俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

5月12日(土)

2018-05-12 19:53:33 | 日記
★ビルの窓全てで五月の空なせり  正子
五月は新緑の快い季節で、風も南風で、水の上、緑の上を渡って匂うような爽やかさで、高層ビルの窓という窓も初夏の気持ちのよい風を受けて喜んでいます。 (小口泰與)

○今日の俳句
麦秋や暮れても青き赤城山/小口泰與
暮れても戸外が心地よい麦秋の季節。暮れのこる青い赤城山を見つつ、麦秋の心地よさを心身に感じる作者がいる。(高橋正子)

●午後2時ごろ、鯛ヶ崎公園から日吉台西中学校の前の貸し農園を見学して、下田町あたりまで、信之先生と吟行兼散歩。信之先生の携帯電話の歩数計では、5269歩。歩幅48センチで設定したので、計算すると約2.5km。歩幅がもっと少なければ、2キロぐらい。少し疲れた感じだが、ちょうどいい疲労感。帰り、2年前にできた豆遊房というコーヒー豆専門店によってコロンビアの中炒りをペーパードリップ用に引いてもらって買う。店の名前を何と読むんだろう。2時に家を出たのはちょっとまずかった。これからは午前中にしよう。日差しがきつくなってきている。

伽羅蕗を作る。皮が意外と柔らかくて、拍子抜け。美味しくはできた。この前、ぜんまい、細竹、蕗を炊き合わせたが、少し飽きた。

○踊子草

[踊子草/東京白金台/自然教育園]

★み吉野の踊子草の白がちに/稲畑汀子
★淡きあはき紅粧ふも踊子草/大橋敦子
★夜すがらに奔る水音踊子草/田千鶴子
★踊子草ときをり風は囃子方/豊田都峰
★雨垂れのまた揺らしたる踊子草/川合万里子

 オドリコソウ(踊子草、学名:Lamium album L. var. barbatum (Siebold et Zucc.) Franch. et Sav.[1][2])は、シソ科オドリコソウ属の多年草 。北海道、本州、四国、九州(及び韓半島、中国)に分布し、野山や野原、半日陰になるような道路法面に群生する。
 高さは30~50cmくらいになる。葉は対生し、その形は卵状3角形から広卵形で上部の葉は卵形で先がとがり、縁は粗い鋸歯状になり、基部は浅心形で葉柄がある。花期は4~6月で、唇形の白色またはピンク色の花を、数個輪生状態になって茎の上部の葉腋に数段につける。花のつき方が、笠をかぶった踊り子達が並んだ姿に似る。花の基部に蜜があり、観察実験の材料ともなる。
 近縁種:ヒメオドリコソウ(姫踊子草、学名:Lamium purpureum L.)、ホトケノザ(仏の座、学名:Lamium amplexicaule L.)。

 
◇生活する花たち「山躑躅・武蔵野きすげ・あやめ」(東京白金台・自然教育園)
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