俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

5月28日(木)

2015-05-28 10:23:27 | 日記
★竹落葉わが胸中を降るごとし  正子
竹は初夏に新葉が生じると古い葉を落とす。作者も初夏の気持ちの良い新緑の中で新しい勇気が湧き上がってくる。素敵ですね。 (小口泰與)

○今日の俳句
郭公や牧草ロールおちこちに/小口泰與
心地よい夏の牧場の風景。郭公が鳴き、牧草ロールが遠く、近くに点在する。よい時間が流れている。(高橋正子)

○信之先生誕生日。84歳。昼はうなぎ。夜は鯛。茄子の田楽。一番おいしいのは茄子の田楽でした。
芍薬の花の咲くとき誕生日/正子

近所の古家が壊され、更地となる。李の木根元から掘り起こされた。
更地となり李数顆がころがれる/正子

○栃の花

[紅花栃の木(べにばなとちのき)/横浜市都筑区牛久保]
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