うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2023冬アニメ最終回⑤

2023年03月30日 22時20分35秒 | アニメ

もう桜が散り始めちゃってますね。お花見に行きたかったんですが、今酒末は病院に行かねばならず、多分行っても葉桜になっちゃっているかな。先週末が雨じゃなかったらよかったのに💦 今年はちょっと残念です。
そんな中、帰宅途中でなんか人だかりがあったので、何かと思って見てみたら、レイヤーさん(?)方が撮影していたみたいです。「とうらぶ」っぽいコスみたいでしたけど、フワッフワのレースを着た女の子も写メってましたし、あれは何のコスなんだろう?(そもそもコスじゃなかったらすいません<(_ _)>💦) でも確かに下は菜の花で上に桜でいい感じ♥ みんな綺麗に撮れたかな?w
そんな過ぎ行く早春、アニメの最終回も山場ですね。

『人間不信の冒険者たちが世界を救うようです』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公のニックは所属していた冒険者パーティーから横領の濡れ衣を着せられて、クビになってしまう。恋人からも振られてしまい、零落したニックは、偶然に酒場で相席になった元貴族令嬢や破門神官、女竜戦士と意気投合することになる。3人も誰かに裏切り者にされ、人を信頼できなくなった冒険者たちだった。腕は確かだが、皆同じ苦しみを受けた者同士だからこそ裏切ったりしないと考えたニックらは、生き残るために冒険者パーティー「サバイバーズ」を結成することになった。早速迷宮にはいるも早くもピンチを迎えるが、龍神族のカランに皆が希望を託すと彼女は見事にそれに応える。これをきっかけとして少しずつ信頼関係を築き上げるメンバー。頭を使う謎にはティアーナやニック、力技にはカラン、そして彼らを指揮するニック。他のパーティとの戦いや博打、迷宮でのステッピングマン捜査などを通し、次第に彼らは強さを増していくのだった―――というストーリーでした。
大体1~2話で1テーマのお話を完結する流れになっていました。確かにこれは人間不信になりますね( ̄▽ ̄💧) こうも平然と裏切ったり騙したりされたら、リアル世界でも生きていくの辛いですよ。でも、逆に痛みを知っているからこその「揺るがない絆」というものも作れるわけで。多分このパーティーの最強武器が「信頼」なんだろうなと思います。でなきゃ命を預けて懸けてバトルなんてできませんよ。まだまだきっかけづくりの導入的なところで終了しましたが、多分このまま最強のパーティーに成れるんじゃないかと思います。
『とんでもスキルで異世界放浪メシ』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
料理が趣味のごく平凡なサラリーマン向田剛志は、ある日「勇者召喚」によって3人の少年少女たちと共に、異世界:レイセヘル王国に召喚されてしまう。そこは魔王や魔物が存在し、冒険者たちが活躍する剣と魔法のファンタジー世界であった。しかし向田さんは特に英雄の持つようなスキルは全くなく、ただ巻き込まれただけ、ということが判明。隣の国に元の世界に戻れる道があると聞き、その道が戦争で国境封鎖されると聞いた向田さんは冒険者の手を借りて、自分は料理担当者として同行してもらうことになる。そこで発揮されたのが、向田さんのスキル「ネットスーパー」だった。お金を支払うことで元の世界から様々な商品をお取り寄せできる上に、元の世界の食材を食べると「ステータスが一定時間アップする」というもの。お陰で冒険者のステータスも上がり、料理の評判も良く、皆がwin-winでいい雰囲気だったのもつかの間、その日の夕食の生姜焼きの匂いに釣られ、最強の魔獣と言われるフェンリルに遭遇してしまう。命を覚悟した向田さんだったが、フェンリルは生姜焼きが食べたかっただけで、提供すると大喜びしたフェンリルは、向田さんと一緒なら美味しい料理が食べられると知り、勝手に従魔契約を結ばされる。結局王国にフェンリルは入れないため、立ち寄った街の冒険者ギルドに登録。フェンリルことフェルが勝手に狩猟してきた魔獣の肉を食用に。他の部分はギルドに売って生活費にするところだが、フェルの狩ってくる魔獣があまりにも上級の物の為、向田さんが予想できない金額が毎回舞い込んでくる。ギルド活動を本格化させるため、レオンハルト国に向かうことを決めた向田さんは、フェルの特訓で基本的な魔術を身に着け、女神の籠を勧められると、女神はネットスーパーでのスイーツが気に入り、半ば強引に加護を与えられる。更に偶然拾ったスライムのスイにもネットスーパーの食事を与えたことでとんでもなくスキルが高まり、挙句女神たちが先を争ってスイーツや便利グッズを求めるが故に勝手に加護を与え捲るため、向田さんも呆れる程のステータスが付与されるのだった。そしてついにこの国のギルドでは買い取ってもらえないドラゴンまで捕えてしまったため、紹介を受けて別の国に旅立つのだった―――というストーリーでした。
今期のアニメで一番好きだったのがこれ!吸死と同じくらい好きです!最初は「またなろう系か」と思っていたんですが、チートスキルでもいわゆる間接影響なので、向田さん自身は女神さまの勝手につけた加護はあるものの、特に勇者並みの力はないのに、フェルやスイがその分バカスカ強くなる一方で、凄い魔獣ばっかり捕えてくるのでそっちが困るという嬉しい誤算(ちょっと苦労する部分もあり)。あと何と言っても「向田さんによる食事レシピ♪」の部分は、リアルに役立ちました!何が一番役立ったかといえば、「適度に既製品を使って手抜きだけど美味しいものが作れる」ということ。かもした家は基本出汁からソースに至るまで、基本手作りが多いのです…例えば生姜焼きもかもしたは醤油とみりんとお酒と生姜をすりおろして肉を浸けておくのですが、向田さんが「生姜焼きの素」を使っているのを見て「それ使えば楽じゃん!(゚Д゚;)」と何度思ったことか!(笑)お陰様で、「焼き肉の素」とかソース系の「混ぜるだけ商品」結構買ってきました(笑)でもほんとこれで、家に帰ってからの調理が楽だし、下ごしらえの時間も現実的に減ったので、もっと早くこの作品読んでおくべきだった!と後悔しましたw お陰で本当に助かりました、向田さん。また2期やってください!!✨(T人T*)
『文豪ストレイドッグス』:大人気漫画原作のアニメ化4期目でした。
今期の前半は「武装探偵社設立物語」。人より洞察力に優れた江戸川乱歩少年がある日福沢諭吉と出会い、警察から依頼を受けていた福沢が、帝国劇場へ送られた殺人予告による殺人を止めることと、その犯人を突き止めることを乱歩に任せてみたところ、見事に犯人を的中させる。ただ武力のない二人には限界があり、ここで初めて「武装した探偵」が設立される。
そして後半は異能特務課に研究のため一頁だけ切り取られて保管されていた白紙の文学書の力により、武装探偵社は犯罪組織:天人五衰に仕立てあげられる。福沢は逮捕され、社員も軍警に追われる中で敦と鏡花、国木田と与謝野と淳一郎、賢治に分散してしまう。福沢と鴎外の密約でマフィアに一人協力するものがあれば助けるという話から、与謝野が引き合いに出されるが、かつてその異能で戦場にて何人もの瀕死の兵士を救い上げたものの、何度も死地に行かされる生き地獄の連続に、与謝野を死の天使と呼んで恨むものさえ出てきた過去があった。断固協力に応じない与謝野は自死を選ぼうとするが、立花に止められる。そして乱歩より解決するには真の天人五衰の計画を知ってそれを阻止することとなる。天人五衰の一人であるシグマが運営する天空カジノに侵入した敦は、軍警特殊部隊の猟犬からカジノを守ろうとするシグマを救い出すも、突如現れたホーソーンにシグマは撃ち落とされ、彼の確保に失敗した。ホーソーンは敦と鏡花の命も狙いに来るが、ルーシーの協力によりアンの部屋で無事に救助され、ホーソーンは捕らえられる。一方墜落するシグマはゴーゴリーにより救出される。これらすべての動きはドフトエフスキーの考え通りと獄中にて芥川に告白するが、芥川も更にそれ以上の読みをドフトエフスキーにぶつけるのだった―――というストーリーでした。
今回は乱歩さんと与謝野先生の過去が明かになりましたが、それと絡んだ大変な事態となっております💦 ホントに武装探偵社、絶体絶命のピンチで、毎回ハラハラしながら見ておりましたが、今回もまたいいところで終わってしまい、非常に悔しいっすヽ(`Д´)ノムキー! てことは、自ずと「第5期」があるわけですよね!?このまま終わったら泣きます( ;∀;) それにしても乱歩さんもですが、与謝野先生の過去があまりにも壮絶過ぎて(´Д⊂ヽ💦 珍しいタイプの異能だとは思っていましたけれど、壊す滅ぼす方に力が働く異能の多い中、唯一救出することのできる力でしたけど、使われ方によっては一番残酷な力なんだなと。見ていて切なくなりました(ノД`)・゜・。 5期は一体いつ来るんでしょうかね??物語の佳境に入ったいいところなので、是非とも熱が冷めないうちに続きを見たいものです。
『ツルネーつながりの一射ー』:小説原作のアニメ化作品、2期目でした。
県大会に優勝し、全国への切符を手にした風舞高校弓道部。一方全国大会優勝の頭目だったにも拘らず、県大会で風舞に負けた桐先高校は地方大会に出場する。同じく地方大会に出場した風舞だったが、湊の中学の先輩である二階堂率いる辻峰高校が対戦相手となった。湊は喜ぶが環境に恵まれなかった二階堂は湊や愁に敵意を見せ、更に辻峰高校の独自のスタイルにテンポを崩され、風舞高校は負けてしまう。一人焦りと責任から射ち急ぐ湊を見た顧問の雅貴は湊に的前に立つことを禁じる。その余波でそれぞれ部員が自分の射に疑問を持ち、更にチームメイト同士の呼吸が合わないことをお互いに責め合ってしまい、チームの状態は最悪となる。そんな中、女子弓道部が地元の大会に出場し、その応援に駆け付けた湊たちはリズムの違いに気づく。そして二階堂達に崩された自分たちの射のタイミング「息合い」について、思いつくまま、やりながら模索していく。そして夏合宿で偶然にして辻峰高校と同じ矢場に立つことになった風舞は雅貴の提案で模擬試合をする。そこで雅高は二階堂が何故湊や愁を目の敵にするのかを知る。優れた指導者から指導を受けられなかった二階堂は、今度の全国大会でも指導者がいなくとも辻峰が勝つことを宣言する。その全国大会で風舞は辻峰と対戦する。相変わらず独自の息合いで風舞のテンポを乱してくるが、湊の落ち着きが風舞の浮足立ちを押さえ、僅かの差で風舞が勝利。そしていよいよ桐先との試合になる。既定の射数では決着がつかず、最終的にはサドンデスとなる。ここで湊が外してしまい、桐先の勝利となり、全国大会優勝も桐先となった。まだ自分の射に伸びしろがあることを知った風舞弓道部員たちは、次のステップに進もうとしていた———というストーリーでした。
この後最終回では雅貴さんの神社の奉納の為5人で弓を引くのですが、全国で敗戦はしたものの、いい感じに空気が変わってきている感じがしました。早矢気で苦しんでいた湊が、一皮むけて「自分の射」というものに目覚めつつありますが、弓って確かに年齢制限はないですもんね。もちろん他のスポーツもありませんけど、プロとしてならある程度若い年齢に限られてきますし、チームプレイだと周囲と実力が拮抗していないと外されてしまうこともありですが、弓は確かに団体もありますが、個人個人の技量が大きいです。しかも歳や経験を重ねるほど集中力や自分のタイミングも掴めてくるので、深い競技ですね。まだまだ風舞のひよっこたちは発展途上ですが、これが2年3年生になって、どんな自分を手に入れて来るのか、続きがもしあれば見てみたいです。
『トモちゃんは女の子』:4コマ漫画原作のアニメ化作品でした。
家は空手家、男子が相手だろうと敵う者なし!の主人公の高校一年生:相沢 智は隣の家に住む幼馴染のジュンこと久保田 淳一郎に恋心を抱き、告白するのだが「友人として好き」という感覚での返事だった。二人の幼馴染である群堂 みすずに相談したところ「トモは女の子らしくないから」と言われ、みすずから女らしくするよう指示され、色々挑戦してみることにするのだが、結局状況が許してくれず(弱い者いじめや、部活の先輩が喧嘩を売られている、等)救出に向かう度に「最恐」として周囲から恐れおののかされてしまう(※一部女子からは大人気♥)。更に必死に化粧や女の子らしい服を着てもジュンに気づいてもらえない。しかしながら二人の間柄はどうしても息も考え方もピッタリで「仲が良い」風にしか見えず、みすずも実は二人を揶揄いつつも、二人の関係に嫉妬している自分に気づく。またトモ自身も「恋人」になった瞬間、今までの「友人のジュン」が消えてしまうのではないか、という関係性の変化の躊躇が起こってしまう。それでも一歩踏み出したジュンに告白され、恋人として付き合うことになったのだが、ジュンはまずトモの父親に認められてからでないと先に進めず、無理矢理女の子らしく振舞ったりしたものの、結局はストレスになり素のトモでいることに決める。だが相変わらず考え方の固いジュンは智の父に勝てず、思い余ってトモは自分からジュンにキスするのだった―――というストーリーでした。
何で深夜にこんなピュアピュア♥な作品を放送しているんだろう、と思うくらい強くて初心な二人が何とも言えず可愛いかったです(笑) みすずちゃんもですが、結局自分に無理して女らしく~とか、可愛らしく~とかしても、長続きしないんですよ^^; でも無理した自分のことを好きになったわけではなく、素のままの自分を気に入ってくれているわけですから、普段のままでいることが一番自然なんですけどね。高校生ぐらいの恋愛ってまだ背伸びしちゃう方ですから。でもそれが自然。ありのままの彼氏彼女を受け入れるように考えられてくるのって、大人になってからだと思いますよ。なので十分背伸びして、つま先が痺れてきたところで「これはやっぱりおかしい!?」とトモちゃんみたいに思えるようになればいいわけで。…にしても、トモちゃんと付き合えるのは、ジュンぐらいですから大丈夫ですよ。他の男子じゃ先ず直ぐ失神して(ぶっ飛ばされて)何されたのか記憶飛んでいるでしょう( ̄▽ ̄)トオイオホシサマニナッタ☆ デフォルメされてますけれど、なんとなく人生でトモちゃんだったりみすずちゃんだったりするタイプの人とすれ違っていた気がしたので、ン十年前の高校時代を思い出し、懐かしく生温かく恋と友情の狭間を見守らせていただきました。楽しかったですw
『テクノロイドオーバーマインド』:ゲームとアニメのメディアミックス作品でした。
人為的原因の気候変動で土地が水没し、人口も減ってしまった未来の地球。そこで人口減少を補う労働力として人に似たロボット「アンドロイド」が生まれ、共に生きる生活を送っていた。sの中で娯楽に飢えた人々の希望として生まれたエンターテイメントタワー「バベル」では、挑戦者・観客ともにより高みを目指すべく人々は熱狂し、競い合っていた。それは巻き起こす感動に心惹かれたアンドロイドもその垣根を越えて競い合うほどであった。主人公となる4体のアンドロイド、コバルト・クロム・ネオン・ケイは共に暮らしていたが、エネルギーを供給してもらうためにお金を稼がなくてはならず、手っ取り早く「バベル」に挑戦しようとするも、さっさと落選してしまう。そんな4人の前に一人の少年:芝浦エソラという少年が倒れているのを発見し、彼を救う。無事にエソラを見送った4体だったが、ぶつかってきた酔っ払いの男の忘れ物を届けに後を追いかけたところ、溶鉱炉で男が突き落とされ、同時に後ろから押したと思われるアンドロイドも溶鉱炉に落ちるところを目撃。このため4体は警視庁刑事部特殊捜査用アンドロイドのポーラに主犯と疑われ、付きまとわれることに。何とか金銭を稼がねばならない4体が困っていると、そこに現れたエソラが彼らの個性を生かした様々なきっかけを与えてくれる。これによりもう一度4体はKnoCCというユニットでバベルを目指すこととなった。順調に勝ち進んでいく彼らだったが、ロボット排斥者たちからは快く思われず、バベルの頂上決戦の前になって4体がアンドロイドだと発覚。コバルトが銃で撃たれ、メモリーが傷ついてしまう。何とか他の3体の記憶を繋ぎ合わせてコバルトの記憶を概念的に再生したのだが、コバルトはエソラを覚えておらず、切り捨てるような言葉を吐き出す。ショックを受けたエソラは飛び出してしまう。実は記憶をたどったところ、4体元々ロボット工学の権威でエソラの養父である芝浦博士が「Kokoroプログラム」という人間の感情と同じものを持てるよう、設計して作り上げられたものだった。芝浦博士の愛した助手が他の男性と結婚。そしてエソラをもうけたが、彼をおいて両親は事故死。これにより芝浦博士がエソラを引き取り「完全な人間」を作ろうと、4人の教育係を探し出し、エソラの教育に当たらせた。その4人も突然の事故で他界。芝浦博士は4人の性格と特技を人工的に作り出し、アンドロイドに収めたのがKnoCCのメンバーだった。エソラとの繋がりを知ったクロム・ケイ・ネオンはエソラを探し出す。そして心が失われたはずのコバルトもエソラの窮地に心が蘇った。しかしロボット排斥派による4体が社会に及ぼす悪影響を盾に、裁判で彼らの活動停止を宣告。だがポーラと芝浦博士のサポートだったノーベルが窮地を救い、KnoCCはバベルへ挑戦。結果を出して認められたため、活動停止命令は中止。しかも溶鉱炉事件もロボット排斥派が人為的に起こしたものであることが判明した。改めて無罪放免となった4体だが代わりに寿命が設定される。エソラは彼らに「自分のやりたいことをやって」と告げ、それぞれの道を歩くことに。十数年後、すっかり成長し研究員となったエソラの前に4体が帰ってくるのだった―――というストーリーでした。
途中から3つの番組が重なってしまい、録画したり全く見られなかった話数も何話かあったのですが、概ねストーリーは押えられました。ロボットに心、というと「プラスティックメモリーズ」とか、今までにも色々作品がありました。でもその殆どが寿命(あるいは耐久年数、バグが起きやすくなるため人為的に停止等)が来て完全停止。役目を終えた後も、周囲の人間に与えた影響の大きさで、その存在を覚えてくれることが「生きてきた証」という過程だった記憶があります。でもこれって結局人間でも同じなんですよね。今回は最初から人間らしいアンドロイドで成長とかではなかったのですが、途中コバルトが記憶回路を壊されて、ただのアンドロイドになったときのあのギャップ…ホント、「ロボット」になってしまうと、怖いです。「0か1」しか選択しないし、人を傷つけるようなことも顔色一つ変えずに言えてしまう。しかも力の加減を知りませんし。…今結構介護ロボットとか、本格的に研究していますけど、人間の感情を図り知るのは難しいようです。でも感情を覚えたらいいこともありますけど、反抗したりすることもあるでしょうから、人間扱う以上に難しくなるかもしれません。まだまだ難しいですね。でもそんな部分をクローズアップしてもらったので、一応本当は「歌とダンスのゲーム」らしいんですけど、アニメの主題がそっちの方からはかなりずれた(笑)ので、是非ともゲームの方で皆さまプレイして頑張ってくださいw


2023冬アニメ最終回④

2023年03月28日 23時07分47秒 | アニメ

天気の悪さのせいか、頭痛が治まりません💧
何となく体もだる重い・・・レディースディの時よりなんか体が重いです。血圧もチョイ高くなっちゃっていますが、いつもだと5月頃に体調崩しやすいのに、早く調子狂っちゃいました💦
もう来週には入学式とか、色んな行事満載で、確定残業なのはわかっているのですが、体調戻ってもらわないとなぁ~・・・
異様に甘いものが欲しくなりましたし、カロリーオーバーするとあっという間にコレステロールが高くなるので、薬内服していても気を付けないとあかんです。なるべく繊維系人工甘味料を使うようにしているんですが、未だ手元にあるインパクトの頂き物のチョコレートをお楽しみに取ってあるので、賞味期限までには少しずつ味わいたいです♥
さて、そんな中、こっちも忙しい最終回。日月夜だけで2桁もあるので、感想オンリーで参ります。

『魔道祖師 完結編』:中国小説原作のアニメ化作品で、今期で3期目でした。
殺されたはずの主人公:魏無羨が13年ぶりに蘇り、藍家の第2公子:藍忘機と再会して霊を鎮めたことから、何故魏が殺されたのか、憎まれたのか、その真相を探る旅の遂に完結でした。結局は少年時代の不遇さから、一門に苛め抜かれ、その復讐に躍起になっていた金光瑤氏によるものでしたが、最終的には魏無羨と藍忘機が二人してこれを鎮め、金光瑤は滅びた。しかし一件落着もつかの間、魏無羨を引き取ったことで家族が殺されたと憎しみをお抱き続けた江澄が今再び魏への復讐を果たそうとする。しかし江澄の霊力の源である金丹は魏が彼を助けた際、自分のものを彼に受け渡したことを知り、江は自戒に苦しみながら魏への復讐は果たせなかった。そして魏と藍は再び旅立ち姑蘇藍氏の元へと向かうのだった―――というストーリーでした。
キャラが美形でしたね~✨BL系ってキャラが美形でないといけませんから(笑) 原作はBL要素有りのようですが、アニメの方は強い友情という感じで主人公二人の活躍を中心としている構成でした。キャラデザが崩れることの多い最近のアニメでしたが、こちらの作品はクオリティー落ちなかった気がします。ただ皆髪型も顔立ちも似ているので、区別がつけづらかったかもしたは声優さんでキャラクター判断していました。なんですが!何故か推しの声優さんのキャラが大体闇落ちしている(石田さん、緑川さん、etc…( ;∀;))ので、切ないやら💦 とりあえず目的の旅は一応完結したことになるんでしょうか。話が飛ぶのでちょっと分かりにくいところもありましたが、耽美な世界を見せていただいたのは目の保養でした✨
『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Nothern War』:原案はゲームの「英雄伝説」で、世界観はそのままに、オリジナルキャラによるアニメオリジナルストーリーでした。
主人公のノーザンブリア傭兵団所属の少女ラヴィ。彼女はかつて「英雄」と呼ばれながらもノーザンブリアを裏切った祖父に対し、自分はノーザンブリアに命を捧げ、裏切った祖父と違うと証明するために『北の猟兵』に入団する。すさまじい戦闘結果をおさめるラヴィは、上官から「帝国の英雄の情報」を掴むためエレボニア帝国への内偵任務を命じられる。潜入調査を行い、国内の様子はわかったものの、肝心の英雄の正体もつかめないままだったラヴィ。帝国を移動中の列車の事故の中で地下水道に落ちてしまうが、そこで偶然に少年:リィンと出会う。実は彼こそがエレボニア帝国の英雄だった。灰の騎神「ヴァリマール」とそれを操る「帝国の英雄」リィン・シュバルツァーの圧倒的な力を目の当たりにしたラヴィたちだったが、その動向は既に帝国側に知られていた。帰還途中で追い詰められるもマーティを残しノーザンブリアに戻ることができた。そんなラヴィは宮殿で祖父ヴラド失脚の原因となったバレスタイン大佐殺害の真実を知る。帝国がノーザンブリアへ「ケルディック焼き討ち」の賠償請求を求めたという報せが入り、グラークはラヴィに祖父の意思を継ぎ、共に国のために戦おうと持ちかける。しかしそれは只「英雄の孫」というプロパガンダに過ぎず、グラークが何者かに暗殺されたことで、その犯人はラヴィと誤解され、追われたラヴィは満身創痍で故郷に逃げこむ。そこで目にしたのは、裏切りもののはずの祖父が村のために残したシェルターだった。それを見たラヴィは祖父への認識を改め、再びハリアスクに戻る。そこでグラーク暗殺の黒幕を突き止めたラヴィは、機神を操る人形工場に足を踏み入れる。そこには新兵を生贄に人形を操りノーザンブリアを攻撃するシステムが構築されていた。だがラヴィはリィンに外の防衛の協力を願い、自らはシステムを対峙して機神たちの動きを止めノーザンブリアの危機を救い、文字通りノーザンブリアの英雄となった―――というストーリーでした。
ゲームをやったことがないので初見だったのですが、機神による戦闘が多分ゲームのプレイニングだったのかと思いますが、こちらはあくまでキャラが主役のバトル展開でした。そしてラヴィという一人の少女の成長譚でしたね。英雄でありながら裏切り者の孫と呼ばれ、最初は狭い視野でしか見ることができなかったラヴィですが、次第に祖父が本当は何を守りたかったのか、己が身をもってそれを知ることで、「故郷を守る」ということの本当の意味を知ることができました。まだまだ戦火は続くと思いますが、あくまで「帝国は敵」だった視野も、リィンと出会ったことで、敵国であっても信頼できる人がいること、そして本当の敵たるものは何かと大局を見ることができるようになってきましたから、この先は闇雲に突っ込んでいくような無謀はなくなるかと。不愛想なカガリたん(笑)と言っていた方がいましたが、確かにその通りかも(笑) ゲームには登場しないキャラだそうですが、機神に乗ることがあったらきっと強そうですv
『神たちに拾われた男2』:なろう系小説のアニメ化2期目でした。
スライム研究に日々を費やしていた転生者のリョウマ。一期目で物を綺麗にできるスライムを見つけたことから「バンブーフォレスト」というクリーニング店を開始。今期はその店の運営が安定してきたことで、別の街に2号店を開店することを目標とし、新たにサイオンジ商会と契約を取り付ける。その際会長のピオロがまるで関西風の話し方で日本食を食べていることから、リョウマは味噌や醤油といった日本風の調味料を手にいてる代わりに、新たな和食メニューを紹介したことでピオロに気に入られ、この街での出店を行うことができるようになる。また冒険者としてギルドからの依頼を受けたり、それによって創立祭の企画運営を図り、みんなに喜んでもらえるひと時を過ごすことができた―――というストーリーでした。
基本、命に係わるバトルもなく、店の運営に関しても転生前がブラック企業の社畜だったため、迷惑客のあしらいには非常に手慣れているという(哀)恐るべき11歳^^ なろう系だけあって、バトルをしても圧倒的な強さを誇るのですが、そう見えるのは絶対的な強さ、というのではなく、転生前の実社会で大きな危険を予測してなるべく回避する、要は自分の限界値の見極めができているからこそ、なんですよね。転生すると無双で強くなる、というなろう系に中にあっては、比較的おとなしめw でもそれだからこそ憎めないというか、受け入れやすい主人公なんだろうなと思います。派手さを好む人にはちょっと物足りないでしょうが、無理ない範囲で基本ほのぼのしていると、日曜深夜にあって見ているこっちの血圧も非常に安定します(笑)あと強さよりも現世の記憶における色んな道具や手段(料理にしても、オルゴールのような小道具にしても)をこの世界で転用するほうが武器になっていそうかな。いや、私も知らないものがあったので、勉強になりました(ー人ー)サンコウニナリマシタ。
『便利屋斎藤さん、異世界に行く』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の斎藤さんは便利屋の店員だったが経営者とトラブった帰りに交通事故に遭いそうになったところを異世界へ。そこでラエルザやモーロックらの冒険者パーティーに拾われる。どうにも魔術師のモーロックが呪文を間違えて斎藤さんを召喚してしまい、元の世界に戻すとトラックに轢かれる時点に戻ってしまうため、致し方なくパーティと行動を共にするが、鍵開けなどの細かな便利屋作業がパーティーに大いに役立ったため、そのままパーティーに所属することに。モーロックが物忘れが激しく、呪文なども途中で忘れてしまうため、斎藤さんが覚えて耳打ちしながら術を完成させたり、鍵開けや、ラエルザたちの鎧などの修理を含め、斎藤さんは次第にこのパーティーに欠かせない人間となっていく。途中モーロックが記憶を無くす理由や、狼に食べられ魂を取られてしまい、それを取り戻すまでに必死に戦うなどしている間に、モーロックからラエルザのことを頼まれて、意識するように。無事にモーロックの魂を取り戻すも相変わらずの物忘れに悩まされながらも、斎藤さんはこの世界で生きていくのだった―――というストーリーでした。
一話の中にいくつかのショートストーリーがある形での構成と、モーロックさんに関するエピソードは長編として扱われておりましたが、基本ほのぼのというかのんびりしたストーリー展開でした。冒険だけあって命がけの展開もありましたけど、何せモーロックさんのお陰で「大体何とかするだろう( ̄▽ ̄)♪」と、原作読んでいないにもかかわらず、なんか悲惨な話にならない気がしていたので、安心して見ていました(笑) ・・・というか、斎藤さんより殆どモーロックさんが主人公、というかヒロイン(?)状態でしたね(笑)ラエルザの立場が・・・💧 でもストーリーの端々に泣かせるものがあって、ちょっとしんみりしたりホロリとさせられたり。転生ものはもう十分見てきましたが、まだこんな作品もあるんだなーと思いました。・・・そう言えば伏線的にダンジョンの中でルンバが走ってましたけど、アレもモーロックさんが間違えて召喚したものなんだろうか。答えがはっきりしないままだったのですが、とりあえず斎藤さんは戻ると即死亡事故につながるため、この世界に居ましょう。うん、そのほうが幸せw
『虚構推理Season2』:小説アニメ化作品、今期で2期目でした。
物の怪たちの知恵の神となった岩永琴子と、人魚の肉のせいで不老不死となった桜川九郎のコンビが挑む人間と妖怪たちの入り混じる事件を解決するストーリー。今回は「空き部屋の怪」「雪女編」「電撃のピノッキオ」「音無グループの殺人事件」「ウナギ屋の幸運日」の4篇でした。一応「怪異」に関わるのが琴子の役目なのですが、音無グループの社長殺人事件に関しては、人間が主犯でした。普通の推理小説と比べて、メリハリがあまりない作品なので、好みの分かれるところだと思います。この作品は別に犯人を捕まえるという、ミステリー小説定番の終わり方ではなく、ただ「ものの理を明らかにするだけ」なので(そもそも琴子は警察じゃないので逮捕はできないし)、スッキリ解決した!というのがないんですよね。大体が相手が「怪異」ですから、人間の社会的な道理が通じる相手ではないので。その中にあって「雪女」は目的が非常にはっきりしていて、しかも依頼人(雪女)も彼女が救いたかった相手も、物理的&社会的に救われたので、ストーリーとして面白かったです。ただひたすら九郎先輩が死にまくるのも相変わらずなので(まぁ、それが彼の最大の能力なので、能力を使うにはそれしかない)、先輩が哀れで仕方がない( ;∀;) 先輩にも幸あって欲しいのですが、六花さんがいる限り、二人の苦労はまだ続きそうですね。ポジティブシンキングの琴子さんがいたら、先輩も悩んでいる暇ないでしょうけど(※あえてそれを狙って琴子は九郎に無茶ぶりしているところもありますが)w できたら二人にとって明るいエピソードがあったら、それは見てみたいです。
『HIGH CARD』:メディアミックス作品のアニメでした。
主人公のフィンは養護施設育ちだが、施設が取り壊される計画を聞きつけ、何とか存続できるようにスリをしながら稼ぎを施設に届けていた。彼はハイカードと呼ばれる、能力を持つカードの♠の2(銃になる)を持っているが、ある日何をしても幸運になる男からカードを盗もうとして逆にクロンダイクファミリーのカジノで追い込まれる。そこに現れたのはクリスというカードの回収者。たちまち戦闘となったが、最後はフィンがスペードの2の力を使い、窮地を脱する。そしてクリスから誘われ、ピノクルに就職しハイカード回収にやとわれる。フィンは必死に仕事をして何とか施設を維持しようとするが、クロンダイクのボビーに施設を破壊されてしまう。心が折れたフィンに対し、クリスが彼の居場所を繋ぎとめようとするが、今度はクリスが自分の妹ミシェルに、父親が使っていたカードで父親同様自分の命と引き換えに救い出すために組織から黙ってカードを持ち出したのだった。ピノクル本部は王家の護衛任務を任されていたが、フィンたちは何とかしてクリスを救いたいと訴えるも、クリスは♣の5のカード回収ののち処分が決められていた。味方からも追われ、絶体絶命のピンチにクロンダイクがクリス救出のきっかけを与えてくれる。フィンたちはクリスとミシェルの思い出の場所、観覧車でクリスが♣5を使うと予想し最後はフィンが♠2の力で♣5を撃ち抜き、クリスの命はギリギリのところで救出し、力を分け与えられたミシェルも体調を回復。クリスとフィンは会社を一度解雇になったものの、再雇用となったが雇用時期がフィンの方が僅かに早かったため、今度はフィンがクリスの先輩となるのだった―――というストーリーでした。
トランプはジョーカーを抜かせば52枚ありますから、見始めた当初「52人も登場人物でたら覚えられないわ(゚Д゚;)」としなくていい心配をしていました(苦笑) うん、無事に数人だけで済みました♥ カードの特性もあるのでしょうが、なかなかにアクションシーンも多く、一人一人に隠されたドラマも大きかったため、作品全体として見応えはあったと思います。フィンは養護施設もなくし、いろいろ失うものは多かったですが、その中にあってかけがえのない仲間の命を一つ救えました。失うばかりの人生じゃなくてよかったです。小さな伏線が色々あって(そう言えばスリの常習犯だった設定とかすっかり忘れてましたw)まだ回収できていないな~と思っていたら、夏に2期が始まるそうで。またカードを巡る争いのなるのでしょうが、是非とも回収し終えるまで頑張って体張ってください!(笑)
『吸血鬼すぐ死ぬ2』:漫画原作のアニメ化作品で2期目でした。
新横浜に跋扈する吸血鬼を退治するハンターたち。その中でも優秀なはずのロナルドのところに居候する吸血鬼ドラルクとその使い魔のジョンは、いがみ合いながらも日々楽しく過ごしてた。そこに現れるはた迷惑な能力しかない吸血鬼の皆さんと、それを退治するハンターの皆さんによる、賑やかな日常を描いた作品でした。
相変わらず面白かったです!今期一押ししていたんですが、期待を裏切らないノリとギャグでしたね♥ 丁度かもしたが絶賛アンソロジーの編集で追い込みの時期に始まったので、ドラルクのごとく「砂ァあああああ!(※新で砂になった時のセリフ:福山さんの演技が至極でたまらないw)」になったり、フクマさん(※ロナルドの丹津編集者さん。締め切り遅らせると引きずってくるアイアンメイデンに缶詰めにされる)になってみたりと、日々が「吸死」でした(笑) そして最近は、WBCのヌートバー選手が打席に立つたび「ヌーーーーーーーー!\(≧▽≦\*)」とジョンになって応援してましたし、リアルの日常に活用方法が非常に豊かなのもこの作品のお陰です(笑) 漫画もですが、特にアニメはそのはた迷惑な吸血鬼の担当声優さんが凄い人ばかりで(井上和彦さん、千葉茂さん、中田譲治さん(あ、おじいさまは最強でした)、速水奨さん・・・)、特にクールな主人公とかを演じられてきたベテランさんでも、あんな生贄にされてしまうのか…(ヌーーーー💦)と思わず涙が誘われます( ;∀;)←笑涙でw しかし、はた迷惑で何の役にも立たないと思っていた吸血鬼の力が、あんな役に立つとは思いませんでした(笑:マイクロビキニもゼラニウムもあんな窮地を救う必殺技になるとは・・・流石は吸死!) 欲を言えば、今回ドラルクとジョンが登場するのがちょっと少なかったのが悲しい。もっと「砂―ーー・・・・」が聞きたかった!是非そこは3期目で(自分の中では決定事項:笑)見せていただきたいものです!(漫画でも十分面白いんですが、声優さんの演技があまりにも凄くって、アニメだと更に笑えるのですよ!)なんというか、悪人(?)らしき人とか吸血鬼も、裏を返せばみんな割といい人(Y談おじさんだけはちょっと困る💧)なので、安心して月曜深夜に大笑いできました!
『もののがたり』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の岐兵馬は祓師。兄と姉を付喪神に殺されて以降、付喪神を恨んでいるため、付喪神を倒すためなら手段を択ばない。それを見た当主の祖父から考え方を改めさせるため、長月家へ修行に出させられる。長月家には付喪神の婚礼調度7人がおり、彼らと兵馬の相性は最悪。付喪神に対する考え方の違いから、ぼたんとも亀裂をおこし、ぼたんから「彼を迎えていいと思う者が一人でもいたら兵馬を追い返す」という条件を出されてしまう。苦心の末何とか仲直りをする兵馬と婚礼調度たち。だがそのぼたんの力を恐れる門守家や八街家、辻家などからぼたんとその付喪神に対し刺客が放たれ、兵馬は彼らと図らずも彼らと協力して戦ううちに、祓師としての力が強固なものになっていくのだった。しかし実はぼたんの力が原因で、兵馬の兄姉が亡くなったことを知らされる。ぼたんはその力のせいで悪用しようとする者たちに狙われ、信頼していた人間を目の前で殺された過去を持つため、人を信用していなかった。しかしあくまで敵として見据えているのが兄姉を倒した付喪神であり、ぼたんは守るべき対象と位置づけ確固たる信念を語る兵馬に、ぼたんは少しずつ心を開いていくのだった―――というストーリーでした。
月曜日は何故かこの悪霊とか付喪神とかを祓う作品が多く、バトルメインになっていくものなんだろうなと思っておりましたが、バトルもですけれど、どちらかというと人間として成長しきれていない部分・・・しかも幼い頃のトラウマのせいで人間不信になっていた二人が、付喪神を介しながら少しずつ考え方を軟化させていっているのが一つのドラマの主軸でした。考え方を改めるって、なかなかに難しく、兵馬は兄姉の死で頭の中は復讐に捕らわれていたし、ぼたんは先述の通りで人を信用していない殻にこもっている感じでしたけど、お互いの存在が少しずついい方向へ船長を促している感じでしたね。何となく二人とも考え方を前向きに出来たな、と思ったところで最終回だったのですが、こちらも2期が決定しているとのこと。是非二人の共感+付喪神との関係を新たに成長した姿を見てみたいものです。
『クールドジ男子』:漫画原作のアニメ化作品でした。
大学生の一倉颯、高校生の二見瞬、会社員の三間 貴之、専門学校生の四季 蒼真、小説家で三間の親友の五十嵐元晴は、一見クールで美形なため、みんなの注目を浴びる男子たちだったが、実はクールというよりボーっとしていて、眼鏡をかけたまま顔を洗ったり、忘れていた傘を取りに来たはずなのに、別のものを買って満足してしまってまた傘を忘れる・・・等々、ドジな部分がある男子たちだった。そんな彼らが瞬の姉の経営する喫茶店でアルバイトや手伝い、打ち合わせなどで顔を合わせるようになり、次第に仲良くドジを繰り広げながらも楽しい日々を過ごすのだった―――というストーリーでした。
基本的に日常系のほのぼのでした。クール、というより単純に危機意識が低いというか、集中力が短いというか、美形なんだけど抜けている、そのギャップが萌えて人気のようです♥ ここまでくるとBL要素が強いのかな、と思ったりしたんですが、別段そっち系の話や雰囲気は全くなく、なんとなくみんな「ほや~」っとして、それで息が合う感じw 同級生とかならわかるのですが、これだけ年齢の幅のある人であっても、やはり気が合えばいい友達になれるものですね☆ ただ問題なのは、全員「ホヤ~( ̄▽ ̄)」としているので、誰か一人でも( ー`дー´)キリッとした人がいないと、みんな忘れる置いていかれる状況になる(苦笑)という。まぁ別段それで命にかかわるような物は全くないので、適度に力を抜いて生きることも大事かとw よくわかりました(笑)
『英雄王、武を極めるため転生す』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
ある国を強大な力で作り上げ、人々の尊敬と信頼を集めた英雄王のイングリスは、老衰によってその生を終えようとしていたが、その時女神アリスティアが現れ、これまでの功績を称え、願いをかなえるというので、イングリスは「次の人生では武を極めたい」と願う。その願いが叶い、騎士の名家の子供に転生したが、何故か性別は女の子だった。転生後のイングリス・ユークスは、0歳の時から前世の記憶と神騎士の能力を持っており、この時代には無いエーテルが制御できたため、0歳にして襲撃してきた蜥蜴の魔石獣に対峙して消滅させてしまった。だが6歳時の洗礼では神騎士としてエーテルを纏っていることでマナの流れを弾いてしまうため、魔素を固定化刻印できず、そのため正式な騎士にはなれず従騎士相当と判定される。しかしこれでいつでも先陣で戦えると喜ぶイングリスは、ラフィニアを支える従騎士になると宣言し、その後の修行の日々を送る。イングリス達は12歳の時に聖騎士のレオン、ハイラルメナスのエリス、天空人に出合い、その後の騒動ではイングリスが人型の魔石獣を霊素弾で倒した。15歳に成長したイングリスとラフィニアは、王都に向かう道中で血鉄鎖旅団が起こした事件に巻き込まれたり、レオーネと出会い連携して魔石獣を倒すなどした後、三人一緒に王都のカイラル王立騎士アカデミーに入学する。校長の繰り出す実技試験も、前世の武道とエーテル操作の力で難なくクリアしてしまい、周囲を驚かせる。学園の課題に物足りなさを覚えた矢先、ハイランダーの先輩リップルに仕掛けられた魔石の力で彼女が苦しみだす。天上人の下に送る目的で使者イーベルとの謁見を申し出た国王だったが、地上人を見下すイーベルは国王を弄ぶ。それを見て戦闘意欲が増したイングリスは彼と決闘し、へーてるの力でイーベルを圧倒する。しかしそこに天上人を魔石獣に変えるを持つ黒い仮面の男が現れる。イーベルでさえ知らなかったこの男は魔石獣で国を蹂躙させようとするが、更にやる気と力を増したイングリスの前に敗北。天上人達は自分たちの国に戻り、国の窮地を救ったイングリスに近衛兵の爵位が与えられるが、とにかくバトルジャンキーなイングリスはその申し出を断り、ラフィニアの傍で支えていくことを宣言するのだった―――というストーリーでした。
いわゆる完璧なチートで、別段女性に生まれ変わっても全くと言っていい程問題なし!(笑:普通だったら筋骨の違いでこうはいかないはずなのですが💦)普通の地上人にはないエーテル能力を駆使して肉弾戦を行うという、バトルメインのストーリー展開でした。主人公の興味が食べ物の戦いしかないので、大きな人間ドラマとか恋愛要素は一切なし。一応好意を寄せてくる男性もいるのですが、前世が男だったせいなのか、そもそも興味が無いからなのか、全く気付く気配はないです。そのせいか物語としての厚みはそこまでなかった気がします。相手が悪になろうと善人だろうと全力で戦う相手だけを求めていくので、戦っての爽快感を得たい人にはお勧めの作品だったと思います。
『永久少年』:オリジナルアニメでした。
主人公の40歳真田健太郎は会社が倒産し、就職活動で各社を回っていた時、うっかりと別の会社の面接を受けてしまった。それが芸能事務所の満福芸能プロダクション。事務所としてこちらも倒産の崖っぷちにあり、社長が満を持して「30代以上のおっさんアイドルグループを作る!」の企画に受かってしまう。そのほか元教師、サッカー選手、元天才子役、元No1ホスト、モデルの人生崖っぷちにいるおじさん6人が集まり、山中の一言でグループ名を「永久少年Etenal Boys」として芸能活動を行うこととなった。トワイライトプロダクションで元々若い時からアイドルグループをしながら永久少年たちと同世代の『Gentlemen』を手本にしながら、慣れない活動を繰り広げ、時に失敗もしながらも、少しずつファンが定着してくる。最大の目標としたのは武道館単独ライブ。これを成功させなければ事務所も倒産の危機となるため、メンバーは必死に集客に努める。しかし満席にはいかず、空席の目立つ中、それでもメンバーは感激のライブを行えたのだった。しかし現実は赤字を背負い、事務所からグループは解散宣言が出されてしまう。あるものは再就職先を探し、まだ事務所が続くまで活動を続けるものなど道が分かれるかと思いきや、Gentlemenのメンバーが武道館ライブを見に来ており、そのステージに感想をくれたSNSがきっかけで、一気に人気に火が付き、永久少年の存続が決まるのだった―――というストーリーでした。
最近は現実でも昔のジャ〇ーズアイドル達が大分年齢が高くなってきて、丁度Gentlemenみたいな感じになってきているのですが、おじさん年齢からのスタートというのはなかなかに無いですね。目新しい切り口でした。でもやっていることは現実的で、ダンスやボイトレがうまく行かず(もう筋骨固まっちゃっているので、若い時のようにはいかない)、業界知識の無さから余計な問題を抱えてしまったりと、割と真に迫っていたと思います。最後は何とか無事に首の皮一枚で繋がった感じですが💦 おじさんが頑張ると中高年の励みになりますので、頑張って活動していただいたいですw


2023冬アニメ最終回③

2023年03月26日 21時27分18秒 | アニメ

アニメジャパン2023を見に行こうかと、寸前まで悩んでいたんですが、結局家のことが片付かないため見送りました(ノД`)・゜・。 どのみちバンナムベースに行ってもファンクラブに入っていないので、無料配布のカードとかはもらえない💧
いえ、これを機会にファンクラブに入れば、とも思うんですが年会費5桁は結構きつい💦 故にケチケチ貧民のかもしたは、ゲットされた皆様のご報告を見てにんまりしております♥( ̄ー ̄) 
最近物価の高騰に対し、給料が全然上がらない(寧ろ基本給下がっている。昇給で+-0って感じ)ので、切り詰められるところから切り詰めないとね。
有難いことに(?)アウトドアなお金のかかる趣味はやっていないので、強いて言えば円盤買ったりとか同人のオフラインでお金かかるくらいですから、そこそこ我慢すれば生活できる。でもまた親が入院したり新しい疾患発症して治療代だけでなく薬やら送迎費用やらかかる可能性は大ですから、やっぱり切りつめは大事。
そして切り詰めるのはこちらも同様!アニメの最終回ですが、どっと一気に最終回が降ってきたので、サクサクっと行きます!(`・ω・´)ゞ

シュガーアップル・フェアリーテイル』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公のアンは亡き母のような銀砂糖師になることを目指し、王国の品評会で一位を取るために王都を目指す。しかし途中は山賊などが横行するため、用心棒を雇うことに。手前の街で出会った戦士妖精のシャルを雇うが、シャルを始め妖精は友達と考えるアンが助けたミスリルも人間に心を開いていなかった。シャルの腕前は確かだったが、アンを「かかし」と呼び、距離を掴めないままだった。最初の品評会でジョナスに作品を奪われるも見事に覆して見せるアン。優勝は叶わなかったが、修行のために各地を回るにつれ、次第にシャルたちと距離が縮まっていく。しかしどうしても女性蔑視の的となるアンに周囲は厳しいが、ひたむきに仕事に打ち込むアンにシャルも次第に惹かれていく。翌年の品評会に出場するために、ラドクリフ工房で仕事をしつつ銀砂糖を生成するが、嫉妬した工房職人にアンの銀砂糖を既製品と交換されてしまう。気づかなかったアンはそのまま出場し、質の悪い銀砂糖を見てショックを受ける。しかし自作していた作品の美しさ、そして味を見た妖精から上質のものであることを証明され、更にラドクリフ工房の娘が交換現場を見ていたと証言したため、見事にアンは優勝し、銀砂糖師となることができた。だがラドクリフの娘はシャルに惹かれており、彼を手に入れるためにシャルとの交換条件で潔白の証人になっていたのだった。シャルはアンを置いたまま、ラドクリフの娘の元に戻るのだった―――というストーリーでした。
キャラはめっちゃ綺麗でした✨流石は妖精。ストーリーも主人公が目標のために、どんな迫害を受けても立ち向かうという、まるでジ○ンプの主人公のような展開でしたが、やはりそこに絡む恋愛要素は砂糖菓子の作品を作り上げるにあたって重要な要素となっています。にしても、中世ヨーロッパ風の世界感ですが、あそこまで男尊女卑な職人世界の中で、アンちゃん、よく頑張りましたよ。私だったら挫折してるわ^^; でもこんな嫌がらせの数々以上に、シャルが自分の元を去っていったことが何より辛い!>< これで彼女の心の中がはっきりとわかりましたね。物凄い気になるところで終わってしまったので「えぇー!(゚Д゚;)」ってなりましたが、7月から二期目が始まるとのこと。原作は完結しております故、是非ハッピーエンドまで見せて欲しいです♥
異世界のんびり農家』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公は39歳の若さで亡くなった街尾 火楽。彼が望んだ来世は「丈夫な体で一人でのんびり農業やりたい」と願ったため、異世界に転生し、誰も寄り付かない大樹の森でアイテムの万能農具を使い、1人開墾と農業生活を始めた。しかしやがてそこにオオカミや大クモなど、その世界の者たちが見たら逃げ出す魔獣にも偏見無しで手助けしたため、彼らが仲間となり、安全性が高まった。そこに吸血鬼の娘:ルーやフローラがやってくるようになり、やがて各地から避難あるいは移住希望者が現れて、彼らを受け入れているうちに大きな社会が出来上がってしまった。隣国は「強大な力を持つ村」として、軍を派遣したりして潰そうと試みるのだが、強力な魔獣やヴァンパイアをはじめとする戦力を見て逃げ帰ったり、あるいは好意的に村に招かれお世話になったことで同盟を結びたい相手になったりと、本人たちの与り知らぬところで「凄い村」認定されていた。そんな中、ヒラクとルーとの間に子供も生まれ、村はどんどん賑やかになっていくのだった―――というストーリーでした。
なろう系小説の主人公といえば、転生&チートのお約束なのですが、ヒラクさんは別段名誉も何も欲しがっていないのに、勝手に向こうからやってくる感じで、まさに「情けは人の為ならず」「果報は寝て待て」状態の無双でした(笑)ちょっとずつコツコツやっているだけだったはずなのに、周囲がSNS張りの電波力(笑)で評判が広がっていったのも面白い一因でしたね。バトルとか力で頂点!みたいななろう系のストーリーではなかったので、楽しく癒されてました♥( ̄▽ ̄) 我が家にもザブトンいて欲しい…
『アルスの巨獣』:オリジナルアニメでした。
主人公は軍の研究所から抜け出したクウミ。海辺の町でミャアという少女と出会い、彼女が持っていた『約束の指輪』がクウミを選んだことで、この後二人は共に行動する。しかし研究所の追手が迫り、逃げている途中で巨獣と戦うナギモリのジイロという青年と出会う。彼とシンクロしたことで、自身が武器である「カンナギ」であることを知ったクウミは、3人で他に研究所でとらえられている仲間を救う手段を探すため、旅に出る。旅先でやがてクウミは人工的に作られたカンナギであり、命が残りわずかであることを知る。命を長らえるため、儀式を行うが、途中で巨獣と共に軍が攻め込んでくる。クウミは命を長らえてもジイロやミャアに会えなくなることを嫌がり、儀式を取りやめジイロの下に向かう。次第に力を使い果たし、生命力が弱ってきたクウミ。しかしミャアの渡した「約束の指輪」の効果が発動。これにより寿命の制限も無くなったクウミは力を発揮し、巨獣を倒すことに成功するのだった―――というストーリーでした。
オリジナルアニメということと、一話から凄く伏線が色々張り巡らされていて、どう回収して回るのかな?とワクワクしながら見ていました…のですが、結局伏線回収できてない!!(゚Д゚;) まずは目標の研究所の同じような子供たちを助けることもまだ叶わず、更にミャアの正体だったり彼女が何故「約束の指輪」を持っていて、更にカンナギの事もよく知っているのかも判明せず。クウミを救ったおばさんもカンナギのような力を持っていたし…説明が殆どないまま終了してしまった( ;∀;) こっちも2期目やるのか劇場版か、と最後まで画面に張り付いていましたが、全く情報ないまま終了💧 コロナのせいで制作もなかなか進まなかったり、予定変更が多いという大人事情があったのかもしれませんが、あれだけ膨らんだ物語だっただけに、結構勿体ない感じでしたorz。
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』:こちらもなろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公は『マジカルに恋して』という乙女ゲームの登場人物で悪役令嬢のリーゼロッテ。本来であれば婚約者の王子と結ばれるヒロインを邪魔したり、イジメたりして、逆に最後は追い落とされる役どころのはずなのに、ゲームプレイをしている小林さんが、彼女に感情移入してしまい、同じ部活の遠藤君を巻き込んでリゼたんの幸せを願い、何故か二人の声が聞こえる王子にリゼたんの気持ちや素晴らしさを説明解説していく。そのお陰で悪役令嬢のはずのリーゼロッテが正ヒロインとして王子ジークに求婚され、恋愛ストーリーが続くことに。最大の山場は古の魔女がリーゼロッテの身体を奪いジークがそれを葬ればヒロインとのハッピーエンドで終わるのだが、リゼたんを何とかして救いたい遠藤&小林&ジーク&他の皆さんで話を捻じ曲げていく。古の魔女は実はこの世界の創造主である女神リレナ。同じ創造主の男性神:クオンと共に、世界とアダムとエーファを作ったのだが、エーファに恋してしまったクオンがアダムを殺し、エーファのあるヒロインに執着。その嫉妬心が古の魔女の怨念になっていたのだった。クオンはリアル世界の久遠となって同じくエーファの面影を持つ小林さんを狙っていた。小林さんの姉を人質に取り、小林さんをものにしようとしたが、手作りリゼたん人形にリーゼロッテの魂が宿り、遠藤君の告白と共に莫大な力となってクオンを久遠から追い出すことに成功する。告白した遠藤君と小林さんはそのままカップルとなり、ゲームも完遂。繋がりが切れることを悲しむ小林さんと遠藤君だったが、リレナの計らいでジークとリゼたんの結婚式に参加することができたのだった―――というストーリーでした。
ここのところブームになっている「乙女ゲームの悪役令嬢がヒロイン」の作品でしたが、あくまでそのゲーム内のキャラに転生することが多かったですけれど、この作品は実況と解説として、ひたすら純粋に推しキャラのために捧ぐ!というリアルとゲームが入り混じった、ある意味ヲタクの夢を形にした作品だったと思います。推しへの憧れって、自分がその人物になりたいわけではなく、純粋にそのキャラを応援するので、まさに小林さんの立ち位置がぴったりです!つい先日このネタでSS一本書かせていただきましたが、やってみると難しく、でも普段自分は推しにどこまで情熱を注げているか(笑)がよ~~~く見えましたw この悪役令嬢関係の作品って、「乙女ゲームのモブ」以外、みんな正ヒロインも悪役もみんな大円満で終了するので、結構安心してみてられます。最後はリアルも無事にカップル誕生しましたしめでたしめでたし♥みんな幸せに生きろよー!(≧▽≦)ノシ
『僕のヒーローアカデミア第6期』:説明不要の大人気ジャンプ連載漫画のアニメ化、今回は第6期目で2クールお届けでした。
ホークスの情報から遂にヴィランとの全面戦争となったヒーローたち。英雄高校の生徒たちも周辺住民の避難誘導を手伝う。死柄木の身体をオールフォーワンの器にする調整をしていた病院には、エンデヴァーたちが突入。他の拠点を別動隊が襲撃するが、死柄木が不完全な状態で覚醒。相澤によって自身の手にした複数の個性を使えなくされるも、一瞬の隙を突いてグラントリノと相澤に重傷を負わせる。しかし、出久によって追いつめられるがオールフォーワンの意識が目覚め、更に仲間の助けによって脱出。タルタロスを解放し、囚人たちが街にあふれ、街は廃墟と無法地帯と化す。更にヴィランの荼毘が実はエンデバーの息子(焦凍の兄)だとオンラインで流したことがきっかけで、人々のヒーローへの信頼は奈落に突き落とされる。主だったヒーローは入院し治療を受け、その中で人々の批難に耐え切れなくなったヒーローは廃業を決めるものもいた。出久も重傷を負い治療を受けるが、その中で歴代のワンフォーオールたちとの会話でオールフォーワンが出久を狙っていることがわかる。みんなに迷惑をかけたくないが故に、雄英を出てエンデヴァー達と共に行動することとなった出久。オールフォーワンの手により解き放たれた敵を次々と捕えていく。ある雨の日の夜、オールフォーワンの刺客として出久の前に現れた、元公安直属のヒーロー:レディナガンと対峙する。遠距離攻撃が得意な彼女の“個性”に苦戦するも、三代目の“個性”「発勁」の力で勝利する。そしてナガンからオール・フォー・ワンの居場所の情報を得るも、アジトは既にもぬけの殻だった。その時に映ったオール・フォー・ワンの映像を見た出久は、自分が標的にされていることを知った。そして彼についていくオールマイトを巻き込みたくない思いで振り切ってしまい、その後も日々一人で敵を退治し続けていく。ある日、ダツゴクの一人「ディクテイター」の“個性”で操られた人々の前に疲労困憊の出久は戦う前に力尽きそうなところを、間一髪出久を追いかけ続けていた爆豪の手により助けられた。そして自分を心配にしに追いかけてきたA組のクラスメイトの前に、出久は振り切ろうとするも彼らの必死の追撃により抑えられる。クラスメイトの出久への思いと爆豪のこれまでに対する虐めと無礼への謝罪を聞いた瞬間、出久は力尽きて倒れる。そして雄英に戻り次の戦いに備えて休むこととなった。そしてオールフォーワンが死柄木と完全にシンクロするまでの猶予が後3日と知ったオールマイトは、世界のヒーローたちに救援を依頼する―――というストーリーでした。
本当にジャンプらしい作品ですが、今期は特に出久君が一人で全てを背負おうとした中で、窮地に駆け付けた爆轟君の本音を曝け出してでも出久を止めようとする言葉。そして出久を否定する一般市民に向かって懸命に語り掛けるお茶子ちゃんに、感動で涙ボロボロでしたよ✨(T0T*) 前半はプロヒーローの活躍でしたが、闇の部分が暴かれてしまったり、窮地に追い込まれてしまう展開で、非常に辛い状況が続いていたのですが、そこに刺した光でしたよ、1-Aの面々は。純粋な若者たちっていいなぁ~✨ 今期は本当に辛い展開で、特にメンタル面にきつい状況で見ているのも辛かったですが、ある意味この作品って人間の闇の部分を描くのが非常に上手いと思うんですよ。特に集団心理って、ヴィラン以上に一般市民の方が怖かった💦 自分たちのために戦ってくれていたはずのヒーローに、救ってくれた時は英雄として祀り上げ、失態には酷い暴言と不満を投げつける。言い出すのが一人じゃないから集団になると無責任に勝手に言葉を言い放つんですよね。そういう部分が如実に描かれていて。でも少年漫画だからこそ、お茶子ちゃんの様に頑張った人、命を懸けてくれた人を大事にしたい、それの何が悪い!と言える人がいて欲しい、という願いが込められてます。最後の最後で良いものを見られました✨ と言ってもまだ最終回ではなく、また続きがストック出来たらアニメ化されるでしょうね。是非ともその日を待とうと思います!『艦これ いつかあの海で』:大人気趣味レーションゲームのアニメ化でした。
基本1944年のレイテ沖海戦をモデルとした話づくりで、佐世保鎮守府を基地とした時雨を中心とする艦隊の戦いを描いた作品でした。ある日、艦隊の再編成により新たに「第一遊撃部隊第三部隊」(通称・1YB3H)に配属された駆逐艦・時雨。しかし、その艦隊は旧式戦艦2隻(扶桑・山城)に航空巡洋艦1隻(最上)、自身を含めた駆逐艦4隻(満潮・朝雲・山雲)で編成された寄せ集めとも言えるような艦隊であり、更に旗艦となった山城からこの艦隊は「主力部隊を無事に海峡に突入させるための囮の部隊」であることを告げられる。それを聞かされた時雨は複雑な想いを抱きながらも、任務を完遂すべく1YB3Hの仲間と共にスリガオ海峡への突入を開始する。海峡の深海棲艦の攻撃で手傷を負いながらもこれを撃退し、進軍する1YB3H。その海峡の先に待ち受けていたのは多数の主力深海棲艦とそれを率いる扶桑及び山城によく似た姿をした2人の深海棲艦・海峡夜棲姫であった。主力深海棲艦に追い詰められ絶体絶命の中、彼女らの前に援軍が駆けつける。それは1YB3Hの活躍によって無事に海峡に突入することができた艦隊の主力部隊であった。戦況が好転したことで海峡夜棲姫を討つ好機を見出した山城は、時雨を引き連れ一気に海峡夜棲姫に肉薄する。そして、時雨の協力で山城は至近距離まで接近し海峡夜棲姫へ主砲を放つ。その一撃が決定打となって、海峡夜棲姫は消滅し艦隊は勝利を納める。しかし、この戦いの艦娘への被害も大きく扶桑・山城・満潮・朝雲・山雲は生き残ったものの退役し、1YB3Hは事実上解体となってしまった。佐世保鎮守府に帰投し、山城達の退役を見届けた時雨は提督の命により暫しの休息を与えられる。時雨は佐世保での観光中、雪風と旅館で同室となったことをきっかけに共に佐世保を旅行し、彼女と親交を深める。そして、時雨は次なる作戦のため矢矧が旗艦を務める第二水雷戦隊への異動を命じられるのであった。残された精鋭の駆逐艦で再編成した「第二水雷戦隊」は、次の深海棲艦との海戦に備え各艦娘の練度向上を目的に演習を行う。それぞれの艦娘が己の実力を披露する中、この演習に実戦形式で参加していた矢矧は時雨と雪風の演習での活躍に可能性を見出すのであった。作戦に必要となる戦略物資輸送のため、伊勢・日向・大淀・霞・初霜・朝霜・清霜の7人は昭南へと向かう。一方、時雨は龍鳳との再会を果たし磯風・浜風・雪風と共に彼女の護衛と基地航空隊用の新型爆撃機の台湾への輸送を目的としたヒ87船団での活動を命じられる。だが、出撃直前に雪風が体調不良になってしまい、やむなく彼女を置いて出撃することになった。大雨の輸送作戦の最中、近海周辺にまで侵攻していた無数の敵潜水艦の襲撃を受ける時雨達。敵のあまりの多さに爆雷も使い果たし時雨は心が折れそうになる。だが、山城の幻聴を聞き、彼女からの贈り物が爆雷であることに気付いた時雨はこれを用いて窮地を脱する。直後、救援に駆け付けた海防艦4隻の援護で潜水艦の大群は駆逐され、輸送作戦は無事に完遂された。この物資を活用して呉鎮守府の最高戦力である戦艦大和ら主力艦への補給を済ませ、南西諸島で勢力を強める主力深海棲艦との最後の決戦に備える。呉からの艦娘の派遣を待つ間、佐世保鎮守府に残った二水戦及び最上は遊撃部隊を編成して、南西方面の主力深海棲艦の弱体化を目的に後方補給兵站部隊への継続的な攻撃を決行する。矢矧・最上・磯風・浜風・雪風・涼月・冬月からなる遊撃部隊は夕刻に出撃を開始する。一方、1人残された時雨は提督と矢矧の要望により戦力拡充を目的とした大規模改装を受け、新たに「時雨改三」となる。そして、無事に帰還したものの遊撃作戦で負傷した浜風に代わって時雨は遊撃部隊として出撃することを決意する。出撃した大和を期間とする艦隊は喜界島で敵と激突。圧倒的な物量を誇る敵に次々と轟沈。そして二水戦部隊も決戦として敵艦隊へ命と引き換えに切り込む。そして時雨も最後の魚雷を発射した後、攻撃を受け撃沈するのだった―――というストーリーでした。
前作の「艦これ」と違って、第二次大戦のレイテ沖戦をモデルとしてますから、それを聞いただけでもう話が暗いだろうな…とは思っていましたけど、やっぱり最後は歴史と同じくフィリピン近海で轟沈しましたか。扶桑たちは引退(本当は撃沈された)という描き方をされていたので、時雨もあるいは・・・と思いましたがやはり無理でしたか。最後に現代の日本で普通の女の子として撃沈した艦娘たちが平和を満喫し、楽しく過ごしているシーンがありましたが、この作品のテーマとして「戦争はしてはならない」「こういう犠牲の歴史の上に、今の我々がいる」ということを伝えたかったのかな、と思いますが、いかがなのでしょう。
でも最大に難儀したのは、最初の4話までは順調に放送された(と言っても、製作発表からものすごい時間かかってた💧)のに、さらに延長、また延長。一体何時何話が放送されるのか分からず、結局あとで気づいて見逃し配信を見る、という状況で非常に落ち着かなかったです。コロナの影響とはいえ、いっそ8話分をちゃんと完成してから局に収めるってできなかったのかな。待たせちゃいけない!という思いもあったのかもしれませんが、出来たら決まった時間にきちんと放送してくれたほうが、一視聴者としてはそのほうが良かったので、ちょっと残念でした。
『解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公のダリエルは魔王軍の四天王の補佐として仕事をしていたが、魔法が全く使えなかった。ダリエルの育ての魔族:グランパーサが魔王軍四天王を引退し、息子のバシュバーザが引き継ぐと、魔法を使えないダリエルは解雇されてしまう。人間世界に放り出されたダリエルは、森の中でマリーカという女性が魔族に襲われているところを救うと、彼女の暮らすラクス村に招かれる。魔族であることを隠しながらマリーカの父が運営するギルドに所属すると、腐っても元魔王軍だけあって、あっという間に強敵を倒し魔族が支配していたミスリル鉱山も人間の手に戻すことに成功する。愚直で真面目なダリエルは村人から慕われ、マリーカには想いを寄せられる。一方ダリエルがいなくなった後の魔王軍は統制が取れず、混乱に陥るようになる。そのため家臣たちがダリエルを迎えに村に出向くこともしばしば。しかしダリエルは実は人間だったことが判明し、この村で人として生きていくことを決めたダリエルはマリーカと結婚し、子供をもうけ、尊重として栄達していた。そんなダリエルは勇者アランツィルの本当の息子なことが判明。育ての親のグランパーサに勇者アランツィルから引き継いだ力を持っていたダリエルだったが、そこにバシュバーザが襲来。力のある自分ではなくダリエルばかり皆が期待するあまり、嫉妬に狂った彼はダリエルを殺しに来たのだった。だがダリエルの勇者の力に圧されるバシュバーザは最終的に禁呪を持ち出して炎魔獣サラマンドラを操り、ミスリル鉱山やラクス村に襲い掛かる。だが彼の記憶を覗いたダリエルは共感し、彼を倒して救い出すことに成功。バシュバーザは魔王から四天王をやり直すか、地獄に落ちる処分のどちらかを言い渡されるが、反省したバシュバーザは魔王軍追放の処分を受けてラクス村に身を寄せたのち、お詫びの旅に出るのだった。そしてダリエルは家族や村の人たちと、穏やかに暮らしていくのだった―――というストーリーでした。
いいですね~家族のほのぼの。魔王軍は怖いと言われつつも、なんか魔王軍もダリエルを頼りにしてコソコソ相談しに行く当たり、とっても敷居が低い(笑)人間も魔族も、人付き合いと信頼って大事なんだな。最終的には立場を越えて、力の有無にかかわらず、人の信頼を得ている者のところに人は集まってくるものなんですね。手塚ゾーン的に(笑) ささやかな幸せと真面目に日々を送ること大事。でないと魔族も恐れるマリーカさんの骨折り馬鹿力ハグにバッキバキにされそうですw
『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公の藤宮周は、地元でかつて虐めに会い、それがきっかけで高校は地元を離れたところを選び、一人暮らしをしていた。そんなある日、周は公園で雨に濡れたまま動かない椎名真昼を見つける。美人でおしとやか、更に学年トップの学力から「天使様」と呼ばれる彼女の意外な状況に、周は真昼に差していた傘を押し付けたた。だがその翌日日頃の不摂生がたたって周は風邪をひいてしまう。傘を返しに来た真昼はその事に罪悪感を抱き看病を申し出たが、隣人である周の汚部屋とあまりに不摂生な食生活を見て呆れ、掃除の手伝いやおかずの差し入れなどをするようになり、やがて周の部屋で夕食を作って食卓を共にするようになった。人間不信で人との距離を埋めない周だったが次第に真昼に心を開く様になり、真昼も実母からネグレクトを受けていたことで自己表現が上手くできないところを救ってくれる周に心を寄せていくようになる。クラスメイトの白河や赤澤たちの後押しもあって、共に過ごす日々を重ねていく二人。そして体育祭の日、借りもの競争で真昼が告白ともとれる「大切な人」として周を選ぶ。これを見た天使様ファンの男子たちが周を糾弾するが、真昼がまっとうな意見で反論する。これを聞いた周も逃げることを止め、自分から先に真昼に告白し、彼女も受け入れるのだった―――というストーリーでした。
一見するとお隣同士の恋愛ドラマ、と見えなくもないのですが、二人を見ていると何ともぎこちないというか不自然な感じを持ってました。恋愛のぎこちなさじゃなく”人間としてのぎこちなさ”というところで。全てにおいて冷めた感じの周もですし、学園のアイドルのように扱われるヒロインが、他者はおろか自分自身にも関心を持っていないところとか。お互いどこか人間不信みたいなところがあるな、と思ってみていたら、一人は友情に、もう一人は愛情に枯渇していた状態だったんですね。自分自身に自信がないというか自己肯定感が殆どないんですよ。バックボーンをお互い知ったこともあるでしょうが、その前に自分とどこか似た感じの欠落した部分があって、共感できるというか補い合える関係だったな、と。二人にしかわからない傷を知っているからこそ、遠慮なく気持ちを言葉にして伝えることができましたしね。肝心の恋愛の部分は真昼の方が先に好意を抱いていましたけど、愛情に飢えていた彼女であっても賢いし人を見抜く目はあったので、「天使様」じゃなく「椎名真昼」を見てくれる人をちゃんと見つけることができました。こうして晴れてカレカノになりましたけど、ここから先の二人がどうなるのかはある意味見ものですね。何となく恋愛というより家族っぽい関係になりそうな気がしてならないのですが。でもお互い居心地がいいのが一番ですから。幸せになってくだされ(ー人ー)
『TRIGUN STAMPEDE』:漫画原作ではありますが、こちらも実に25年ぶりにオリジナルストーリーとしてアニメ化されました。
ヒロインのベルナルデリ通信社新人記者のメリルは先輩であるロベルトと共に、スクープを探して旅をしていた。その矢先、「ヒューマノイドタイフーン」と呼ばれる生ける災害のヴァッシュ・ザ・スパンピードと出会う。とても災害を起こすとは思えない優男だったが、プラントが襲撃を受けた際、メリルの目の前で人の反射神経を越えた銃撃戦を見せる。以降、メリルとロベルトは共に人間がこの地で生きるために必要なエネルギー源であるプラントを安定させるためのヴァッシュの旅に同行することに。やがてプラントをひとの手から奪おうとするモネヴやマインといった刺客が現れ、彼らを追っていたウルフウッドも共に戦うこととなっていく。モネヴたちの長はミリオンズ・ナイブズ。ヴァッシュの双子の兄であり、彼はフラスコの中でしか生きられないプラントの変異種で、自ら行動できる自立型プラントだった。移民船の中で生まれたナイブズとヴァッシュは、移民船の船員であるレムに育てられ、レムの影響で人間が好きになったヴァッシュと、人間に関心を持たないナイブズは価値観が変わってくる。やがて移民船がノーマンズランドに墜落する際、レムは二人を逃がす。以降二人の生き方は分かれ、ヴァッシュは人を救うために異常をきたしたプラントを安定させて回り、ナイブズは人の手からプラントを奪い返していた。最終決戦でナイブズはドクターと共に高エネルギーをヴァッシュの身体に埋め込む形で、ヴァッシュをプラントに取り込む。メリルは必死にヴァッシュの目覚めを促し続け、その声が届いたヴァッシュは覚醒。高エネルギーの塊は爆発すると星ごと破壊しかねないため、ヴァッシュは宇宙へそれを自らの体に宿した銃で飛ばしに行く。最後までヴァッシュにエネルギー体を埋め込みなおそうとし、発射したエネルギー体に身体が持たずに消失。発射の反動で地表に落ちたヴァッシュはその墜落の衝撃で街を一個破壊。2年後「街を破壊したヒューマノイドタイフーン」への懸賞金がかけられたヴァッシュを追いかけるメリルの姿があった―――というストーリーでした。
かもしたは25年前の『トライガン』が大好きで、原作本もマキシマムまで全巻揃えております(`・ω・´)ゞ すっかり小野坂さんの演じるお気楽な(もちろん、本性は隠して)ヴァッシュさんがすっかり馴染んでしまった(ついでに漫才並みにノリのいい速水さん演じるウルフウッドさんも)ため、今回のヴァッシュは控えめでいつもどこか悲しそうな感じなので、最初はちょっと受け入れがたかったです。段々「前作とは全く別物」と思ったら受け入れられるようになりました(※ちなみに小野坂さんと速水さんが悉くラジオDJ役で本作に登場していたので、それは嬉しかった✨)。ミリィがいなかったのが寂しかったですが、最後の最後で名前だけ登場したのでちょっと嬉しい♪ 一番最後にピアノを叩いていた青年は記憶を無くしていたようですが、髪の色から多分ヴァッシュだと思われます。でも彼を呼んだ少年は「ナイブズ」って呼んだように聞こえたのは気のせいか。録画して確認すればよかった💦 そして、絵は凄かった!描き込みの細かさといいCGといい、凄く繊細で多角的な戦闘シーンを描いてくださっていて、凄く見ごたえありました!内藤先生も楽しみにされていたそうですが、25年前にできなかったリアルを追求した描き込みは迫力もあったし、これを見られただけでもよかったです!完結編がこの後あるらしいですが、どんな話になるんだろう・・・配布媒体が何になるのか分かりませんが、一見の価値があると思うので、楽しみにしてます!
『弱虫ペダル LIMIT BREAK』:こちらも人気のロードレースアニメ。5期目二クール放送で前作の二年生のインターハイ3日目の途中からのスタートでした。
箱根学園と戦闘を争う総北高校。集団で引いてきた総北だったが、ここでまず青八木が昇りを引き、力を尽くす。勝利のためにオーダーを再考する手嶋だったが、ここで箱根学園で手嶋の友人:葦木場が勝負を挑んでくる。あくまでチームリーダーとしての立場を優先しようとする手嶋に対し、坂道・今泉・鳴子は手嶋を送り出す。山岳リザルトを争った二人は手嶋の勝利に終わる。箱根学園の真波と黒田、そして総北の2年生チームが争う中、そこに集団に飲み込まれたと思われた京都伏見の御堂筋が上ってくる。自分のチームの選手を駒のように切り捨てながら御堂筋に対し、鳴子が「3人一緒に一番でゴールする」という夢を捨て、総合優勝のために御堂筋との勝負に出る。既に体力の限界を越えていた鳴子だったが、精神力と感でカバーし、御堂筋を落車に追い込む。これにより箱根学園と総北は2対2の勝負となるが、ここで登りとなり箱根学園は真波を出し勝負に出る。今泉も手嶋の代わりにオーダーとして坂道を送り出す。一年生以来の坂道と真波の勝負となり、二人は巻島と藤堂のエールを受け、ゴールに繋いできたジャージを届ける。そのチームメイトへの思いに一歩抜きんでた坂道が僅かの差でゴールが先となり、総北高校が二年連続で総合優勝を果たした―――というストーリーでした。
手嶋さんじゃないですけど「随分長いこと走っていた気がする」ってホント視聴者もそうですよ(笑)二年目のインターハイだけで、足掛け何年放送していることになったのやら(多分2,3年はかけてるはず)。その間、ずっと走ってましたからね!何が長いって、各キャラクターのバックボーンが長いんですよ。一人一人のエピソードで1,2話かけているんで、どうしたって長くなる。でもその分キャラクター一人一人に親しみが湧くんですよね。例え御堂筋だろうと!(彼も可哀想で大変な道のりだった)今回は特に総北3年生が印象深かったな。去年はレギュラーに入れず、それでいていきなり部長になって、その重責を一気に背負うことになった手嶋さんと青八木さん。どれだけ苦悩してきたか、それが今日の優勝に結びついて、一気に晴れてよかったです!見ているこっちまで涙だよ;つД`)←感涙✨ 自転車って余程のことがなければ誰でも乗れるし、多くの人が坂道昇った時の足の痛さとか、息が切れるのとか体感した経験はあるので、最後坂道と真波君がデッドヒート繰り返しているのを見たら、自分の心臓まで破裂しそうでしたわw 足の筋肉痛も蘇ったわw それだけ凄く辛さが身近に感じられるので、そこも面白いところです。これで2年生編としては無事終了になるのかな。今度は3年のインターハイになるわけですが、ずっと目標にしていた「3人でゴール🏆」は果たせるんだろうか。また是非アニメで3人の夢が叶うか見てみたいものです。
『ブルーロック』:大人気⚽漫画のアニメ化作品でした。
主人公の高校2年生:潔世一は平凡なレベルのサッカー部に所属していたため、勝ち上がることはできなかった。そんな彼に日本フットボール連合から強化指定選手の通達が届く。喜び勇んで参加する世一だったが、そこは「ブルーロック」と呼ばれるサッカーを行うのみの施設で、支配人の絵心甚八の課題を行い、失格者は日本代表入りの資格を永久に失うという条件が課されるという。自分が最強を自負する面々への第一関門は鬼ごっこ。最後までボールを持っていたものが負け、というルールで世一はサッカー部の試合で勝てなかった相手、吉良涼介にタイムアップの笛が鳴る直前にパスしたため、吉良が失格となった。第二の選考は「総当たりのリーグ戦」。上位2チームが通過を許され、それ以外に得点王となったものも通過できるルール。この試合の中で世一は次第にボールがどこにあるのか、どうすれば抜けることができるかという、各選手の個性やライン取りの予測ができるようになってくる。直接の得点には結びつかないものの、チームの勝利へ導く「フィールドの未来」を作り出せるようになってきた。世一のチームは勝利し、第三の選考へと移る。ライバルリーバトルと称された形式で、3対3の試合を行い、勝利したチームは敗戦チームから一人選んでチームに加入させることができる、というもの。最初の試合で敗北し、蜂生を取られた世一たちは、その後とんでもないエゴイストの馬狼のチームと戦うが、世一は彼らの裏をかくような形で化学反応をおこし、勝利へ貢献する。馬狼を引き抜き最後はTOP1の凜のチームに挑むが、1点差で敗北してしまう。しかしここで凜が世一を引き抜き、これで最強チームが完成された。最後の関門は欧州リーグの天才たちとの勝負。しかし圧倒的な力の前に敗北してしまう。その頃、絵心のやり方に不信を抱くサッカー協会から、ブルーロックの解散を命じられる。絵心はブルーロックを解散させないために、生き残ったメンバーと日本ユースを対戦させるという。そこには欧州のプロチームで活躍する凜の兄もいた。世一は今まで培ってきた力を持って、全力で勝ちに行くことを決意する―――というストーリーでした。
サッカー漫画、と聞いたので、いわゆる「キャプ翼」とか「シュート」とかの路線を行くんだろうな~と思っていたら、全く違った切り口のサッカーアニメでした。いわゆるテコ入れのための育成計画なんでしょうけれど、それにしてもあまりにも非現実的なのに、凄く腑に落ちる展開で、白熱した試合・・・というよりバトルには、結構息を飲まされました。みんなまだ高校年齢なのに、学生生活的な話のシーンとか年相応の日常生活はなく、本当にサッカーに対して貪欲な人たちを突き詰めるとこうなっていくのか、とともかくストーリー展開に圧巻されました!仲良くチーム戦で!じゃないんですね「俺が取る!」がメイン。果たしてそれで本当の強さになるのかどうかはわかりませんけれど、世一君を見る限り、自分の取り柄を発見し、それをどうやって導くか、という自己啓発と分析の成長はすさまじかったです。昔のスポコンの形を変えたような設定でしたが、面白かったです。最近周囲の人たちが皆この作品にハマってきていて、人気高いんだな~と思っていたら、もう続編と劇場版が決定しているという。すさまじいな(・・;) でもありえなさが面白いので、続編は是非見たいです。
『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公の山野光波は無色の18歳女子。ある日両親と兄を突然交通事故で失い、その後のごたごたで大学受験に失敗。高校の卒業旅行先で崖から転落した際、謎の生命体のかけらを引きちぎったことにより、異世界と元の世界を自由に行き来する能力を得た。もし転移する能力が突然消えても老後まで安泰なように日本で20億円相当、異世界金貨で8万枚を貯めることを目標とする。異世界で最初に出会い、ともに苦楽を乗り越えた山村の少女コレットに別れを告げ村を出る。いったん元の世界に戻ったミツハは護身用の武器を買い、傭兵団で武器の扱い方を習得する。街では領主であるボーゼス伯爵に面会し、演技と日本で仕入れたお土産で伯爵一家の同情を得て援助を受けることになる。ミツハは王都に出て、日本で仕入れた商品を売る雑貨屋兼相談所を開く。新興子爵家令嬢の社交界デビューをプロデュースし、地球の料理を「ヤマノ料理」として広める。店にお忍びで来店していた第3王女のサビーネが誘拐犯に襲われるところを助け、懐かれるとともに国王の知己を得る。隣の帝国がドラゴンを初めとする魔物を引き連れて王国に侵攻した際に、地球の傭兵団を雇い集団転移させて帝国軍を撃退する。救国の英雄となったミツハは、王都民からは「雷の姫巫女」と称えられ、国からは子爵位と領地を与えられ、かつこの国の国民と正式に認められた―――というストーリーでした。
なかなかに逞しい18歳。そして瞼の裏に浮かんでくるヲタクの兄からの助言の数々で、見事に難局も乗り越えていきましたが、金貨8万枚のために100均に行って品物を仕入れて、それを異世界で売る・・・「高額転売やないか!Σ( ̄口 ̄|||)💦」 それでいいのか、本当に!?―――と思いましたが、まぁアニメ(ラノベ)の中の話なのでそこはあえて目を瞑って(苦笑)それにしても、次から次へと作戦を考え出すあたり、ヲタクの兄ちゃんの教育の賜物ですな!ヲタ知識は十分危機を救ってくれますね!w まぁ文明が中世の頃なので、100均のものでも大いにびっくりしますわ。お取り寄せでここまで成り上がっていくのも凄いですけど、あとの半分は光波自身のアイディアによるものですので、その知識を是非とも日本ででも・・・とは思うのですが、異世界の方が性に合っていそうですね。百均物品があんなに色々と役立つとは思わなかったので、是非参考にさせていただきます(笑)


2023冬アニメ最終回②

2023年03月24日 21時58分47秒 | アニメ

WBCも終わり、今日はアニポケのサトシ&ピカチュウも最終回で、色々春になると終わるものが多くて寂しいかもしたです( ;∀;)

お花見も行きたかったんですが、結局行く暇なく散っちゃいそう💦結局駅前の桜の木を見ながら通勤しているだけになりそうな感じです。


皆さん、結構上野や目黒川の桜を見に行ったりしているらしく、どんどん取り残されて行っている感が満点な今年の春。「せめて」と思って苺大福を食べて、春気分だけ味わいました🍓

結構好きなんですよ♥苺大福。しかも中の🍓の酸味が強いのが好き。一般的には甘い方が良いのでしょうが、餡子の甘さがあるので、苺は酸味がある方がバランスいいかなと。でもやっぱり苺の香りで春を満喫できます( ̄▽ ̄) 結局食べていれば幸せ♥ 安上がりで済むかもしたです。

そして、終わりといえば最終回。今週から沢山の作品が終わっていくので、書ききれないのであらすじはサクッと感想だけ走り書き!
氷属性男子とクールな同僚女子』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の社会人一年生の冬月さんが初出勤日に、川沿いの通りで足だけ物理的に凍り付いている氷室くんを発見。同じ会社の同僚だと分かった二人は、解凍してあげたことがきっかけとなり、氷室君は冬月さんに想いを寄せていく。ただし氷室君は雪女の末裔の為、感情表現が吹雪だったり雪だるまが降ってきたりと終始周りを凍てつかせて来る。しかし冬月さんは動じず、何かと氷室君のピンチを天然に救っていくため、ますます氷室君に好かれることに。冬月さんも表情が顔に出ないだけで、決して性格がクールなのではなく、必死に声をかけてくる氷室君に打ち解けていくのでした———という二人の社会人日常の非日常(凍る)+恋愛(まではまだ至っていない)物語でした。会社に雪女だったりお稲荷様の末裔だったりが所属するファンタジーな部分はありましたが、それを特色にせずとも普通のオフィスラブ(一歩手前)感があって、ほのぼのと二人を見守れました。多分氷室君は冬月さんくらい動じない&フォローできる人でないと、結婚できないと思う(笑)どうか頑張ってアタックしてくれ!
転生王女と天才令嬢の魔法革命』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公の一人:アリスフィアはパレッテイア王国の王女だったが、王族なら必ず使えるはずの魔法の適性がなく、王族家臣団からも厄介者扱いをされていた。しかし彼女自身は、幼いころに見た天才侯爵令嬢:ユフィリアの魔法に魅せられ、以降、王位継承権を弟アルガルドに譲り、魔法科学の研究に没頭していく。一方のユフィリアはそのアルガルドと婚約していたが、姉の自由さと科学への才能に嫉妬したアルガルドは男爵家のレイニとあてつけるように交際していく。やがてユフィリアがレイニを虐めていると学園内で糾弾され、行き場のなくなったユフィリアをたまたま飛び込んできたアリスが救い出す。そして以降、ユフィはアリスの助手として、王家別邸に預かりの身となった。アリスに翻弄されながらも、新しい考え方や積極性に惹かれていくユフィ。一方アルガルドはレイニに隠されていた魅了の力で惹かれつつもその力を欲し、更にそれを利用した国家転覆を狙う家臣の一部に利用され、アリスたちを葬ろうとする。しかし魔法科学の力でアルガルドを取り押さえたアリスとユフィにより、国家転覆は失敗。アルガルドは辺境に流されることになった。代わりにアリスが継承権を復帰させたものの、今度は彼女の自由を奪われてしまう現状をしったユフィは、自身が精霊契約を結べることを知り、アリスを開放するために契約と同時に王家に養子となって入り女王に即位することを願う。当然アリスは反対。二人の戦いとなるが、アリスから賜った最強の魔法道具「ラルカンシェル」によりユフィの勝利となる。ユフィは王位を継承し、この世界で魔法が使えない人でも使えるようになる魔法科学を推進することを提案。二人の魔法に対する革命は成功した———というストーリーでした。
なかなかに爽快なストーリー運び(悪役令嬢系を彷彿とさせます)でした。何より二人のヒロインが潔いし、自分の考えを曲げない一本芯の通った性格で、そのお陰もあってか、ストーリーが非常に明確ですっきりしていました。最近1クールアニメでも原作付きだとクール内で起承転結が上手くまとまっていなくって、非常に尻切れトンボな感じで終わってしまうものが多いですが、こちらはその辺りが分かり易く描かれていて、話しに入りやすかったです。最後だけ無理やり百合設定(笑)を押し込んできた感じがありましたが、元々がそっち系の作品なので何とか入れ込みたかったんでしょうね。一つだけ言えば、アリスは前世の記憶があるという設定(転生王女なので)でしたが、その設定がまだ活かしきれる場面が無かったかな、と。魔法への憧れ+なければ自分で作り出す!という考え方そのものが、転生前の世界にいたからこそ生まれたものかもしれませんけれど、そうするとアリスが拘った「王家の娘として生まれた意味」が覆されてしまうので、そこには無理に触れなくてもよかったかもですね。ともかく面白かったです。二人が少しでも長く共に生きられることを願って!
大雪海のカイナ』:オリジナルアニメでした。
大雪海の覆われた世界で、巨大な軌道樹の上の天膜に住む主人公の少年:カイナは、日々人口が少なくなる村で年寄りに囲まれて狩りをしながら生きてきた。ある日そこに天膜の下から気球に乗って現れた少女:リリハを救う。彼女は大雪海の国アトランドの王女であり、「賢者を探してここまで来た」という。賢者はいないが年寄りしかいない村人はカイナの行く末を案じ、リリハと共にアトランドへ向かうよう促す。リリハは賢者に水の在りかを訪ねるために来たという。現在大雪海は水が枯渇して来ており、バルギア帝国が水を求めてアトランドを狙い、戦争を仕掛けてくる気配があるという。カイナとリリハは何とか大雪海までたどり着くも、リリハがバルギアに捉えられてしまう。リリハの弟のヤオナと共にリリハを救出したカイナたちはそのままバルギアに潜入。そこで見たものは、水に困窮し、軍人にいたぶられる民衆の姿だった。民の手助けで脱出したカイナたち。バルギアはアトランドへ宣戦布告し戦闘状態となる。水があればこの争いは解決すると見込んでいたリリハだったが、火種は消すことができなかった。しかしアトランドの危機に大軌道樹が目覚める。それを見たカイナは大軌道樹に水があること、そして天膜からその位置を割り出したカイナたちは、大軌道樹を目指すことを王に進言しに行くが、バルギアの巨大兵器がそこまで迫っていた。リリハに兵器が迫り絶体絶命のピンチに、カイナは看板爺から教えてもらったレーザーナイフを最大出力で振りかざし、それが巨大兵器を破壊。窮地を切り抜けたアトランドは終戦を迎え、カイナたちは改めて大軌道樹を目指すのだった―――というストーリーでした。
久々に転生ものとかじゃない(苦笑)真っすぐな冒険譚を見た感じで面白かったです。軌道樹だったり天膜だったりとありましたが、看板爺さんが研究していたのは、間違いなく日本の色んな看板(「工事中」「●●重工」とか書いてある)でしたので、文明が滅びつつある末期の地球の姿だったのかもしれません。水が無きゃ人間もいつかは滅びますしね。ストーリー展開もハラハラドキドキもので、幾度もピンチをギリギリで潜り抜けていくスリルが満載でした。一応終戦でテレビは終わりましたが、肝心の「解決」には至っていないんですよね。二期でもやるのかな、と思っていたら劇場版ですか。ここの所完結編を劇場版に持っていく作品が多なぁ。多分尺の関係を考えると、2期をやるより2時間ちょい位が丁度いいのかもしれませんね。できたら物語がしっかり完結するまで見てみたいので、劇場版始まったら見に行くかもです。
REVENGER』:オリジナルアニメでした。
舞台は江戸末期の長崎で、アヘンの密輸に絡んでいると言われ、暗殺の命を受けた主人公:繰馬 雷蔵は自身の婚約者の父でもある比良田を殺害する。しかし実は雷蔵の上役:松峰がアヘンを密輸し、それに疑惑を抱いていたのが比良田の方だったことが判明。雷蔵は松峰の手下に殺されそうになったが、ギリギリのところで利便事屋を名乗る碓氷らに助けられる。そしてその腕を買われ、比良田が噛んでいた「恨噛み小判」という利便事屋への依頼「松峰殺害」の一端を担うこととなる。松峰殺害後、婚約者の唯の元に向かう雷蔵だったが、彼女は婚約者と父を失ったことで自決していた。これを機に雷蔵は利便事屋の一員となり、長崎市中に出回るアヘンを一因とした戦いの依頼を受けることとなる。だが教会からの命を受けた碓氷らは唯からの「恨噛み小判」の依頼「雷蔵を殺せ」により、雷蔵をどうするか手をこまねいていた。しかし松峰が回収させていたアヘンの隠し場所を見つけ出し爆破。そして雷蔵も死んだこととされ、恨噛み小判の命令は果たされたこととして解決となった。その後雷蔵は、敵であった市之丞を刺した唯の七口で、逆に背後から市之丞に刺され、その命を閉じることとなった―――というストーリーでした。
いわゆる「必殺仕事人」ですね。あれも神社に小金を入れると代わって恨みを晴らしてくれる色んな職人(主人公は武士)達の復讐の物語でしたが、まさにそんな感じでした。主軸はアヘン絡みの事件でしたけれど。まさか唯さんが父親を殺したのが婚約者だと知っていて、その婚約者を殺害するよう依頼していたとは…そして正にその唯さんが使っていた七口で刺されることになる雷蔵さん…何という因果か。でも恨みは巡り巡って最後は晴らされることになるんですね。雷蔵もさんも多分それを知っていたからこそ、あえて助けを求めることもなく、自ら隠れるようにしてひっそりと命を終えたのかもしれません。ちょっと切ない最後でしたが、ストーリーが凄く上手くまとまっていて面白かったです。
『お兄ちゃんはおしまい!』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の緒山まひろは引きこもりの成人男子。それを心配した妹で天才科学者のみはりが開発した薬によって、中学生女子になってしまう。そしてそのまままひろは女子として生活することとなったのだが、みはりの友人やその妹たちと対することとなってしまい、社会的に外に出なければならなくなる。必然的に見た目学校に行っているはずの年齢=家にいるのはおかしい、ということになり中学生女子として改めて中学へ入学(編入)。そこで友達もできたことで、ますます引きこもりゲーム人生から脱却していくこととなった。最初は女性になってしまったことで、無意識に男子トイレに入ってしまったりという失敗が多々あったものの、最後は男性に戻りかけながらも自分の意志で薬を飲み、暫くこの生活を続けることを選ぶのだった―――というストーリーでした。
完全にギャグストーリーなのですが、思いのほかほのぼのw そしてみんないい人に囲まれて、まひろくん…いえ「ちゃん」よかったね~( ̄▽ ̄) 妹が天才で引け目を感じてニートになってしまったわけですが、その妹の健気(?)な思いでようやく外に出られるようになったようです。やり方は強引(というかありえません)ですが、最終的には「普段想定できないことが起きると、人間それがきっかけで変われる」ということですね。いい出来事、あるいは嫌な出来事かもしれませんが、これがいわゆる「ショック療法♥(※違う)」だったということでしょうかw とりあえずいい方向に向かった上に、自ら選択する、ということを覚えたまひろちゃん、是非ともこのままお日様の下で生活することをお勧めします(`・ω・´)ゞ
『うる星やつら』:なんと41年ぶりに再アニメ化されました!当然キャストは全替わりですが、以前の声優さんが別キャストで参加されていましたので、それも面白かったです。
主人公の諸星あたるが地球制服阻止の運命を掛けた「鬼ごっこ」で、相手の鬼:ラムの角を掴んで終わるはずが、「これに成功したら(しのぶと)結婚!」を自分へのプロポーズと勘違いしたラムが押し掛けることとなって、これにより友引町に起こる様々な騒ぎを概ね各一話(15分)の短編ストーリーでお届けされたものです。この流れは41年前と同じ。ですが同じフジテレビ系列で放送されたにもかかわらず、41年前はアニメオリジナルストーリーが滅茶苦茶多かったのに対し、今回はほぼ原作をそのまま描いてくださっていました。なので諸星家ならともかく面堂家くらいスマホ使っていてもおかしくはないのですが、皆黒電話でしたね。テレビも旧サイズでしたしw これで結構感想が分かれていて「懐かしい」というのもあれば「面白くない。昔の方が面白かった気がする」というのがネットで上がっていました。私的には原作を読んでいる人なので、原作通りで楽しめましたよ♪ あの時代、恋愛ものって「主人公男子⇒ヒロイン」か「眉目秀麗な男子←主人公女子」の恋愛プロセスが殆どだったので、「浮気者のいい加減男子←人外だけど一途な美少女」というのが物凄く目新しかったのを覚えてます。水曜7時からの「Dr.スランプアラレちゃん」7:30からの「うる星やつら」は小学生のお約束コースで、ジャンプとサンデーの2枚看板のギャグだったのが、めっちゃ懐かしいですわ✨ あの頃まだお子様だったので、大人の都合というものも知らなかったですし、フジ系が原作に無いオリジナル設定をバカスカ入れてくるというのも気づかんかった(苦笑) なので、ある意味今回が本当に原作をアニメ化したって言っても過言ではないと思います。
評価はそれぞれでしょうが、声優さんが41年前のキャストの声に寄せてくれたのは嬉しかったです。上坂さんも神谷さんも、なつかしの平野さんと古川さんでしたし、面堂の神谷明さんと宮野さんもそっくりでした。しのぶの島津さん=内田さんも♪ でも一番はあたるのお父さん&お母さんが古川さん&平野さんになっていたことかな!まさか41年後に両親役で揃って出演されるとは、お二方でも思いもよらなかったのではw
最終回はわちゃわちゃでしたけど、41年前もあんな感じで終わったので、「なつかしー、このわちゃわちゃさ( ̄▽ ̄)」と思っていたら、来年2期が始まるそうですね!是非とも放送していないエピソードで感動できる話とかもあるので、是非とも2期でやって欲しいです!
冰剣の魔術師が世界を統べる』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公のレイ=ホワイトは幼い頃に先代の魔術師であるリディアから訓練を受け、次代の冰剣の魔術師として最強の力を振るって戦っていた。だが何分幼い上に戦争で心が傷つき、魔術の頂点を極めてしまったため、人間として欠けた部分があった。その為「人間らしさを学べ」と言われアーノルド魔術学院に入学。しかも貴族しか入らない学院始まって以来の一般家庭出身ということで、他の生徒たちから偏見を持たれ、孤立してしまう。そんな中三大貴族の筆頭であるアメリアや、同室のエヴィ達がレイの力を認め、実習試験でも圧倒的な高得点を収める。次第に周囲から認められ始めるが、貴族のアルバート達はレイを認めず決闘を申し込んでくる。無論レイの圧勝だが、アルバートに力を貸していた教師:ヘレナは魔術師の脳を狙っていた。しかしヘレナの強大な力に対し、レイはここで初めて冰剣の力を使い、ヘレナに勝利する。周囲はレイを認め、部活や委員会などレイはいかにも学生らしい生活を送る中、アメリアの武闘大会への助力やレベッカを狙う優生機関の陰謀を炙り出し、冰剣の力で見事に陰謀を破壊。レベッカを救い出すのだった―――というストーリーでした。
概ね大きな大義があって、それに向かって戦う!…といったわけではなく、寧ろ人との関わり方や考え方がとんでもなく明後日な彼が、人間らしさを身に着けていく、というのが目標のストーリー展開でした。ある意味人間形成を目的とした英雄の育て直し(笑)という逆パターンの展開は目新しかったですw ともするとハーレムアニメになるのかな、とも予想していたんですが、寧ろ筋肉男子先輩方と筋肉を鍛えまくる部活とか、まんべんなく(笑)いろんな人たちとの関りがあって、いかにも学園物語、その中にバトルが舞い込んできた、という組み立ては面白かったです。


侍JAPAN!優勝おめでとう🏆&にゃんこスイーツ残り一個

2023年03月22日 20時38分01秒 | 雑記

今日も仕事でリアタイできなかったのですが、ともかくWBC、日本優勝おめでとうございます!\(≧▽≦)/✨
昨日のメキシコ戦も逆転サヨナラという劇的な、まるで野球漫画のワンシーンを見ているようでしたが、今日も全員がメジャーリーガーの大選手ばかり集まっているアメリカ相手に1点差で優勝するとは!!(ノД`)・゜・。←感涙✨
正直、勝てるかな~3:7くらいでアメリカ勝ちそうだな~と予想していたんですよ。ですが昼休み中にどうしても気になって、ちょこーっとだけPCで結果みたら、もうみんな胴上げしてるし記念写真撮っているし(笑)
昨日も帰りの電車の中で結果を知りましたが、今日も思いっきり出遅れた感が(苦笑)でもいいや!
勝ったことももちろん凄いことですが、選手皆さん怪我一つせず、無事に試合を終えられたのもよかったです。・・・いえ、これからが給料稼がなあかんシーズンですから、それを前に怪我しちゃったら大変ですしね。栗山監督もそのあたり気を使ったんじゃないでしょうか。
あと昨日の源田の1mm(笑)。三苫の1mmに続き、こっちも1㎜ですか。これでこの後のなでしこワールドカップとかで〇〇の1㎜があったら、今年の流行語大賞は間違いなく「1mm」になるはず!ここのところ世界通していいニュースが何もなかったので、こういう嬉しいニュースは本当にありがたい。国を明るくしてくれます。
現在夜の8時過ぎ。昨日同様TBSが急遽野球特番に代わり、そちらを見ながらも、現在フィギアスケートの世界選手権もやっているので、ダブルチェック中です♥ 三原舞依ちゃん、病気を克服して見事にSP滑り切っていますね。残り4人を残して現在73.46で2位でございます。
自分が運動音痴なので(その割には学生時代運動部だったのが信じられない。一体何をやっていたんだろう私は(ー△ー;))、こういうスポーツできる人たちは単純に皆さん素晴らしいなー✨と感心します。もうすぐフィギアもシーズン終了なので、こっちも楽しく応援させていただきます!

そんな今夜のおやつは、まだギリギリ残っていた「ファミマの猫デザート」🐾

買っておいて冷蔵庫に入れたまま忘れてた💦
でも賞味期限来月まで持つから大丈夫♥

猫のシッポをイメージしたらしいロールケーキ。キャラメル味なので甘いかな~と思っていたのですが、そこそこ甘かったですが美味しく頂きました(ー人ー)スポンジがめっちゃ柔らかかったv 猫の毛の様にやわやわ♥美味しかったです(*'ω'*)

お茶はインパクトの差し入れでいただいた、ルピシアのチョコレートの香りのする緑茶。でもチョコレートというより、何かの花の香りに近い気がする。
まだインパクトの差し入れ残っているんですが、残り少なくなってきて寂しい・・・
賞味期限を気にしつついただいているのですが、皆さんくださったものがとても美味しいものばかりで、また自分で買って来ようと思ってます。
いただいたお手紙やカードはちゃんとアルバムに入れて残してありますよ✨ 落ち込んだときの励みになるので、ありがたーくいつまでも保存させていただきます(`・ω・´)ゞ