2/21 下野新聞記事より
先月退院した宇都宮市の50代の飲食店経営男性 。
男性は1月7日に38.4度の発熱があり、自費でPCR検査を受けた。年末年始は体調を崩しやすく、「いつもの風邪」程度に思っていた。しかし翌日にかかりつけ医から伝えられた結果は「陽性」。感染経路は分かっていない。
と、何の反応かわからない PCRの陽性反応で新型コロナウイルスに感染した隔離の必要な患者と断定。
これ以外にコロナだと言われる判定がないのである。
症状は軽度。自宅療養を経て13日から約1週間の入院生活に入った。
入院時には病院の裏口で「死体袋のような袋」に入れられ、車いすで病室まで運ばれた。入院生活はとにかく「退屈だった」。数少ない楽しみは、読書や同室の患者との会話。ある会社員は「職場から『感染は絶対に公言するな』とかん口令が敷かれている」と話していた。感染者の肩身の狭さを思い知った。
店のSNSには常連から「勇気ある公表」「営業再開を待っています」とエールが相次いだ。「常連は差別などない人ばかり。信頼している」と言い切る。
「入院した」とか「死体袋のような袋に入れられた」とか「車いすで病室まで運ばれた」とか「職場から、感染は絶対に公言するなとかん口令が敷かれた」「感染者の肩身の狭さ」「勇気ある公表」なんていうのは、コロナウイルスが存在する証明でも何でもない。
ただの人がやっているマニュアル作業であって、感情にすぎない。
一方でスタッフの感染をひた隠しにしている市内の飲食店も知っているという。客商売をしていれば隠したくなる気持ちは「痛いほど分かる」。社会にはいまだに誹謗中傷が存在するからだ。
問題はこんなふうに、何の証拠もないコロナに罹ったという思い込みだけで、商売が立ち行かなくなるほどの差別があるという現実と思う。
健康だろうと、風邪であろうと、或いは何か深刻な病気であろうと、PCR検査を受けて陽性反応が出たら「2類感染症指定の隔離が必要な新型コロナウイルスの感染者」に確定される。
じゃあそのPCR検査って、そんなに重大なことを決定するだけの信頼性があるのか?本当に新型コロナウイルスというものがあってそれを探知しているのか?となると
そのお粗末な経緯は追及も報道もされない。
聞いたところで誰も答えないどころか、突然聞こえないふりをして、それを掻き消さんばかりの圧倒的な「感染させるな!!」の声の前に埋められてしまう。
埋もれた山から這い出して、尚も追求すると圧倒的な力で潰しにかかられる。
結果、もはやウイルスが本当に有るか無いかなんて意味はなくなってしまった。
有るとされる現実が、ピクリともしないで存在しているだけで。
改めて、事実は信じられて初めて事実になる。
私の中ではない事実が、世間にドテッと横たわっている現実を見つめたまま、一年が経つ…