亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

写謡 「杜若」

2020-08-11 | 能楽
石川県立能楽堂に杜若の像が建っている。
なんで杜若なのかわからない。
そこで今回は杜若の本をだしてきた。
大分くたびれているので、相当練習をしたのだろう。
概要を自分でまとめようとしたが、学のない亀には無理みたい。

歌人在原業平と藤原高子の実らぬ恋の物語なのでシテは当然高子と思いしきや、杜若の精だとのこと。
幕間からシテがのうのうといってでてくる。のうのうとは遠くから呼びかけるように出てくるので、そのように謡いなさい、と教わった。ある日、教室の人にここはどうして謡うの?ときかれた。うの字に濁点がうってあるからだ。「ここはくりかえしてうたうんだよ」と教えた。そしたら彼は「のうのう、のうのう」と謡った。しまった、教え方がまずかった。

巻末になると難しくなってくる。上に謡い方の説明がある。でも説明がないこともあるので、どうやって歌うのかさっぱり分からなくなる。先生の謡うとおりに謡えばいいんだよと言われてもなかなかその通りには謡えない。
兼六園の杜若の写真があったので載せます。


今日も県内で14人のコロナ感染者が出た。
殆どがこの前のカラオケ大会のせい。
狭いところで三十数人が歌っていたらしい。
コロナはもう終わったと思っている人が多いようだ。 
何でマスクしているの?との調査をしたら、みんなしているからと答えた人が多かったらしい。コロナの危険性を感じている人は少ないようだ。 
こんな現状ではいつになったら終結するか分からない。
マスクはファッションじぁないよ。
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