晴れ
皆既食あやしく赤き月の面 正子
月食の欠けたる月や金澄めり 正子
皆既月食仰ぎ見るうち背が寒し 正子
●皆既月食。天皇食は442年振りだそうだ。午後6時過ぎから欠け始めた。欠け始めを信之先生と見てから部屋で用事をしているといつの間に8時過ぎ。すると元希から「皆既月食見たよ。」とメールが来た。信之先生を誘って外に出ると、赤い月。ちょうど、皆既食。こんなにきれいな月食を見たのははじめてかもしれない。皆既食が終わった月はなんだか、安堵したような輝きに思えた。元希が「41分ごろから天皇食が始まるよ」と再度メールで教えてくれた。「岐阜のおじいちゃんとおばあちゃんも見た。」とか言って来たり、元希が今夜の月食を仕切って、家族で盛り上がった。遅くなって、外は冷えるので、月食の終わりあたりは国立天文台のライブで見た。
●自由な投句箱の選とコメントを三日分溜めてしまった。「自由な」なので、毎日しなくてもよいが、溜まると大変なことになる。みなさん、いろんなところに出かけられ、また色んな本を読んでおられ、新しい言葉へ挑戦したり、あるいは正しいのか、間違っているのかかなり調べないとわからないものなど。
こちらの勉強不足、経験不足、知らなさすぎを痛感する。編み物などしてる暇などないとは思いつつ。
●今日は金蔵寺の山を越えて日吉駅まで歩いた。マツモトキヨシで沐浴剤のスキナベーブを買うため。久しぶり。山を越えて2丁目の住宅地から商店街へ行く道々、最高にいい季節だと思った。こんないい日はない。桜紅葉、白山茶花、舞い落ちる落葉、カラカラ走る落葉、銀杏黄葉、粉を吹いた竹の幹。鵯。黒い木の実、忘れそうなくらいたくさんの物を見た。