というのが否めなくて、なんか物足りない・・・(--;)
できれば2期やって欲しいなぁ~。ちゃんと納得いく形の結末で。原作が終了してからでもいいので、是非見たいと願っております!!(>人<)



Vamp!Ⅳ第9話UPしました。

2018年06月24日 18時43分12秒 | ノベルズ
日曜恒例(?)、SSの方を更新いたしました。いつものごとくサラリと読み流していただけますと嬉しい限りです(-人-)いよいよ大きく動き始めております。というか、カガリさん自身より、カガリさんがいないとㇸたれっぱなしのザラさんが干からびそうです 
以前お友達とツイッターで、「カガリさんがいないと、メンタル面の栄養補給ができない准将」の話で大笑いしたことがあったんですが、今回はまさにそれですね。笑えないですが。
早く栄養補給して、すくすくと育ってくれ―――と言いながら、いよいよもって急展開。
どうなるかは、次回をお楽しみに(?)

さて、ここしばらく春アニメの最終回が舞い込んできて、今夜は『デビルズライン』が最終回。
奇遇にも吸血鬼話なので見ているんですが、切ない系の話には涙腺が弱い(ノД`)・゜・。
ATXの人はもう最終回見ているんですよね。最後どうなるんだろう…あの二人。
できれば結ばれて晴れて幸せになって欲しいんですが・・・とりあえずあの公安どもを何とかしてほしい(苦笑)
ハラハラしながら今夜を待ちます。

え?サッカー?…そっちも見れたら見たいですが、多分後半は無理かな。明日仕事やし。
前半見れたら応援します。