うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

S&V(仮)その7

2016年08月31日 20時15分21秒 | ノベルズ
海の底から無数の手が、カガリの腕や足に絡みつき、真っ暗な闇へと引きずり込んでいく。
次第に手足の感覚がしびれてなくなり、冷たくなってきた。
(あぁ・・・きっとこれが『死ぬ』ってことなんだろうな・・・)
重くなった瞼をかろうじて開ければ、太陽の光がキラキラと水面に差し込んでいる。
綺麗な・・・碧の光。彼の瞳にそっくりな・・・
そう思った瞬間、カガリの胸が苦しく締め付けられる。呼吸じゃない。心だ。
(会いたい!できることならもう一度、あの優しい瞳に―――!)
絡みつく見えない手を振り払って、必死に光に手を伸ばす。
その時だった―――
(あれ・・・?何だろう・・・)
冷たくなりかけていた手足、いや全身が温かいものに包まれる。
そして、それは見えない剣のようにカガリの全身に絡まる手を断ち切った―――途端、恐ろしいほどの浮力で海面へとカガリを引き上げた。
「ゴホッ!!ゲホッ!!」
塩辛い水を吐き出し、はぁはぁと荒い呼吸を整えれば、開かれた瞼に映るのは―――最後の最後まで会いたかった、あの碧の瞳。
瞬時緊張が解たような表情と共に、そこから一筋、涙が零れ落ちたように見えた。だが次の瞬間。
「あれほど注意したのに、自分から潮の巻いているところに飛び込むやつがいるか!」
真剣でまっすぐな怒り。アスランが本気で怒ったところなんて、初めて見た。
「ご・・・ごめん・・・」
あまりの驚きにカガリが目を見開いたまま言葉を失う。と、アスランが力を込めて<ギュ>とカガリの全身を抱きしめた。
「・・・よかった・・・無事で・・・」
その声はもう怒っていない。心から安堵したいつもの優しい声だ。
全身で抱きしめられているからかな。アスランの身体がすごく温かくて。服の上からじゃなく、直接肌を伝わってくるそのぬくもり。潮の香りの中に仄かに混じるアスランの匂い・・・。カガリの両目から、ぽろぽろと涙が零れ落ちた。
助かった安堵で、じゃない。怒られたことが怖かったんじゃない。アスランがこんなにも自分を想ってくれていることが嬉しくて仕方なかった。
「ごめん・・・本当に、すまなかった・・・。」
そう言ったのはカガリではなく、アスランの方だ。カガリの首筋に顔を埋め、振り絞るような声で謝罪の言葉を紡いでいる。
「何で、お前が謝るんだよ?謝らなきゃならないのは、私の方だろ?」
「いや、違う。俺が・・・もっとちゃんと自分の気持ちを正直に、君に伝えて居れば、君をここまで傷つけたりしなかった。俺は・・・バカだから・・・」
カガリの首筋に、温かいものが落ちた。アスランはきっと泣いている。
ううん、違うよアスラン。バカなのは、私の方だ。
「やっぱり私が謝らなきゃ。ごめん、あんまり女の子らしい恰好ってしたことなかったから、女らしくすれば、アスランも喜んでくれるなんて、勝手に思い込んで。それが叶わないと思ったら、勝手にアスランのせいにして落ち込んで。本当にごめん。」
胸の中で上手く頭が下げなれない。そうしたらアスランが慌てて顔を上げた。
「違う!カガリは本当に可愛い!俺が―――・・・///うわっ!///」
話し出した最中に、ようやく我に返ったのか、冷静になったのか。アスランが互いにほぼ半裸の肌を重ねてカガリを抱きしめているという現状に気が付き、慌ててカガリを解放した。
「その・・・言い訳になるけど・・・してもいいか?」
真っ赤になって視線を逸らすアスランに、カガリは頷いた。やがてチラチラとカガリに視線を送りながらも、朴訥と口を開いた。
「つまり・・・その・・・君があまりにも愛らしかったんで・・・普段と違って意表を突かれた、というか・・・要は、俺が『男』だから、君に対して男としての欲が耐え切れそうになくって・・・それで・・・
カガリはその告白をキョトンとして聞いていたが、反芻するうち、アスランの意図したかったことが分かり、アスランの赤面があっという間にカガリにも伝染した。
「ほ、ほ、ほんとゴメンッ!!要は、私が「誘ってた」ように、なっちゃった、ってことだよな!?わ、私っ、何てふしだらな―――」
「いや、カガリが悪いんじゃなくって、俺が―――」
「違う!私が―――・・・あ・・・」
二人はお互いの顔を見やると、一瞬の沈黙ののち、声を上げて笑いあった。
「アハハ。つまりは、お互いのことを思いやっているつもりが、逆効果だったわけだ。」
「ちゃんと正直に言えばよかったんだな。でも、こんなことを言ったら、カガリに呆れられて、それでフラれるかと思ったら、なんか怖くなって。」
「もう、相変わらずのハツカネズミっぷりだなーお前。そんなことで嫌いになるわけないだろ?むしろ、私のこと、そこまで大事に思ってくれて、ありがとう。すごく嬉しいぞ。」
「よかった。」
解放された重圧に、心の底に澱んでいたものがすっかり消えた感じだ。そうしたら、もっとアスランと距離が縮んだ気がする。
心の中が(ホワ)っと温かくなって、自然と向ける眼差しは愛おしくなる。
それはアスランも同じだったみたいで、熱を持った視線が注がれている。
心だけじゃなく、体まで距離が縮まって、自然と唇が落ちてくる・・・
と思ったら
<コツン>とおでこがくっついた。
「ごめん。今キスしちゃうと、多分・・・歯止め効かなくなりそうだから。」
「うん・・・」
微笑んでそっと目を閉じる。
大丈夫。気持ちが通じ合った今なら、どんな触れ合いであっても、嬉しい・・・

「はぁ~何とかうまく行ったみたいだね。『雨降って地固まる』ってヤツかな。」
「フフフv 一件落着みたいですわね。」
両手を双眼鏡のようにして覗き込んでいる、いや、見守っているのはもちろんキラとラクス。
「全く、最初にアスランに聞いたときは『これで本当に恋人同士なの?』って思うくらい初心で恋愛偏差値低すぎ、って思ったけど。カガリをもっとちゃんとリードしてくれるような気概がないと、僕としては認めたくないけどね。」
「まぁ、キラったら。でも、それがお二人の成長なのでしょう。」
「そうかな~」
いささか不満げなキラの表情はあえて見て取らず、ラクスは目を細めて二人を見やった。
「お互いのことを想ってやったことが、実は相手には上手く伝わらなかった。頑張ったのに、勇気を出したのに、相手にそれが求められなかったとき、不満が溢れて喧嘩になって、それで仲たがいしてしまうようであれば、そこまで。恋人どころか人としても成長しないままになってしまいますわ。でもアスランとカガリさんはちゃんとご自身の思いの押し付けだけでなく、自分の悪いところを正直にお話しされて、そんな欠点も含めてなお、お互いを想いあっているのです。素敵ではありませんか。恋人としてだけでなく、今後伴侶を得ることになるのであれば、お互いの欠点も含めてよく知りあわないと。いいところだけ見ていては、いつかボロが出たとき、愛が覚めかねませんもの。」
「『伴侶』って・・・『結婚』!?ダメだよラクス!まだそんな先の話―――」
「『先』ではありませんわ。」
「え?」
普段キラの話をラクスが途絶えさせることはない。しかし、それでも尚、ラクスはキラの言葉を遮った。
「ラクス・・・」
キラは驚きラクスを見た。
「『先』・・・ではないのです。」
二度同じ言葉を口にしたラクス。その表情はいつもの柔らかさと打って変わって、何か厳しいものを含んでいた。
この場も誰もが知らない、ラクスと・・・そして水着を選んでいたあの時フレイが感じた不安を。

***

すっかり日も落ちた浜辺に、昨夜と同様、淡い天の川がゆったりと流れていた。
「日が落ちたら、結構海風も涼しくなってきたね。」
「あぁ、もう夏も終わるな。」
呂地の浅葱色の浴衣を着たキラと、自分の髪と同じ藍の浴衣姿のアスランが天を仰ぐ。と
「早くいかないと始まっちゃうよ、ラクス。」
「あらあら。慌てますと下駄で転んでしまいますわよ、カガリさん。」
男二人が振り向けば、そこには髪を結いあげ、玉簪で軽く髪を止めた、アスランと同じ藍の地に大輪の朝顔が描かれた浴衣地のカガリ。そして同じように白絣に金魚の泳ぐ浴衣姿のラクス。
「あー!二人とも可愛い 昼間の水着も可愛いけど。ね!アスラン!」
「あぁ。すごく似合ってる。」
「・・・今度はちゃんと言えたようですわね、アスラン。」
ニッコリと笑顔で急所にミサイルを撃ち込むラクス。だが、動じることなく微笑を返したアスランに、ラクスも内心舌を巻く。
(あらあら・・・こんなに短時間で成長されるなんて。やはりカガリさんのお力はすごいですわね)
「ラクス、何笑っているんだ?」
カガリが横顔に問えば、ラクスは悪戯っぽく笑った。
「もちろん・・・内緒ですわ
「あー、ずるい~!」
むくれるカガリに笑う一同。ようやくいつものペースが戻った。ここからはもちろんCPでの行動だ。
「じゃぁ行こうか、カガリ。」
「うん!」
アスランが差し出した手を、カガリは迷うことなく取った。

<パーン!パパーン!>
天の川岸に大輪の花が咲き散った。
「すごーい!こんな近くで花火、初めて見た!」
カガリが歓声を上げる。
この日の夜、島の北端にあるホテル群と町が運営する、恒例の花火大会が開催されていた。もちろん、アスランはチェック済みでそれも含めてこの旅行を企画していた。
砂浜に二人並んで座りながら、夜空の花に歓声を沸かせる。
最も、アスランにとっては隣に咲く花の方が、美しく眩しい。彼女が歓声を上げて喜ぶその姿が、一番の喜びだ。
「カガリ。今回は旅行に来てくれて本当にありがとう。」
「ううん、こっちこそ!・・・あ・・・確かに、ちょっと昨日と今朝は雰囲気悪くしちゃったけど、それはごめん。でもでも、すっごい楽しかった!来てよかったぞ!」
「本当に?」
「うん!」
満面の笑みを咲かせるカガリ。ふと気づけば、砂浜に置いた手に、アスランのそれが重ねられている。
気が付けば、いつの間にか手が重ねられている。自分より大きくたくましいその手は、以前はカガリの細い手をぎゅっと握ろうか、握るまいか、その中間地点でウロウロしている感じだった。
でも、今日は―――いや、多分「今日から」は、こうしてしっかりと重ねてくれるはず。距離はうんと縮まった気がする。いいところも悪いところも、全部含めて・・・
「私は・・・アスランが好―――」
<パーーーーン!>
飛び切り大きな花が咲いた。
「え?何?カガリ今、何て?」
「う~ん・・・秘密だ。」
「カガリ、教えて。教えないと―――」
重ねられていた手が握られたと同時に、強く引っ張られる。あぁ、あの海で引き上げてくれた時と同じ、あの手。
気が付けば、彼の胸の中にいた。
抱きしめられた腕をほんのちょっともがいて顔を上げれば、いつもの・・・ううん、もっと大好きになった人の顔がすぐそこにあって。
花火に照らされたその唇が、ゆっくり重なった。
瞳を閉じれば伝わってくるのは彼の熱。
熱のほてりをより一層感じさせる涼しい海風に、どこか秋の気配が入り混じっていた。
もうすぐ2学期。
また二人が毎日会える、あの学院生活が、すぐそこまで来ていた。

・・・(おわりました 多分)


***


ホンの気まぐれで書き始めたSSでしたが、短く3話ぐらいで終了する予定が、また気が付けば総延長7話ですよ。
お付き合いくださいました方がいらっしゃいましたら、「ご苦労様でした<(__)>」 (8月以内に終わった!ギリギリ!)
全く、水着ごときで大騒ぎした挙句、なんのかんの言って元さやに納まる、という、お約束でしたね。今の高校生くらいだったらもっと進んでいるかもしれません・・・というか、ヘタレのザラと純朴なカガリたんなら、これぐらいが精一杯てなところでしょうか? とりあえず裏テーマの『ザラの悩みと欲望』は書けて楽しかったです(笑) 男子だねv
で、このSS、ずっと(仮)ってついていたのは、実はちょっとあちこちはしょっているのです。本当はもうちょっと細かいところがあったんですが、文字制限があるので、割と削った感じ。まぁなくてもストーリー上困らないので、切ったのですが、今度はいつもの携帯サイトの方に、(仮)のない、原文そのままUPしようかと思います。
・・・それもありますが、今度は学園祭!秋のメインイベントですよ!
さて、この二人に何をやらせようか。・・・しばしその妄想に深けたいと思いますv


S&V(仮)その6

2016年08月29日 21時19分29秒 | ノベルズ
遠浅の海は朝からダイヤモンドのようにキラキラと輝いている。
夕焼けの海も好きだが、薄水色の海もダイヤモンドのようで、眩しく、愛おしい。まるでカガリのようで。
その彼女と、どうにもここにきてしっくりいかないのは自分のせいだ。つくづく情けないとは思うが、カガリと付き合うようになって、今まで知らなかった自分がどんどん溢れてくる。それはとても嬉しい事なのだが、今まで当然としていたアイデンティティがそのギャップを埋められず、四苦八苦している。
カガリに、そんな自分の悩みを背負わせたくはない。今朝の朝食の時は、普通に「おはよう」を言えた。カガリもいつもの笑顔で返してくれた。だからきちんと謝って、誤解を解いておきたいのだが、どうにも二人きりの時間を持てないまま、アスランは朝のビーチに佇んでしまった。
「アスラン、ちゃんと今日はカガリと向き合ってよ。」
そう後ろからくぎを刺すキラに、「あぁ」と返事し、気持ちを落ち着けようとしたその時だった。
「ごめん、ちょっと遅くなって。」
カガリの声に一瞬緊張が高まった。だが、焦ってはいけない。アスランは己の中の雄が高ぶらないよう自制して彼女に向き合った。が・・・
「カガリ、今日は大人し目にしたの?」
キラの方が残念といった口調をすれば、カガリは「えへへ・・・」と頭をかいた。
昨日のビキニ・・・の上に、たっぷりとしたサイズのTシャツを羽織り、おへその辺りで軽く結んで絞っている。腰には昨日ラクスが身に着けていたスカーフがタンキニのように巻かれていた。
「この方が日焼けしませんわよ。わたくしからカガリさんにお勧めしたのです。いかがですか?」
ラクスの解説と共に、彼女の視線が明らかにアスランに向いた。なるほど・・・ラクスも早々にアスランの『理由』に気が付いていたわけだ。
「ううん、それもボーイッシュで可愛いよ!流石は僕の妹!ね、アスラン?」
急に振られてアスランとカガリの目が合う。
「あ…あぁ、すごく似合うよ。」
「そ、そうか?あ…ありがと…」
ようやく正面からカガリと向き合えた。だが喜びの束の間、カガリの表情に違和感を感じた。
(…カガリ…?)
「じゃ、二人一組に分かれて、ビーチバレーしようよ!」
「うん!」
「賛成ですわv」
何事もなかったかのように、はしゃぐカガリ。このとき、カガリの心の奥に、小さな雲が宿っていたことに気づいたのはアスランだけだった。

「キラ、いきましたわよー!」
「それっ!」
鋭く打ち込んでくるキラに、
「カガリ、任せた!」
「OK!」
兄に負けじと高く宙に舞ったカガリの鋭いスパイクがラクスの足元に落ちた。
「やった!これでこっちの完全勝利☆!」
ハイタッチするアスランとカガリに、ラクスが珍しく糾弾する。
「ずるいですわ~。エターナル学院男女1位の運動神経の持ち主二人が相手では、私敵いませんもの・・・」
「え~僕だけじゃダメなの?ラクス。」
「もちろん、キラと一緒のチームは嬉しいですわv」
キラが拗ねれば簡単にラクスは機嫌を直す。このCPは本当にパターンがわかりやすい。
「だったら、今度は『男vs女』でどうだ?ラクスは私が守るぞ。」
「それも嬉しいですわ~v」
ラクスが神にでも祈るように手を握りながら、目を輝かせる。
「え~そんなの、本気で戦えるわけないじゃない。彼女と大事な妹相手じゃ本気になれないよ~。」
「何だ、キラ。今からもう負け惜しみの練習か?」
腰に手を当ててアハハと笑うカガリに、キラが言った。
「それより、今度は海で泳がない?なんか砂まみれになっちゃったから、洗い流したいし。」
「そうですわね。日も高くなりましたし、潮も温かくなったでしょうから。」
ふと、キラが思い出したように言った。
「そうだよ、ラクスも折角の可愛い水着が砂だらけだよ。」
「そうでしょうか?嬉しいですわv」
そういいながら、二人は必死にアスランに視線を送る。
(ここでカガリの水着姿を褒めてあげなきゃ!昨日言ったでしょ!?)
(アスラン、頑張って!)
二人の意図していることに気づいたアスランが、慌ててカガリを見やろうとする。
「そ、そうだ、カガリ。君の水着も・・・―――っ!///」
だが、言葉はそれで途切れてしまった。
「え?」
カガリが振り返りながら、泳ぐに邪魔なTシャツとスカーフをハラリと解いていたのだ。
その艶やかさと色っぽさが、アスランどころかキラとラクスでさえ魅入ってしまった。本人は無意識だったとはいえ、あまりにもタイミングが悪すぎた。アスランだけでなくキラまで<ゴクリ>と喉を鳴らせてしまったが、その沈黙がかえってアスランが先ほど感じていたカガリの僅かな心の曇りを、かえって広げてしまった。
「私の水着…あはは…やっぱり、似合わないよな。」
「そ、そ、そうじゃない!」
慌てて否定するアスラン。
だがカガリは寂しそうに言った。
「だって…だって、昨日だって困った顔してたよな、お前。さっきまでは平気だったみたいだけど、今のお前、昨日と同じ顔してる。…って、そうだよな。私がこんなことしたって似合わないのに。」
「カガリ、違―――」
「ごめん…ちょっと一人で泳ぎたいな、なんて…」
アスランが何か言いかけたみたいだけど、聞こえないふりをして、カガリは一人砂浜を走り出した。

別荘から少し離れた岩場で、カガリは膝を抱えてうずくまった。
(―――「モチよ!ザラ君だって男だもの。彼女の色っぽい姿を見たら、喜んで惚れ直すに決まっているじゃない」)
そういって自信満々に言ったのはフレイだったが、自分で選んだのはカガリ自身だ。
でも、肝心のアスランは喜ぶどころか視線を合わせてすらしてくれない。
「・・・アスランの・・・バカ・・・」
ううん、本当に馬鹿なのは私だ。私が勝手に喜ぶと思っただけだ。実際は目のやり場に困るくらい、アスランを困らせてしまっている。勝手に水着に込めた思いを押し付けたのは私の方だ。こんなへこんでまたアスランを、キラやラクスも困らせたらいけないのに。
「少し泳いで、すっきりするかな。」
そう思い、岩場の上から深い緑の海へと飛び込んだ。
<ザパーン>
深い…そこは想像していたより深い海の底。あぁそうか、深いからアスランの瞳みたいな濃いエメラルドをしているんだ。なんか押されるみたいに底の方へと導かれている…
(・・・―――っ!?)
カガリが異変を感じたのはその時だ。深いところへ潮がカガリを押し込んでいく。
(浮上しなきゃ!息が持たない!)
慌てて海上へと手をかき、足をバタつかせるが、一向に体が浮かんでいく気配が感じられない。
(―――「左の方に岩場があるが、そこは潮が巻いていて危険だから。」―――)
そうアスランが言っていたのを、今になって思いだす。
(そんな、私―――このまま溺れて―――)
背後にはすぐに迫った命の危機。それがカガリをパニックにした。懸命にバタつかせた足が悲鳴を上げた。その時
<ビンッ!>
(痛っ!)
右足が動かない。痙攣。足がつったんだ。
(キャァァーーーーッ・・・)

カガリの声にならない悲鳴が、水底へと沈んでいった。

・・・(続けっ!)

***

嗚呼、8月中に終わらせたかったのに・・・
ハツカネズミがウダウダしているおかげで、また延長ですよ。
てか、カガリちゃん、大ピンチっす!
誰か、早く助けてあげてくれぇぇーーーっ!!


S&V(仮)その5

2016年08月28日 13時26分38秒 | ノベルズ
さざ波の優しい音が、普段の都会の喧騒からカガリを別世界へといざなってくれる。
オーシャンビューのテラスからは、色とりどりのネオンの代わりに淡い光をたたえた天の川が、漆黒の夜空をたゆたい流れている。
こんな夜には物思いにふけるのはぴったりだ。
「はぁ・・・」
ため息をついてシャープペンシルを転がすカガリに、柔らかな声がかかった。
「いかがされましたか?カガリさん。何かわからないところがございましたか?」
声とたがわぬ優しい笑みをたたえながら、ラクスは手慣れたように薫り高いアールグレイを二つのカップに注いだ。
別荘にバカンスに行くと決めた際の条件の一つに『夜は受験勉強』という目的も掲げていた。ただ遊びに行く、だけでは流石に寛容な養父であっても見逃してくれそうにない。なんといっても受験生なのだ。静かで誰にも邪魔されない、勉強にはうってつけの環境・・・それが今回の旅行を認めてくれた一因でもあると思う。
最高の環境で、最高のパートナーと、励ましあいながらわからないところを教えあって―――
だが、隣で微笑んでくれるはずの彼が、今ここにはいない。
代わりにカガリを訪ねてきてくれたのは、ラクスだった。
「うん・・・ちょっと、な・・・」
指先だけが終始落ち着かなく、トントンとノートの端を叩いている。ラクスはカガリの向かいから紅茶カップを差し出した。
「フフv かなりの難問のようですわね。カガリさんをここまで手こずらせるなんて。」
ラクスがにっこりと笑う。開いた数学の問題集は、真っ白なままだった。
カガリが国立大学を目指していることはラクスも知っている。そのカガリが問題集の基礎問題だけで躓くわけはない。ラクスのいう『問題』は別の意味を示していることを、カガリは暗に感じ取った。
「どうしてかな・・・私、こんなにアイツを怒らせるようなこと、何かしちゃったのかな? だったらちゃんと謝らなきゃ、って思っているんだけど、それが何かわからなくって・・・」
本当はみんなが笑顔で楽しいはずだった。なのになぜこんなに気まずくなってしまったのだろう・・・
思えば初めてだ。恋人になってから、アスランの方から、こんなによそよそしくされたことなんて。
あの穏やかな光をたたえる碧がスッと外される。それがこんなに怖くて苦しいなんて。
「どうしよう・・・ラクス・・・」
琥珀の瞳にたちまち海が満ちる。
「あらあら。」俯くカガリにラクスはそっと囁いた。
「カガリさん、アスランは怒っているのではありませんわ。」
「じゃあ何で、私のこと、避けるようにするのかな?」
「それは・・・」
ここで回答を言ってあげたいのは山々だ。だが、それをラクスが答えてしまったら、カガリとアスランの関係の成長はない。二人で悩んで、二人で答えを出さなければ、何の解決にもならないのだ。
「・・・じゃぁ、カガリさんに、ヒントを差し上げますわ。」
「っ!ホントか!?」
カガリがテーブルを両手で<バン!>と叩き、ラクスに向かって身を乗り出す。紅茶の水面がその衝撃に波だった。
「はい。では、明日は私の言うとおりにしていただけますか?」
ティーソーサーに優雅にカップを置き、ラクスは再びにっこりとほほ笑んだ。

***

「―――で、君は一体何やっているのさ。」
その頃アスランの部屋に乗り込んだキラは、仏頂面で各個室毎備え付けられている冷蔵庫から、勝手にイオン飲料を取り出した。
「確かに、君に内緒で勝手に乗り込んできた僕らのことを怒っているのなら、そりゃちょっと調子に乗りすぎたな、って謝るよ。でもカガリは知らなかったんだから、その不満をカガリにぶつけるのは筋違いってもんでしょ?」
キラに詰問される形でベッドの端に座り込んでいるアスランは、重々しく口を開いた。
「別に俺は怒っていない。確かにお前達のことは少々気にはなったが。」
ただ、ここでキラとラクスに文句を言えば、それは度量の狭い男だと公言しているようなものだ。特にキラはカガリの唯一の血縁だし、ラクスはカガリの相談相手にもなってくれている(※『V&B』参照)。そんな二人を糾弾するようなことは、かえってカガリの好感度を下げるだけだ。そんな愚かな真似はしない。
「じゃぁなんで、あんなにカガリのこと避けるようにするわけ? あんなに自分で追いかけておいて、僕が大事な妹を必死に守ろうとしている横から見事にさらっていったくせにさ。何にしてもカガリを泣かせるようなことなんてしたら、僕は一生君を恨むからね。」
子どものころは、俺だけでなく自分だってカガリの後を追いかけていたくせに。『血のつながり』という錦の御旗を持っているからか、キラはカガリがらみのことになると、容赦なく上から目線で攻撃してくる。キラとの喧嘩の原因は大体がカガリがらみのことだが、今はカガリは俺の大事な恋人だ。ひいてはもう結婚だってできる年齢だ。正々堂々と保護者(どちらかというと実際は保護されている方)気取りの兄から彼女を奪い取ることができる。いつまでも優位に立たせるわけにはいかない。
「泣かせるつもりはない!これからも俺はカガリを守る―――」
「じゃぁ、なんで今泣かせているのさ。」
たたみかけるようなキラの言葉。視線にも鋭さが増し、友人同士のじゃれあいではない本気であることを雄弁に伝えている。
「君じゃなくたって、カガリを守れる男はいるもん。カガリは可愛いよ。確かにちょっと気は強くて無理するところあるけど、素直だし裏がないし。顔も可愛いし、しかも今日の水着姿見てびっくりしたくらいプロポーションだって―――」
「ゴホッ!」
何も口にしていないのにアスランが咽た。咽ただけじゃない。何だか急に顔が赤くなっている。
(・・・まさか・・・)
キラは口調を落として囁くように言った。
「・・・まさか君・・・カガリの水着姿が正面切って見れなくて、そっぽ向いてたんじゃ・・・」
<ビクッ!>
キラは目をむいた。見た目にもわかるほど、アスランの身体が震えたからだ。
(まさか、あのアスランが女性の水着姿に動揺していた・・・!?!?)
「アスラン、マジ!? そんなに君って初心だったの!?そんなでカガリと付き合うとかしてたの!?」
「ち、違うっ!!別に水着姿の女性なんか見ても、何とも思わない!」
実際にそうだ。海外暮らしの長いアスランは養父の仕事に付き合って、海外の避暑地に何度も出かけたことがある。その時に水着、しかも過激なものや、場所によってはトップレスしている女性がいたこともある。だが、全くそれに対し関心が働くことはなかった。ただ一人、カガリ以外は―――
深くため息をついてアスランは、澱のようにたまっていたものを、キラに吐き出した。
「・・・まさかカガリがあんなに女性らしいというか、その・・・水着を着て来るなんて、思いもよらなくって・・・」
「それを言うなら、カガリは結構普段着だって露出多いでしょ。」
「そうなんだが・・・」
そう。確かに夏場のデートではTシャツに短パンといった、肌が見える軽装が多かった。しかし、そのボーイッシュな姿に見慣れ過ぎて、今日のような『女性性』を意識させられたことはなかったのだ。
すらりとした手足に服の上からは全く想像もしえなかった、豊かなバスト。細くくびれた腰。なだらかな張りのある体躯。そして、すべらかな肌。
「カガリのことだから、「スクール水着で十分だ」とか言いながら来ると思い込んでいたんで。あまりにも驚いて、どうしていいか・・・」
俯き加減で朴訥と話すアスランに、キラは内心感心していた。
(・・・流石は(認めたくないけど)彼氏。カガリの行動パターンはよくわかっているんだ。でも―――)
「まぁ、確かにカガリだったらどこにいっても『スク水』着そうだけどさ。大体カガリの裸だって見たことあるでしょ?一緒にお風呂入った仲じゃない。」
「馬鹿なこと言うなっ!!アレは3歳ごろの話だろっ!」
アスランが慌てて立ち上がった。養護施設の入浴なら、確かに学童児ではない子供は男女関わらず集団で入った。カガリは・・・まぁ、日焼けし放題の肌に擦り傷・アザだらけだった気がする。
だからこそ、余計に今日の姿は堪えたのだ。幼虫が美しい蝶に生まれ変わったように。
キラはため息交じりに言った。
「でもさ、だからって顔くらいは見て話せばいいじゃん。体見ないで。わざわざ背まで向けてって、露骨すぎ――・・・・・・もしかしてさ、君・・・」
「何だ?」
「その、カガリの姿見て『勃っちゃった』ってヤツ?」
<ビクッ!!>
更に10m離れた先からでも見て取れるであろうアスランの動揺ぶりに、キラは今度はお腹を抱えて笑い出した。
「アスラン、君、『男の子』過ぎ(笑)」
「笑うなっ!! カガリにそんなところを見つかったら、俺が彼女によこしまな妄想を抱いていると思われるだろうが!」
「だけどさ―――」
笑いが収まらないキラだったが、アスランが本気で怒る、というより悩んでいることを察し、流石に笑いを収めていった。ここからは同じ「男同士」の悩みだ。
「確かに『大事な相手』には見られたくないよね。健全な男子ならフツーにあり得ることだけど、女の子にはわからないだろうし。」
真っ赤になって俯いているアスラン・ザラ。エターナル学院きっての王子様だが、実際はどこにでもいる普通の男子なんだ。みんな憧れすぎて近づき難いところを、その壁をぶち壊してくれたのは誰でもないカガリだ。そのカガリなんだから、アスランの素の姿だって受け入れてくれると思うけどな。
キラはふと思いながら、幼馴染の肩を叩いた。
「大丈夫。カガリはそんなことで怒ったりしないはずだよ。それは君が一番よくわかっていることでしょ?」
「・・・あぁ。」
アスランの口元が少し緩んだ気がする。
友人が自信を取り戻してくれたみたいでよかった。それと同時に愛する妹のことを、こんなに大事に思っていてくれたことを感謝したが、それは心の奥にしまい、結婚するまでは(いや、してからでも)厳しい目で見ようと思うキラだった。

・・・(9月までに終わりたく、続く。)

***

え~水着一枚で大騒ぎですよ、この子たち(笑)
いえ、普通にキャッキャ💛イチャイチャだったら、他のアスカガ作家さんの作品がみんな素晴らしすぎるので、そちらでなごませていただいているので、かもしたは変なベクトル方面で青春の甘酸っぱい一面(苦笑)を掘り下げてみましたv
キラ様の問題発言は『大人部屋』にはぎりぎり入らないと思いますので、見逃してくださいませ<(__)>


S&V(仮)その4

2016年08月26日 19時57分15秒 | ノベルズ
「すごーい!綺麗ー!」
入道雲の浮かぶ水平線はどこまでも青く、真夏の日差しが宝石を海面に放り投げたかのようにキラキラと輝いている。
プライベートビーチ、とは聞いていたが、どこまでも白い砂浜に人影どころか波の打ち寄せる音以外聞こえない、全くの別世界だった。
両手で双眼鏡を作りながら、感嘆の声を上げるカガリに、後ろからアスランが声をかけた。
「・・・左の方に岩場があるが、そこは潮が巻いていて危険だから。それ以外のところなら大丈夫だ。」
「じゃぁ、そこ以外なら潜っても大丈夫だな。行こう、アスラン!」
真っ先に波打ち際に走っていくカガリ。当然その後をアスランが追ってくる―――ものと思っていた。だが
「いや・・・俺は今はいいから・・・気を付けて遊んできて。」
背にかけられた声はそっけないもの。カガリが振り向けば、一瞬目が合った気がするが、翡翠はカガリのまっすぐな視線を避けるようにして、別荘に続く道へ向かってしまった。
「・・・どうしたんだろう。あいつ・・・」
今朝までは機嫌が良かったはず。・・・いや、機嫌はよくなかったか。自分と二人だけのビーチだったはずが、キラとラクスも一緒に来てしまったのだ。それもアスランの合意なしに。
いくら知らなかったとはいえ、キラを同行させる、とマーナに言われた時点で、アスランに自分から伝えておいたほうが良かったのかも。『ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)』はどんな仕事についても大事な基本、と父ウズミに教わってきた。でもそれを怠ってしまったのは自分の責任だ。
「あやまらなきゃ。」
慌ててアスランの背を追おうとするカガリ。だがその彼女の肩にそっと柔らかな手がかかった。
「大丈夫ですわ、カガリさん。少し時間をおいて、またお話ししては?」
「でも―――」
「彼自身も一人で少し気持ちを落ち着けた方が良いお思われますし。ね?」
「そうだよカガリ。」
力強い(強すぎる)ラクスの援護を受けて、キラも同意する。
「いきなりでちょっとびっくりして、気持ちの整理がつかないだけだから。まだ今日を入れて3日間あるんだし、まだまだアスランとも遊べるしさ。もう少し立てば追いかけて来るよ。昔みたいに。」
最強CPのダブルの微笑に勝てる人がいたら、是非ともお目にかかりたい。それ位説得力のある笑顔に促されて、カガリは「うん・・・」と小さく頷くと、キラキラと光るアクアマリンの中に飛び込んだ。

そこは天然の水族館だった。
色とりどりの、見たこともない魚たちがカガリの横をすり抜けていく。
(うわ・・・)
すっと手を出せば、人間を恐れないのか、まるで小鳥のようにカガリの指先をかすめていく。
足元には細い骨の様な白い貝殻。
日差しの差し込む遠浅の海は、それだけで何かの宮殿に入り込んだようだ。
でも・・・
(・・・「カガリ、これはクマノミだよ。そしてこれはテーブルサンゴ。」)
きっとそうして教えてくれたであろう彼がそばにいない。
それが、もっと輝いて見えたであろう海の宮殿から、少し色を奪われた気がした。

***

海中を堪能した後、別荘から早めの夕食を告げるベルが聞こえた。
水着のままビーチから戻れば、そこには山海の珍味をそろえたビュッフェが広い庭に備え付けられたテーブルに、彩りよく並んでいた。
「すごい!お金持ちってやっぱり違うよねー。」
「そうですか?キラは海に来たときはどんなお食事を?」
「うーん、普通に海の家で『焼きそば』かな。」
思い出しながら笑顔で返せば、周りはみんなキョトンとしている。空気が思いっきり違う。
「・・・もしかして、みんな『焼きそば』・・・知らないの?」
キラが戸惑いながら聞き返せば
「焼きそばなら知ってるけど。『海の家』ってなんだ?」(カガリ)
「海に家があるのか?」(アスラン)
「『焼きそば』とは一体何でしょう?」(ラクス)
あーーーーっ!!これだからお金持ちはっ
「いいよ!どうせ僕だけ庶民だからねっ!庶民には庶民の味があるんだから!」
「あらあら。私はその『焼きそば』是非食べてみたいですわ もちろん、キラのお手製で。」
「じゃぁ作ってあげようか?」
「はい!お願いいたします では是非今」
「今?明日じゃダメ?―――って、ラクス??」
気が付けばラクスはキラの腕を取って、別荘の中へと向かっていく。その際
(ニッコリ
「へ?」
フォークを口に入れたままのカガリにウインクを飛ばす。
(「頑張って。カガリさんv」)
「ちょっと、ラクス。僕まだ食べてな―――」
「大丈夫、ちょっとの間だけキッチンで材料をそろえるだけですから。」
キラの抵抗むなしく、ラクスに引きずられながら、二人は別荘の中に消えた。
「・・・」
残されたのは、アスランとカガリのみ。
「えーと・・・あ!アスラン、これすっごく美味しいぞ!取ってやるからお前も食べてみろよ!」
「あぁ。ありがとう、カガリ。」
カガリが取り皿をアスランに手渡す。その時、ようやく向かい合えた―――と思ったら
<ガチャン!>
一瞬カガリの手に触れたアスランの手が<ピクン!>と震え、小皿を滑り落してしまった。足元にムール貝のマリネが四散する。
「あ、ごめん!」
カガリが慌てて片付けようとしゃがみこんだ。が
「君は触らなくていい!」
「えっ?」
いつもより厳しい口調。カガリが見上げれば、アスランは顔を紅潮させている。
「ごめん・・・私・・・」
「あ・・・いや、皿の破片で手を怪我するといけないから、カガリは触らないで。」
「うん・・・」
何だろう。いつもだったらこんな怖い顔しないのに。「全く君はドジなんだから。」って苦笑してくれるのに。
そんなに怒っているのか?
「アスラン。」
カガリがアスランの背に言った。メイドを呼びに行こうとしたアスランの動きが止まる。
「その、なんかごめん・・・怒らせたみたいで。キラとラクスのこと・・・やっぱりちゃんとお前に言っておけば・・・」
「そうじゃない。」
背中越しに帰ってきたのは溢れる感情を抑えつけたような声。
「じゃぁ、なんでこっち見てくれないんだよ!」
カガリが哀願する。ずっと楽しみにしてくれていたんだ。もちろん私も楽しみにしてた。だけど、キラとラクスのことじゃないとしたら、なんでお前が私に怒っているのか、言ってくれなきゃわからないじゃないか!
「・・・ごめん。今片付けさせるから。」
そういって、アスランがメイドを呼ぶ。カガリの周りにメイド数人がやってきたときには、アスランの姿は見えなくなっていた。

・・・(続けましょう)

***

なんか切なチックになっちゃっただよ。
かもしたが書くと、絶対順風満帆に行かないんだな、このCP。
もう一方は絶対尻に敷いてるから大丈夫なんだけどさ(笑)
あ、そういえば余談ですが、先日まで開催されていたオリンピックで、メダルを取った女子選手が、彼から表彰式でプロポーズをされたCPがいらっしゃって、その言葉が男性「あなたの尻に敷かれたい」で、返事が「喜んで敷きます」だったとか。
これ聞いた瞬間、絶対『キララク』だと思いました(笑) 彼女強し!でも割とその方が上手く回るのよ、家庭って(笑)

めでたく、ここのページに気が付いた方、
「おめでとうございますーーーーっ

先日のブログでもUPいたしましたが、お友達のY様が、このSSからイメージした、カガリたんのイラストを描いてくださり、あまりにもあまりにも可愛いため、一人だけで眺めるのはもったいなく、今、ここでこっそり(?)UPさせていただきます!

なにっ、このナイスバディーはっ!!
いや~鼻血止まらんわ~v
この胸元の紐と腰ひも、取りたいわ~v 私が妄想の中で取ったるわ!(爆!)

遅ればせながら、「インテお疲れ様でした!」

2016年08月24日 18時34分33秒 | イベント
月曜火曜と、気が付けば両方とも豪雨で帰宅が遅くなったせいで、こちらのブログ放置状態でしたが、『もち』(ひこにゃん)を上げておいたせいか、閲覧数だけすごいことになっていました(笑) ひこにゃん強し!

と、それはさておき、8月21日夏インテ参加されました皆さん、お疲れ様でした&かまってくださいました皆さん、ありがとうございました!!
おかげさまで、すごい充実しましたv 今までインテには何度か参加しましたが、今回一番充実していたかもしれない。無理矢理休みとってでも行った甲斐がありました 
いただいた差し入れも(一般参加なのに、何故かすごい差し入れいただきました)本当にありがとうございます(T人T) バッチリ確実に現在胃袋に収納中です
インテ以外にも真田丸関係のところ周って、かもしたにとっては3日間ともめっちゃ充実。すごい充電して帰ってきた感じです。
足取りはリアルタイムで『かもしたGO』として写メだけ簡単にUPしてきましたが、追加含めてまた3日間の自己感想などを。
<20日>関東はこの日、台風に隠れていた低気圧のおかげで、ものすごい雨でした(--;) びしょ濡れで新幹線飛び乗りましたが、京都に着いたときは「何この暑さっ!?Σ(-口-;)」 いやもう関東の暑さと全然種類が違うというか・・・おかげさまで傘が日傘に変身し、ちょっと歩いただけですぐ乾燥。太陽はもはや極乾燥機(==;)
ところで何故に京都かといえば、観光・・・ではなく、かもしたの大学の友人のお墓参りに行ったのです。なかなか関西方面にくることがないので、機会があったときには必ず立ち寄ることにしています。彼女が亡くなって8年・・・今年、かもしたは彼女が亡くなった歳に追い付きました(8歳離れてた)。最初にかけた言葉は「これで同い年だよv」。埋まるはずのない年の差がなくなって、そして追い越すこと。彼女はどう感じたかな。でもできたら今度は私の方が「お姉」と呼ばれるくらい、生きてみたい。。。と、しんみり。
そのあと大阪に向かったのですが、途中京阪電鉄に乗り換えるのに三条で降りたので、記念に『とうらぶ』の三条大橋リアルを見てきました。たしかに『スタバ』があった(笑:よく『とうらぶ』のマップに手書きで「ここスタバ」とか書かれてる)。検非違使に遭遇しない様にしつつ、すぐ京阪でそのまま大阪へ。
夕方でしたが最初に行ったところは、もち『真田山』!
いわゆる『真田丸』のあった場所、と言われている場所ですが、実際の真田丸は、もうちょっとお隣の学校とお寺が三軒並んでいる辺りが本当だということが、歴史ヒストリアで放送していましたね。でもここには信繁の像と抜け穴があるのですよ。

ちゃんと真田丸チックな仕様になっているところが泣けるぜ!! ちなみに『上田城』の『真田丸ドラマ館』に合った、あのセットと同じ!見たことある人には、より嬉しい 抜け穴は開かないようになっておりました(当然)が、ちゃんと扉に六文銭が描かれております。この上には神社があるのですが、ここから大阪城がよく見―――えない!(笑)
もうマンションとか、神社の立木が大きくなって、陰になってしまい見えませんでした。でも信繁がここに砦を築いたときは、当然何もありませんでしたから(お寺と人家以外)背後によく見えたでしょうね。
真田山公園にも上がってみましたが、一面に広がる供養塔にびっくり!「真田丸で戦死した人の慰霊碑かな?」と思ったら、こちらは第2次大戦で大阪駐屯地で亡くなった陸軍の兵士達の慰霊塔でした。一つの場所に歴史が混在している。なんか不思議を感じます。
そして、この後は難波で関西&北海道のアスカガーさん方と一緒にご飯に行ってきました!やっぱり関西アスカガーさん方は魂が熱いぜ!初めてお会いする若いお嬢さん方なので、ドキドキしちゃいましたが、『アスカガ』の二人という共通の繋がりが、年齢差超えて楽しくお話をさせていただけて、本当に楽しかったです おばちゃんは幸せだっただよ~~(^^) 蓬莱の肉まんはやっぱり美味しいし、関西は食べ物やっぱり美味しいわ!
幸せ気分で3時間たっぷりお話しできてホントよかったです!・・・ちなみにキーワード「15周年」「17.5」「カウントダウンで18・19・20!」の話は、あれは『空目空耳』ですので(笑)
帰り、かもしたの宿泊先は日本橋だったのですが、Pさんに「あっちだよー」と指さされた方向に向かって進んだら、何故か御堂筋に出てしまい、しかもそこで、ものすごい超スピードでスポーツサイクルをぶっ飛ばして行った方がいて「御堂筋君だ!」(by弱ペダ)が生で見られました!!(←コスじゃない、本物のロードランナーさんですけど) 流石は大阪、すごいぜ!!
ホテルに着いたらオリンピックの男子100m×4リレーが銀メダルだったのを知って、深夜だというのにTVチャンネル回しまくって何度も見ちゃいました^^;
<21日>この日が本番です!インテです!!『アスカガプチオンリー』です!!
思えば今までインテって一般で入場したこと、一度もなかったんですよ。全部サークル参加で。今回初めて並ぶかな、と思っていたらMさんがサークルチケを分けてくださいまして・・・うぅっ!Mさん・・・マジ神様や(T人T)
顔なじみのサークルさんから、初めてお会いするサークルさんまで、皆さんにご挨拶できたうえ、プチの貴重な委託本もすべてGETできましたし!…実は既にインテに行けないと思って書店で購入しちゃったのもあったんですが、それでもそれ以外はほぼ全部GETできました。今までサークル参加で一人だったので、スペースを長時間空けられず、あまり買い物できた記憶がないのですが、今回はM様のお計らいもあって、すごいいっぱい周れた!おかげ様で両手抱えきれないくらい本買えましたよ!東京より買った!あまりに重くって宅配便で早々に送りました(笑)
プチでは企画のくじ引きももちろん参加。でもかもした、いままでこの「くじびき」という企画で、一番下の賞しかとったことがない、というある意味強運の持ち主。今回もD賞総なめだぜ!と思ったら、C賞も当たった!!すごいぞ、かもした!なんかここで運使い果たした感じ!(笑)
もちろん、アスカガ以外にもファフナーとか、BASARAとか、とうらぶとか、真田丸とか真田丸とか真田丸とか(笑)がっつり欲望を満たしてきました ちなみに『真田丸』サークルさんではTwitterのお話で盛り上がり、今日の本丸(本日の8時からの放送)の予測(ミッチーの話に行くか、と思いきや!何故にセコム(直江)で盛り上がるんだろう・・・この不思議さよ^^;)したり、某様の出浦様のモネが上手くて驚いた!録画しておけばよかった!『すっぱ(忍者)』だけに、『すっぱむー○ょ』ひたすらかじっていた姿が忘れられない(笑)
あと服飾で、素敵な簪購入できたり ホント、充実したなぁ~(*´Д`)
最後にプチオンリー主催者様のT様にもご挨拶できた上に、T様「かもしたさん、くじ引き何取れました?」 かも「私いつも他のイベントでもD賞ばかりなんですよね~ガムとか飴とか(笑) あ、でもC賞も取れました!A賞取りたかったんですけどね~」 T様「じゃぁ、もう一回いかがですか?」という、女神さまのお導きで、もう一回引かせていただき、なんとなんと!A賞取れました!!\(^o^)/
・・・でも私は知っている・・・T様がくじ引きの箱の中身を全部Aだけにしてくれたことを・・・(T人T) みんな女神さまや☆
大満足の祭りが終わってしまうのが、すごく寂しいのですが、何やら海外の方から「来年もやってください!」という連絡をいただいたそうなので、来年楽しみにしてます!(^^ゞ
アスカガー皆様に感謝とご挨拶をし、すごい満足してインテを後にしました。
そして・・・ここから第2ラウンド突入!Y様と一緒に『ガンダムスクエア』に初上陸してきました!!
万博記念公園に初めて行きましたが、生『太陽の塔』も初めて見た。

感想は「意外とでけー!Σ(-△-)」 ガンダムくらいの大きさかと思っていましたが、使徒(エヴァ)くらいはあるな。しかも夜は「目が光る☆」という、細かい特技も持っていた!侮るなかれ、太陽の塔。。。

で、初の『ガンダムスクエア』にいよいよ入場。思った以上に空いていてよかった(^^)
Y様と「「まず頼むのは『ストライクルージュ』でしょ!」」と早速購入。実は『SEEDタコライス』と『ファインザウエィ・アスカガ』を頼みたかったんですよ・・・でもインテでアスカガーさんから「あ、イベント中は種メニューないよ」と言われ、ガビーン!Σ(-口-;) 念のため、注文時にスタッフさんに聞いてみたところ「フェア期間中は、こちらのメニューだけになっております」と爽やかに返されてorz
でもいいのさ。東京にはないルージュ飲めたから! ルージュはクランベリーかな・・・ベリー系の風味のカルピスソーダでしたが、何せ喉乾いていたから、味わうというよりほぼ一気飲み!←ありがたみを感じろよ・・・

Y様は『ストフリ』も頼まれていて、双子揃って爽やかなうえに、疲れた体に炭酸が美味しい・・・ あぁ・・・双子に癒される(*´Д`)
メニューは秋葉でも食べたことない『シャアザクライス』にしました。これも美味しい。
で、飲み物の続きなのですが、かもした、飲んだことない+10月から二期目放送おめでとー!ということで『バルバドス』を飲んでみました。

「飲む。」・・・そうね・・・飲めたら「飲む」ものよ。だけど、実はこれ、赤と青の部分は『ゼリー』なんですよ。しかも意外なことに歯ごたえあったな、ゼリーのはずなのに(笑)
Y様と二人で飲んでみて、「ズー!ズー!」って、ダ○ソンもびっくりの吸引力! なんでここまで来てあごの筋肉鍛えなきゃならんのか。(-△-;)
いや、これが『鉄華団』の鉄の掟。
ミカヅキ(Y様)「オルガ・・・次は何やればいい?」
オルガ(かもした)「飲むな!食え!これは食い物だ!」
鉄華団は鍛え方も半端ない。(--)
ちなみにここで、かもしたに更に嬉しいサプライズが。なんと!Y様がかもしたのSS『S&V(仮)』からイメージした、『カガリたんの超ナイスバディ―!水着姿を描いたイラストを見せて下さったんです。
もうね・・・鼻血「シュパ―――・・・・・(遠くて霧状になる)」なんですよ!!
ザラじゃなくてもそのお胸の谷間にダイブしたい
でも、やっぱりY様のアスカガは、どんなにセクシーに描かれても『白』なんですよ。ピュアで眩しい。
『白』なので、ザラは真っ赤になってどぎまぎしているんですが、かもしたは『黒』なので、さっとカガリたんの後ろから忍び寄ったら「・・・可愛いよ・・・」とささやきつつ、お胸のリボンを「ヒラリv」と・・・。で、カガリたんが「何するんだよ!」って胸をかばった隙に、今度は腰のリボンを「ヒラリv」と・・・。「いやー、やっぱ『黒』だな!」(笑) 是非これはR様に書いていただきたいところです(笑)
その後も、スタバのコーヒーゼリーに再び吸引力を挑まれたり、アスカガだけでなく他のアニメとか、声優さんの話とか、『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!』(Y様、見てね💛)とか・・・気が付けば7時間半もしゃべりつくしてたよ!Σ(-口-;) 
この時万歩計は既に3万歩を超え、足はパンパンだったので、休足時間を買ったりしたのですが、それより『のど飴』買った方がよかったな。^^;
ともかく、Y様、本当にお付き合いくださいまして、ありがとうございました!! 貴女がいてくれたからこそ、2日目はめっちゃ楽しかったですvv 多謝。
<22日>この日は再びの『真田丸』関係史跡めぐり。泊まった場所がなんと安居神社の目と鼻の先でしたので、徒歩で朝から安居神社に向かいました。

ご存知の通り、ここは信繁終焉の地で、この神社の境内で信繁は打ち取られました。その場所には今、像と松が植わっています。
しんみりしていたところで、結構人が来てお参りしていかれていたんですが、大学生くらいの男子2人がおみくじやっていて「俺『安産』だった。」「俺も『安産』だった。」という、何故か嬉しそうに(笑)話しているのを聞いて、かもしたも引いたら

『出産:やすし』 『恋愛:ちょっと待ってください』

―――って、お前の方が「ちょっと待て!Σ(-口-;)」
初めてだよ…おみくじに「寸止め」されたのって(笑)
一人大笑いしながら、お向かいの一心寺へ。
ここは無論お寺なのですが、観光客のための休憩所とか、歴史のパンフレットとかいろいろ観光案内まで置いてあって、お立ち寄りにおすすめ。トイレも綺麗ですし、意外と穴場でした。
そして今度は更にそのお隣、天王寺公園内の『茶臼山』に。

名前は歴史の端々に登場するこの小高い山。ごっちゃになりやすいですが、『大阪冬の陣』の時は家康の、そして『夏の陣』の時は信繁の本陣になった場所です。こちらも山上に登ってみましたが、ここから大阪城がよく見―――えない!(笑)(ぱーと2)
一心寺もですが、やっぱり高いビルと樹木が生い茂った上に、何故かゴミ収集車が3台止まっていて、大阪城どころか、ここが戦場だったとは・・・遠い日の出来事だったんだな・・・(哀)
この後は天王寺から大阪城まで行きました。で、大阪城をよく見―――ない(笑)で、その向かいにあります『大阪歴史博物館』に行ってきました。大阪城は既に2回くらい登ったことあるんですが、歴史博物館は一度も行ったことがなかったので。でもって、特集は『真田丸』―――じゃなくて、『はにわ君』でした(笑) いえ、土器が結構出ているんですね。秀吉の手紙も結構あって、面白いですよ。
んで、ここで大阪とはお別れ。充実した3日間をありがとう(-人-) した後は、今度はそのまま初上陸の滋賀県へ。彦根に行ってきました。
(ちょっと容量がいっぱいになってしまったので、下の(READ MORE)を見てくださいv









まず到着がお昼時でしたので、現在絶賛開催中の『三成めし』を食べてきました

『近江や』さんの『三成御膳丼』です!
『近江や』さんは本来近江牛と鶏料理専門店なのですが、この三成丼はサーモンとしめ鯖の2色丼。サーモンは三成を、しめ鯖は大谷さん(治めた土地:敦賀の名物)で、二人の友情をイメージして作られている丼です。
店に入った瞬間、店員さん「何になさいま――」 かもした「み、三成を―――(暑い中歩き回ってこと切れる寸前)」 店員さん「注文入りましたー!『三成』一つー!」 なんか、ミッチー呼び捨てで通じるというのが(苦笑)
丼は美味しかったです!! さっぱりしていて、しめ鯖が疲れたところにいい感じの酸っぱさでv 流石は刑部さん。
ミッチーに満足しつつ、今度は彦根城へ。前に琵琶湖・後ろに佐和山。歴史を感じますね。石垣登るのが結構大変
そしてやはり『こやつ』でしょう。博物館の中庭で、『ひこにゃん』が『ちゃかぽん』(※井伊直弼の趣味:お茶・詩・鼓)ならぬ『タンバリン』でシャンシャン♪してました。

しかし動きがゆるい・・・本当にゆるい! 一つの動作に移るのにもとにかくゆるい。同じゆるキャラでも『くまモン』は、そこここにキレがあるんですが、ひこにゃんは全くそれがない。終始ひたすら『ゆるい』。これが元祖:ゆるキャラの本髄なのかもしれない(笑)
で、ひこにゃんのラブライブ後は『MEET三成展』に行ってきました。これは長浜・米原・彦根の3会場で開催されている三成の歴史・功績などを含め、それぞれの会場でテーマが違って展示されているものです。彦根会場は彦根城の大手門のすぐそばで開催。三成の人生について、歴史を振り返るとともに、真田丸での三成の活躍をクローズアップ。山本さんが感じた三成の人物像や演技についてビデオで流れている他、衣装(複製)の展示など、充実した内容でした!
ちなみにMEET三成展会場から彦根城を拝んでみました。

如何に高いところにあるお城かよくわかりますね。
お土産は、『バニラビーンズ』さんの『三成ケーキ』にしたかったんですが、お店まで行く時間がなかったので、結局こやつ(笑)で。

それぞれ描かれているひこにゃんが違うのですが、やっぱりゆる~~い^^; 食べるこっちもゆる~~くなります。
しかし、滋賀県は風が強い。湖から吹き抜けてくるのか、日傘の骨がついにくじけました 流石は風の神様の出身地。

で、時間は制限いっぱい!
新幹線で一路東京に戻りました――――が!
そうですよ。関東は台風9号直撃!しかも地元上陸&横断中!Σ(-0-;)
新幹線までゆる~くなってきましたが、問題は「山手線が倒木で動かない」「常磐・宇都宮・高崎ラインは冠水で動かない」「京葉線は・・・言わずもがな。」 こんな感じで帰れるのか心配なところに新幹線アナウンス。
<現在台風9号の接近により、在来線各線とも運転の見合わせ、遅れが生じております・・・えー・・・(※多分情報が錯綜している)・・・到着駅各在来線につきましては、JR東日本に聞いてください。
JR東海、ついに丸投げ!(苦笑)
で、ちゃんと聞いたら(笑) 各駅停車は遅れながらも動いている、とのことで、何とか時間かかりつつも無事に帰ってこれました。


本当に濃い3日間でした!
でも一人だったら絶対こんな充実感はなかったな。やっぱりアスカガーさん方や、丸友の皆さんのおかげで、すっかりフル充電できました。本当にありがとうございました!!
昨夜本も無事に届き、しっかりと分厚い本を読ませていただいております。
またできたら感想書きたいな。
てなことで、「お疲れ様でしたー!」