うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

春アニメ最終回⑤

2018年06月23日 19時30分29秒 | アニメ
昨日は天気になったのに、今日は雨 お陰様で頭痛が止まらんかもしたです(--;)
偏頭痛ですね。最近発症が多くなってきた気がしますが、病院に行くと異常なし。そして健診の結果も「異状なし」。
ありがたいことなんですが、原因が分からない痛みって不安です。
そうそう、健診で太りすぎとかコレステロールとか高血圧が出たら嫌だな~と思っていたんですが、全部ぎりぎりセーフでしたv 「ギリギリ!」ですけれどね^^;
食事気を付けないとなぁ~・・・ソフトクリーム暢気に食べてる場合じゃない(笑)
運動もした方がいいとわかっていながらも、今日も今日とてアニメ漬けですw

『ヒナまつり』:漫画原作のアニメ化ですが、意外と好きでしたw
やくざの新田さんの家に、ある日突然楕円形の物体が落ちてくる。その中に入っていたのは中学生くらいの少女。「ヒナ」という名前以外正体不明の彼女は超能力の持ち主で、流石のやくざでも敵わない。だが、誰かに面倒を見てもらわないと生きていけない(惰性でしか生きられない)ヒナは、新田さんの家に居候し、また元々面倒見がよすぎる新田さんも結局ヒナの面倒を見ることに。そしてヒナを追いかけてきたアンズ、マオ、やくざや近所の人々とともに、なんとなく楽しくヒナの日常が過ぎていく―――というストーリーでした。
「やくざと少女」と聞くと、何だかどんな取り合わせの話になっていくのかと思っていたら、意外過ぎることにハートフルストーリーでした 特に新田さんがいつも貧乏くじ引きまくるのに、それでも結局ヒナに甘いところが何とも「親子」チックでw 普通貧乏くじ引いても少しは後でいいことがある、というのがお約束(のはず)なのに、新田さんの場合は「貧乏くじ引いても、それがまた貧乏くじ」なので、同情を禁じ得ません(ノД`)・゜・。 真面目な委員長もすっかりバーテンはじめ、やくざの世界にうまく溶け込めてしまう(※本人にその気は全くない。親にも現場を見せたが逆にOKにされてしまった(哀))貧乏くじですが、中学生にあるまじき金銭が飛び込んでくるという美味しい目には合っている(笑) 
一番成長株はアンズちゃんですな。一円を稼ぐのに、どれだけ大変なのか、身をもって学習。でもちゃんとその恩恵が帰ってくる、そしてそれに感謝を忘れない。新田さんじゃないが「世の中の子が、みんなアンズレベルなら助かるのに」と本当に思います。てか、今「オレオレ詐欺」とかやっている奴らに、アンズちゃんの爪の垢煎じて飲ませたいよ。
結局その後もヒナは何の成長もないまま、新田さんと生活が続き終了、と思っていたら、忘れられていたマオちゃんと、第1話で登場したアツシと一緒に日本に向かうようで。是非第2期いてみたいものです。
『刀使ノ巫女』:オリジナルアニメで、久しぶりに2クールの長編でした。
異形の化け物・荒魂を祓う刀使(とじ)と呼ばれる少女たちがいた。特別祭祀機動隊に所属する彼女たちは、全国5か所にある中高一貫校にて訓練を積む傍ら、有事の際は御刀と特殊能力を用いて荒魂から人々を護っていた。岐阜の美濃関学院に属する主人公の衛藤可奈美は、特別祭祀機動隊の最高司令:折神紫の前で御前試合をする刀使の代表として決勝に臨んだところ、その相手:十条姫和は折神家の当主である折神紫に斬りかかるという暴挙に出る。襲撃に失敗し粛清されそうになった姫和を咄嗟に助けた可奈美は2人でその場から離脱、共に追われる立場になる。やがて姫和から「紫の正体は荒魂」と聞かされた可奈美は姫和に協力。さらに古波蔵エレンと益子薫、糸見沙耶香が仲間に加わり、紫の討伐に参加する。苦戦を強いられながらも6人は紫を追い詰めるが、実は紫は身体に
相模湾大災厄の時の大荒魂を封印していた。可奈美たちの活躍で紫は開放されたものの、彼女に憑依していたタギツヒメが世界を侵食し始める。可奈美と姫和の母親は、かつて魂を半分消費してタギツヒメを封印していたが、それを知った二人は今度こそタギツヒメを自分たちの力で封印しようと奮闘。タギツヒメは姫和と可奈美によって隠世の果てへ送らる。そして、二人は母親の魂に見送られ、現世へと帰還するのだった―――というストーリーでした。
『刀使』というだけあってアクションが見ものでしたが、ストーリー展開も面白かったと思います。ヒロインがいきなり指名手配犯になって逃亡することになるあたり、なかなかない展開でしたので。そんな中で真実を知る仲間たちが集まってきて、一大勢力だった刀剣類管理局を倒す、という王道ストーリーかと思いきや、実はまだ真の敵は潜んでいるという。・・・でもその実、一番の諸悪の根源は、タギツヒメの「自分の寂しさを知って欲しい」という心の表れが暴挙に移ったことで、それを救ってあげたことで開放できた。その術を知っていたのは今は亡き二人の母親だった、というところが泣かせます。
あと意外とわかりやすくて悲しかったのが高津学長と親衛隊の夜見ですかね。二人の関係はなんとなく母親と虐待児の心境に似ていて、自分の想い通りに動かないことでつらく当たる高津学長と、それでも彼女の力になろうと、自分がどんどん傷ついても守ろうとする夜見さんは見ていて悲しかったです。高津学長も失ってから初めて自分を慕ってくれた子に涙を流しました。最初は使い捨ても辞さなかった彼女が夜見の死を受けて、まだ人間として立ち直れそうなので、今後の世界ではきっといい学長になれるのではないかな。
最終回では姫和と可奈美はみんなと再会するシーンまでは描かれていなかったですが、多分1期目のEDみたいにみんなで抱き合って大喜びしたかな。円満ENDで良かったです。
『あっくんとカノジョ』:漫画原作の5分アニメでした。
主人公の荘 敦大は中学の時にできた彼女:片桐 のんにベタぼれしているが、男の沽券にかかわるためか、のんに対して発言を全否定したり、無視したりと酷い態度を取ってしまう。しかしその後で非常に後悔する。そんな彼の本性を知ってか知らずか、酷い暴言も無視も全て受け止め(?)、今日ものんちゃんはあっくんの天使だった―――という1話完結ストーリーでした。
あっくんの態度の酷さは正直どんなに惚れられていても、ほぼ精神的DVに値するので、結婚したらとんでもなく辛い思いをしそうなんですが、それでも嫌な顔一つしないのんちゃんは、本当に心が菩薩のような人でした(T人T)。そして周りも全部あっくんの想いはバレバレ(笑)なので、何気にあっくんに心の準備をフォローするあたり、みんな優しいw かもしたもあっくんとは付き合うのは無理ですが、のんちゃんには傍にいて欲しい・・・v
『グランクレスト戦記』:『ロードス島戦記』でおなじみ水野先生のノベルズのアニメ化。2クールでしっかりと最後まで描いてくれました。
大陸の二大勢力である大工房同盟と幻想詩連合、それぞれの大公の嫡子が婚姻を結ぼうとしていた。互いの聖印の統合により秩序の結晶である皇帝聖印が生まれ、平和の実現も間近かと思われたが、何者かの策略により両大公は命を落としてしまう。この「大講堂の惨劇」と呼ばれる事件によって両者の持つ莫大な聖印が失われ、彼らに従属していた多くの君主たちが独立を強いられたことにより、大陸は新たな戦乱の時代に突入していく。
戦争と政争に明け暮れる君主たちを軽蔑する天才魔法師の少女シルーカは、君主ヴィラールとの不本意な契約に向かう途中で若き放浪君主テオと出会う。テオの戦いの理由をしったシルーカは、テオと契約。悪君主に統治されたシスティナの解放の目的から、やがて君主としての資質を磨かれたテオの下に仲間が集まり、最終的に大国大工房同盟に勝利、当主マリーネを自国の大公にして元マリーネの婚約者であったアレクシスとの婚姻にて、全世界を統治に成功。しかし世界制覇を反対する魔法士協会が最終決戦に挑んでくる。聖女プリシラが命を犠牲にするも、テオとシルーカは魔法士協会を討ち果たし、晴れて世界を統一。最後はアレクシスに国の実験を譲り、自身はシルーカと共に故郷の村へと帰還する―――というストーリーでした。
水野先生らしいファンタジーアクションの世界で、バトルも人間関係も策略も面白かったです。『ロードス』の時は実際仲間の裏切りがあったり、そのために流さなくていい血を散々流してやり切れないところがあったのですが、こちらは裏切りはなく、みんな「誰かのために戦う」という大義をしっかり持っていての戦闘と国政だったので、どちらの陣営に立っても思い入れができます。魔法士協会が一番の黒幕でしたが、彼らの言い分も「平和を得るとその後発展しすぎた科学力で世界の破壊が起こって、人類が全滅する」という危惧から世界統一はさせたくなかった(戦争をしていれば、みんなそっちに集中するから)」、というもの。長い目で見るとそちらの意見もわからなくはありませんが、だからといって今の時代を生きる人たちを犠牲にしていては意味がない。テオの言い分もまたしかり。
結局のところ「のちの歴史は今の人たちの生き方に由来する」ということですね。日本でも一時公害が酷く生き物が死滅するような場所もありましたが、今はそれを見直して共生を図ろうとしています。そういう時代が長く続くといいかな。…そんな警鐘を鳴らした作品だったと思います。
『Lostorage conflated WIXOSS』:かつてテレビ版2シリーズ+劇場版を放送した『WIXOSS』シリーズの第3期。今までの作品で狂言回し的役だった水嶋清衣が主人公です。
かつて記憶を賭けの対象としたLostorage incited WIXOSSで、里見 紅&カーニバルをすず子が撃退したことで、WIXOSSの世界が終焉したかと思いきや、新たなバトルがスタート。第1期の主人公小湊るう子達もセレクターとして選ばれていくが、勝利条件が全く分からないまま、勝負に負けるとルリグの所有権を取られ、更に自身もコインの力でルリグとなって戦い、負ける消滅という残酷なルールの下でバトルが始まる。
当初はカーニバルの復讐と思われたゲームで、何とかしてゲームの終焉を探る清衣たち。実はかつてセレクターバトルのきっかけとなっていた少女:繭のいた白窓の部屋が消えずに残っていたことで、残留思念が人々の記憶を集めて人になろうとしていたことが判明。現世できっかけを見つけたるう子、窓を見つけたタマ、思念を開放した清衣によって白窓の部屋は消失。人々の記憶も元に帰り、消滅したり、ルリグにされていた少女たちも人として復活。ようやく平和が訪れた―――というストーリーでした。
カードゲームのアニメは結構ありますが、このシリーズだけは何故かグロイというか、ドロドロした感情が吹き溜まっている感じのストーリーで、特に今回はあきらとレイラと里見が登場してきたことで、更にドロドロ~。はっきりと犯罪になる状況までして勝負にこだわる歪んだ感情が凄かったです。
でも実は1期目も2期目も、これがちゃんと昇華されて終わっていたかと思えば、そういえばあきらは傷を負ったままでしたし、里見はカーニバルに乗っ取られたままだったし・・・と、片付いていなかったですね。完結させるためには確かにみんなが昇華できなければ、いつまでも繰り返される状況でした。
なので清衣ちゃんはじめ、1・2期メンバー総出演で、同じ目標をもって協力して解決できたのでよかったです。みんな自分の奥にある嫌な感情を昇華できて。千夏ちゃんは記憶が戻ったことで、嫌なこと一杯思い出してしまったようですが、すず子ちゃんはじめ仲間がいっぱいいるから大丈夫かと。円満解決してよかったです。
『魔法少女サイト』:魔法少女、と言いつつ少年漫画原作のアニメ化でした。
主人公の学校ではクラスメイトからのひどいいじめ、家庭では兄からの虐待に苦しむ女子中学生の朝霧彩。
どこにも居場所がなく、「死にたい」と願う毎日を過ごしていた彩だったが、ある日部屋のPCに突如繋がった謎のウェブサイト『魔法少女サイト』と出会い、ステッキを与えられる。いじめの中、咄嗟にステッキを使ったことでいじめられていた相手を結果的に殺してしまい、そのことでいじめの主犯:さりなから傷つけられそうになる。それを救ったのは同じクラスの奴村露乃。彼女も魔法少女であり、彩を救うと同時に「魔法少女を殺してステッキを奪う人」を捉えるため、協力を申し出られる。その犯人:潮井 梨ナと遭遇するが、彼女はステッキの使い過ぎで寿命が短く、また彼女はサイトの管理人によって「テンペスト」という厄災から逃れるにはステッキを集めることが必要と言われて集めていたことが判明。魔法少女同士の争いとテンペストを止めるため、二人は同志を集め、管理人と戦う―――というストーリーでした。
『WIXOSS』の後に、更にグログロな作品が放送され、金曜日深夜は心に澱が溜まる(笑) 何しろ不幸な身の上に成り立っている話なので、元々個人が抱える背景はみんな真っ黒。そして戦えば死、ステッキを使い過ぎても死。…やりきれないですね。しかも彩に至っては最悪の固まりみたいな兄までいるうえ、この兄まで魔法少女を殺してますから(それでも自分は正しいと思い込んでいる人格破綻者)、本当に居場所がないです。管理人以上にこの兄貴をぶちのめしてほしかったんですが、刑事に捕まった後どうなったんだか不明。多分恥辱を与えられたかと思いますが、あの兄貴のことだから、ただでは起きないと思いますけれどね。
原作読んでいないのでわかりませんが、このストーリーが完結しているのか、いないのか。結局管理人:漆を倒して終了しちゃいましたけど、根本的なところは何も片付いていないですね。なによりテンペストを止めるまできちんと描かれるのかと思ったら、途中で終了でしたので、イマイチスッキリ感がない。魔法少女たちも最後はバラバラだったし・・・。
2期目放送予定なのかな? ちょっとわかりませんが、できればすっきりと解決するところを見ておきたいです。