鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

久しぶりに夢をみた。

2016-03-28 | 日々のこと。
浅い眠りの中で久しぶりに夢をみた。

バスのなかから窓の外を眺めている自分。

花が咲いている桜の枝が切られている。

「まだ花が咲いているのになあ」
「あの枝でいい色がでるんだけどなあ」

草木染め三昧のこのごろ、そんなことが夢に反映される。

ほどなくバスは山間を走り、スノーシェードの間から水辺がみえる。

ダム湖だろうか。

いつしか汀に立つ自分。

薄紅色の花を咲かせた牡丹が、

立っている。

生えているのではなく、立ってそこにいて、

迎えてくれた。

花弁がふわりと手にふれる。


そこで目が覚めた。