うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

秋アニメ最終回⑦&今年もお世話になりました<(_ _)>

2018年12月31日 19時29分19秒 | アニメ
ご存知の通り、大みそかってやつです。一応おせちは詰めましたが、やってることは普段を変わりない年末です。
あので普段通り、感想をちょろっと。
『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』:ラノベ原作のアニメ化でした。
いわゆる「百年戦争」を題材に、ジャンヌ・ダルクと彼女に傾倒したジル・ド・レことモンモランシをモデルに活躍を描いた作品でした。
主人公のモンモランシは地方貴族の息子で騎士養成学校にいたが、アザンクールの戦いで何もできなかった己に何気力を失い、錬金術に没頭するようになる。そこで妖精の「アスタロト」と出会い、エリクシルの生成に成功する。祖父から逃げて放蕩の最中にジャンヌと出会う。その際、敵の傭兵に見つかったことでジャンヌが切られて瀕死の重傷となった際、彼女を救うために賢者の石とエリクシルを与え、ジャンヌはユリスとして目覚める。驚異的な戦闘力を持つ彼女だったが、ユリスになってしまい異端者として追われる存在になったジャンヌを救うため、モンモランシはジャンヌを救国の乙女として世に喧伝し、救世主として戦争を終わらせることで彼女を生かそうと画策する。それを世に認めさせるため、ジャンヌをシャルロットに謁見させることを目的として、村で出会った女傭兵隊長のラ・イルと共にシャルロットが居る亡命政府の拠点・シノンを目指す。
シノンではラ・トレムイユの謀略により捕らえられ、モンモランシは地下牢で同じく捕らえられたリッシュモンと再会する。ラ・イルにより救出され、シャルロットやフィリップとも再会する。シャルロットとジャンヌの間には強い信頼関係が築かれ、モンモランシの目論見は成功したが、リッシュモンとフィリップを協力させることは果たせなかった。しかもフィリップの方は知らずに自分からエリクシルを採取され、自分達の敵として登場している事をまた知らない。ジャンヌを救世主と信じる平民たちで編成された乙女義勇軍と共に、イングランドに包囲されているオルレアンに向かう。そしてジャンヌと共に戦い、しかも半部にした賢者の石を飲み込みユリスとなり風を操る力を手にし、ノワールとグラスデールからジャンヌを守り戦いに勝利したが、突如空に現れた闇に取り込まれ、モンモランシが魔物化してしまい、味方の軍に襲い掛かる。そしてアスタロトを痛めつけるなど、完全に自我を失ってしまったが、一瞬だけ正気に戻り自分を殺してくれと大声を放ったがエンリルによりジャンヌが人心を惑わす魔女として火炙りの刑に処されているという未来を見せられ、心を閉じしてしまいエンリルの支配を許してしまう。だがモンモランシの記憶の中に潜ってきたジャンヌが必死に呼びかけてくれた事で、正気を取り戻し自分の中からエンリルを追い出し、ジャンヌと共にエンリルを排除することに成功。そしてフランスはノルマンディを奪還。シャルロットは正式の女王となり、モンモランシはフランス軍参謀としての地位を得た―――というストーリーでした。
ジャンヌ・ダルクや百年戦争は、結構題材にされて映画なんかも何本もありますので、詳しい史実に沿った話はそちらに任せるとして。
あくまでこちらは大河というよりファンタジーメインだった気がします。後はロリ好き向けかな(笑) 正直ジル・ド・レはあまり人間的には好きになれない(BLだったり、何百人と少年を惨殺したりしてますし、結局処刑されていますけど)のですが、もし、この作品のモンモランシのような、純粋に友人たちを救い出したい、という心の持ち主だったら、後にあんな残虐非道な行為はしなかったでしょうね。ジルが一番活き活きとしていたのはジャンヌと共に戦っていた時なので、その時はきっと救国のために純粋な気持ちでいたのかも。
世界史は好きではないんですが、きっとこの作品を見て、リアル百年戦争に興味を持った方もいると思いますので、こういう切り口から興味を持って行くのは良いことだと思います。まぁ、登場人物がみんな女性キャラになっているので(フィリップ3世とか)、現実とは違ってモンモランシハーレムvな状態ですが(笑) 
リアルのジルも錬金術にハマっていたようですけど、彼は本当に何を求めて錬金術を行っていたのか・・・また伝記でも読んでみようかと思います。
『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』:こちらはサンライズ政策のオリジナルアニメでした。
都市国家リスヴァレッタでは、危険な薬物「アンセム」が出回り、それを取り締まる専門捜査機関SEVEN-O(セブンオー)特殊犯捜査係が対応に当たっていた。ヒーローに憧れる若い警官キリル・ヴルーベリは、非番の日に大家からの託を言いつかり、その際アンセム絡みの事件に巻き込まれるが、その時SEVEN-Oのダグラス・ビリンガムと即興でコンビを組んで事件を解決。それを見込まれSEVEN-Oに配属され、ダグと「ダブルデッカー」を組むこととなる。アンセム絡みの事件を追う中で、「エスペランサ」という組織がアンセムの売買に関わっていることが明らかになる。そんな中、キリルはリスヴァレッタの最高機関である軍部長官:ブライアン・クーパーからの引き抜きを受ける。戸惑いつつも嬉しさを隠せないキリルだったが、実はアンセムのオーバードライブを防ぐ抗体を持つ「ニカイ」の出身であったキリルの血液を得ることがクーパーの目的だった。そしてクーパーこそが「エスペランサ」のボスであり、それを追っている最中にユリが殉職。自分のせいで仲間が不幸になると思い込んだキリルは一人クーパーの下へ向かう。彼が招かれた真実を知ったとき、窮地を救いにダグが現れるが、形勢逆転と思われたとき、キリルの兄がクーパーに捕らえられてしまう。人質を撮られたダグとキリルだったが、ダグの幾つものトラップによりキリルは無事クーパーの手から救われる。クーパーは死んだと思われていた仲間のザベルに殺され、事件は幕を閉じた。キリルの軍への移籍話はなくなり、またユリも実はオリジナルは存命であったことが判明。再びSEVEN-Oはアンセム取り締まりに活躍する―――というストーリーでした。
最初から『タイバニ』のスタッフが作ると明言していただけあって、ほぼ『タイバニ』な感じでした(笑)今回はドジな役が若手でクールな役が上司でしたけれど。でも正直やっぱり『タイバニ』に比べると、ギャグが狙い過ぎていてシリアスな部分も無理矢理そっちに持って行こうという感じでしたので、イマイチハマり切れない感じでした。やっぱり平田さんの演技力もあったんだろうな~。おじさんこと虎徹さんのドジっぷりと相対する経験値を兼ね備えたキャラは、案外難しい演技だと思います。キリルは一生懸命なんだけどそれがギャグでしかない、というのはやっぱり愛すべき虎徹さんと違いますね。ダグはクールなのはバニーと同じなんですが、上司なんだから冷静で当たり前、というポジションでもありますし、「タイバニ」の組み合わせをひっくり返したんだけど、やっぱり「タイバニ」コンビの方がいいなぁ・・・
ストーリーは一本筋が通ってて、そこはぶれなかったので面白かったと思います。2期は・・・やるのかな?微妙な感じで終わっていますが、この後の反響次第という感じですね。

さて、後深夜に『ペルソナ5』の続きがありました。
前回蓮が全ての罪を背負って自殺したように見せかけたところからのスタートでしたが、全ては黒幕である獅童 正義と、その息子の明智の仕組んだ罠。獅童がかつて電車内で痴漢を働き、それを見た蓮に罪を着せたことが元々の始まりでした。そして明智が蓮を殺したと思ったものの、実はすべては怪盗団チームが、最初から明智を不審に思い悪に罠を張っていたこと、そして見事に明智はそれに引っかかったことが判明。騙された明智でしたが、怪盗団にしてやられた上に獅童からも見放され、結局パレス内で死亡。最後に獅童を追い詰め、お宝を盗むことに成功、そして改心させた―――かに見えたが、民衆は獅童を支持し、改心は失敗してしまう―――というストーリーでした。
ネタバレは知っていたので、最後の決着をどう持って行くのか、どう完結させるのか、と思っていたら、まさかの失敗&「続きは3月に!」・・・まだ延びるのかΣ( ̄口 ̄|||)
ゲームやっているとバトルに真剣になって、ストーリーがおざなりになりがち(かもしたの場合)なんですが、幾つも張った伏線が予想をはるかに超える形でクリアされていて、面白かったです。今回のスペシャルで完結しなかったのは、ちょっとスッキリ感が足りないんですが、また3月でどんなミッションを繰り広げてくれるのか、楽しみが増えたので期待して待ちたいと思います。

***

さて、今年ももう終わりですね。
今年のかもしたは「介護に始まり介護に終わった」感じです。
今日ササッと大掃除したんですが、あんまり埃が積もっていなくて、ヘルパーさんが凄い一生懸命やってくれていたことをしみじみと感じました。ヘルパーさんってすげー!感謝です(-人-)
来年はどんな一年になることやら。
多分まだアスカガでちまちまやっていると思います。
よろしければまた遊びに来てみてください。

それでは今年もお付き合いありがとうございました<(_ _)>

「よいお年を!(^^ゞ」

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総士誕生会&秋アニメ最終回⑥

2018年12月30日 14時06分27秒 | アニメ
いつもこの時期ですと、冒頭「今日は冬コミに行ってきました!」―――とくるところなのですが・・・
えぇ、風邪ひきました・・・orz
いえ、先週の中頃から、どうにもお腹がチクチク針で刺されるような痛みがあったんで、「あ~流行性の胃腸炎きたな~(--;)」と思ってはいたんですよ。でも何とか仕事だけは納めて、「さぁ、明日から時間できるぜ!(≧▽≦)」と思っていたら、気を緩め過ぎたのか、昨日から38度台の熱発症(==;)
介護と仕事と家事で結構ストレスたまっていたんでしょうね。折角差し入れの準備もしていたんですが、今回は欠席しました。
でも何とか熱を下げて、夕方の『ファフナーイベント』には行きたいな~と、必死に解熱剤と冷却&体は保温図ったら、何とか午後に36℃台までったので、行ってきたんですよ(笑) だって折角チケット当選したし。
会場は壁一面がファフナーだった。無論総士だった(今日の主役だし)
頭半分ぼーっとしながら参加したんですが、のっけからいきなり「Anjela」さんの生ライブで大盛り上がりさ!
そして石井さん&喜安さん&まりかちゃん登場で、もはやこの人たちの会話はコント(笑)生喜安さんは見たことあったんですが、生まりかは初めてだったので「まりか、かわええ~(*´Д`)ハァハァ」と思いながら見てました(笑) 
てか、石井さんの「総士!」は萌える。真矢ちゃんやカノンちゃんには絶対あの声では叫ばない。やっぱり総士君限定だな。喜安さんは総士じゃ真面目で融通きかない頑固もの(笑)でしたけど、小総士君じゃ結構無邪気で可愛いw 同じ人物がスモールサイズになった(生まれ変わりですけど)けど、性格結構違いますね。「BEYOND」早く見たいっすよ!
そして「ワルシャワ野郎なビール」が飲みたい(笑)
ちなみにかもしたは無印の時はまだそこまでファフナーハマっていなかったんですが、EXODUSになって結構のめりこみました。女の子じゃ基本カノンちゃんが好きですが、まりな・・・もとい、真矢ちゃんも好きですよ。カノンちゃんが好きだとNCP好きとしては男子は一騎さん好きですが、単品だったら総士好き。ただ中々アスカガみたいにしっくりぴったりくる感じはなくって、全体的にまんべんなく好きなんだなw 
とりあえず冲方さんの脚本が「めでたしめでたし」というのが殆どないので、なんとなく悲劇な方向に進みがちなんですけど、BEYONDでは少しでも払しょくして欲しいなぁ~。

さて、それに加えてアニメも最終回ガッツリ来てますので、さらっと最終回感想を。

『叛逆性ミリオンアーサー』:オンラインゲームのアニメ化でした。
聖剣:エクスカリバーを引いたものは王の器。引き抜いたものは「アーサー」と呼ばれ強大な力をものにできた。
ところがこのエクスカリバーは一本ではなく、あちこちで引き抜かれたその本数はざっと100万本。そのため「我こそアーサー」を名乗って政権を握ろうとしだしたため、歴史が歪み始めていた。それを修正すべく、団長・鉄拳・山猫・閣下・錬金・流浪と呼ばれる六人のアーサーは、ブリテンへと降り立った。そして100本のエクスカリバーを折りまくる戦いへ挑む。地道に本数を重ねること、残り99万9900本(位)。ここのまま頑張っても最後まで降り続けるのに数百年かかることとなり、団員みんなが辟易する中、円卓の騎士と呼ばれる4人のアーサーが、残りのアーサー99万9900人(位)を全員集めて、6人のエクスカリバー狩りを一気に殲滅することを画策。流石のメンバーも絶体絶命の中、団長は自分を犠牲にしてでも他の5人を逃すことを決意。しかし団員一同、考えることは同じで、6人は結束して残りのアーサーたちを倒しにかかる。しかし流石に数で押し入る敵に窮地に陥る団員たち。しかしそこに謎の強大な力を誇る少女が登場。一気に敵を殲滅させた。彼女は団員を弱者と言い残し去っていった。果たして敵か味方か?この先に待つ困難を自覚した団員達だった―――というストーリーでした。
ゲームはシリーズがいくつか出ているようなので、多分この続きはゲームで追えるのかもしれません。でもとっても気になる終わり方だったので、もしかしたらアニメ2期目があるかもしれませんね。
いずれにしても、各話全然深刻じゃなく、殆どギャグ展開なので、一話見逃しても特に問題なく楽しめました。シリアスだったのは最終回くらいです(笑) キャラも可愛い&かっこいいし、続編あったら多分見ます。
『メルクストーリア』:こちらもゲームのアニメ化でした。シリーズ化しているゲーム第1作目をアニメ化したようです。
主人公のユウはモンスターの心を癒す「癒術士」の力を持つが、癒術士だった父親が行方不明になったことで、モンスターを極端に怖がる少年だった。そんなユウに父から贈られたのは小瓶、そこにはメルクという少女がいた。ユウと出会うまでの記憶が一切ないメルクは、自分が何者であるのかを知りたいといい、そんなメルクの願いもあって、ユウはメルクと共に旅に出ることとなる。旅の中で最初は消極的だったものの、ユウは徐々にモンスターや色々な国の人たちと知り合い、事件を解決していくことで、自分の意志で癒術士の力を体得していく。
長い旅の末、メルクと共に街に戻ってユウ。結局メルクが何者なのかは分からないままだったが、今度はユウが自分の意志でメルクと共に再び旅に出る決意をした―――というストーリーでした。
幾つかの国を回りながら、出会った人やモンスターたちとの触れ合いを通して、成長していく物語でしたが、各話ともホンワカと心が温かくなる話でしたね。何故こんな番組を夜中に放送しているのかが不思議。ゴールデンタイムでお子さん方にも見てもらったほうがいいと思うんですけど・・・。特にお気に入りは「死んだ人の国」の話かな。いつまでも死者を忘れられず、ずっとそこにばかり立ち止まっていると、見えなくなるものがいっぱいあるんですね。でも忘れるんじゃなく、大事に心に残しながら、これからの出会いを重ねていくことも大事なこと。うん、温かい。とりあえずカボチャ(子安さん)が今も元気にしているようなので安心しました(笑)
一話ごと、とっても道徳的な要素が含まれているので、これは親子で見て欲しい番組でした。きっと家族がもっと大事になります。
『やがて君になる』:こちらは漫画原作のアニメ化でした。
遠見東高校の1年生・小糸侑は、誰かを特別に思う気持ちが理解できない、という悩みを抱えていた。1学期のある日、侑は生徒会役員の七海燈子と知り合う。侑は、燈子が多くの生徒から告白され、そのいずれにも心を動かされたことがないと知り、彼女に悩みを打ち明ける。しかし、直後、侑は燈子から告白される。侑は燈子の告白に戸惑うが、その後、燈子を助けたいという思いを抱くようになり、生徒会に加わる。
一方、代替わりした生徒会で会長に就任した燈子は、侑を含めた生徒会役員に対し、文化祭で生徒会による劇を行うことを提案する。生徒会による劇は、かつて燈子の姉も実施しようとしていたが、その途上で夭折していた。燈子の提案を受けて、侑は作家志望の友人・叶こよみに脚本の執筆を依頼する。
夏休み、生徒会役員はこよみの脚本を基に演劇合宿を行う。合宿中、燈子は、演技指導として招かれていた生徒会OBから「君は姉とは似ていない」と言われる。姉と死別して以来、姉の人生をなぞろうと努めてきた燈子は、OBの言葉に動揺する。侑は、姉の代わりであろうとする燈子を変えたいと思い、こよみと協力して脚本の修正に取り組む。
夏休みの残り僅かとなり、複雑な心境のまま姉の墓参りに行く燈子。そこに侑から誘いがかかる。喜んで出かける燈子と侑の向かった先は水族館。そこで誰もいない場所で侑は文化祭の演劇練習をしようとするが、セリフは突然エチュード:即興劇に変える。それは燈子に姉ではなく、燈子自身の考えを引き出そうとするものだった。そして侑は名もなきこの演劇の題名をひそかに思いつくのだった―――というストーリーでした。
GLですが、結構深層意識の深いところをついていたと思います。特に 燈子さんですが、彼女は亡くなった姉の代わりに自分が姉になろうとして努力を必死に重ねてきていましたけれど、結局それは「自分がない」ということですね。だから同じように「自分がない」侑の事を気に入ったわけです。でも完璧な燈子さんはじぶんでも気づいていたようですが、文化祭が終わったらそこから先に自分に何もない。何せ自分=姉に様にしなきゃいけない、でしたけど、その姉は高校3年生で亡くなっている・・・つまりはそこから先は、燈子さん自身がオリジナルの人生を歩んで行かなければならない。でもあくまで「姉になるために、姉の通ってきた筋道通り」にしか生きてこなかった燈子さんは、ここから先目標がなくなってしまいます。普通アイデンティティだって中学生ぐらいで獲得しますけど、燈子さんは全然獲得していない。完璧なのに人格は空っぽに等しい。多分侑が気づかせてくれなければ、そのギャップに崩壊していたでしょうね。だから「侑の事が好き」なことだけは「本当の自分」の意思。それを尊重して自分を見失わないようにしてくれた侑には感謝ですね。同じく侑もはっきりしない自分の感情が自覚できたことで、一つの「自分」を獲得できたと思います。
特に高校の思春期あたりって「自分が嫌い」になること多いんですよね。自己実現がうまく行かない、理想と現実のギャップで押しつぶされそうになりがちなので。友情・・・とは一風変わった付き合いですけれど、この二人が偶然出会ってくれたことで、二人とも自己獲得につながったのはよかったと思います。
ちなみにこの二人がLGBTか、と言えば、多分違うと思います。あくまで「隙間の埋め合い」と愛情が入り混じっている状態なので、自分を理解してくれる異性ができたら、普通に恋できると思います。微妙な思春期心理を振り返ってみて、懐かしく思う作品でした。ただできたら文化祭で劇をやり通すところまで放送して欲しかったな。それがちょっと残念。
『抱かれたい男1位に脅されています』:こちらも漫画原作のアニメ化。上がGLでこっちはBL。1時間間開けてGL&BLってすごい取り合わせだった・・・
「抱かれたい男ランキング」1位の座を5年連続で守り続けてきた芸歴20年のベテラン俳優・西條高人は、芸歴3年の新人俳優・東谷准太にその座を奪われ、連覇の悲願を絶たれる。東谷の主演作で共演することになった高人は内心いい感情を抱いていなかったが、ある撮影で高人は熱を出し、意識がなくなる。翌日、高人は准太宅のベッドで目を覚ます。准太はとにかく高人が好きであり、単なるファンではなく愛情を持っていること、高人抱きたいと言いだす。一度は拒絶した高人だったが、押しの強い准太に押し切られる形で2人は肉体関係を結び、両者は親密な間柄となっていく。しかし、高人が階段でよろけた時准太が支えてくれた瞬間(ただし、准太は後ろを向いていたため、誰だか特定されていない)を、週刊冬文にすっぱ抜かれ、熱愛報道として世間に広められる。決まっていたドラマまで降板を余儀なくされる高人は准太と別れる決意をする。一方准太は共演女性と噂になりつつあり、ますます高人は孤独に陥る。しかし、准太の熱愛がインタビューされた瞬間「高人を庇った相手が自分であること」を告白。更に共演女優は見事に准太との関係を否定し、准太だけでなく高人も「熱愛報道が嘘」であることを証明して見せた。
これで晴れて高人と准太は仲直りv 次回作として二人芝居へと取り組む。
そしてクリスマスは、何とか准太に喜ぶクリスマスを進めようとする高人だったが、准太がいなくなってしまい、懸命に彼を追い求める。実は捜索のために連れまわしていたタクシーの運転手が准太本人。いつも追いかけるばかりだった自分に対し、今度は高人が自分を追いかけ、キスしてくれるという最高のプレゼントをもらえたのだった―――というストーリーでした。
思いっきり清々しいほどBLです。「世界一初恋」とかはどちらかというと上の立場の人が押せ押せ!だったりしたんですが、こっちは下の立場から押せ押せ!(笑) いずれにしても「結論=男って、一途にまっすぐに圧されると、絆される(落ちる)」可能性高いんですね(※無論違う人もいますし、生理的に合う合わないありますが)。
なので、恋する皆さんは是非一途に頑張って欲しいところですが、一歩間違えれば「ス〇ーカー」。やっぱり恋愛って駆け引き大事です(笑) 
そして夜中の番組(どのBLもそうですけど)の所為か、やってるところ(笑)を放送したのも、多分この作品が初めてじゃないか?(笑) ともかく言えることは「お幸せにv」
『色づく世界の明日から』:こちらはオリジナルアニメでした。
主人公の月白 瞳美は魔法使いの家系に生まれているが、自身は魔法を嫌っている。彼女は母親の件で心理的に色が見えない(モノトーンにしか見えない)ことでも悩んでるある日、祖母の琥珀に時間魔法で過去の2018年に送られてしまう。
60年前の世界に送られた瞳美は月白家に居候するとともに、南が丘高校に編入。彼女はそこで葵 唯翔と出会い、彼の絵だけが瞳美に色を見せてくれた。その美しさに瞳美はもう一度色を見たいと願うようになる。留学から戻ってきた自分と同い年の祖母:琥珀と共に写真美術部に入部した瞳美は、年相応の友情や恋愛事情を体験しつつ、特に唯翔への想いを深めていく。やがて琥珀の介添えもあり、魔法の訓練を行い、人を幸せにする魔法を知って少しずつ自分を認めていく瞳美だったが、彼女は時間をゆがめてきた存在のため、時空のゆがみが次第に彼女を飲み込んでいく。このままだと時の狭間に残されてしまうことを知った琥珀は、学園祭の夜、瞳美を元の世界に送り返すことを決める。
みんなの力を借りて時間魔法が始まったが、 唯翔が別れの言葉を継げ、瞳美が皆に言葉を返そうとした瞬間、 唯翔と瞳美が狭間に取り込まれてしまう。そこにはモノトーンになった瞳美が佇んでいた。 唯翔はモノトーンもいろんな色も、すべてが瞳美の持つ色であり、彼女に想いを告げ瞳美もそれに応える。その瞬間時間魔法が正常に発動し、瞳美は元の世界に帰る。そこは七色の光があふれた世界だった。実は時間魔法も琥珀の力ではなく、瞳美自身が持つ力だった。色づく世界を取り戻した瞳美は、明るさを取り戻し、自分らしく人生を歩み始める―――というストーリーでした。
一人の人間の成長物語でしたが、その中にも時を超えた友情やわだかまり、嫉妬や恋愛もあって、思春期ならではの心の移ろいが描かれていたと思います。「やがて君になる」のような根っこの部分への問題と違って、こちらはすでに自分というものがあるんですが、それを受け入れ難いとき、どうやって自分を認めていくか、というワンステップ先の問題かと。瞳美ちゃんにとって幸運だったのは、いい仲間に囲まれていたことでしょうね。素直に自分の気持ちをぶつけて、それをちゃんと受け止めてリターンしてくれる。「仲間」ってそういうものですね。察してちゃんとか自分ちゃんではなく。それがきちんと自分の養分になっていけたところが瞳美ちゃんの成長につながったと思います。ようやくこれで足元ばかり見ていないで、前に向けるようになりました。気づけば1話のころから瞳美ちゃんはしたばっかり向いていたのが、上を向けるようになってきていたので、こうした細かいところに心理描写が表れていたのもよかったと思います。60年前の仲間の思いが詰まっていた絵本・・・だから好きだったんでしょうね。素敵なストーリーでした。
『ゴブリンスレイヤー』:ラノベ原作のアニメ化でした。
幼いころ、目の前で姉のゴブリンに襲われ残虐な最期を目にした主人公は世界がどうなろうと「ゴブリンしか狩らない」という「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれ、日々ゴブリンだけを借り続けていた。
ある日、新人の冒険者たちが手っ取り早い経験値を上げるため、お手軽に倒せるからとゴブリン狩りに出かけるが、その残虐さと小賢しさを知らず、壊滅の危機に陥る。一人生き残ったプリーストの少女がゴブリンの餌食にされそうになった瞬間、ゴブリンスレイヤーが現れその場のゴブリンを全滅させる。ゴブリンだけとはいえ、詳しい戦術や対策、彼らの修正を熟知している彼に信頼を寄せ、やがてプリーストの少女はこのゴブリンスレイヤーとチームを組み、ゴブリンを借り続ける。さらにエルフとドワーフとリザードマンたちともパーティを組み、時に大きなダメージを受けながらも、依頼されたゴブリン退治を遂行する。
そんな中、彼が普段冒険に出ない間身を寄せている幼馴染の牛飼い少女の住まい近くに、大量のゴブリンの足跡を発見。彼女の家を襲撃するのはゴブリンロード率いる大軍団と予想したゴブリンスレイヤーは、一人でも協力者を集めるため冒険者ギルドで仲間を募る。最初は「ゴブリン相手」と見向きもしなかった冒険者たちだったが、普段の彼の働きをよく知る者たちから協力を申し出られ、更にギルドから報酬が約束され、冒険者たちはゴブリンスレイヤーの作戦通り、彼らを迎え撃つ。
予想通りのゴブリン襲撃に、冒険者たちは一致団結してこれを撃退。形勢不利と見たロードは一匹で逃走を図るも、それすら見越したゴブリンスレイヤーと隠し玉であったプリーストの攻撃に敗北。牧場と街は守られた。そしていつも孤独と思っていたゴブリンスレイヤーの周りには、いつの間にか頼りになる仲間に囲まれていたことに気付くのだった―――というストーリーでした。
とにかく最初に見た瞬間、思ったのは「エグイ・・・」の一言でした。
ゴブリンなんて聞くと、確かによくRPGでもスライムと並んで結構初期のレベル稼ぎに使われるモンスターだと思ったら大違い!単体で弱くても集団で頭脳戦で来られると、命の危機にかかわるだけでなく、人間の尊厳さえ奪われる、そんな非情な世界であることをまざまざと見せつけてくれました。多分これが「現実」ですね。「転スラ」じゃスライムとゴブリンが強いです(笑)が、あれとは全く違った意味で脅威です。
現実世界でも「なめてかかると恐ろしい目に合う」ということはたくさんありますが、つい慣れると&先入観で簡単に考えがちになるので、そうした現実への警鐘ともいえる作品でした。
むろんバトルが迫力ありましたし、アクションものとしても見ごたえありました。すごく面白かったです。そして実直にコツコツやり続けることは、周りからの信頼も厚くなる、という職人魂もリアルに通じることがよくわかりました。
最後にどうも2期目を匂わせてくれるような感じで書かれていましたので、2期目を楽しみに待ちたいと思います。

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秋アニメ最終回⑤

2018年12月27日 19時50分10秒 | アニメ
クリスマスでワインを頂きましたので、ホットワインを作っているかもしたです。
単純に赤ワインにシナモンとジンジャーとオレンジを加えてレンジでチンしただけの代物ですが、アルコールが適度に飛んでくれるので、結構飲み易くなります。結構温まります。家庭により加えるフレーバーは色々あるようですが、かもした家もありもので作っているだけなので、正しいホットワインではないんでしょうけれど、美味しければまぁいいか。
終わり良ければ総て良し、で秋アニメの最終回も大分大詰めです。
『東京喰種:re』:人気漫画原作のアニメ第2期目。re以前から含めれば4期目ですかね。今回で完結でした。
ロゼヴァルト討伐から半年、CCGは本格的にアオギリの樹の殲滅へ注力していた。アオギリの樹の本拠地・流島を突き止めたCCGは大規模な部隊を編成し、これらの殲滅を決行。0番隊・有馬特等らとともに本土のコクリアの警護を任された琲世は、自分自身が金木研であることを悟り、喰種の在り方について有馬と対峙。決戦となる。
有馬貴将との死闘を終え、彼の望みを聞き届けた金木研は、自らを「隻眼の王」と名乗り、トーカら喰種と有馬の遺志を継ぐ平子ら0番隊とともにコクリアを脱出する。一方、流島のアオギリ本拠はCCGによっては壊滅するが、秘密裏に調査を進めていた丸手特等により、CCGのトップ「和修家」の正体が喰種であったことが明らかになる。また、コクリア脱走に助力していたエトの隙をつき、一瞬で戦闘不能に追いやった旧多は、時を同じくコクリアから脱獄したドナートらピエロやVと結託し、和修本家一族を殺害する。
旧あんていく組、月山、アオギリの樹の残党を仲間に迎え入れたカネキは、喰種と人とが理解し合える世界をつくるための組織「黒山羊(ゴート)」を立ち上げる。
黒山羊結成からしばらくしたのち、旧多が立ち上げたオッガイによって喰種の多くが殲滅されてしまう。黒山羊も24区中腹に身をひそめるが、地上で捜査官に追い込まれた喰種を保護し、アヤトはカネキの命で24区深部の調査に赴く。不自由な生活の中トーカの妊娠が発覚してカネキと結婚し、ささやかな幸せをかみしめる。
自殺者の肉も入手できなくなり食料の確保が困難となったため、カネキが月山やニシキらと共に食糧確保のために「樹海」に赴いた矢先、黒山羊のアジトがオッガイとS3班に襲撃されてしまう。
目の前に立ちふさがる什造やオッガイたちと戦う金木だが、激戦の中で深刻なダメージを受けてしまう。動くこともできず追い詰められた金木は巨大なバケモノ「龍」となる。竜の出現により街は破壊され多くの犠牲者が出る中、これまで謎の喰種“スケアクロウ”として成り行きを見守っていた金木の親友、永近が金木を救うため動き出し、トーカは龍の中のカネキと見つけ出す。カネキも龍の中でリゼと再会。死してなおカネキの中で自分を憎むがごとく問いかけてくるリゼに対し、カネキは「喰種になったからこそ出会えた人や経験を得ることができたこと。リゼに感謝していること」を伝える。一方カネキを失った竜は落とし子を生み出し、喰種たちにも襲いかかる。竜の出す毒に抵抗力のあるカネキが核に向かう途中、首謀者の旧多と最後の対決―――これを粉砕し、龍の核を壊す。これにより東京はようやく復興が叶い、金木はトーカと子供や仲間たちに囲まれ、幸せな日々を得た―――というストーリーでした。
本編1作目の『東京喰種』から数えると結構な長編になった上に、登場キャラクターが多いこともあって、思い出すまでが結構大変(汗 更に陣営が細かく動くので、一体今誰が味方で敵なのか、脳内飛びそうになりました^^; ただ言わんとしていることは、金木でもハイセでも、彼が一貫してもっているのは、喰種への憎しみじゃなく「感謝」なんですよね。リゼから能力を受け取った(というより加藤が勝手に実験のために移植手術した)ことで、不幸な運命に振り回され、挙句「人間だったのに人間の敵」になってしまったことへの戸惑いは多かったですけど。ただ人間と喰種と両方の立場を知っていることで、「共生」という考え方は彼しかできなかったと思います。ハイセの立場であっても同じく。
穏やかで、決して自分から波風立てる人ではないけれど、自分の軸は絶対揺るがなかった。これは旧多でもなし得なかったことです。ブレないところがみんなの信頼を勝ち取ったところですね。人間・喰種関係なく。
力以上に精神の強さで今の世界を得られた。後大事なことは託して去っていった仲間の想いを忘れないことですね。カネキ君ならできると思います。きっと。
『CONCEPTION』:原案はギャルゲーでした。
主人公のイツキと幼馴染のマヒルはある日、異世界「グランパニア」に召喚される。イツキは「マレビト」と呼ばれ、この世界を滅ぼそうとするケガレから唯一対抗しうる力を持った存在と言われる。ケガレを倒さないと元の世界に戻れないため、その役目を引き受けるイツキだったが、汚れを倒すには巫女たちと愛好の儀というものを交わして「星の子」を産んでもらい、その子に戦ってもらうしか手段はないという。かくしてイツキは12人の巫女たちに愛好の儀をしてもらうべく、彼女たちの心を何とか勝ち取っていく。しかし12体のケガレを倒したところで、なんと13体目が出現。記録にない13人目の巫女を見つけ出し愛好の儀をかわすも、13体目を倒すにはイツキ自身を生贄にするしかないことが発覚。覚悟を決めるイツキだが、マヒル達巫女は大反対。よって星の子、巫女、マレビトが一致団結し、心を一つにすることでようやくケガレを封印することに成功。イツキとマヒルは元の世界に戻るが、一緒にいることを願った巫女と星の子たち、お目付け役のマナまでが現代に一緒に来てしまい、人間界で皆暮らすこととなった―――というストーリーでした。
ゲームではどうかわかりませんが、アニメの方じゃ主たる目的は「ケガレと戦う」のではなく「巫女を落とす」ことがメインなので、殆ど戦ってません(最終回以外)。しかもマナのセリフがほぼ18禁なので、深夜アニメであってもかなーり危険の香りが漂っていました(笑:無論、そのシーンは見せていませんが) 星の子ちゃんたちの活躍がほぼなかったはずなのに、最終回では全員が命を犠牲にして封印するシーンで思わず涙が(ノД`)・゜・。 ・・・まぁ結局生きていたんですけれど^^; ギャルゲーやる人は是非イツキくんを見習えば、きっと詩織(ときメモ)も落とせる―――・・・はず(笑:詩織は難易度めっちゃ高いぞ!)
『中間管理録トネガワ』:青年コミックのアニメ化です。『カイジ』のスピンオフで今度は帝愛グループ側から見た作品、と言ったほうがわかりやすいかな。
消費者金融を主体とする日本最大級のコンツェルン、帝愛グループの兵藤会長の退屈を紛らわす余興を企画するため、最高幹部の利根川は部下の11人の黒服を集め「チーム利根川」を結成。会長の横やり、部下からの信用失墜の危機、病気、部下の失態、計算外のアクシデントに悩みながらも、プロジェクト遂行へ向け奮闘してゆく。 かくして苦労を重ねて発案した「限定じゃんけん」を実施しようとするも、会長は「命がけの物でないとつまらん」の一言で、結局会長自身が考え出したより悪魔的なゲームを実施することに。そして今日も会長の気まぐれに利根川と黒服たちは振り回されるのだった―――というストーリーでした。
全体的にギャグなので、やっていることは酷いんですが(ブラック企業だし:苦笑)、深刻っぽさは全然感じない。むしろ「中間管理職の悲哀」が見事に描かれてました(笑) 頑張って部下の信頼を集めて一生懸命考えたのに・・・上役の一言で全部ご破算orz・・・うん、あるある(--;)
そして「凄い」と思ったのは、やっぱり主役:利根川さんの声の森川さんの演技力ですね。あのカッコいい美男役のと同一人物が声を当てているとは思えない程、凄いおっさん&不敵感が圧倒的。小十郎(BASARA)をもうちょいおっさん臭くした感じなんですが、見栄っ張りの利根川さんの声に非常にマッチしていました!流石は帝愛・・もとい、帝王。
でもギャラで言えば「川平・ジェイ」(※ナレーション)もほぼ同じぐらい喋ってたな(笑) 声のでかさ分、森川さんより存在感でかかった(笑)  最初は「Σ( ̄□ ̄|||)」と思っていましたが、あの妙に癖のある喋り方が、今や聞けなくなるとなんか物足りないよ^^; 主役を食うでした!
『INGRESS THE ANIMATION』:原案はゲームアプリですがプレイしたことないのでアニメで初見。
ヒロイン:サラはある日、未知の物質「XM」の研究所に連れてこられる。そこでクリストファー・ブランド博士と出会った瞬間、爆発事故が発生。サラは意識を失う。その事故に調査に立ち会った警察官:翠川誠は物から記憶を読み取る能力を持っていた。そして事故の唯一の生存者、サラの指環に残されていた記憶には、それは人が赤い光に飲み込まれ、消失する光景だった。それは「XM]よりさらに危険な物質「ダークXM]。そしてそれを扱う企業「ヒューロン」の秘密であることを知ってしまったサラと、彼女を助けようとする誠は、ブランドの護衛:ジャックから執拗に狙われる。しかしヒューロンの劉にサラを奪われてしまったことで、誠とジャックは共闘することとなり、かつてXMを発見した人工知能「ADA」の協力を得て、サラ救出の為にCERNに向かう。そこでジャックはダークXMによって造られた、ヒトの模造品「シミュラクラ」だったことが発覚。残された命を、誠とサラを護る為に使おうと決意するジャック。誠は彼と共に劉を倒し、遂にサラを救出する。しかし、そこでジャックと同じようにシミュラクラとなっていたブランドが登場。彼はヒューロンが開発していた装置を逆手に取り、「すべての人間の肉体を捨てさせ、精神の統一を図ることで平和な世界を築く」ことを理想として、世界の人間の精神をはぎ取ろうとしていた。それを阻止するため一人精神世界に飛び込むサラ。爆破から誠を救ったジャック。まだ執拗にサラを狙う劉が誠を襲うが、ジャックの拳銃に残った記憶で龍を狙撃し窮地から脱出。一人精神世界で戦うサラの下に誠は飛び、両陣営の意識をサラに受け渡す。圧倒するサラの力でブランドは消滅。そして精神世界から誠を元の世界に戻し、一人残ってしまったサラ。
数年後、行方不明のサラとジャックを探し、旅を続ける誠の姿があった―――というストーリーでした。
確かに肉体が亡くなれば、物質的な争いも無くなりますし、「死」というそのものの概念がなくなりますから、恐怖もない世界になるでしょうけれど・・・ただ哲学的な話、「死」があるから人間は努力を続けられるし、継続できるんですよね。永遠だといつ辞めることもできなくって、ずっとストレスの中に居なきゃならないわけです。精神世界でご近所トラブルがあったら、ずっとそれが続くのは、精神疾患になっても終わることができない・・・やっぱり有限だからいいところもあるんですよ。ストレスなく永遠張りそうかもしれませんが、「楽しい」って続かないから「楽しい」んです。ずっと楽しいが続いたら絶対飽きる。
そうやって自分たちで勝ち取った世界は、誠にとっても誇らしいでしょうね。最後にサラが目覚めていましたが、彼女との再会が無事叶うことを願ってやみません。ただ「to be continued.」ってなっていたのが気になる(笑) でもこれはきっと二人を始め、多くの人の人生がこれからも続くよ、という意味でとらえています。本当にこの続き(2期)があるなら見てみたいですね。
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。いくつかあるシリーズで、主人公の咲太君を軸に、ヒロインそれぞれが悩みを抱えることで、とある身体症状を発症―――都市伝説の「思春期症候群」を発症し、それを解決するまでの咲太やヒロインたちの活躍を描いた作品でした。
第1シリーズは、天才子役として有名だった桜島麻衣。芸能人故に学校では空気のようにふるまって存在感を消していたら、いつの間にか身体どころか人の記憶からも消えていった。咲太の記憶からも消えそうになったところ、彼女の存在を意識づけるために校庭で大声で彼女に告白することで、麻衣の存在が他の生徒たちにも意識づけされたため、消失減少が止まる。
第2シリーズは古賀朋絵。先輩からの告白を断った後のことを恐れるあまり回避したいが故に、同じ日を繰り返してしまう思春期症候群。さりげなく咲太と嘘の恋人を演じることで先輩の告白は回避できたが、今度は彼女は咲太自身に恋してしまい、またも繰り返し。これではいけないと知った彼女は咲太に告白しフラれることで、明日への切符をもぎ取った。
第3シリーズは同級生の双葉理央。咲太の友人である国見に想いを寄せているが、告白できずにいる。彼女は両親が仕事で常に不在。更に唯一の友人の咲太に彼女ができたことで、誰も自分を見てくれなくなる、という不安から、自己承認欲求の塊のもう一人の自分を生み出してしまう。もう一人の自分は望まない行為を続ける上、積極的なため、もう一人の理央は自分が必要ないのでは?と消失の危機に陥る。だが咲太が二人を話し合わせることで二人の意志は元々同じであることを承認し合い、二人は一つに戻った。
第4シリーズは、麻衣の異母姉妹:豊浜のどか。常に姉と比較され、姉を越えるよう必死になる母親へのストレスから麻衣の家に家出。しかし二人が喧嘩したことで、入れ代わってしまう。そのまま麻衣はのどかの役を。のどかは麻衣を務めることにしたが、のどかは実力の差を思い知らされる。自分の母親に褒められる麻衣を見て自棄になりかけるのどか。だが、麻衣の部屋にあったのどかからの手紙を大事に保管していることを咲太に教えられ、自分の存在を求めてくれる姉がいたことで、彼女の不安は消失。それぞれの自分に戻ることができた。
第5シリーズは咲太の妹:梓川かえで。学校でのSNSが元でのいじめにより解離性障害を発症し、それまでの記憶を消去し花楓の中に新たな人格を形成した。そのショックに耐えかねた咲太は訪れた海で牧之原翔子に価値観を変えられ、新しい人格の花楓に「梓川かえで」として生きることを提案した。
だが、これではいけないと薄々感じていたかえでは、学校に行くことを目標に、咲太と共に実現させていく。しかし、それが叶ったとき、「かえで」の人格は消え、以前の「花楓」の記憶が戻ることになる。ついに夜の学校へ足を踏み入れ目標を達成したかえでは消え、花楓に戻ってしまう。花楓の入院する病院から抜け出してどうしようもない気持ちを叫ぶ咲太の前に現れたのは、2年前に海で会った翔子から2歳ほど歳をとった翔子。その翔子からかえでが「今年の目標」を立てた理由が「かえでがいなくなるまえに咲太と一緒に目標を叶えて多くの思い出を作ること」だと聞いた咲太は、かえでを失った悲しみを抱えながらも現実と向き合う努力を始める―――というストーリーでした。
5人のヒロインそれぞれが抱く思春期の悩みを、具現化した形で投影し、それを解決することで「成長」というスタンスをとる展開は面白かったです。一人一人違った悩みにとことん付き合ってくれる咲太、普通はこんなに付き合いのいい人はいないですよ。でも彼が一番この「思春期症候群(咲太は胸の傷)」に悩んでいるが故、他人事と思えなんですよね。彼も学校では浮いた存在(胸の傷は喧嘩相手を病院送りにしたときのできた、と根も葉もないうわさで嫌煙されている)なのに、それでも困った相手は絶対見放さない。真に強い人間です。ただどんなに強くても身体以上に精神の傷は癒しにくい。その象徴がいつまでも治らないあの胸の傷です。あの傷が消えた時、咲太も救われ、ようやくこの物語が完結すると思いますが、それまではまだ道のりは長そうです。続編があったら見てみたいですね。
『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま』:漫画原作のアニメ化でした。
主人公は魔界のパンデモニウムの統括者:ベルゼブブ閣下。その近侍となったミュリンはとんでもなく緊張して初登庁すると、そこにいたのは金髪でフワフワの大好きな美少女。この方こそベルゼブブ閣下。女の子らしく、可愛い閣下に一線を引きながら思いを寄せる(※ただし自覚無し)なミュリンと、ミュリンにやっぱり想いを抱き始める閣下(※こっちも自覚はない)。無口だけど頼りになる兄貴:アザゼルさんと、その彼に想いを寄せる超小心者のベルフェゴールちゃん、女癖の悪いアスタロトと近侍で厳しいサルガタナスさん、などなど、高名な悪魔の皆さんに囲まれながら、ベルゼブブ閣下とミュリンのほのぼのした日常は続くのであった―――というストーリーでした。
初見でしたので、最初に見た瞬間の一言―――「ここは本当に魔界なのでしょうか??Σ( ̄口 ̄)(by鬼灯さま)」 いや、鬼灯様じゃなくっても、どうやっても魔界どころか天国で、みんな天使みたいに清らか(※アスタロトみたいな欲望悪魔は除く)。こんな明るくパステルカラーの地獄…もとい魔界って、あったら―――死んでも行くの楽しみじゃないか!(笑) おまけに桜は割いてるわ、コンセプトカフェはあるわ、温泉付きジムはあるわ、ケ〇タッキーフライドチキンはあるわ・・・極楽じゃん
万が一鬼灯様が視察に来たら、眉間の皴が増えるどころか顔面真っ黒になりそうですね(笑) でも案外パンデモニウムに金魚草植えて帰るかもしれない。。。 こんな魔界でキャッキャウフフv 平和だわ~( ̄▽ ̄) 今は悪魔とはいえ、元々みんな天使だったから、その頃の癖が抜けないのでしょうか。 とりあえずベルゼブブ閣下のフワモフ好きhアも下も十分気持ちがよくわかりますので、死んだ後でもここだったら行きたいv でも日本人だから八大地獄と八寒地獄のどっちかに行くんだろうな・・・やっぱり暫くは現世に留まります(^^ゞ

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秋アニメ最終回④

2018年12月25日 20時10分34秒 | アニメ
クリスマスイブはちんまい鶏のから揚げを食べたかもしたです。
ローストでもなくフライドでもなく、フツーにから揚げとお味噌汁。我が家は臨済宗ですから(きっぱり)。
忙しいとなかなか手の込んだ料理なんて無理。お正月のおせちくらいは何とか頑張って詰めたいですね。といってもほぼ完成品ばっかりですけど^^; 黒豆とか、煮てみてもシワシワになるだけでふっくらしないので、既製品に頼ります(きっぱり)。

でもアニメだけは頼らず見る(きっぱり)
『RELEASE THE SPYCE 』:オリジナルアニメでした。
主人公の女子高生:源モモは、かつて警察官だった父に憧れ、街の平和を守ることを決めていたが、引っ込み思案の人見知りのために、全てにおいて消極的。そんな彼女がある日「モウリョウ」と呼ばれる犯罪損じゲートと、それと防ごうとする少女との戦いに巻き込まれ、咄嗟の行動で危機を脱する。その少女:高校の先輩でもある半蔵門雪から、どこの国にも所属せずに平和のために戦う正義のスパイ組織、私設情報機関「ツキカゲ」にスカウトされる。モモは半蔵門雪の弟子となり、彼女の技術を継承していく。仲間と共に「モウリョウ」の間の手から街を守るモモだったが、モウリョウの幹部である天堂が攻撃を仕掛けツキカゲの危機に。更にメンバーの八千代 命が裏切り、雪たち先輩が倒され絶体絶命。しかし、街に人を催眠術にかけ殲滅させるウイルスが散布されると聞いたモモたち後輩は、最後の決戦に挑む。そこに怪我をしながらも駆け付けた雪、行方不明となっていた初芽、実は2重スパイだった命がバックアップし、モモは見事に天堂を退け、ウイルス拡散を防ぎ、街の平和をも守り抜いた。そして引退を希望する雪のツキカゲとしての記憶を消去。モモは先輩として新たな後輩を育成しながら、街の平和を守り続けるのだった―――というストーリーでした。
忍者もの(くノ一)でしたが、面白いところは「総司令」のような大人は存在せず、バックアップの協力者以外はすべて自分たちで情報を集め、活動すること。という、一見部活みたいな感じです。師匠と言っていますがイコール「先輩」ですね。そんな組織だったからこそ、あの引っ込み思案だったモモが積極的になり、ろくに挨拶もできずオロオロしていた子が、見違えるほどたくましくなりました。アクションシーンも面白かったですが、これを見ていると「やっぱり部活っていいなぁ」と思い出しました(笑) 命がけなので部活感覚どころじゃないですけどね^^; でも最近軽犯罪を犯す青少年が非常に増えているので、大人より自分たちと同世代の子が「正義」を伝えてくれるといいな~とつくづく感じました。
『アニマエール!』:漫画原作のアニメ化でした。
主人公:鳩谷こはねは、頑張っている人を応援するのが大好き。そんな彼女が中学卒業を目前にした3月、河川敷でチアの一団が野球の応援をする光景を目にし、彼女の中にあった世界は一変する。それから2週間が過ぎ4月になり、女子高の神ノ木高校に入学したこはねは早速チア部への入部を決め込むも、チア部が存在しないことを知り落胆する。だが、こはねは入学式であの時のチアの中にいた有馬ひづめと出会う。これを運命と感じたこはねは自身の手でチア部を作ることを決意し、そのために部員集めに奔走することになる。こはねは先ずひづめの勧誘に成功し、その後も幼馴染の猿渡宇希、クラスメイトの舘島虎徹を続けて迎え入れ、ついに念願のチア同好会を創設する。バスケ部や地元サッカーチームの応援依頼をこなす中、ひづめに憧れる牛久 花和も加入し、ついに「チア部」となったこはねたち。これを期に『チアの全国大会予選』にエントリーするのだったが、そこでこはねが緊張からまさかのスランプに。タワーを組む際バランスを崩し、転倒―――かとあわや思った瞬間、ひづめをはじめ全員が、そして他行のチア部員たちの声援を受けて、見事に演じ切るのだった―――というストーリーでした。
典型的「巻き込み型主人公」の作品でしたね。最初は勢いに負けて、みんな集まったという感じでしたが、実は一人一人に弱い部分があって、そこをこはねの応援で乗り越えてきた感じです。一番チアに対しわだかまりを残していたひづめも、最後はこはねの後押しで、旧チームメイトと仲直りができて、これで本格的にチアが好きになってくれると思います。他者を応援し続けてきた彼女たちが、実は一番応援されていたんですね。チアの大会でどんなに下手でもチームの枠を越えて会場中が応援してくれる、って素敵ですv 今回はポンポンだけでしたが、フラッグだったりバトントワリングもあったり、チアって幅広いんですよね。ひづめちゃんに基礎知識を教えてもらえて、おかげで色々判って楽しかったです。また続きあったら見たいですね。
『バキ』:青年コミック原作のアニメ化ですが、20年くらい前から時々シリーズで放送していました。
今回は最凶死刑囚編で、全世界から脱走してきた極悪死刑囚たちが地下格闘闘技で優勝した刃牙を倒すべく、街で出会えば即そこが闘技場となり、警察官でも対応できないような死闘を繰り返す。そんな中刃牙も学校に潜伏していた死刑囚に敗北を期すものの再度立ち上がる。しかし柳の毒手による鞭打で毒に冒される。その場では中毒症状が現れず、戦いには勝つものの、これが仇となり、毒に気付いた時には瀕死に陥っていた。近代医学による治療、飛騨での漢方療養を試みるが手遅れで回復には至らず、烈の提案で中国に渡る。 そこで刃牙は父・勇次郎が中国武術最強の称号「海皇」を決める大会・大擂台賽に参加することを聞き、烈の推挙によって自分もそれに参加することを決め、資格試験に合格するのだった―――というストーリーでした。
肉が切れようが、骨が折れようが、銃撃受けようが、それでも死なないで戦い続けられるって・・・もう全員人間じゃないですね(きっぱり)。その前に、主人公の出番がここまで少ない作品ってあんまりないと思う(苦笑) 多分刃牙よりシコルスキー(子安さん)の声の方が多かったですよ。・・・というか、結局死刑囚って誰が買ったのか、いまいちよく分からないうちに終わっちゃったみたい・・・。真似する人は絶対いないと思いますが(歯で弾丸防いで噛み砕く、なんて芸当できる人間はいない)、「ジョジョ」と違う意味で突き抜けちゃっているので、いっそ清々しい。
多分次の中国大擂台賽編の入り口に触れているので、今度は3期目ですかね。続編放送何時かはすると思います。
『終電後、カプセルホテルで上司に微熱伝わる夜』:レディースコミック原作のアニメ化でした。今期のエロ枠ですね。
主人公の相沢みのりは服飾ブランドデザイン事務所に勤めているが、前後不覚まで深酒するのが悪い癖。付き合ってくれた上司:羽田野と終電を逃し、カプセルホテルで夜明かしするはずが、ミノリの部屋に別人が入り込んでいたため仕方なく上司に頼ったところ、羽田野に奪われてしまう。そこから何かの機会の折にみのりと羽田野は逢瀬に至る。そんな中、みのりはモデルの慧から告白されるが、みのりは羽田野を選び、晴れて二人は恋人同士となる――
というストーリーでした。
・・・恋人でも婚約者でもないのに、避〇もせずにアレコレするあたり、「お母さんは許しませんよ!」(エロ枠なので、もはやそんなこと言ってはいられない)。ある意味バキと同じくらいこっちも非現実的で、突き抜けちゃってる辺り凄いかったわ。妄想の世界だけにとどめておきましょう。(現実でやったら軽犯罪で逮捕です)
『ガイコツ店員本田さん』:こちらも漫画原作のアニメ化でした。
主人公のガイコツの本田さんは大手書店でアメコミなどを担当している書店員さん。しかし、最近日本の漫画が特に海外でも注目を集めているせいか、世界観の違うお客さんの要望に悲鳴を上げたり(心の中で)、かなりの無茶ぶりにあくせく対応したり。最大の悩みは「書店員ってこんなに肉体労働だったの!?」というくらい、しおりやペーパー挟んだり、発注や返送の段ボールに埋まったり…日々戦いに勤しむ書店員さんの物語でした。
原作者さんご本人が書店員時代の出来事を描いているそうですが、大変ですね・・・。でも確かにかもした自身も自分の同人誌梱包したり搬出入するだけでも、かなーり重労働に感じますから、本田さんの苦労はよくわかる(--;) 本って・・・紙って、めっちゃ重いのよ!それがきっちり詰められていると、どんだけ重いんだか!Σ( ̄口 ̄;) 本当にぎっくり腰やります。
書店員さんになりたい方は、まず大事なことは、本の内容を把握とかの前に「筋肉をつけておこう!」ということがよーーーーくわかりました('◇')ゞ
『ひもてはうす』:オリジナルアニメでした。
東京・中野にある一軒家で共同生活を送っているのは家主の紐手家三姉妹。そこに東京に就職したためシェアハウスを希望してきた本郷たえ、こころのゆうじんの新井みなもを含めた『ひもてはうす』の住人たちの、日頃の悩みやラ出来事をゆるゆると語るストーリーでした。
ストーリーは前半5分くらいで、「モテないので合コンに行ってみた」り、「女子家なので下着泥棒対策」したり、「誕生日をサプライズで祝う」という、シェアハウスならではの単発話でしたが、残りは声優さんのフリートークでした。ほどんどフリートークに重点を置いているので、声優さんファンの人は面白かったのではないかと。
ちなみに「『ひもてはうす』に住むと、超能力が発症する」という設定があったはず、なんですが・・・いつの間にか消えていましたね。1回使ったくらいかな。結局いらなかった設定だった・・・。
『Thunderbolt Fantasy2』:大人気の台湾人形活劇の第2段でした。
かつての戦いで護印師の丹ヒより依頼を受けた殤不患は、災いを招く危険な秘宝、「魔剣目録」の安全な捨て場所を探し旅を続けているうちに、護印師の砦の中でも屈指の堅牢さを誇るという仙鎮城に辿り着き、目録を城主・伯陽候に託す。
するとその帰路で、西幽時代、殤の元相棒だった吟遊詩人:浪巫謠と再会する。浪は、殤の命と「魔剣目録」をつけ狙う人物・禍世螟蝗が殤の居場所を見つけ出し、その門徒:蠍瓔珞が追っ手として東離に来ている危機を知らせるのだった。慌てて仙鎮城に引き返す殤。しかし時すでに遅く伯陽候は蠍瓔珞の襲撃に遭っており、「喪月之夜(もづきのよ)」と「妖姫・七殺天凌」の2振りの魔剣を奪われてしまう。
蠍瓔珞は七殺天凌の力で強靭になるも、心を乗っ取られそうになり七殺天凌を手放す。しかし、今度はその七殺天凌を僧侶:諦空が手にする。諦空は心を操られるどころか己が探求する道の答えだと思い、婁震戒となって七殺天凌を欲のために使いこなし、蠍瓔珞を殺す。心の支配を受けず、彼の欲のままに使われることを懸念した七殺天凌は、巧みに殤不患との戦いを勧める。殤不患に嫉妬を覚えた婁震戒は彼を求め、遂に最終決戦となる。殤不患は凜雪鴉、更に浪巫謠と共に婁震戒と七殺天凌を誰も訪れる物のない谷底へと鎮め、この騒動を鎮静化するのだった―――というストーリーでした。
相変わらず面白かったです!やっぱり魅入りますね、人形たちの動きに。第1期以上に剣劇が多かったこともあって、普通の人形劇ではできないようなアクションも迫力あって、毎回あっという間に時間が経ってしまいました。
また第1期以上に癖のある登場人物が魅力的。敵ながら蠍瓔珞の美しさと高垣さんの声がぴったりで、できれば生きて味方になって欲しかったなぁ・・・。あとまさかのラスボス:石田彰さんでしたが、途中からどんどん思い込み+自分の世界だけで物を見るようになって、七殺天凌のス〇ーカー状態に(苦笑) 剣にまで呆れられる、というか嫌がられ始めるという・・・ス〇ーカー心理ってホント理解しにくい(--;) そしてやっぱり西川貴教さんですね!ほとんどしゃべらないキャラではあったのですが、種の頃から格段に演技力成長して声優さんらしくなりました!(※本業はミュージシャン) 無音って難しいんですよ。「はぁ…」とか「ふ…(笑)」とかって、なかなかマイクに乗りにくいので、声優さんも結構苦労する表現らしいですから、それを演じられました西川さん、是非今後も声優としても(笑)活躍を見たいですね! 
もう第3期決まっていますから、続編を楽しみに待ちたいと思います(^^ゞ
『ゴールデンカムイ』:人気の漫画原作第2期です。
鶴見中尉は剥製師に偽物の刺青人皮を作らせ、杉元一味と土方一味はそのことを突き止める。第七師団にまとめて襲われた杉元一味と土方一味は結託し、さらに谷垣らも合流。一同は協力して網走監獄への潜入を行う。その網走監獄典獄の犬童四郎助は秘密裏に資金を得て武装していた。
土方一味の協力で網走監獄でのっぺら坊と対面する杉元・アシリパ・白石だが、のっぺら坊は父:ウイルクではなかった。土方一味の目的は杉元からアシリパを引き離して確保することと、杉元らを囮として本物ののっぺら坊を見つけ出すことであった。そこへインカラマッから情報を得ていた第七師団が現れ、のっぺら坊とアシリパを確保することを目的として網走監獄を襲撃する。犬童は本当ののっぺら坊の元へ向かい、尾行してきた土方と戦い敗れる。杉元はのっぺら坊がウイルクだと確認したが、アシリパと対面を果たす前に狙撃され、杉元もまた狙撃される。彼らを狙撃するとき、合図を送ったのはキロランケであり、撃ったのは尾形であることを見たインカラ;マッは、キロランケを追及している間に腹部に致命傷を負ってしまう。傷心のアシリパはキロランケ、白石、尾形と樺太へと向かった。それを知った杉元と谷垣は樺太行きを決意し第七師団と結託し、第七師団からは先遣隊として月島基と鯉登音之進が同行。のっぺら坊の死により金塊の謎を解けるのはアシリパだけになったため、各陣アシリパを狙っての争奪戦の予感が杉元を襲った―――というストーリーでした。
相変わらず面白かったです!金塊探しより、「アイヌ文化」を知るのが面白い! ラッコ鍋は一度賞味してみたいくらいです(笑)  いかに自然と調和しながら生きているか、アイヌの皆さんが先ず出てくることは「神に感謝」「命に感謝」なんですね。嫌なことがあっても感謝することでポジティブシンキングになれる。例えば野生動物を殺してしまわなければならない状況になっても、その命を頂くために、全て大事に感謝して使う。以前お店で「いただきます」を言った子供に親が「親が作っているんじゃないし、こっちが金払っているんだから、「いただきます」なんて言わなくていい」といった記事を見ましたが、そういう親は是非アイヌに行って「命を頂くことの感謝」を学んでほしいくらいです。
そうやって見ながら「チタタプ」して作られた食事の数々は、見ていて本当に美味しそうv 小腹が減る時間にアイヌグルメは飯テロ状態でした(苦笑)
後やっぱり好きなのは杉元&アシリパコンビですね。杉元の「アシリパさん」と常に彼女を尊敬し信頼している関係が親子兄弟でもないのにそれに似た絆ができて来ていて良いですね!もう杉元は金塊以上にアシリパさんの事を第一に考えてくれている(必死にのっぺらぼうに合わせようとしているシーンは感動もの)。この二人が早く再会してくれないかな~。是非続編希望です!
『宇宙戦艦ティラミス』:こっちも漫画原作の2期目。まさか2期があったとは!
前回地球連邦軍のエースパイロットであるスバルと、メトゥスの民の部隊長でスバルの兄のイスズが地球に落下したところからスタートでした。で、結局回収された二人が再開した父親も、技術者としてはすごいのか(?) でもやっぱり変な人。でもデュランダル新型機をサクサクっと作れちゃう辺りやっぱりすごい人らしく、それでもってスバルはまたティラミスに戻れるも、今度は彼のクローンとやらが出撃。でもスバルのクローンだけあってやっぱり変。最終的にはを煮やしたメトゥスの民、総帥:エスカレドが超巨大兵器で地球に落下して地球ごと滅ぼそうとするも、スバルが見つけたファミコンコントローラーをいじったところ、地球に落ちるどころか自爆したため、地球は守られた―――らしいです。
多分メインストーリーはきっちりしているのだと思いますが、何しろストーリーの半分以上はどうでもいいこと(コクピットにくっついていたゴミが取れない、etc)に拘って、いつの間にか戦闘が終わっているというパターンなので、これはもはやストーリーを楽しむのではなく、小ネタで笑うのが主目的。ぶっちゃけストーリーは気にしない!(笑)
とりあえず敵の総帥が池田秀一さんでしたので、散々「デュランダル」というセリフを聞かされ、どうお感じになられたでしょうか?(笑)←そっちが聞きたいv
『狐狸之声』:中国漫画のアニメ化作品でした。
主人公の高校生:フーリは人気のアイドル:コンチュエのゴーストシンガーを行いながら、一方で自分の作詞作曲した曲をネットで公開していた。そのネットにある日「スカイ」という人物から「このままでいいのか?」という書き込みが入る。実はフーリは歌を反対する両親と交通事故に遭い、父は死亡、母は意識不明で入院中、財産を親戚に騙し取られ、弟から恨まれ、自分は表にでて歌う資格はない事、母の治療費を稼ぐためにキム社長からゴーストシンガーをするよう命令されていた。だが音楽大会でゴーストであることをばらされ、誹謗中傷が相次ぐ中事務所も首になる。生きる糧を失ったフーリにスカイはまだあきらめない様に説得し、更に常に音楽大会で優勝を重ねるジーホティエンからフーリに挑戦状を突きつけられる。大会当日、母の容体が急変し、会場入りしないフーリに対し、弟が大会に出場するよう進言。ついに表舞台で歌うフーリ。僅差で敗北したものの、フーリの歌は真に実力があると認められた―――というストーリーでした。
ともかく出る傍から「これでもか、これでもか」と言わんばかりに不幸が襲い続けるので、かなりダークな気分になりましたが、最後は巻き返してくれると信じて最後まで見てました。最終的にはそれが叶った・・・のかな? でもまだコンチュエの付いた嘘の疑惑を晴らしていないし、キム社長も見返してやっていないし、ちょっとすっきりしていない。
あとチュユンと「LOVE SEASON」の他のメンバーとの確執も解決していないし。ちょっと伏線が多い割には回収できないまま終わってしまったので、そこが勿体なかった気がします。
『おとなの防具屋さん』:漫画原作の5分アニメでした。
出稼ぎのために故郷から町に来た求職中の青年・カウツが、店員募集の張り紙が張られた防具屋をのぞき込むと、そこには何やら怪しげな行いをしている男女2人:ナーデンとリリエッタがいた。2人の話から店が倒産寸前であることや、帳簿から金銭管理があまりにもずさんであることを知ったカウツは、店を立て直すために店員として協力することになる。 しかしこの防具屋さんは「大人向け」の怪しい形状防具しか売っておらず、ナーデンは確固たる意志でもって、それを変えようとはしない。更にナーデンの防具の一部に使われたことを怒った魔王までやってきたが、新しい防具を彼女に与えることで、あっという間に一件落着。今日も平和に大人向け防具を作成するのだった―――というストーリーでした。
5分番組なので、大きなドラマ性はなく、昔ながらの1ドットキャラが動くスーファミ世界を懐かしんだ感じです(笑) あのお色気たっぷりの防具、いくら作っても1ドットじゃわからないって・・・^^; 今がフルCGの世界で良かったねv
『軒轅剣 蒼き曜』:日本と台湾合同制作のアニメでした。
太白帝国からの支配に襲われた苻 殷と苻 寧姉妹は村を焼かれ、 寧は両腕を切り落とされた。逃げた二人で剣劇をしながら日銭を稼いでいた。そんな時、ある井戸で殷は軒轅剣と雲という木甲術仕掛けの少女を手に入れる。帝国軍に襲われそうになった二人を雲が退け、二人は逃走ののち彼女らを助けた反抗軍に匿われる。殷は軒轅剣で共に戦う中、幼馴染で帝国軍の兵器技師となった蒲 釗と再会。 釗は二人を帝国に連れて行こうとするが、殷は拒否。しかし寧は自主的に釗について行ってしまう。一方、釗の出世を快く思わない蒙 忌と、皇帝の命を狙う龐 夫人は結託して釗が反抗軍をかくまっていると進言。釗と寧は囚われてしまい、釗に想いを寄せていた皇帝:龍 澄は、寧に憎しみをぶつけ、心を壊すと同時に殷を恨んで殺させるよう仕向ける。やがて力の源である黒火を操れるようになった殷と、黒火を平気に取り入れることに成功した帝国軍は、蒙 忌によって再び釗を捕らえ、皇帝の座を乗っ取るべく王宮に向かって黒火を放とうとする。殷達反抗軍と、兵器を作った釗によって天空城を自爆。逃げおおせたものの両足を失った寧と視力を失った釗は二人で静かな生活をし、帝国によってお尋ね者となった殷達は、今後も戦うことを決意していた―――というストーリーでした。
最初は姉妹で敵と戦うバトルアクションものかな、と思っていたんですが、中盤になったあたりからドロドロの昼ドラ展開(笑)になり、殷←釗←寧・皇帝で愛憎のぶつけ合いがむしろ物語の中心になっていました。でもある意味そこからが面白くなった(笑) このぐちゃぐちゃな三角関係が一体どうやって方が付くのか、ハラハラして見ていたんですが、最終的には釗と寧が一緒、殷は一人離れて戦いを続け、同じく皇帝も皇帝としての道を選択した、という感じです。でも釗と寧は愛情というより、寧の両手両足を奪ってしまった報いな感じが否めないので、そこから男女の愛情になっていくのかは不明です。まだ寧は13歳だしね。 むしろ今後の方が本当の生きるための戦いになりそうです。



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メリクリ!&秋アニメ最終回③

2018年12月23日 19時53分46秒 | アニメ
もうすぐクリスマス―――何ですが、目下のところ「急性胃腸炎」&「高血圧」&「レディースデー」で、滅茶苦茶な体調のかもしたです
そうなんですよ・・・かれこれひと月前位から、なんか頭がぼーっとして、身体がさえない感じだったので「いつも通りの貧血かな」と思っていたんですが、どうにも感覚がおかしい。しかもなかなか治らない。
ウチにある血圧計で計ってみたら「150/90って何!?Σ( ̄口 ̄|||)」 慌てて病院に行ったら「多分ストレスから来ていると思いますが『高血圧症』ですね。」
そんな、まだ更年期にすらなってないのに、もうこれかいorz 完璧生活習慣病一直線!全くなんつークリスマスプレゼントが投下されたんだか(--;)
・・・ということで、実は「クリスマス記念SS」のプロットを考えていたんですよ。イブぐらいにUPしたいな、って。
ところが体調がそれどころじゃない上、昨日からロタでもやってきたのか、症状軽いですが胃腸炎+月一で、もうボロボロ(ノД`)・゜・。 
なので、急きょですが10年以上前にUPしていた、大昔のクリスマスSSを本宅にUPしておきます。25日まで。
初めてみてくださる方もいらっしゃるかと思いますが、「Half Moon」のかずりんさまのイラストが素敵なので、それだけでも見てみて下されると嬉しいです

で、昨日病院帰りに医者から「多分家事で水使う上に、ヒートショック(温かい部屋と寒い部屋に行き来すると血圧が<バン!>と跳ね上がる)を起こさないよう、とにかく温めてくださいね」と言われたので、ちょっと寝るときに寒いのを何とかしようとお買い物へ。そこでめっちゃ可愛いの見つけた!(≧▽≦)

これね、「うり坊」の湯たんぽ、なんですよ
来年の干支だし、かもした案外うり坊好きだし(豚系好き)、肌触りがもっふもふで一目ぼれ(笑)
サザビーも可愛いの売るもんだね!早速使ってお布団の中がホッカホカでずっとモフってました。いい睡眠時間だ。

で、後はクリスマス近いですが、我が家じゃ家族がアレなので、チキンだとかケーキだとか楽しむことができない。
なので自分用に、先ずはスタバで『ピスタチオ クリスマスツリーフラペチーノ』を飲んでみた。

見本じゃ★が付いていたんですが、実際は付いておらず(哀) でも確かにツリーっぽいv ラズベリーソースがアクセントv
味は、クリームっぽいかと思ったら、意外にもサラサラのジュースっぽい。ミルクセーキに近いかな?ピスタチオの香り+ナッツの食感が入って美味しい。・・・ちょっと「ずんだシェーク」に似てる(笑) 全然しつっこくないです。飲み易かった~v

あとケーキ替わりなんですが

普段完売して中々変えなかった『ポケモンドーナツ』( ̄▽ ̄) ピカチュウとイーブイモンスターボールの両方をGET!
これはまだ食べてない(笑) ピカチュウの方がバナナ味で、モンスターボールがリンゴ風味、と聞いていますがいかなる味か!?
見た目も可愛くって、食べるの勿体ない(*´Д`) 今夜戴いてみます。

***

と、こんな状態なので、アニメもサラッとしか見ていませんでしたが、とりあえず最終回二つほど。
『となりの吸血鬼さん』:漫画原作のアニメ化でした。
人間側主人公の天野灯は、ちょっとホラーなものが好きな、変わった高校生。ある日生きた人形がいるという人形の館の噂を聞いて、その人形を家に連れ帰ろうと館を探しに行き、その途中に森で迷子になってしまう。そんな灯を助けたのが、人形の館と噂されていた屋敷の主であり、吸血鬼側主人公:ソフィー・トワイライトだった。まるで人形みたいにかわいいソフィーを一目で気に入った灯は毎日のように屋敷に通い始め、やがてそのまま住み始めてしまう。
更に灯の友達の夏木ひなたや、100年ぶりに目を覚ましてソフィーを追いかけてきた同じ吸血鬼のエリーがやってきて、どんどんにぎやかになっていく。元々アニヲタでネットで人間界を色々と知っているソフィーだったが、灯たちのおかげで、実際にそれらに触れ、楽しい日々を過ごしていくのだった―――というストーリーでした。
これ見ていると、吸血鬼より灯ちゃんの方がよっぽど怖い(笑) ソフィーの方がよほど感覚が常識人・・もとい、吸血鬼なので、灯の奇怪な行動にソフィーじゃなくても一歩引く(苦笑) でも「吸血鬼」=「人間の恐怖対象」という先入観ままで来たソフィーにとっては、長い寿命の中、灯くらいでないと意識の高い壁はぶち壊してもらえなかったでしょうね。おかげで300年以上の孤独と閉鎖的な世界から、楽しい時間を得ることができました。是非このゆるゆるだけど楽しい生活を満喫して過ごして欲しいものです。
『SSS.GRIDMAN』:大元は円谷プロが30周年を記念して作った特撮ものでしたが、今度『ウルトラマン』がアニメ化するため、その前哨戦としてこちらもアニメ化していました。
主人公の響裕太は何故か記憶がないまま目が覚める。友人の内海将と宝多六花は彼のことをよく知っているようだが、学校でも何となく居場所がつかめない。それは隣の席の新条あかねも同じだった。そんな中突然怪獣が街に現れる。その時裕太に声が聞こる。それは六花の家が経営するリサイクルショップの中古パソコンからで、中にはグリッドマンという者が「一緒に戦ってくれ!」と訴える。訳の分からない裕太だったが、認証すると中古パソコンの中に引き込まれ、グリッドマンとしてその怪獣と戦い勝利した。 だが一方新条あかねの機嫌は悪い。実は怪獣はあかねが作り出したものを、宇宙人アレクシスが具現化させていた物だった。戦いの中でやがて裕太たちは、「怪獣の攻撃で死者が出ても、翌日建物は修復されているが、死者の事は誰も忘れている」こと、更に裕太が出会った少女の証言から、「この街も人物もあかねがつくったもの」であることを知る。またあかねもグリッドマンの正体が裕太だと知る。 あかねを止めようとするも、自己顕示欲の鬼と化しているあかねの暴走は止まらず、ついに怪獣でグリッドマンを倒せないと知ったあかねは裕太を刺し殺そうとする。酷い後悔の念に襲われたあかねにアレクシスは彼女自身を怪獣にしてしまう。一方目覚めた裕太は自分自身がグリッドマンである記憶を思い出し、仲間やあかねの作り出したアンチの力を借りて、あかねを助け、アレクシスを倒すのだった―――というストーリーでした。
最初は世界感以上に、新条あかねのものすごい自己顕示欲に圧倒されてました。自分を認めない、気にかけないやつを抹殺するためだけに怪獣を作っては町を破壊し人を殺す・・・。でも翌日街だけは元に戻っているからくりが全然わからなかったんですが、実はあかねはこの世界の創造主だったということで、ようやく納得。以前自分の作品の登場人物が現世界(3次元)に意志をもって具現化した作品がありましたが、この作品は逆で、主人公も視聴者も2次元のあかねが作った人物の一人で、作品の中では意志を持っている。で、あかねだけは3次元の人間。多分リアル世界で満たされない日々を過ごしていたのかもしれませんね。それを自分の世界でうっぷん晴らししていた、と。
最終的には自分御作り物とはいえ、意思を持った彼らがあかねの存在を受け入れてくれたことで、満たされたあかねは自分の世界に戻りました。リアル世界のあかね、ということで、最後は実写版の俳優さんが演じていました。夢落ちか、本当にあったことかは視聴者の解釈ですが、彼女の承認欲求が満たされたからこそ自分の世界に戻ってこられたと思います。今度はリアルで自分を見てくれる人、みつけられるといいですね。ちょっと最後はメランコリーになりながらも感動もあったりして、面白い作品でした。



さて、明日は世間は連休だろうがクリスマスイブだろうが仕事です!
行ってこねば・・・

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