うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

春アニメ最終回⑧

2018年06月29日 21時10分07秒 | アニメ
サッカーW杯。決勝トーナメント出場果たしましたね、日本。
あの練習試合見ていたら、まさか決勝Tまで行くことはないだろうと思っておりましたが、まさかのジャイアントキリング!
最後のポーランド戦、ラスト5分からは、イエローカード出さないために、ひたすらただボール回しで、リーグ戦最終戦なのになんか未消化感があって・・・(。-`ω-)
ただ、あの時間稼ぎ方法は普通にあるらしいですね。作戦として。だから「ブーイングするのはおかしい」という意見も結構あるようですが、どうしても熱血指導時代に思春期を過ごしてきたかもしたは、惰性で時間消化しているのがモヤッと感が残ります。一生懸命なプレーを見たいんですよね。イエローカードも「ファインプレイと反則は紙一重」というところがありますので、いかにもワザとらしく反則するのはいけませんが、懸命のプレイの結果判定されてしまったのは、致し方ないと思うので、最後まで果敢に攻めるプレイが見たかったな~。素人のボヤキですが。

さて、こっちも素人のボヤッキーですよ。最終回です。
『ラストピリオド』:ゲーム作品のアニメ化でした。メルクストーリアのアナザーストーリー。
後悔して死んだ魂がスパイラルという怪物になって人を襲う。その魂の浄化能力のあるハルとちょこ、そしてスパイラル退治専門のアークエンド部隊の仲間たち。ある日ハルの所属する第8部隊が泥棒にあい、財産全部が盗まれてしまう。そのため運営資金を調達しなければならず、スパイラル退治の依頼が入るとすぐにその村に向かっ退治にかかるのだが、何故かそこにはいつもワイズマンを名乗る3人組が邪魔をしに来る。概ねハルたちが任務を無事こなすものの、実はワイズマンは第8部隊のカンパネルラが、彼らのテコ入れのために行ったこと。そもそも「財産盗難」の事態もなく、要するにハルたちを鍛えるためだった。ガジェやリーザは呆れるが、前向きなハルとちょこはそこは気にせず、またスパイラル退治に精を出すのだった―――というストーリーでした。
本当に「ほのぼの」でしたv 大体一話完了で、ワイズマンが登場してくるあたりは、まさに「タイムボカンシリーズ」のお約束、悪の3人組を彷彿とさせられましたが、そのおかげで憎めない(笑) ともかくハルのように「真っ正直に生きていれば、最後は大抵良くなる」ということが大事ということが判りました。小さいお子さんにも良い教材だったかと。もりだのかけだの言っている大人の皆さんに、是非とも身に着けてほしい教訓です。はいw
『Butlers~千年百年物語~』:オリジナルアニメでした。
主人公の神宮司高馬ことジェイは眉目秀麗の言葉を具現化したような、京常見学園の生徒会長を務める高等部2年生。だが実は100年以上昔の世界から、妹であり血霊と呼ばれる時空を司る巫女の天奈によって飛ばされてきた、血霊を守る存在:バトラーだった。同じように天奈のバトラーであり、ジェイと同じ時代に飛ばされてきた羽早川は、天奈の行方や秘密を握るペンダントを持っていた。ペンダントがあれば天奈を助けられると思い込んだジェイは、執拗に羽早川を狙う。だが実はジェイを拾ってくれた京常見学園の理事長:御国鷹司も血族の一員で、天奈たち血霊の者たちによって家族を殺された(本当は御国の親族たちが、違法に血霊の力を使おうとして逆にバトラーに倒された)ため、時空を操り、彼らが生前の時代に戻って歴史を変えることを目論んでいた。天奈はそれを阻止しようとして、命がけでジェイと羽早川をこの時代に送ったこと、何より彼女がジェイを愛していた事実を羽早川から知らされたジェイは、天奈の想いを受けて御国の野望を阻止。元の時代に戻れなくなったが、今の時間を仲間たちと生きていくことを決意する―――というストーリーでした。
男子も女子も、オジサマまで美形しか出てきません!なのですが・・・ストーリーがどうにも・・・orz
頭脳明晰と言いながら、天奈のことになるとブチ切れて羽早川に襲い掛かってばっかりの主人公に、同級生が次々に「お前にも血族の証が!」「お前も血族だったのか!」とみんなして力に目覚めるんですが、殆どお役に立つことはないまま、結局最後にはみんなの力は消失。立てたフラグは全然回収しないまま、終了・・・(黙) 御国理事長はいかにも悪役らしく「わーはっはっは!この私には勝てまい!」と言いながら最後は主人公に倒される(というか時空のゆがみに飲み込まれる)という、非常にわかりやすい悪役らしい悪役でしたw 
例えばもうちょっとストーリーを追ううちに、主人公が成長するとか、生徒会をはじめとする面々が力に目覚めたなら、それをストーリーに絡ませるとかあればよかったんですが、進歩が全然なかったな。唯一役に立ったのはジェイが飛ばされることを予知した友人たちがそれを阻止するため「おおきなかぶ(※童話にある、おじいさんからネズミに至るまで、みんなで引っ張ってカブを抜くアレ)」やったことくらいかな(苦笑) もうちょっとストーリーに力を入れて欲しかった!(キャラデザが最後まで崩れなかった分、勿体なかった)
『多田君は恋をしない』:オリジナルアニメ。「月刊少女野崎君」のスタッフさんが作成されました。
主人公の多田 光良は写真部に所属する高校2年生。ある春の日、外苑の写真を撮っているところ、道に迷った雨女「テレサ」に出会う。彼女は同い年で「レインボー将軍」という日本のドラマが大好きな女の子。やがて同い年のアレックスと共に光良たちのクラスに留学してくる。光良と同じ写真部に所属し、コンテストの写真大会や部活動を通して、次第に二人は惹かれ合っていく。が、実はテレサはラルセンブルクの王女で既にシャルルという許嫁がいた。テレサは何も言わずに留学をやめて帰国。いなくなって初めてテレサへの想いに気づいた光良は、親友:伊集院と共にラルセンブルグに向かう。そこで初めてテレサが王女であり、近くシャルルと結婚することを知るが、幼い時に両親に気持ちを告げられないまま死に別れた後悔を思い出し、テレサに想いを告げ、ラルセンブルグを後にする。
翌年の春を迎えて写真部の部長となった光良の前に、婚約を破棄したテレサが現れる―――というストーリーでした。
野崎君のスタッフさんが制作、ということで、あの一途に片思いをしながら全然本人には気づいてもらえず、その本人がバリバリの恋愛漫画を描いている先生、という設定のようなバリバリのギャグコメかと思いきや、案外しっとりしていました。多田君とテレサを中心に、いい仲間がいっぱいできて、高校生活が非常に楽しそうでよかったです。・・・てか、テレサが王女様ということはなんとなく一番最初から分かっていたんですが、この恋は成立が難しいだろうな・・・とは思っていました。現実問題この二人が結ばれるとしたら、多田君は多分婿養子決定(笑) テレサに兄弟姉妹がいて、後を継いでくれるなら日本に来て問題ないでしょうけれど。 だから成立せずに終わるかと思いきや、最後の最後でハッピーエンドの決着がついてスッキリ☆(≧▽≦) よかったよかった。
そして更に衝撃が「ピン先輩は、あんだけアイドルヲタク状態でも、京大蹴って東大に行くくらい頭がよかったのか!Σ( ̄口 ̄;)」←驚くとこ、そこ!?
そして「シャルル…いい人でした。」でもアレックスと幸せになれたら、いいなぁ(アレクはシャルルに片思い)。ともかくみんなが納得の最後を迎えられてよかったですv
『銀河英雄伝説 Die Neue These』:田中芳樹先生原作の超有名SF小説のアニメ化。久しぶりのリメイクです。アスターテ会戦から同盟軍の帝国領侵攻まででした。
主人公は帝国のラインハルト、同盟のヤンですが、イゼルローン要塞攻防戦前後がメインなので、ヤンさんの活躍が多かったですね。一番最初のOAVの銀英伝の時は、ラインハルトの活躍が結構描かれていましたように記憶していましたが、多分今期のアニメではイゼルローンの後のカストロプ動乱とかクロプシュトック事件なんかが描かれていなかったので、それでかも。
多くは語らずともこれだけの長い間、連載や何度もアニメ化されているので、その年代年代で見てきてもやっぱり面白いですね。
はじめて銀英伝を見たのは・・・中学生くらいの時からだったんですが、大体宇宙戦争ものだと「戦いのシーン」ばかり描かれている作品が多い中、銀英伝はちゃんと戦争に至るまでの軌跡とか、政治的背景なんかが非常に詳しく描かれていて、しかも子供でも分かるような書き方をしているので、本当にのめりこめました。毎回見ていてワクワクしましたからv 「次はどうなるんだろう?って。さらに面白さに拍車をかけてくれたのは、子供は分からない「大人の都合」をヤンさんが嘆き、ユリアンが子供らしい感想を代弁してくれているので、共感しやすかったんだろうな。大人の目線と子供の目線、両方あるからこそ、幅広い年齢層に支持されているんだろうなと。あと、田中先生の小説は描き方が非常に細かくて、例えば「〇〇がケガをした」というのも「〇〇が後方に目を向けた時、帝国の雷撃によりブリッジに爆破、天井の破片が右足大腿動脈を貫通し・・・」みたいに、実物が目に映るように書かれているのが凄い!愛眼製作スタッフさんもこれだけ細かいと、わかりやすいだろうな(結構原作とアニメ制作側で、描写にずれがあることは多いようです)。
声優さんも堀内さんと富山さんの主人公’sの印象が凄く強く残っていたんですが、宮野さんのラインハルトも鈴村さんのヤンさんも凄くぴったりだったと思います。特に鈴村さんの飄々とした演技がいかにもヤンさんらしくってw 宮野さんも凄いです。MXの人は分かると思うのですが、この番組の前が『多田君は~』なんですけれど、そこで伊集院役で「みっつよしぃ~v」と調子こいている人物と、2,3分後に「…愚民どもが…(フッ)」って言っている人(ラインハルト)と、同じ人が演技していると思えませんよ(笑)
ともかく、こんなに凄いのに、続きが「劇場版3本」ですかっ!Σ( ̄口 ̄;)
あ~…できれば間があってもいいからテレビで続編やって欲しかった・・・アニメの続編劇場版って、なかなか上映館が少なくって、見に行くの大変なんですよ。田舎だからorz 
でも多分、見に行く!続きが非常に気になります!!(ストーリーは知っていても、どんな脚本になっているかが気になるのです)
『ひそねとまそたん』:こちらもオリジナルアニメでした。シン・ゴジラでおなじみの樋口監督のアニメ作品です。
舞台は岐阜の航空自衛隊。主人公の甘粕ひそねはコミュ障(隠し事ができず、心の中を全部口にしてしまう)のため、人間関係が上手く行かない。そんな彼女が適性がある、ということで、航空自衛隊でも極秘に扱っている「変態飛翔生体 」=「ドラゴンの戦闘機」のパイロットに転属されてしまう。ドラゴンに飲まれる・吐かれる、操縦できないetcが重なる中、OTF整備士の小此木さんの助けもあって、ひそねはドラゴン「まそたん」と次第に仲良くなっていく。全国の航空自衛隊から同じOTF搭乗員のチームが編成され、トラブルは経験したものの、最終的な目的となる74年に1度眠りから目覚める超大型OTF「ミタツ様」を次の臥所(ふしど)へ誘導する役目を担う。小此木への想いからまそたんが嫉妬したことでひそねは混乱。一度は空自を辞めようとしたが、まそたんの呼びかけに復帰。だがそこで小此木に想いを寄せる巫女の少女が生贄になると知り、ひそねは彼女たちを助け、まそたんを逃がし、ひとり「ミタツ様」の封印を果たそうとする。OTFたちの活躍で見事に犠牲もなく封印を果たしたが、ひそねは帰ってこなかった。しかし誰もがひそねは戻って来ると確信。一人待てずにいた小此木の下にひそねとまそたんは帰ってきた―――というストーリーでした。
最初番組タイトルを見た時、「となりのトトロ」みたいなほのぼのストーリーかと思いきや、何と自衛隊でしかもドラゴンに搭乗という。主人公も見た目も別にパッとしない(苦笑)性格に難在りの女性で、果たしてこれでストーリーが成立するのか??と心配しておりましたが、流石は樋口監督。凄い緊張感バリバリの現場のはずなのに、すべてがゆるくまったりした感じなのは最初から最後まで一貫していてそれが凄かった!(笑) いや、普通ハラハラしたりするでしょ!なんですが、何故か一向に感じない危機感・・・多分ひそねさんとまそたんコンビのせいですね。二人はいつでもこんな感じでしたから。自衛隊なのにほのぼの。一種真逆な組み合わせが奇想天外で面白かったです。
ちなみにドラゴンたちが偽装している戦闘機は、すべて実在の戦闘機。F-15Jはカッコいいですv
『奴隷区』:こちらは人気漫画原作のアニメ化でした。
主人公は荒川エイヤ。普通の女子大生だが、ある日友人の紹介で大田ユウガと知り合い、ゲームに負けた人を奴隷にできるというSCMという装置があることを知る。最初はユウガの「保険」として参加していたが、ユウガが「頭のおかしい人」の奴隷になったため、自らSCMを付けてゲームに参加する。やがてチームはエイヤたちと「リュウオウ」と名乗る少年のグループ、そして不明のチーム3組にまで絞られてくるが、この不明チームはSCMの開発グループから技術を盗んで失踪した世田谷がいた。世田谷にリュウオウは負け、次にエイヤたちを狙うが、彼の持つSCMは戦わずしてSCMを付けた者たちを従わせることができるが、一度ゲームに負けたことがない者には効果がなく、この隙を港に奪われ奴隷にされてしまう。
最終的に港とエイヤの勝負になるが、エイヤの命がけ&仲間との信頼関係により見事に港に打ち勝ち、晴れて奴隷解放宣言をするのだった―――というストーリーでした。
いわゆる「王様ゲーム」みたいな、ダークファンタジー(?)的なストーリーで、しかも勝負は概ね頭脳戦のため(体力を要するものもあるが、知恵でいくらでも操作しようがある)、スリリングな展開になると踏んでいました。確かにゲームは心理&頭脳戦で面白かったです。ただ「だれが誰の奴隷か?」というのが、凄く流動的で、なかなか今どの陣営にいるのかが全然覚えられないまま、次回に進んでいるという感じで、追いつけないまま最後まで行っちゃった感じです(T0T) 最終的にはエイヤがすっきりと勝利してくれて、またみんなが奴隷で相手を従えることの虚しさを感じ取れたようでよかったです。
・・・それにしても、奴隷区だけあって、登場人物の苗字は全部「東京23区」の区名なんですが、何故か府中さんと立川さんが入ってくる。そういえば、昔「23区の女」というドラマを放送していたことがあるんですが、その時も「府中」が出てましたね。「市」なんですが。でも奴隷区の場合、直接SCMに関わりある人としては登場していないので、いいのか(笑) 細かいところに拘るワタクシv
『メガロボクス』:かもしたは流石に見たことはないんですが、「あしたのジョー」の50周年記念で作成されたアニメでした。
ギアという機会を付けて戦うボクシング「メガロボクス」で、地下の「賭け試合」で金を稼いでいるジャンクドッグは強すぎるがゆえに相棒の南部贋作に八百長試合を強いられる鬱屈した日々を送っていた。そこに最強のメガロボクサー勇利に地下試合で敗北したことを契機に、メガロニアへの出場を決意。ジョーという新たな名前と共に、勇利へのリベンジを果たすために動き出す。しかし、正式なメガロボクサーとして早くから研鑽を積んだ強敵ばかりでなく、市民IDを持たない無力な貧民を無価値な屑と見なす者たちから、イカサマや裏から手を回される卑怯な手で無効試合を強いられる等、ジョー達の前に難関が立ちはだかる。だがギアを付けることなく戦うジョーにサチオ達仲間や、勇利によってジョーはメガロボクスの決勝にまで勝ち上がる。そして勇利もまたジョーに感化され、ギアを外して決勝に挑む。最終23ラウンドまで続いた試合は。最後ジョーのKO勝ちで幕を閉じた―――というストーリーでした。
よく「懐かしのアニメ」なんかで「あしたのジョー」を見かけることがありますが、とりあえず丹下団平の「立て、立つんだ!ジョー!!」のセリフぐらいしか知りませんでした。でも貧しいところから這い上がって勝ち取っていくのはあしたのジョーもメガロボクスも同じ設定なんでしょうね。
ジョーはボクシング漫画として、きちんとルールとか勝負の行方を細かく描いているんでしょうが、メガロボクスの方はどちらかというと試合の内容より人間関係がメインだったと思います。ボクシングアニメを期待していた人には物足りなかったかもしれませんが、なかなか上手く行かないながらも、あくまで自分の力で勝ち取っていく人生ドラマとしては見ごたえはあったと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする