俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

12月21日(火)

2010-12-21 10:33:09 | Weblog
★柚子の香に頬のほのかに温まる  正子
柚子の香る湯にゆっくりと浸かれば、身体の芯からほぐれ、頬が湯気にほんのりと上気するようです。ほのぼのとした温かさがゆったりと伝わってきてさわやかです。(小川和子)

○今日の俳句
青清し蕾兆せる野水仙/小川和子
水仙は蕾のときから、すがすがしい様子。野水仙となれば、ようやくに見えかけた蕾みも緑濃く、「青」が印象付けられる。清冽な句。(高橋正子)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする