俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

12月2日(木)

2010-12-02 09:26:03 | Weblog
★冬鶺鴒せきれいほどの影を連れ  正子
市街地でも親しまれている鶺鴒。地面すれすれに飛ぶ姿や、早足で歩く姿が印象的です。ほっそりと小さな鶺鴒が、その「せきれいほどの影」を映しながら行く様子に、冬日和の楽しさと、生命の力を感じます。(川名ますみ)

○今日の俳句
冬晴れて登ることなき山のぞむ/川名ますみ
冬晴れに高い山が望める。その山に自分は決して登ることはできないが、その山の姿のすばらしさに、登ることはかなわないが、せめて心だけでも登ってみたい思いや憧れがある。(高橋正子)
コメント (1)
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