俳句
外苑の松それぞれに冬近し
噴水の止むと波寄る秋の水
暮れかかりみどり明るき榠樝の実
噴水のしぶきに透けて銀杏黄葉
夕月の下位にかかれる黄落期
ユリノキの黄葉都心の大空に
黄落の路はますぐに東京駅
流水のごとくに吹かれ秋柳
柿の実の四角は柿の花の跡
開きいし手帖の落葉かさと落つ
冬近き雲の淡さを電車より
花籠を掛けし街路の秋深し
紅葉かつ散りたる音の中空に
晴れ
朝の冷たい風に驚く。木枯し1号だそうだ。吟行にマフラーを巻いて出かける。
○今日の吟行は、出光美術館の東西陶磁交流展。皇居外苑、和田倉噴水公園、新丸ビル、東京駅。美術館を出てからは、祝田橋のところから入り外苑を散歩。休憩場所を探しつつゆくと、和田倉噴水公園があって、そこのひと隅に陣取り、休憩。愛代さんのお稲荷のお弁当をいただく。蜜柑、ウーロン茶など持参したもので、昼食を済まし、新丸ビルの5Fのフランツクラブで、ビール、ソーセージ、パンの食事。帰りは4Fまでエスカレーターでお店を見ながら降りる。小さい店がたくさんある。
○陶磁展は、東西陶磁の交流のあとがよくわかっておもしろかった。柿右衛門がマイセンに与えた影響もはっきりと見た。マイセンもよく柿右衛門を真似たものだと、感嘆する。
○噴水公園のレストランのある建物は、丹下健三の設計であるとのこと。
今日の噴水は、背景に銀杏黄葉があって、しぶきが特に綺麗に見れた。
○帰宅は、4時半で、夕月が懸かっていた。電車の人混みに少々疲れたので、解凍した鰤のあらと牛蒡を炊いて、一品だけの夕食とする。