昭和少年漂流記

破壊、建設、発展と、大きく揺れ動いた昭和という時代。大きな波の中を漂流した少年たちの、いくつかの物語。

第二章:1969年:京都新聞北山橋東詰販売所   とっちゃんの宵山 ⑩

2010年12月03日 | 日記
丸刈り頭が白髪交じりの50代と思しき“おっさん”から、20代後半~30代前半と思われる長髪の、お兄さんと呼ぶべき“おっさん”まで、“おっさん達”は4名。30代の2名は、一人がボディビルダーのように筋骨隆々。もう一人は中肉中背で腹が少しぽっこりとしていた。全員が日に焼けた顔をてらてらと光らせている。 桑原君が「土方の&ldqu . . . 本文を読む