うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

SS更新しました&春の新番組③

2018年04月07日 16時11分48秒 | アニメ
先ずは先日、ちょこっと書きましたが『Vamp!』シリーズ第4弾の方をUP致しました。
といってもまだイントロ部分だけなんですが^^; このいかにも「怪しい」ヤツは一体何者なのか?…実はすでに登場してはいます。ちょろっと。直ぐに分かる方は分かっちゃいますね(笑)
色々あって、亀どころかカタツムリ以上に遅い更新速度になりそうですが、よろしかったらちらりと見てやってください。<(_ _)>
ご存知かもしれませんが、10月のアスカガ・プチオンリーの記念アンソロジーも勿体なくもお誘いを頂きまして、微力ながら参加させていただきます。こちらもプロっと練って、いいもの書けるように頑張ります(^^ゞ

さて、怒涛の一週間が終わりました・・・というかまだ土曜なんですが。やっぱり新年度は忙しいです
一昨日昨日と健康診断だったんですが、お嬢さん方がなかなか出揃ってくれずorz 1,2年生はすぐ集まるけど、上級生はなかなか~って昨年も聞いた気がするんですが、やっぱりそうか(哀)
もう就活で会社訪問している子もいるようなので、一枚岩には行きませんが、一応受け損ねた人用にもう一日用意してありますので、また来週残業して受けていない子抽出して、メール送らなきゃ。

でもその前に鴨志田さんはしっかり新番組を見るのだよ。
『多田君は恋をしない』:オリジナルアニメです。製作スタッフさんが『月刊少女野崎くん』を作成されたチームだそうなので、あのテンションのギャグがあるのか期待中v
主人公の多田君は写真が趣味の高校生。今日も皇居端の桜の写真を撮りに来ていた時、写真の視線に度々入る外国人の女の子と知り合う。彼女はランセンブルグという国から来たというテレサ。彼女の国で放送している「レインボー将軍」が好きだという彼女は、皇居の取水口に飛び込もうとする上、所持金もなく地図も持っていない、何かとどこか世間知らず。雨に晒された上空腹に耐えかねていた彼女を多田君は自分の家の喫茶店に連れ帰る。そこでようやく同行者と連絡が取れ、彼女は多田君の家の隣だったホテルに無事到着。これでもう会いこともないと思っていた矢先、何と彼女と同行者のアレクサンドラが、留学生として多田君のクラスに転入してくる―――という第1話でした。
多分テレサの世間知らずぶりを見る限り、王女様か何かで、国に何かあったために日本に留学、という形をとっているのかと予想。…その前に、恋をしない、と言っております多田君ですが、友人の伊集院君も含めてあまりにも回りが普通じゃない個性豊かすぎる人たちなので、恋の前に多田君が目立たない!Σ( ̄□ ̄|||) 野崎君の存在感は圧倒的だったのに・・・みこりんもだけど。
これから多田君の苦悩・・・いえ、学校生活がどうなるのか、とりあえず「負けるな、多田君!少しは目立とう!」
『銀河英雄伝説』:もはや説明不要の、田中芳樹先生の超大作ノベルズが、三度のアニメ化です!
主人公の一人:ラインハルトは銀河帝国の若き司令官。彼の友人であるキルヒアイスと共に、圧倒的な戦術で敵対する自由惑星同盟の艦隊に勝利を続け、彼を気に入らない高位貴族の司令官たちからの非難すらも一掃させていた。常勝する彼らは同盟の大艦隊をも前にし、圧倒的な強さで完全勝利する―――かと思われた矢先、たった一人の同盟の将校が、ラインハルトの戦術を見事にかいくぐった。彼の名はヤン・ウェンリー。やがてラインハルトのライバルとなる人物だった―――という第1話でした。
かもしたに『銀英伝』語らせたら長いよ(笑) 小学校の時、兄が銀英伝のOAV借りてきて、全話見ました&小説も読破しました。小学生時分だと、ガンダム系が好きだったり、魔法使いとかのファンタジーものが好きだったりしましたけど、銀英伝って夢とかファンタジーとかから逸脱してる、ある意味『三国史』に近いものがあって、リアル人間対人間の頭脳戦&駆け引きが凄い迫力で、のめりこんでみていました。そしてそれに負けないほどのドラマも濃い!あの頃お子様だったから記憶力もまだあったので、すごい数の登場人物覚えられましたからね(笑) 今期もどこまで放送するかわかりませんが、彼らの運命を知っているので・・・。あーでもユリアンは登場して欲しいな。ちなみに推しキャラはありませぬ。全員いてくれないと、この物語成り立たないので。
でも一作目の時はヤンさんが好きだったかな。富山敬さんの飄々としたヤンさんの演技が好きでした。途中で富山さんがお亡くなりになられたときは、ショックだったわ(ノД`)・゜・。 堀川さんの「おのれぇ~またしてもヤン・ウェンリー
め!」も好きだったw
今期もやっぱりコマ数も多くて戦闘シーンの迫力が圧巻!すごいスタッフさんの気合が伝わってきますが、一作目もセル画の数がとんでもなく多くて、手が込んでいたので、負けていられないでしょうね。キャストも宮野さんのラインハルト似合っておりますが、その5分前まで「多田君――」でアホの伊集院君の役を演じていらっしゃるので、このギャップが(大笑) 流石はマモだわ。鈴村さんのヤンさんは、ちょっと沖田(銀魂)を思い起こさせられましたが、鈴村さんの演技力ですから、きっと今後更に富山さんとは違ったヤンの魅力を見せてくれると期待しております。
毎週木曜が楽しみだわ!!
『こみっくがーるず』:今期のきらら枠アニメ化作品です。
主人公の高校生漫画家:萌田 薫子は、人見知りが酷いうえ自虐的で落ち込みやすい性格。読者からの辛辣な感想に耐えることができず、ひどく落ち込む彼女に編集者から「他の漫画家たちと一緒の寮生活」を勧められる。東京に出てきた彼女は薫子はルームメイトの恋塚小夢や、同い年で活躍している先輩漫画家の色川琉姫、勝木翼と同じ寮で、翼の原稿を手伝うも失敗ばかり。落ち込む彼女をみんなが励まし、少し前向きになる薫子だった―――という第1話でした。
主人公もさることながら、皆さん一癖二癖もある方ばかりです。薫子ちゃんも人見知り&落ち込みやすい、と言いながら、先輩の部屋でエロ本(資料用)を探したり、胸を触るシーンを模写したりする当たり、肝が据わっていると思いますが・・・距離感がつかめないのか(苦笑)
漫画家さんの世界は判りませんが、現代の女子漫画家のトキワ荘のノリで、彼女らの苦楽を見守りたいと思います。
『メガロボクス』:オリジナルアニメですが、『あしたのジョー』の連載開始から50周年を記念して作成された、ボクシングの近未来格闘系「メガロボクス」の選手として戦う主人公の物語のようです。
近代都市で選ばれた特権階級のものしか住めない「認可地区」と、そこの住むことができない貧困者の住む「未認可地区」という対象的な2つのゾーンを抱えているとある都市。そこでは、「ギア」と呼ばれるメカニックを身に着けたボクサー「メガロボクサー」達による、ボクシング以上に激しい格闘技「メガロボクス」が行われていた。非合法地下闘技場のメガロボクサーである主人公のジャンクドッグは、メガロボクサーとしての計り知れない潜在能力を持ちながら、貧困者であるが故、認可地区にも行けず、八百長のメガロボクストレーナーの言いなりになっていた。ある日認可地区で最大級のメガロボクスを開催する開催主と最強のボクサー勇利と出会う。試合を吹っ掛けるも開催主の一言で拳を収める勇利。しかし、後日地下闘技場での八百長試合の最中、なんと勇利がジャンクドッグの前に現れた―――という第1話でした。
『あしたのジョー』は流石に見たことないし、よく昔のアニメの特集やると、有名なシーンがいくつか登場していますが、この作品のような始まり何でしょうか。ともかく劇画調で、キャラデザインというか線の太さがジョーそっくりですね。無論意識して作成されているようですが。あしたのジョーを見たことがないかもしたのようなひよっこヲタクには、「これがあのジョーの世界か」というちばてつやさんの作品を体感できそうです。
『されど罪人は竜と踊る』:こちらはラノベ原作のアニメ化です。タイトルは聞いたことありますが初見です。
量子世界の基本単位である、作用量子(プランク)定数hを操作し、森羅万象を生み出す力、咒力。これを操るものたちは咒式士、その力を人殺しやバケモノ退治に使う者たちは攻性咒式士と呼ばれる。
主人公のガウスも攻性咒式士の一人で、相方で龍を狩るドラッケン族のギギナとチームを組み、ドラゴンを退治することに成功。しかし役所の課長の小言に報奨金の理不尽な値切り、増える借金。不幸が積み重なる生活。それでも街はエリダナ祭を前に浮かれ騒ぐ。祝祭の裏側では、咒式士を狙った連続殺人事件が多発しており、ガウスとギギナもターゲットにされていた―――という第1話でした。
まだ物語も始まったばかりで、物語の目的がどこに繋がるのかまだ掴めませんが、次第に黒幕とそこへの筋道ができてくるのかと思います。
キャラデザや竜などの描かれ方は丁寧で、アクションも細かく描かれていて、このままのクオリティが続いてくれることを祈りたい(-人-)
世界感もかなり壮大なものになるようですので、期待してみていきたいと思います。
『PERSONA5 the Animation』:大人気ゲーム「ペルソナシリーズ」の第5弾のアニメ化です。
巷では「心の怪盗団」という集団がいるという都市伝説があった。正体不明のその集団が暗躍するという渋谷の町の一角で、ある空き巣のグループがあり、そこに居場所を無くしたまたまグループに加入させられてしまった青年がいた。何をやっても弟に抜かれてしまい、居場所もなく、かといってやりたくもないピッキングをさせられ、やがて彼は精神的暴走を開始。化け物へと変貌する。そこに現れたのは、あの都市伝説の「心の怪盗団」。彼らは謎の従者「ペルソナ」を操り、彼の心を昇華する―――というエピソード0でした。
正式には来週から第1話がスタートで、今回はイントロですが、実はペルソナ5のゲームやったことないので(というか、ペルソナより女神転生派なのでv)、アニメで初めて物語を見る感じです。前作の4の時のチーム戦も面白かったですが、今回のターゲットは「心」。どうにも敵は精神性を糧とする者らしく、ペルソナもその精神の暴走が具現化したものを倒すのが目的のようです。無論、これからその精神の暴走を操るラスボスとの戦いに向かっていくと思いますが、新しいペルソナのストーリーが楽しみです。
『ヒナまつり』:こちらは漫画原作のアニメ化です。
壺をこよなく愛する芦川組の若手やくざ:新田 義史の部屋に、突然銀色の物体が降ってくる。物体についた顔が「背中のスイッチを押して」というまま押してみると、中から現れたのは小学生くらいの女の子。名前は「ひな」という以外際の情報はなし。ただ、このひなは超能力(サイコキネシス)を操り、流石のやくざでも手が出せない。ひなの言うことを聞くままにされていた新田だが、「ここにいるなら力を使わない約束」をするものの、ひなは力が溜まると暴走してしまう。だがその力を表向き会社の土木現場で使わせてみるとそれが大成功!時間も経費も掛からず新田を喜ばせるが、その間に組長が敵対する組の銃撃にあってしまっていた。敵を取るよう若頭にハジキを渡されるも、新田は実は全然武闘派ではない。そんな新田の窮地に、ひなは代わりに敵組を一人で壊滅してしまうのだった―――という第1話でした。
凄いですね・・・やくざ者ハートフルストーリー、ってあるんだ(笑) 一番縁遠いもの同士をくっつけたという、ある意味度肝を一番抜かれましたが、何のかんの言って尻に敷かれっぱなしの新田さんと、あと芦川組の皆さんも、案外人情ありそうなので、ここに全く勘定皆無なひなが、どうかかわってくるか、ちょっとこの先が楽しみv ひなの語られない過去や、冒頭に登場した彼女の行方を探そうとしている女性の正体もまだまだ分からないことだらけですので、この先を楽しみに見ていきたいと思います。
『Lostorage conflated WIXOSS』:WIXOSSシリーズアニメも第4期。劇場版も併せると5作目のアニメですね。
今期の主人公は、前作で登場した水嶋清衣。何度かバトルを仕掛けているシーンはありましたが、主人公だった穂村すず子とは直接のバトルはありませんでした。今回は彼女がいち早く、前作の敵:里見こと、ルリグが入れ替わったカーニバルの影が忍び寄っていることを知り、彼を倒すための仲間を集めるところからスタート。同じく前作ですず子にWIXOSSを教えたはんなにも協力を求めるものの、もうあんなバトルはしたくないと、すず子は協力を断る。そして清衣が次に協力を求めた相手は、第1、2作の主人公、小湊るう子だった―――という第1話でした。
今期で全てのWIXOSSキャラがつながりますね。まさかるう子まで登場するとは思いませんでしたが、そうなると遊月ちゃんも登場するのかな?彼女も確かお花さん(ルリグ)と入れ替わっていましたけれど・・・人間に戻ったんでしたっけ。劇場版見ていないので、詳しいことは判りませんが、るう子のルリグのたまちゃんも、人間になっていたはず。そうするとるう子にバトルは無理なのでは・・・。新パートナーが登場するかもしれませんが、カードバトルの要素に加えて、人間関係の幅もぐっと広がりそうですね。男子のカードバトルアニメはいっぱいありますけれど、女の子がメインで戦う作品ってこれだけなので、また視点が全然違って面白いです。
『信長の忍びー姉川編―』:戻ってきました!大地監督5分アニメ作品(原作は漫画です。しかも現役社会科の先生が描いてる)。
信長の忍び、千鳥ちゃんを主役に、織田軍の戦いを描いておりますが、何といってもギャグマンガですので、深刻なのに笑うしかないw しかも今回は姉川の戦いですよ。小谷城ですよ。お市様とお市ファンクラブの皆さん(浅井家家臣団)が相手ですから、千鳥もかなり心苦しい戦いになるでしょうね。ギャグマンガなんですが、ちゃんと歴史にのっとっているので、温情は全くない。故にあの愉快な浅井の皆さんが最後、ああなると思うと・・・(ノД`)・゜・。これはこれで寂しい。
それ以上に寂しいのは、一番偉いはずなのに、信長さまが案外影が薄い=家臣とか敵の皆さんが個性強すぎ=それ以上に濃姫様はじめ女性陣が強すぎ。いっそ女子キャラで戦ったほうが簡単に片が付きそうな(笑)
ともかく、また愉快に戦国の歴史を学びましょう!
『魔法少女サイト』:Webコミックのアニメ化作品です。
主人公は学校ではクラスメイトからのひどいいじめ、家庭では兄からの虐待に苦しむ女子中学生の朝霧彩。
唯一の慰めを捨て猫を隠れて可愛がり、面倒を見ることで何とか生きる目的としていたが、その子猫でさえいじめの道具で無残に殺され、今度こそ死を渇望する。その時、部屋のPCに『魔法少女サイト』の画面が映る。二度とアクセスできないそのサイトから、なぜか拳銃型のステッキが届くが、意味も解らず彩は放置していた。ところがその日、激しい暴行を受けそうになり、身の危険を感じた恐怖で咄嗟にステッキを使うと、目の前にいた相手は忽然と姿を消し、次の瞬間、子猫が殺された線路でひき殺されていた。「やったのは自分じゃない」と現実を直視できない彩。だが次の日死んだ同級生の友人であり、いじめの首謀者が彩へ報復を図ろうとする。傷つけられそうになったその瞬間、
同じクラスの奴村露乃が時間を止め、首謀者を逆に殺害してしまう―――という第1話でした。
いえ・・・とにかく悲惨でした。。。そして非常にグロイです。見ているだけでストレス満載な展開でした(哀) この状況と魔法少女という、ある意味夢のような話がどう結びつくのか、むしろ伊藤潤二コレクション的な話になっているんじゃないかと思うほど!魔法というより「復讐道具」ですね。復讐に魔法を使う、みたいな。でも今まで悲惨系魔法使い(こういうジャンルはないですが、あえてくくるとすれば)の『まどマギ』とか『育成計画』みたいなのも、ただでは魔法は使わせてくれない。なんかとってもでっかい代償があるので、これもきっと何か裏がありそう。
かなり胸焼けしますが、悲惨な女子の人生が少しでも日が差し込んでくれることを願って、見てみます。


冬アニメ最終回⑥&春の新番組②

2018年04月05日 00時58分18秒 | アニメ
一昨日から何だか体調が思わしくなく、季節の変わり目&疲れのせいかな~などと暢気に構えていましたが、朝あまりにもフラフラするので、血圧計ってみたら、いよーに低すぎ(--;) 血圧100を切ることは多々ありましたけれど、80ってなかったわ・・・下40ももはや生きてない域ですよ  来月健康診断ですけれど、かなり貧血なんじゃなかろうか。
健診までにはできれば回復しておきたいです。

そんな絶不調なのに、それでも新番組はチェックする。アニメで血圧上げようとする、医療従事者の資格もあったもんじゃありません^^;
『オーバーロードⅡ』:人気ライトノベルズのアニメ化第2期でした。劇場版もありますので、アニメ化としては3本目でしょうか。
おなじみ鈴木さん(笑)が配信終了ゲームから抜け出せなくなり、ナザリックの支配者:アインズ・ウール・ゴウンとしてかつての仲間たちが作ったキャラクターを支配下に置き、ユグドラシルに置いて行かれた他のプレイヤーがいないかを探しつつ、世界を征服していくストーリーです。・・・そういえば人探しが目的のはずだったよね?すっかり忘れていた^^;
今期はリザードマンたちとの戦いで彼らを支配下に置き、更に八本指との戦闘がメインでした。
何しろ面白いのは、チート並みの強さを誇りつつも、案外家臣に教えられることが多い、素の鈴木さん(笑)と、地下墳墓のメンバーとの頭脳プレイですね。駆け引きとか裏工作で見事に相手をハマらせていく作戦が何とも面白い。その強さを外見で畏怖させながらも、ちゃんと飴と鞭を使い分けながら支配下に置いていくあたり、流石はサラリーマン(笑:リアル世界では鈴木さんはリーマン)。心得ておりますw
熟練のやり取りとバトルでは圧倒的迫力を見せつける、作品の醍醐味が今回も存分に味わえました。
八本指の件がまだ全然片付いていないんですが・・・と思ったら、夏には3期目で続編を放送するらしいので、心待ちにしたいと思います!
『ヴァイオレット・エバーガーデン』:小説原作で、京都アニメーションでアニメ化し、社内で最優秀賞を得た作品、と伺っておりましたが、本当にふさわしい作品だったと思います。
主人公のヴァイオレットは身寄りのない孤児で、「武器」としてのみの存在として、誰も人間と認めてくれないような日々を送っていた。そしてギルベルト少佐の部下となったが、絶大なる戦闘能力で畏怖されながらも、ギルベルトは彼女にヴァイオレットと名をつけ、人として扱ってくれる。だが最後の作戦でギルベルトは重傷。彼を助けようとしたヴァイオレットも両手を失う。ギルベルトは最後の力で崩壊する塔から彼女を助け、生死不明となる。
ヴァイオレットは戦場で手当てを受け、両手義手となった。そんな彼女をギルベルトの友人:ホッジンズが、自分の経営するC.H郵便社で自動手記人形として働くことを勧める。人間らしい感情を知らなかったヴァイオレットが、ギルベルトに贈られた「愛している」の言葉の意味を知るべく、彼女は働き始め、やがて人間としての感情を徐々に得ていく―――というストーリーでした。
いや、もう毎回涙腺決壊で大変でした(ノД`)・゜・。 最初は人間を冷徹に客観視している感じでしたけれど、いろんな体験を得て、徐々に感情の意味を知ってからの彼女の一途さが、何とも言えない・・・(感涙) 懸命に助けて一緒に泣いて。手紙に込められた一つ一つの言葉の重みを、しっかりと受け止められる彼女だからこそ、贈る人も受け取る人も感謝するんですね。最近LINEでたった一言で済ませてしまう、挙句スタンプで終了、というコミュニケーションが多いですけれど、スタンプに任せることで、受け取り方が滅茶苦茶誤解を招く(食い違い)ことがあって、結局人間関係が上手くいかない、というケースを今の職場でもさんざん見てきています。任せちゃうから自分の言葉じゃないし、語彙もどんどん減っていく・・・手紙は一生懸命考えます。受け取る相手がどう思うかを必死に考えて言葉を選ぶから、余程思いがしっかりと伝わります。そんな大切さを、彼女を通してすごく伝わってきました。今現在の問題に、鋭いメッセージを投げかけているとしか思えません。
最後は命令ではなく、自らの意思で「生きる」ことを選んだ彼女に拍手を贈ります。もう感動でした。
ストーリーもさることながら、アニメ自体の質も非常に高い!キャラデザも綺麗だし背景の描き込みも細かい。流石に大賞受賞しますよ!
既に新作作成開始の発表が出ていますが、メディアは何かな?できればまたテレビシリーズでの2期を期待したいです!劇場版でも見に行きます!!

『東京喰種re』:『東京喰種』の続編ですね。漫画原作のアニメ化で、前作から含めると3期目にあたるのかな。
前作の「カネキ」たちの事件から数年後の世界。主人公は捜査官の佐々木琲世で、グールの力を人為的に移植させて作られたメンバー:クインクスのチームリーダーとなって、グール関係の捜査に挑んでいる。ただし、メンバーの好き勝手な行動で成績が振るわず、いつも庁内で邪険にされていた。そんな矢先「トルソー」という女性ばかりを狙うグールの捜査に向かうことに。メンバーのウリエ、シラズはハイセを出し抜こうと、勝手に捜査を始めるが、サイコがトルソーと遭遇。そこに向かい戦闘を開始するも圧倒される。サイコもグールの力を発揮できず、ピンチに陥ったとき駆け付けたハイセにより、窮地を脱した―――という第1話でした。
アニメでは見ていましたけれど、原作は読んでいないので、このシリーズは初見です。前作の主人公カネキ君はグールでありつつも人間の感情も持っているため、どっちつかずなまま、最終的にはグールとして戦いましたけれど、こちらの主人公たちは喰種に成り切れないながらも人として戦い、グールの力を欲する、という逆の視点を持っていそうです。
ハイセの中に時々カネキが登場していますけれど、二人の関係性がまだ見えないので、空白の数年間に何があったのかわかりません。確かカネキ君は最後生死不明になっていたので、かつてカネキ君がリゼを取り込んだみたいに、ハイセがカネキ君を取り込んでいる可能性もありますね。
ちょっと前作アニメから時間が空いたので、思い出しつつ見続けてみたいと思います。
『ルパン三世Ⅴ』:久しぶりのルパンシリーズ!いつも通りのメンバーで、安定感抜群の活躍―――と思いきや!流石現在の世の中を反映しているのか、ルパンが盗むお宝は、物ではなくって「データ」&車も電気自動車がメイン(ただし、ルパンは相変わらはずフィアット。でも五右ェ門にさえ「ガソリンなんて時代遅れ・・・」と言われている)だったり、ばっちり世の中を反映されているところが凄いです。
今期のヒロインはアミ。プログラミングやハッキングの天才少女だけれど、人としての常識や生活能力は皆無。なのですっかりルパン一味が面倒を看ることになってしまっている状況w しかし笑えないのが「ルパンゲーム」という単純に「ルパンを見つけろ」というのが目的だけのゲーム。これでルパンがいつどこで何をしたか、全部ネットでバレてしまう。何しろゲーム参加者は何千万人単位。しかも世界各国で普通の一般人が参加しているから、素人相手にルパンも手が出せない。その数千万人以上の眼が監視カメラとなってルパンを追いかけるから、多分今までのシリーズの中でも最大の敵ですね。
一番のキーマンとなるのがアニだと思いますが、あの「ルパンゲーム」を仕掛けた犯人と、頭脳&電脳戦になること間違いなし。
現代のルパンの戦い&盗みテクニックがどうなっていくのか、楽しみです!
『3D彼女』:少女漫画原作のアニメ化です。
主人公は高校生の筒井 光。特に魔法少女関係が好きなヲタクで、この日も再生ビデオを見ていたらうっかり遅刻。プール掃除の罰が与えられるが、その時同時に遅刻していたのが、男癖や素行の悪い噂を持つ嫌われ者の女子:五十嵐 色葉。出会いから「キモイ」と言われ、うわさも手伝って、徹底的に色葉を嫌う光。かつて中学時代に「ヲタク」と「キモイ」を連呼され、女子から気味悪がられていた過去の傷もある光は、高校でできたヲタ友の伊東 悠人と休日に出かけるも、そこでかつての同級生女子からキモイとまた言われ、苦痛に耐えているときになんと助けてくれたのは色葉だった。少しばかり色葉に好感を持つも、別の男に言い寄らてあっさりと前の男を振る色葉を見て、再び嫌悪感を持つ光。だが、少しずつ色葉への興味が沸き、色葉の告白を受けることに―――という第1話でした。
女子は2次元に限る!というヲタの皆さんを見てきておりますが(笑)、別にキモイとは感じなかったなー(リアル)。しかもかもしたは筋金入りのヲタですが、中学校のクラスメイト全員からしっかり認知されていたけど、キモイは言われなかった。なので、恵まれていたのかもしれない。ありがたや。
ある意味他者から避けられる二人が、リアル3次元で恋愛をしていくことになるのでしょうが、是非頑張って欲しい。人間的に非常に真逆な性格の二人なので、正反対の二人がどう変わっていくのか、見守っていきましょう。
『立花館To Lieあんぐる』:こちらは百合族漫画の5分アニメ化です。
主人公の夏乃はなびは15歳。春からの高校進学を機に、実家を離れて通学しやすい、素敵な洋館風の寮「橘館」に引っ越しをすることに。ところが、手続きを間違ったため、真の引っ越し先は築数十年を経過したおんぼろの純和風長屋のような「立花館」だった。そこではなびは謎の美少女の上半身ヌードの姿に見惚れてしまうのだが、丁度帰宅したこのアパートの住人:藤原 このみに突っかかられ、今度は大家の依子に胸パフ歓迎され、挙句昼間からお酒を飲んで下着をつけていない月城 優の歓迎を受け、謎の美少女を探ることすらできなかった―――という第1話でした。
どうにも「美味しい状況(※野郎向け)」を集大成したストーリーのようです。一応藤原姉妹と主人公は幼馴染であり、そのことを主人公がすっかり忘れていて、それがこのみには気に食わない、という状況があるようなのですが、あまり重要な設定じゃないらしい(笑)
野郎からしたら「男がいない女子寮には、こんな美味しいシチュエーションが、ごろごろ転がっているんじゃなかろうか・・・v」と誤解を与えやすいようですが、一言言っておこう―――「野郎がいようがいまいが、つつましい人はつつましく、だらしない人はだらしない」です。以上。
『カードキャプターさくら クリアカード編』:こちらも東京喰種以上にお久しぶりv なカードキャプターさくらの新作です。
主人公の桜も知世ちゃんも、みんな揃って中学生になりました。しかも小狼君も戻ってきてくれて、一緒の学校に通うことになって、いつも明るい桜もますます元気に。
ところがある夜、謎の人物が夢に現れ、起きてみるとなんとクロウカードが全部透明に。ユエに聞いてもエリオルに聞いても心当りはない。しかも桜の魔力に変化もなく、怪しい気配もなし。様子を見るしかない桜がまた夢を見ると、今度はカギが変化している。それを伝えるべく、まず学校に向かおうとすると、一陣の風が邪魔をする。しかも襲い掛かってくるその風に桜が直感的に新しいカギで魔法を開放すると、風は収まり、更に透明だったカードに新しい模様が浮き出していた―――という第1話でした。
いや、懐かしいですね~。という前に先月までずっと前作再放送していたのですが、見ていなかったので記憶を遡って手繰り寄せて見ていました(笑) 夢と希望と「チャレンジ精神」で挑む魔法少女はやっぱり桜は外せませんねv CLAMPの作品って、結構最後が悲惨な逆転展開が多いのですが、CCさくらだけはそれがないので見ていて安心v しかも今期の桜は「恋する乙女」ですもの!ヾ(≧▽≦)ノ 恋する乙女は無敵だぞ(´∀`*)ウフフ 小狼君とはライバルでもあり友人でもありましたけれど、前作のラストで彼への気持ちが大きな魔法の原動力だったことに気づいた桜が自分で「愛」の魔法を作りましたけど、思春期真っただ中で益々恋する桜が何とも可愛い(*´Д`) そして安定の大物:知世ちゃんも可愛い。知世ちゃんってノリがいいお友達、というだけでなく、実は桜自身が気づいていない心を読んで、さりげないバックアップをしてくれるので、魔法と同じくらい欠かせない存在ですよ。理解力と洞察力で一番大物だと思います!
さて、これから全く先の読めない展開で、またどんな引っ掛けがあるのか。ある意味推理的な部分もある作品なので早く続きが見たいです。
『ありすorありす』:漫画原作のアニメ化です。「りせ」と「あいり」の双子の姉妹は、義理の兄と一緒に生活している。おおぼけをかますりせと突っ込むあいり。そんな二人をシスコンの義理兄は溺愛して世話を焼く、というストーリーでした。
まだ正直、物語の筋が見えないのですが、テーマは可愛い双子とシスコン兄の日常生活、ということでいいのかな?とりあえず歯磨き粉で顔洗うというような、日常生活ポカあるあるのドジを双子がやらかして、そのドジさ加減も可愛いvと愛でたい人向きw ちなみにかもしたは洗顔はしませんでしたが、ハンドクリームを歯磨き粉と間違えたことがあります。でも可愛いもへったくれもない。味が非常にまずかったのを覚えています・・・。
『重神機パンドーラ』:オリジナルテレビアニメです。
2031年枯渇するエネルギーに変わる「次世代エネルギー」として発明された「量子リアクター」。しかしその機動実験に失敗し大破。それが原因となって地上には特異進化生物の「ブライ」が出現し、人間は絶対防衛都市という地点まで撤退させられている。
その数年後、主人公で科学者のレオン・ラウは、絶対防衛都市ネオ翔龍となった街の郊外で、契約を交わし家族となったクロエ・ラウとともに量子リアクターの研究をつづけながら暮らしていた。ある日、レオンは近くに出現した大型のブライからクロエを守るため、多目的可変ビークル「MOEV」で出撃する。不慣れな戦いの中で、レオンは対ブライ用として開発中だったハイパードライヴの起動によってMOEVを人型に変形させ、ブライを退けることに成功する―――という第1話でした。
従来のロボットアニメにしては珍しく、開発科学者のおじさん(といっても24ですが)が自作のメカのパイロットになって戦う展開です。ちょっと世捨て人な主人公ですが、どうやら「ブライ」が発生することになった爆発の原因を作ったのは主人公本人みたいですね。その罰則で絶対防衛都市の中から離れた不毛地帯で暮らしていたようですが。契約者とはいえラウちゃんもご苦労です(哀) 彼が異常に研究に没頭するのは、過去への贖罪なのかまだわかりませんが、かなりの伏線を抱えて持っているようです。
また主人公たちだけでなく、「ブライ狩り」を目当てとする一癖も二癖もありそうなキャラが登場しているので、彼らとどんなドラマが始まっていくのか、そして何よりアクション面が楽しみです。魅せる戦いを期待したいです!


春の新番組①

2018年04月03日 20時30分44秒 | アニメ
昨日から新年度ですが、早速明日から履修申請&健康診断で忙しくなってくるかもしたです。
でも、忙しいとかえって何かに逃避したくなる(苦笑)せいか、ちょこっとSSの方も書き始めてます。
近日中にUP予定ですが、よろしければ覗いてみてやってくださいv

新学期と共に新番組も怒涛のようにやってきましたね~。
ということで、ささっと見た感想などを。
『ウマ娘』:『艦娘』だったり『家電娘』だったり、最近色々な擬人化&女の子限定キャラの作品はありますが、今度はついに「馬」です。ウマの擬人化。でも登場しているお馬さんは、全部本当に存在する(した)競走馬さん方です。総合メディアでゲームは主人公がトレーナーで、育成するゲーム。要は「ダビスタ」の擬人化バージョンです。
ストーリーは人間のほかに「馬娘」として誕生する少女が一定数存在し、生活はごく普通の人間と同じながら、馬娘がレースを行う「馬娘ダービー」のある世界。
主人公馬のスペシャルウィークは北海道から一流の競馬…もとい、馬娘になるために、府中の日本ウマ娘トレーニングセンター学園に転入する。途中のトゥインクルレースで最強の馬娘:サイレンススズカの力走に憧れ、彼女と同じチームで戦うことを夢見るが、残念ながら選考会に落選。しかしながらチームスピカに勧誘され、しかも転籍したサイレンススズカも所属することになったため、スペシャルウィークはさっそくトレーニングに励む。
しかし、出会いが最悪だったトレーナーの元で、すぐにデビュー戦が決まり、スペシャルウィークはガチガチに緊張。パドックでは上手く動くことさえできなかったが、コーチに促されたサイレンスズカに励まされ、レースを直感で制し、見事デビュー戦で優勝するのだった―――という第1,2話でした。
・・・それにしてもよく許可しましたね、JRA(笑) 馬主さん方みんなOKしたのでしょうか。何しろ登場キャラ全員リアル競争馬さんですし、伝説の競走馬『シンボリルドルフ』や『ナリタブライアン』等優秀なお馬さんは生徒会メンバー(学校だけに:笑)。でも、本当の『シンボリ』さんや「ブライアン」さんは、牡馬なんですけどね!でも娘!今回は娘になっております。しかも美人さんv
ちなみにスペシャルウィークの成育歴はリアルお馬さんと同じらしいです。かもしたは競馬なんて『みどりのマキバオー』以外見たことないので、ルールとかわかりません。でもともかく馬でも娘たちが体操着とブルマでかけっこ頑張りますので、応援しましょう!
『かくりよの宿飯』:こちらは小説原作のアニメ化です。
主人公の大学生:津場木 葵は幼いころより物の怪が見えるため、家族に疎まれ養護施設に入る。その時空腹に耐えかねた葵を助けてくれた物の怪のおかげで、その後引き取られた祖父の元で、物の怪にもある程度寛容な心で付き合う。
そんな中、祖父が亡くなり、突然現れた鬼「大旦那」に葵は攫われる。聴くところによると、祖父は幽世で大きな借金をし、そのカタに葵を大旦那の嫁にするという誓約書まで交わしていた。拒絶する葵だったが、逃れるためには借金を働いて返す以外道はない。そこで潰れた小料理屋を営んでいた銀次から、葵の料理の腕を見込んで小料理屋を開くことに―――という第1話でした。
物の怪関係の漫画やアニメ、小説作品はごまんと出ていますが、まさか飯テロ話で胃袋をつかむ!という方向性の作品があるとは思わなんだ(笑) 
どうにも祖父さんが物の怪さんたちにはいい印象がなかったのか、葵に冷たいですが、多分料理の腕で胃袋掴んで次第に認められていく&心が開かれていく、ハートフルストーリーになっていくのではないかと。やっぱり親交を深めるのは、食事会+飲み会ですよね!これ大事!(笑) 新入社員の諸君も、是非これで先輩方や同期と心を打ち解けていってやってくださいw 飲み会は案外本音が出るので語ってみると、案外居場所ができてくるもんです。(でもお酒飲みすぎないように断るもの大事♪)
『魔法少女、俺』:こちらは漫画原作のアニメ化です。
アイドルユニット・マジカルツインのメンバーである卯野さきは、人気アイドルグループ・STAR☆RICEのメンバー・御影桃拾に密かな想いを寄せていた。そんなある日、さきは母がかつて魔法少女だったことを知って衝撃をうける。そして、桃拾への強い恋心はさきを魔法少女へと目覚めさせるが、なぜかさきは男の姿の魔法少女へと変身してしまう―――という第1話でした。
うん、すごいです。今まで魔法少女といえば、可愛いコスチュームに、可愛い女の子がお決まり。たまーにコスプレで、魔法少女の姿をしているお兄さんを見かけますが、こっちは筋肉ムキムキです!大胸筋の分厚さを見よ!とっても頼りがいのある魔法少女じゃないか!(笑) 
ここのところ「魔法少女」系がクールな展開なものばかりでしたけれど、はっきり言ってそっちと真逆を突き進む感じですね。その分いっそ清々しい
さて、このたくましい魔法少女の活躍&恋の行方がどうなっていくのか、結構楽しみです♪
『甘い懲罰〜私は看守専用ペット』:5分大人アニメ枠の今期作。いつもの漫画原作のアニメ化です。
主人公は無実にもかかわらず、横領罪で有罪判決を出され、収監されてしまった早乙女陽菜。彼女の収監先は男女混合の黒翼刑務所で、そこの看守官長:明神亜貴に執拗な身体検査を受けることになる。気が付くと房内に倒れていた陽菜だったが、女性囚人は彼女一人で同じ房内では見るからに凶悪な男たちが喧嘩を繰り返す日常だった―――という第1話でした。
今までで一番ドロドロしている、というか、完全にS系ですね。暴力までは流石に行かないけれど、犯罪ギリギリのところまで行きそう。・・・と言いつつ、こんな状況下にパニックにもならず、冷静に観察分析している陽菜ちゃんの根性が凄い(笑) ブラック&S系好きな方向けです。
『宇宙戦艦ティラミス』:漫画原作のアニメ化です。舞台は地球連邦政府側と宇宙移民メトゥスの民の2国間で戦争が開始され、地球連邦軍のエースパイロット:スバル・イチノセが主人公。
ただ彼は、人と馴染めず変なこだわりがあり、専用機のコクピットに閉じこもっているのが好きv だが戦闘中に食べようとしていた串カツの行方を気にしたり、シャツを前後裏表逆にしていたことが気になって、戦闘に集中するどころじゃなくなってパニックに陥るのだが、その無茶苦茶慌てている最中に何故か敵を撃墜。今日もエースパイロットとしての武勇を語られるのだった―――という第1話でした。
キャラも背景も普通のロボットアニメ並みの迫力と描き込みなのに・・・主人公の活躍だけが残念な仕様(笑) かっこいいのに・・・(ウルウル)
でも真夜中に久しぶりに笑えました。ネタも何だかM1グランプリに出てきそうで、シリアスなんだけどギャグという展開です。なんも考えずにみられる作品ですので、このギャップの落差にストレス発散したい方向けです!
『キャプテン翼』:最初の連載はもう40年くらい前、ですよね?ご存知超有名少年サッカー漫画原作が久しぶりにアニメでリメイクです。
主人公の大空翼は無類のサッカー好き。南葛小学校してきた彼は、早速サッカーチームに入部を希望。そこで翼は最強のゴールキーパー:修哲小学校の若林の存在を知る。早速彼は挑戦状を若林に蹴り込み(ボールに「挑戦状」と書いているw)、弱小南葛小学校と強豪校修哲小学校の対抗試合で勝負することとなる―――という第1話でした。
懐かしいですねー。かもしたが幼稚園の時、最初にお小遣いで買った漫画が『キャプ翼』でした(笑) あの頃大人気でしたね。丁度コミケも認知度高くなってきていて、キャプ翼同人誌が山のように出ていたのを記憶しております。(無論BL多いんで、読むことはできませんでしたが、OUTのアニパロコミックを兄が購入していたので、それを読みまくっていました)
小学生、中学生、ユース、オリンピック―――と構成されていますけれど、やっぱり小学生編が一番好きかな。丁度リアルで「全国サッカー選手権」をよみうりランドで開催していたので、同級生男子がみんなサッカークラブで必死に練習していましたもん。そして、かもしたたちより幾分か年下世代の人たちの名前で、兄が「翼」で妹か弟が「岬」という子たちがいたいた。絶対『キャプ翼』だと思いましたね。
最近サッカー関係の漫画もアニメも多いですけれど、やっぱり小学生が主人公で、しかも王道を突き進む作品って、この作品が今も一番じゃないかな。新しいルールとかで、ちょっと初期のアニメの時より試合の様子が変わるかもしれませんが、展開がワクワクしますね。今も見ていて。なんで夜中にやるかなー。きっとこれ見てサッカーやりたがる子どもって出てくると思うのに。小学生にしては難しい技術、特に「オーバーヘッドキック」かましたりしていますが、是非試合のワクワク感は思い出して味わいたいですv
『ガンダムビルドダイバーズ』:ガンプラバトルシリーズの最新作です。
主人公は中学生のリク。友人のユキオに誘われ一緒にビルドダイバーズを観戦して以来、その魅力に取りつかれ、参加を決心する。早速ダイバシティでプラモを選ぶとき、なぜか導かれるようにして『00ガンダム』を選択。早速組み立てユキオと共にダイブする。最初はチュートリアル戦で難なく3体を撃墜。そこで謎の救援要請をキャッチし、駆けつけると謎の少女が倒れていた。彼女を救った矢先、もう一つの救難信号が。あからさまに怪しいながらも、ビギナーのリクが救助しようとすると、それはビギナーを潰して経験値を稼ごうとする悪童だった。窮地に立たされるが、少女の導きにより見事にこれを撃墜するのだった―――という第1話でした。
正直、ストーリーというより、MS見たくて見てみたという(すいません<(_ _)>)。イントロで『ディステニーガンダム』だったり『Wゼロガンダム』だったり『イージスガンダム』が登場するたびに「おぉーー!」と一人喜んでいましたw
無論『00』も割と好きですから、見ていて楽しかったです。色んなガンダムシリーズのMSが同時に登場してくれる、しかも可動していてバトルの迫力も、リアルMSバトルそのままなので、MS好きにはたまりませんv
ストーリーもちょっとファンタジーがあったり、いろんな伏線撒いてくれたので、どんな風に回収しながら進んでくれるのか、そっちも楽しみになりましたので、見続けてみたいと思います。





冬アニメ最終回⑤

2018年04月01日 00時59分21秒 | アニメ
大分桜も散って、近くの川が花筏になっております。
入学式は既に葉桜状態かもしれませんが、若葉も若葉でまた活き活きとした青さがオツなものです。
ま、うちのガッコは桜の木に毎年カラスガスを作る上、学食の残飯をねだりに来たクロネコが、「ゴミ捨て場の戦い」(byハイキュー)を繰り返しているので、また5月には戦が始まるんだろうな。こうしてインターハイか春高バレーのように(※全然違う。あくまで本物のカラスと猫の真っ黒同士の戦い)なるのでしょう・・・( ̄▽ ̄) 
ただ困るのは・・・転々と血を流していかないように!Σ( ̄口 ̄|||) いやー、毎年のことながら、これ見ると、「チョークで囲いたくなる!」 激戦はほどほどに。

で、激戦終了の冬アニメ、サクッと感想。
『ハクメイとミコチ』:漫画原作のアニメ化でした。
コロボックル(小さな妖精、というか小人)の女の子、さっぱりした少年系のハクメイと、家庭的な肝っ玉母さんチックなミコチ。二人を中心としたほのぼのスローライフが描かれていました。
あくまで森を住みかとして、でもちゃんと街もあって、経済的な営みもある。でもやっぱり基本は自然。電気や車といった文明は全くなく(多分街灯りもランプだった)、でもその自然の楽しみ方をちゃんと知っている。今期は『ゆるキャン△』とか『ヤマノススメ』の再放送もやっていて、こうした「便利品に囲まれた生活から一歩外に出てみた」ことの良さがじんわりと伝わってきました。
いいですよね~お風呂上りに月を見ながら美味しいつまみでお酒を楽しみ。昼はコツコツと仕事しながら、でも片手間でお菓子作ったり。時間がゆっくりしているのは、時計がないからかもしれませんが、それ以上に必要ないんだろうな。その日できる範囲だけで充分。残業なんてない!それこそがスローライフ!
いいなぁ・・・この世界に暮らしてみたい・・・
『博多豚骨ラーメンズ』:こちらは小説原作のアニメ化。
住民の3割が裏社会の住人で締められている博多。そこに探偵社を営む番場と、たまたま番場が助けた中国人の殺し屋:林と、彼らの仲間と共に博多の裏社会で起きる様々な依頼をこなす、あるいは戦うストーリーでした。
博多・・・そんな物騒な街なんか!?Σ(・ω・ノ)ノ! ―――と、あくまでフィクションですけれどw  なんとなく20年くらい昔に放送していた『カーボゥイビバップ』に乗りが似ています。あっちも便利屋みたいでありながら、裏方の仕事をするそれぞれの特技なポジション分担した4人のメンバーで構成されていて、なんとなくルパン三世から続くチームアニメ。それがみんないいチームワークで面白い。一番いいのは、お互い詳しいこと口にしなくても、アイコン一つでサッとチームワークでやり遂げちゃうアクションプレイかな。はたから見たらやくざアニメですが、そこまで背徳感なかったのは無論フィクションですが、このノリの良さかも。
タイトルで見事に「食番組か!」と勘違いして見始めてしまいましたが、最後まで楽しませていただきました。
『牙狼〈GARO〉 -VANISHING LINE-』:GAROシリーズアニメ第3弾(でしたかね)。今回はアメリカを舞台に、謎の組織『エルドラド』を追い求め、主人公ソードと、行方不明になった兄を探すソフィーの二人の旅を中心にホラーと戦うストーリーでした。
この作品で「何が凄い!」かといえば、本当にセルの枚数多いんですよ! あ、今はセルで描いていませんね。ともかく描き込みの数が半端ない!なので動きが毎回劇場版アニメを見ているみたいで、クオリティがすんごくかった。今期は特にホラーがエルドラドに集中していたためか、過去作品(特撮も含む)に比べ、戦闘回数は少なかった&ソードが黄金騎士になる場面も少なかったので、余計にすごく見えたのかもしれません。それでもキャラデザのブレもなかったし、やっぱり特撮は描き込みがない分ごまかし利かないので、アニメもそのクオリティーで作られているのかも。
あともう一つ特出すべき点は、キャストは毎回同じ方(キャラは違います+ゲストもあり)が演じられているんですが、今まで味方の魔界法師や銀の牙狼を演じていた朴さん、浪川さん、堀内さんが敵役になっていたこと。流石の大ベテラン陣なので、敵になったら迫力満点。正直勝てるのか!?まで感じましたw あ、でも新登場の小清水さんと島崎さんもカッコよかったですよv
最後は兄を救えず、ソードたちの記憶も消されたはずのソフィーが自力で思い出し、魔界法師を目指したところでソードと再会。緊張感すっ飛んだ笑えるシーンで幕を閉じましたが、円満でよかったです。
『キリングバイツ』:青年誌連載の漫画原作アニメでした。主人公の一人、気弱な大学生の野本裕也は、たまたまバイトしていた先の知人に誘われて、行った先は女子高生を強姦する犯罪チームの運転手役。逃げることもできないまま誘拐は実行されてしまうが、一瞬で男たちは誘拐した女子高生:瞳に殺される。彼女は獣と人との遺伝子の融合体『獣人』(※瞳だけは先天性)のラーテルであり、獣人同士の戦いを賭け事にした「キリングバイツ」の駒の一人だった。瞳と獅子の戦いを見てしまったことで、野本は獣人同士の戦いに巻き込まれていく―――というストーリーでした。
もう一人の主人公:ヒロインの瞳も普通にしていればJK。彼女の友人となったチーターの獲座もJK。弱いけどノリでチームに入ってしまった兎の初もJK。メインはこのJK獣人の皆さんの活躍ですね。確かにはたから見ていると、一部だけ獣人(耳としっぽだけ出す)していたら、ただのコスプレーヤーさんにしか見えないw でも戦うとおっかない。あのこはどっから見てもケダモノだもの。色っぽいところもあるにはあるんですが、なにせ筋肉ムキムキなので(初ちゃんは違う)、なぜか色気を感じない・・・
しかもバトルは肉弾戦。血が噴き出るわ肉は切れるはetc・・・。可愛い&エグイが同時で流石にお子さんには見せられぬ。
最後は3億円の賞金を稼ぎだした野本君を瞳が殺した(※未遂)したところで終了。最初からあんな極秘裏の組織と関わったら、博多でなくても消されることは目に見えていましたが、どうしても裏社会にのし上がりたい瞳の保護者:祠堂の命令には瞳も逆らえなかった模様。でも涙は見せていたから、反射的に手加減したので野本君は生き延びられたのかも。でも最後を見ると彼も獣人にされていそうでしたから、果たして幸せなのか否か・・・。
新しいヒロインが活躍しそうなところで終わってしまいましたが、続きがあるなら一寸見てみたい。できれば瞳には祠堂から自立して自分の意思で生き方を決めて欲しいですね。
ケダモノだものでしたが、見ていて一番のケダモノは押絵ちゃんだった気がする。オマケにしか登場してこない子ですが、あそこまで瞳ちゃんに執着する根性は、獣人真っ青であります!
『三月のライオン』:人気将棋漫画原作のアニメ2期目です。1期目は主人公の零の成育歴や棋士としての戦いのシーンが中心。今期は零を取り巻く人たちの生き方が中心に描かれていた気がします。
中でもひなたちゃんのいじめ問題は今期一番の重いテーマでしたけれど、本当にいじめって相手の心をここまで滅茶苦茶にしておきながら、罪悪感の一つも持たない、非常に腹立たしく卑怯な対人関係トラブルです。しかもこの作品でのいじめの張本人は、罪悪感もなく反省もない。一番いかんのは自分が何をやったのかという自覚さえないこと、ですね。そして母親までもひたすら「いじめた事実はない」と聞く耳持たない。結局子どものこと見ていないんですよね。これ見て感じたことは、「最近の学校の先生って大変だよなー」でした。・・・本当にうつ病になりますよ、これじゃ(--;)
後は柳原さんの話が印象深い。みんなにタスキを渡され、「お前は頑張ってくれ」と言われて50年。A級の座を降りることもできず、もし引退したら、自分には何が残るのだろう、という重圧感と空虚感が一体になった不安。多分これからずっと先に零君も、リアルかもしたたちも体験する歳になっていくのでしょうが、男性は退職すると仕事一筋だった人は、ほんと、燃え尽き症候群に陥りやすいんですよね。女性はまだ家事という仕事がありますけど。
宗谷名人の難聴の話もありましたが、こうした零君の周りの人たちが大きな成長のヒントをくれました。特にひなたちゃん。「絶対間違ったことしていない!」には、かもしたも(ノД`)・゜・。感涙でした。
今期はまた無事3月が終わったところまでで終了でした。前回は既に2期目決定って出ましたけど、今回はなし。ただ、この後川本のお父さんの問題で大きな悶着があるので、ここで終わって平和的だったかも。でも川本父の一件で零君とひなたちゃんの関係が凄く変わるので、それも見てみたい気が・・・!気長に待とう( ̄▽ ̄)
『Fate EXTEELA』:Fateシリーズアニメ最新作。といっても最終回ではなく、続きは10月からまた始まるとのこと。
今期は月の聖杯戦争、というか既に死滅した世界で、別のマスターの記憶を持たされただけの主人公が、最後まで生き延びるためにセイバー:ネロと一緒に戦い続けるストーリーです。
どっちかというと、今までのFateシリーズと比べて非常に抒情的。なんとなく『化物語』のような、心理と会話戦の印象が強いです。第1、2階層までは確かにいつものマスターとサーバントの戦い方なんですけれど、どんどん心理的に追い詰められていく、という。
唯一のオアシスは凛ちゃんだったんですが、実は彼女自身も解放されない第6層のマスターで、ほんもののにくたいが消滅しない限り、永遠に増殖を繰り返し、戦い続けるという、苦悩キャラだったことが判明。うん、今回の話は重いorz 
ネロちゃんだけは常に前向きですが、彼女自身がものすごい人生(いわゆる暴君ネロ)だったうえに、母親のアグリッピナがアレですから。ちなみにアグリッピナさんはキリスト教を迫害した上に「私が神様v」とひれ伏させ、ネロを公邸にするために、邪魔者はみ~んな殺害vという、リアル妲己ちゃんです。そんな人がオカンって、ネロちゃんもさぞかしご苦労を。
前半戦で少しずつ前向きになってきた主人公ですが、10月からの戦いに期待したいところです。