うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

春アニメ最終回①

2018年06月17日 21時26分46秒 | アニメ
今日は慢性的な偏頭痛で、一日ごろ寝・・・
気温の変動の激しさもあって、どうにも最近はっきりしません。
また今週ずっと雨の予報ですし、体調管理に気を付けないと、ですね。こんな時に元気なのは菌どもくらいか^^;
そして夏の到来を告げる、春アニメもぼちぼち最終回です。忙しくて、あまりしっかり見ることができなかったんですが、それでもチェックしたものだけ。
『LOST SONG』:オリジナルファンタジーアニメでした。
主人公のリンは王都で歌うことを夢見る、ごく平凡な片田舎で育った少女。彼女には歌うことで傷や病をいやす「癒しの歌」の能力があり、戦争で歌の力を利用しようとする王都軍に付け狙われ、挙句村を焼かれてしまう。
同じように「歌の力」を持つという女性:フィーニスのうわさを聞き、幼馴染の発明家:アルと共に旅立つ。
一方歌で敵を殲滅する力を利用されているフィーニスは、王子と婚約しながらも、自分の護衛役のレオポルドと恋に落ち、彼と共に生きようとするが、王子に知られることとなり、彼に騙されたフィーニス自身の手でレオポルドを殺してしまう。
絶望したフィーニスは「終滅の歌」を歌い、すべてを破壊しつくすが、副作用により呪いを受け、死なない体になってしまう。彼女は永遠の時を生きる中で、人々からその能力を恐れられ、酷い仕打ちを受ける。感情がなくなってきたフィーリスは何度となく世界の終末とやり直しの時間を繰り返すが、以前幸せだったころと同じ世界に再び巡り合うことができても尚、終滅の歌を歌おうとしていた。やり直しの世界のリンはフィーニスの下にたどり着き、王国軍との戦闘の中、終滅の歌の歌を歌ったフィーニスと語り合う。癒しの歌がフィーニスのものと、リンのもので二つ存在することに気づいたリンは、もう一度二人で歌いことで今回の終末を防ぐ。しかしフィーニスが捨てた癒しの歌そのものの存在であるリンは、フィーニスが再び世界を救おうとしたことで彼女の中に戻り、その世界から消滅した―――というストーリーでした。
第1話の冒頭で、最終回のシーンがまず先に登場したことで、物語がしっかりと作りこまれている作品、だと思うのですが・・・
まず全体を通しての感想は「時間軸がわかりづらい」ことでしょうか。
一番最初のフィーニスの幸せな世界では、既にリンの存在があり、恋人を殺されたショックで流した涙(癒しの歌)が「=リン」という描写があったのですが、もしその涙から生まれたのなら、リンの登場はもっと後の世界であると思うのですが、そこが「?」
そして何度も世界をやり直すことになるのですが、いきなり近未来社会だったり、中世な世界感だったり、そこでいきなり世界が消滅するのですが、一体フィーリスが何故その時点で終滅の歌を発動させているのかも「?」(歌う理由がよく分からない)。
最終的にもう一度同じ世界にたどり着いたとき、またも終滅の歌を歌おうとする理由も「?」 全てにおいて絶望しているから、というのは分かるのですが、確かに幸せだったころと同じくレオポルドもいますけれど、彼は別の女性に惹かれていることを知って、無意識にそこで終滅の歌を歌ったのか・・・さっぱりわからん。王都軍を壊滅させたいのなら、いつでもできると思うのですが、彼女の行動の理由がはっきりと分からないので、そこがもうちょい描写が欲しかったです。
結局リンはフィーニスの中に戻ることで、存在は消滅したことになりましたが、最後フィーニスが妊娠していましたけど、お腹の子がリン・・・になるのかな?ちなみにレオポルドさんは、憧れだった王女(吟遊詩人に化けていたボニー)と結ばれたので、フィーニスの相手は誰なのか。最初の世界でもルード王子と婚約していたから、改心した彼と結婚したのかもしれませんが。
キャラデザとか、背景とかはとてもきれいで叙情的だったので、もうすこしストーリーが深く描かれているとありがたかったです。


コメント
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