うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

apple pie

2015年01月31日 18時57分07秒 | 雑記
うららかな日の午後。自室にいたアスランの鼻を、甘い香りがくすぐった。
(これは・・・そういえば今日、カガリがアップルパイ作ってくれるって言ってくれたな)
カガリの料理の腕は、見た目は一見形容しがたい(苦笑)なのだが、味に関しては飛び切りなのだ。
普段、果物といっても桃しか食べないアスランだったが、カガリの手作りアップルパイを食べたことがある、というキラに
―――「へぇ~君食べたことなかったんだ。すっごく美味しかったよ!また作ってもらいたいなぁ・・・」
と世にも羨ましいことを聞かされて、気になっていたのだ。
自分もなんとしても食べてみたい。
だが普段から公務で忙しいカガリにそんな我儘を言っていいものか、悩んだ。
カガリを思いやる優しさか、それとも、自分の我儘か
優しさ・・・我儘・・・優しさ・・・我儘・・・
ずっとひたすら自問自答を繰り返したところ、対に堪えは「我儘」の方に軍配が上がった。
なので、さりげなく、あくまでさりげなく聞いてみることにした。
―――「なぁ、カガリ・・・」
―――「なんだ?」
―――「いや・・・その・・・」
―――「なんだよ。はっきりしろよ。それともまた何か『ハツカネズミ』になっているのか?」
けげんな表情で自分の顔を覗うカガリに、ついに思い切って打ち明けてみた。
―――「その・・・この前キラと話していて・・・君が作った『アップルパイ』の話になって・・・」
(言うんだ!「俺にも作ってほしい」と――)
モジモジと視線を泳がすアスラン。意を決して口を開こうとしたその時
―――「なんだ、作ってほしいのか?」
あっけらかんとカガリが言った。
―――「あ。あぁ・・・でも君忙しそうだし、無理だったらいい――」
―――「だーかーらー!」
すっとアスランの正面に立つと、カガリが両手でアスランの頬をパシっと抑えた。
―――「お前いつも相手のことばっかり考えて、遠慮ばっかりして。ちゃんと言いたいことがあったら言う!隠されている方がよっぽど相手は気になって、そっちの方が思いやりないぞ!」
そしてニッコリといった。
―――「任せろ!今度とびっきりの作ってやるから!」

そう言って今日の午後3時。甘い香りがどんどん近づいてくる。そして…ドアのノック音が―――
「・・・・・・」
(あれ?)
相手の気配は確かにドアのすぐそばにある。だが、一向にドアをノックする気配がない。
「どうしたんだ?」
急くようにしてドアを開けてみたら、そこにはピンクのエプロン姿のカガリが、視線をそらしながらモジモジと落ち着かない様子で立っていた。
「どうした、カガリ。アップルパイのにおいがするから、てっきり焼けたかと―――」
「ごめん!」
アスランの言葉がいい終わらないうちに、カガリが思いっきり斜角90℃以上で頭を下げた。
「カガリ?・・・もしかして、失敗したとか」
「う・・・それは大丈夫、だったんだが・・・」
カガリが視線を後方に向けると、ワゴンの上に、切り分けられたパイと紅茶のセットが置いてあったのだが、そのパイがどうにもつぶれている。
「上手く膨らまなかったのか。」
「えと、そうじゃなくって、あのな・・・怒らないで聞いてくれるか?」
「あぁ。」
そういうとカガリは頬を赤らめながら、ぼそぼそと言い始めた。
「その、中のリンゴのフィリングを作っていたら、砂糖を何グラム入れるか忘れちゃって、それで「このくらいか?」「もうちょっと追加した方がいいかな?」って味見続けていたら、いつの間にか、何故だかフィリングが少なくなってきちゃったんだ。」
つまり・・・味見していたら、どんどん中身を食べつくしてしまい、少なくなってしまった。というわけか。それをカガリ自身がさっぱり気づかないうちに。
「ぷ・・・あははは!」
思わずおかしくなって、アスランにしては珍しく大笑いした。
「わ、笑うなよ!」
「ごめん、あんまりにも君らしくって。でも、ご賞味させてくれるんだろ?」
「うん。こんなんだけど、いいのか?パイ皮ばっかりで、中身ないけれど」
「いいよ、中身の甘酸っぱい部分は、ここから味あわせてもらうから。」
「え?」
そう言ってキョトンとしている、カガリの唇に、そっと唇が重なった。
「―――っ!お前、何するんだよ!//////」
真っ赤になったカガリが叫ぶ。
だがアスランはしれっと言ってのけた。
「だって、カガリが美味しいフィリング食べたのなら、その唇にはさぞかし美味しいフィリングの味がついていると思って。」
「そ、そんなわけないだろ!?」
「いいや、美味しかったよ。甘酸っぱい味がして。俺の分まで食べたのなら、もっと味あわせてもらおうかな。」
「馬鹿っ!やめろってば!アスラァァーーーン!!///」
キラの食べたアップルパイもさぞかし美味しかっただろうけれど。
こっちは至福の味がするよ。
もちろん俺にとっての、世界一の味のアップルパイだ。

・・・Fin

***

・・・なんて小話を一発。
今日アップルパイ作ったんですよ。リアルで。
紅玉(リンゴ)が久しぶりに売っていたんで、3個ばっかり買い込んで作ってみたんですが、すっかり砂糖の分量間違えて、なんか水っぽくなっちゃった(涙)
パイの皮も水分すっちゃって、しんなりしすぎてたし
見事に失敗しましたとさorz
味はままよかったんですけれどね。
今度はちゃんと分量計量して作ります。反省。



絶滅危惧菓子

2015年01月29日 19時29分24秒 | 雑記
今日ものんびりとお仕事していたら、ふと『甘食』が食べたくなって、ふと「甘食食べたいなぁ~」とつぶやいたら、同室にいた20代の職員さんに「・・・『甘食』って何ですか?」とけげんな顔して聞かれてしまいました
「『甘食』って、ほら、あの『アダムスキー型UFO』みたいなカタチした、パンみたいなアレ!」と説明したんですが、『アダムスキー型』がよくなかったのか、余計に「????(‐△‐;)」な顔をされてしましました・・・
そういえば最近、売っているところを見たことが無いんですが、絶滅したのかなぁ・・・『甘食』って・・・意外と素朴で美味しかった気がするんです。
その話の延長で、最近見かけなくなったお菓子の話題になったんですが、もう一人30代前半の方に「もうすぐバレンタインだけど、最近『パラソルチョコレート』とか『ペンシルチョコレート』見なくなったね」と話したら、「あー!見ませんね!」とすぐ分かってくださったんですが、やっぱり20代の方は「・・・???(--;)」
いつぐらいの年代で見かけなくなったんだろう。30代の職員さんは「パラソルチョコは見かけたことありますよ。」とおっしゃっていたので、もしかしたらまだあるのかもしれませね。かもした、まだ年齢が片手で足りる頃、あのパラソルの柄の部分を集めるのが好きで(プラスチックでしたが、透明で綺麗だった)食っちゃ洗って集めていましたね。今から考えると凄く変な収集癖でしたが(笑)
ペンシルチョコは鉛筆みたいな形したチョコレートでしたが、一説によると「あの先っちょで口の中を突き刺して危険だから無くなった」という話を聞いたんですが、どうだろう?あれも美味しかった気がします。銀紙剥がしながら食べるの。
あと更に20代に通じなかった(哀)お菓子で『ノースキャロライナ(※なんか渦巻き模様みたいな一口大のキャラメル風の飴)』もありました。あれも全く見かけなくなりましたが、やっぱり絶滅したのかも(T^T)
(・・・そういえば全部『不○家』のお菓子ばっかりだ・・・)
レトルト食品も結構すぐ見かけなくなるのがありますが、お菓子も移り変わり激しいですよね。そういえば明日は『ジョジョ』の放送日ですが、劇中に登場してくる『コーヒー味のガム』も見かけなくなったような。
昔マイブームだったのが、『香水の香りがするガム(確か『イブ』という名前だった)』があって、噛むと普通に甘いだけなんですが、残り香が香水っぽくって意外と好きでした。あれもまだあるのかどうか。
最近めっきりお菓子って食べなくなってきたんですが(チョコレートは食べる)、また懐かしのお菓子を巡って陳列棚巡りしてみたい気分です。

・・・とりあえず『甘食』食べたい・・・←まだ言ってる(--;)


『単位パン』実写!

2015年01月27日 19時19分23秒 | 雑記
先日ブログでカキカキしましたが、「『単位』売ってください」の要望に応えた大学生協側が「やってやろうじゃないか!」とばかりに作ったパン、『単位パン』なるものを、今日生協にいったら売っていたので、思わず購入してしまいました(笑)単位欲しかった学生さんには「1単位いただいちゃったよ」←申し訳ない<(_ _)>

片手サイズのパンに、思いっきり『単位』と焼き印が気合いはいって押してありました(笑)
ちなみに食べてみたら、フツーにクリームパンでした。美味しかったですよv
単位パン以上に気になっていた『頭脳パン』も探してみたんですが、入荷していなかったのか、はたまた完売だったのか、置いていなくって残念なり。今度見かけたら食べてみたい・・・本当に頭がよくなるのか。
そんなかもしたの大学は来週から試験期間突入です。
みんながんばって、「本物の」単位とってね(^^)


サイリウム。

2015年01月25日 18時41分30秒 | 雑記
来週はいよいよ『戦国BASARA2015 冬の陣』イベントです!
なので、昨年から公約(笑)していた『ギンブレ購入』!を目指して、メイトまで行ってきました。
以前もメイトでちょっとうろついたんですが、見当たらなくって、(でも以前見かけたよな・・・)とかつての記憶を頼りに、もう一回チャレンジ。
でも地元のメイトのグッズ売り場にはやっぱりなくって、こうなったらハンズとかドンキとか廻ろうかな、と思った矢先、目の前に『ラブライブ』と『アイマス』のDVD映像が。
(もしかしたら、こういうアイドル関係の方においてあるのでは・・・)と覗いてみたら、ありました!
凄い何種類も色があるサイリウムが、いっぱいぶら下がっておりました!!
みんなキャラクターのイメージカラーに合わせてお気に入りキャラのサイリウムを買うんですね。アイマスなんてすごいメンバー数おりますから、一式全部揃えたら大変だ(笑)
で、ちゃんと「○○ちゃんにはピンク色v」とか説明がぶら下がっていて丁寧(笑)
その何種類ものカラフルなサイリウムの上に―――

「出た!ずごいでっかいサイリウム!!」=その名も『キングブレード』!!

そうか…今まで『ギンブレ』が商品名かと思って探していたんですが、『ギンブレ』ではなく『キングブレード』の略で『キンブレ』が正解だったんですね。ぬぉぉぉーーーっ!!無知のかもした、とんでもない間違いをしておりましたっ!!<(_ _)>
しかしでかい。ホントでかい。キングだけあって、普通のサイリウムが20cm位の長さだとすると、キンブレは50cmは軽く超えており、しかもぶっといΣ(-口-;) あのよく道路工事している現場で、車の誘導しているひとが振っている、あの赤色灯ですよ。あれがキンブレだったのか・・・(‐△-;)
確かにこんだけでかければ、凄く目立つのですが、実際持って振ってみたら、結構重い・・・。これずっとライブ中に振っていたら、ただでさえ腱鞘炎の手が余計にひどくなりそうな気がしたので、(ついでに金額も結構なお値段でしたので)キンブレはあきらめて、フツーのサイリウム購入しました。もちろん『紫』だせ!(byアニキ)

・・・今度メイトのサイリウムの説明書きに、BASARAキャラのイメージカラーも加えて欲しいな(笑)
『筆頭は青色v』『アニキは紫v』とかv
是非お願いしたいところです(^^)


冬の新番組⑦

2015年01月24日 18時43分20秒 | アニメ
最近右手首を回すと違和感あってちょっと気になっていたんですが、今週に入って逆手にすると物が持てないほど痛くなってきてしまい、しぶしぶ整形外科受診したら「見事に腱鞘炎です」との太鼓判をいただきました(苦笑)
何をそんなに使い込んだか全く記憶が無いのですが、しばらくは湿布と固定ですよ(T0T) 肩脱臼して以来ですが、早く治ってほしい・・・パソコンのキーボードのタッチスピードがものすごい遅くなってしまって
ロキソニン(鎮痛成分)入りの湿布薬をいただいたので、これで何とか痛み押さえつつ仕事しないとな。

そんな今日のかもしたさんは、病院受診と毎度おなじみアニメチェックです。
『ISUCA』:ヤングエースで連載中の漫画原作だそうですが、初見でした。
主人公は横浜にある星ノ川高校の二年生・浅野真一郎君。ある夜、外を歩いていた真一郎の前に、女性が現れる。見知らぬその女性はいきなり全裸になって真一郎に迫る。彼が行動に戸惑っていると、いきなりその女性は蜈蚣の怪物に変化。真一郎を食べようとするが、その時どこからか飛んできた破魔矢に射抜かれ消滅。真一郎は間一髪のところ助かる。彼が見渡すと、矢を射た方向に、神の長い女性のシルエットだけが浮かんでいた。
そして次の日、今度は真一郎の学校の旧校舎で女生徒が襲われる。倒れている女生徒の向こうには巨大な獣のシルエットが。その陰を追って外に出た真一郎の前に、左腕に矢が刺さった女の子を見つける。彼女の助けを求める声に矢を抜いてやると、そこに現れたのは同じ学校の島津朔邪。彼女は妖魔退治を生業とする島津家第37代目当主であり、目の前の女の子を射抜いた本人だった。朔邪から詰問される真一郎が戸惑っていると、実は女の子は猫又という妖怪だった。妖怪を助けてしまった真一郎に朔邪はキツイお説教をするのだが、その間にも魔物が生徒を襲っていた。実は生徒を襲っていた魔物は猫又ではなくもっと上級の魔物で、朔邪の矢でも射抜けないほどの強敵だったが、猫又と真一郎の助けもあって、朔邪は見事に魔物を討伐することに成功した―――という第一話でした。
最近のアニメでは微エロ要素のあるアニメも深夜放送ではありますが、普通に放送されておりますけれど、こちらは前評判がすでに『エロアニメ』だったらしく、結構視線のやり場に困るアニメ(苦笑)でした。お約束な展開がお好きな方向けでしょうかね。アクションやストーリーも楽しめますが、50:50かな。
この時間は他局アニメがすごく重なっていて(関東圏内だと、『デスパレード』『暗殺教室』『GARO』)、どれを見続けるか悩みどころです^^; どれにしようかな~???