快風丸

俺の船に乗らないか。

デュオ・デビュー急遽中止

2007-06-14 08:44:56 | Weblog
 デュオでデビューする予定でしたが、中止となりました。

学生時代の軽音楽部のプチ同窓会で、ギターデュオにて参加の予定をしていまし
たが、結局べーシスト君も万障繰り合わせてくれて参加が決定しました。

そして、ドラマーはヘルプを依頼しました。軽音楽部の同窓生。快くOKしてく
れました。現在、大阪でアマチュア・ドラマーとして精力的に活動中。最近は3
月に大阪でライブを観た。学生時代に”殴る蹴るの暴行ドラマー”と異名をとっ
たそのパワーは健在どころか、アップしている。歌ごころのあるドラムはまた、
味わい深い。学生時代に同じバンドに在籍してた時期もあり、久々のセッション
はとても楽しみです。

そして、ゲスト・ボーカル。2コ上の先輩女子。大学卒業後、バンドで上京して
メジャーデビュー。小林克也のレーベルから2枚出して解散。もちろん2枚とも
持ってます。歌もルックスもカッコいいんですよ。実は同郷で小中学校は同じ。
姉と幼なじみ。軽音楽部に入ってビックリだったのです。昨年、偶然、姉と
会ったらしく、それから交流が始まったのでした。去年、ライブの音源を聞いて
らって助言していただいたり、お世話になっています。マリー・アンド・ファナ
ーズは気に入っていただけたようで、今回ゲストで歌っていただくことに。
こちらもとても楽しみです。

ま、ウチワのお祭りなんですけど、私とマリー・アンド・ファナーズにとっては記
念すべき夜になることは間違いなさそうだ。

マクドナルド 午後3時

2007-06-13 10:50:53 | Weblog
 遅い昼食をマクドナルドでとることにした。
カウンターで注文する。

 ふと、となりの客が気になった。オタク風、アキバ系、若者1名さま。
そわそわしながらオーダー中。

 聞き耳を立ててみた。

「チーズバーガーのバリューセットと...。」

普通に注文している。あたりまえだ。
しかし、私ははっきりと聞いた。そのひとことを。

「...スマイルは、いりません。」

その昔、「...あと、スマイル1つ下さい。」ってのが流行った。
それは、罪が無くほほえましい。

「いりません」は、面白いけど、ちょっと店員さん、かわいそうかな。
若者の間で流行ってんのかな?
よい子のみなさんは、まねしないでくださいね。


裏方の密かな楽しみ

2007-06-12 07:57:47 | Weblog
 長いことバンドマンなぞやっておりますと、結構、裏方仕事やる機会がありまし
て。これが、地味な仕事なんですが、結構、面白いものなんですよ。

 先日も、ピアノの発表会で、裏方の仕事を頂きまして、勤めてまいりました。

舞台そでに狭いスペースがありまして、ここにマイクボリュームやら照明やらを
コントロールする機械が置いてありまして。もちろん、この辺の機械は見るだけ。
専門のスタッフさんのお仕事。

舞台上をモニターするカメラをコントロールするジョイスティックみたいのがあり
まして、これは自由に触らせていただきました。会場のほぼ全体が見える。ズーム
したり、パンしたり結構面白い。

 さて、私の仕事は、マイク出し係。小さい子はピアノを弾きながら、音名で歌
うスタイルなので、そのときにスタンドごとマイクを口元に持って行って、終わ
ったらハケる。この単純な仕事で信じられない失敗をしてしまった。6人対象がい
て、うち3人のとき、マイクスイッチ入れ忘れ。ミキサー担当スタッフさんがフェ
ーダーを上げ下げして怪訝そうな顔をするので気がついた。ごめんね、子供たちと
ミキサーさん。

 こう、狭いところに、何人かで閉じこもっていると、不思議と連帯感みたいのが
芽生えてくる。それもなんか面白い。

 また、出演者が、表に見せない顔を裏方に見せることがある。客席よりも近いの
で、リアル。すごくこわい顔だったり、緊張した面持ち、ちっちゃい子は、すごい
笑ってたり。客席に見せる「よそいき」の表情とはまた違って、面白い。

 演奏者を後ろから見れる。人の後ろ姿って、無防備で、面白い。親子3人で連弾
、寄り添って弾く姿はなんともほほえましい。

 そして、一番面白いのは、演奏会全体が見えること。客としてきても、演奏者し
か見れない。しかし、裏方からだと、会場準備から始まって、演奏者も客席の空気
も、MC、スタッフの動き、照明、全てがよく見える。そして後片付けして、おし
まい。

ここが良かった、悪かった、これを自分のライブに生かしてみよう、そんなこと考
えてるととても楽しいです。

勇気あるピアニスト

2007-06-11 13:23:08 | Weblog
 忙しい週末でした。
土曜日は、朝から、授業参観。午後から、ピアノ発表会のリハーサル。

 この教室は、ソロと連弾の2曲を発表するスタイル。だいたいは、お子さんと
お母さん。私のような大人ひとりの生徒の場合、誰かと組むことになる。ただ、
練習が負担になるので、「今年はソロのみで」とお願いしていましたが、2ヶ月
ほど前に連弾をやって欲しい相手がいると先生より伺った。

 お相手は米寿のお姉さまとのこと。最近、この教室に通い始めたとのこと。
88歳、どんな風に弾くのかな、なんにせよ縁起の良いことと快諾した。曲はア
メイジンググレース。簡単なアレンジの楽譜だ。

 2回目、連弾の練習のときに、先生が、3拍子のはずが4拍子になっているこ
とと、リズムの詰まりを指摘。本番直前なので指摘しようか迷ったとのことでし
た。そして、リハーサルでは、これを見事に修正してきました。

 リハーサル終了して、米寿婦人、先生に
「緊張してしまって、やっぱり人前では弾けない。今回の発表会は辞退したい。」
とおっしゃっていた。なんとも謙虚な方である。

 そして、日曜日、発表会当日、ちゃんといらっしゃいました。
私はソロの方の曲は、ソナチネ14番。自分的には、ちょっとムリめの難曲。
1年半かかって、やっと半分弾けるようになった思い入れ深いものです。しかし
、もうソロの曲などどうでも良くなっていました。この米寿婦人をしっかりフォ
ローすることのほうが、私にとって重要になっています。これは、大変な役どこ
ろであることは間違いありません。

 先ず、米寿婦人のソロ。唱歌「ふるさと」素晴らしい演奏。
そして、私が呼ばれて連弾。緊張していないフリをしなければならない。
「ゆっくり行きましょう。」と声をかける。なんとか無事、弾ききった。

 そして、私はひとり、舞台を降りる。
ここで、教室の最年少、5歳の女の子から、米寿婦人に花束贈呈。
そして先生がマイクを持ち壇上へ。この女性が88歳であること、2ヶ月前から
はじめたこと、昨日は辞退したいとおっしゃったことなど披露した。

 先生は感極まって、涙ながらにこうおっしゃった。
「この勇気に盛大な拍手を送って下さい。」
小さなホールに響き渡る拍手の渦。素晴らしい。ブラボー。ブラボー。

 

若冲と江戸絵画展

2007-06-08 08:38:33 | Weblog
 「わかおき」ではございません。”さんずい”じゃなくて、”にすい”でしょ。
「じゃくちゅう」伊藤若冲。江戸時代の画家。その存在は、なんでも鑑定団で
知った。なんとも迫力のある、リアルな絵は、私のこころを捕らえて離さなか
った。

 そんな若冲の絵が、県立美術館へやってきた。日曜日に娘(小6)と車でG
O。小中学生は無料なんですよ。

 さて、若冲の他にも江戸時代の絵画が展示されている。屏風絵が多い。
気がついた。日本家屋は木と土でできているので、西洋のごとく、大きな絵を
額に入れて壁に飾ることは難しい。そこで、床に置ける様、屏風が発明された
のではないかと。金箔の地が鮮やかで私のテイストにジャストです。

 どの絵も面白い。花、鳥、動物、特に虎の絵が多く、画家によって、いろん
な表現をしている。面白い。かわいいもの、怖いもの。
その全てが、写真よりもリアルで、今にも動き出しそうだ。当時、TVも写真
も無かったので、庶民は絵で、虎のなんたるかを知ったのであろう。

 だるま大師が、遊女と戯れに衣装を交換した絵があった。何度見ても面白い。
よく見ると、大師はピアスしてる。当時は、スキャンダルだったのだろうか?

 そして圧巻は、タイルモザイクのような書き方をした、大きな絵。迫力もあ
り、またコミカルでもある。ポップアートのにおいがする。

 最後に、グッズを買う。クリヤファイルとか、図録とか買ってしまった。美
術館グッズは面白い。

 江戸時代に行きたくなった。日本画は退屈だと勝手に思い込んでいた。
そんなもん全部ふっとんた。こんな面白い絵があふれた時代、なんという豊か
な文化だろう。TVも写真も無い時代に、この絵を見てみたい。どんなに衝撃
的であったろう。素直にそう思いましたね。

 
 

デュオ・デビュー決定

2007-06-07 11:16:21 | Weblog
 さて、7/15、大学時代の軽音楽部のOB会。大阪で開催される運びとなり
まして、部外者が入っているバンドも出演OKとのこと。マリー・アンド・ファ
ナーズは私以外は部外者ですが、OKなので出演することにしました。

 ところが、ドラマーが参加できなくなった。結局、ギター・デュオで参加する
ことにしました。

 これで、本来4人のバンドですが、3人、1人、2人、のユニットでデビュー
することになる。野球で言えばサイクルヒットである。

 そういやあ、かつて、こんな風に人数を変えて次々とユニットを繰り出すグル
ープがあったなあ................。

 そう、モーニング娘!!

 今回は一人で出ようと思ったんですが、ギタリストが「じゃバッキングする
よ」と言ってくれたんです。このやる気がうれしいじゃないですか。

 このバンドのメンバーは、ほんとに感心するくらいやる気がある。情熱がある。
私のバンド人生、今が最も充実しています。



地域密着ソロ・デビュー 3

2007-06-06 12:56:40 | Weblog
 これより、マリー・アンド・ファナーズのオリジナルを4曲。
さすがに、オリジナルはとちらない。

 1曲目、コケティッシュ。拍手喝采。
MC
「いつもは、ドラム、ベース、ギターが一緒なんですけど、今日は一人、いわば
防具をつけずに剣道の試合に来たようなものなんです。」
どっと笑いが来た。

 リーマン・ブルーズ、メトロでGO、夕焼けトランペッターでおしまい。
曲終わるごとに、拍手喝采の嵐。「いいぞ」の掛け声、そしてMCはウケる。

 いつもは大音量のなかで歌っているので、弾き語りだと、歌詞が聞こえやすい
みたいだ。ひとりも悪くないな。

 地域密着型イベント恐るべし。こんな暖かいお客は知らない。とてもやりやす
かった。うまく乗せてくれた。
「MCがよかった。」 「迫力があってよかった。」いろいろほめられた。
こんなところで演奏していると、音楽家として堕落してしまうであろう。
でも、寒いとこばっかだと風邪を引いてしまう。ときには、こういうのも精神衛
生上、とても良いと思いました。

 他の参加5組もいろんなバリエーションがあって面白かった。
全て終わってから、出演の何人かとお話できた。何人かと握手した。
次も出ますと皆おっしゃる。その目は輝いていた。

 いろんな意味で予想以上に意義深いLIVEであった。

 私はといえば、もう次の選曲中だ。あれもやりたい、これもやってみたい。
MCのネタまで仕込み始めている。
次回は9月(3ヶ月に1回ペース)だそうだ。

おわり

地域密着ソロ・デビュー 2

2007-06-05 19:58:08 | Weblog
 まず目に入ったのが、客。名古屋圏の喫茶店は、大きな店が多い。ファンシー
エルさんもご他聞に漏れず約50席。
 ふつう、こういうオムニバスライブの客って、出番の少し前に来て、お目当て
のバンドが終わったら帰る、そんな感じでしょう。客席には、自分の身内と、他
の参加バンドのメンバー、こんなところが関の山だ。

 しかし、7:30開演で、7時に行ったら客席はほぼ満席。”???”。
ありえないと思いました。まず、これでひびりました。

 次に、目に止まったのが、立派な機材。照明はホリゾント2発とピンスポ。
PAスピーカーが2つ、各種アンプもマイク録り。立派なコンソールを専任のス
タッフがコントロールする。

 なぜだ。たかが田舎町の喫茶店の茶番劇じゃないか。想像とのギャップが激し
く緊張感へと転化されてゆく。大丈夫か、俺。

 そして、マイクテスト等も終わり、「1番の方、用意してください。」
俺のことだ。この頃には、すでに満席。緊張感は舞い上がりへと進化をとげた。
なめてた俺が悪いのか。
上着も脱がずにステージへ。それも、あとでビデオをみて気がついたほどだ。

 ステージも仮設ながら、客席より数十センチ高く作ってある。よせばいいのに
高い位置から、客席全体が見渡せる。ということは、全員から、私がよく見える。
さすがにここまでくると開き直りの術が使える。長年かかって習得した必殺技だ。
しかし今回は、死ぬのは自分だ。

 司会者が私を紹介する。続いてMC。
「紹介に預かりましたOniです。閑散とした客席を想像していたのに...
緊張しています。」
 お客様、みな、こっち見てます。

「じゃ最初の曲」
悲しくてやりきれないのイントロ、続いて歌。
なんせ、今日決めた曲、1度だけカラオケで歌ったことはある。なめてたなぁ。
高音部で音程を外す。情けない。

しかし本番はここから。




つづく

地域密着ソロ・デビュー 1

2007-06-04 12:46:47 | Weblog
 イベント名は”ライブ・アクティブ・シニア”。6/2、pm7:30ス
タート。参加資格はおおむね30歳以上とアバウト。会場は喫茶店。

 さて、先週末に知ったこのイベントに、ソロで参加を決めた。平日は全く
練習できず、とりあえず、選曲だけ。全部、バンドのオリジナルにしようと
思ったが、主催者からTELあり、1曲はコピーをとのこと。

 結局、当日、迷った末、”悲しくてやりきれない”に決定。家では集中で
きないのでスタジオで個人練習。生まれて初めて、一人でスタジオに入る。
13:00、歩いて5分、イベント主催の楽器屋へ。生ギター1本。電気も
のが何も無いので、セッティングも超音速。2時間みっちり歌い込む。

 今回、フォークスタイルなので、失礼して譜面を見ながら歌うことにした。
さすがに2時間では覚えられない。

 さて、今日はピアノのレッスン日。6/10は発表会。15:10からピアノ
に向かう。連弾曲を中心に15:55まで弾く。そして16:00にお教室へ。
歩いてすぐ。今日は、連弾のあわせ、2回目。パートナーは88歳、米寿の
お姉さま。曲はアメイジング・グレース。なかなか上出来。あー忙し。

 16:30帰宅。ライブの準備をしながら、練習の音源をプレイバック。
なんとかなりそうか?

 18:00、自宅で早めの夕食。会場が近所だからこそできるワザだ。
19:00集合なので、18:55、フォークギターを持って家を出る。

 5分で会場着。かみさんにビデオ係を頼んだ。子供たちはお留守番。これも
ご近所だからこそできるワザその2。

 しかし、お気楽ソロシンガーがそこで見たのは、意外な、かつ衝撃的な光景
であった。

つづく。

'65デラックス・リバーブ

2007-06-01 10:07:32 | Weblog
 BOSSから新発売のコンパクトエフェクター。
フェンダーのギター・アンプ'65デラックス・リバーブを忠実にモデリング
したとのこと。コンパクトのアンプシミュレーター自体は特に珍しくも無い
が、BOSSのサイズであること、単一機種のモデリングであることが興味
を引いた。そして、やたらと雑誌、専門誌でなくともやたらと目に付くので、
とりあえず、試奏まで。

 僕はアンプを持っていないので、スタジオでもライブでも、ありものを
使うしかない。そんな中、一度、このデラックス・リバーブを使ったことが
ある。ツイン・リバーブよりも音が柔らかく、華やかな印象。ツインがアサ
ヒスーパードライなら、デラックス・リバーブはサントリーモルツ。
とても良い感じでした。

 実際に弾いて見ると、いい感じの歪みではあるが、シュミレーターという
ほどの音色変化ではなかった。以前、サンズアンプを試奏したときは、JC
120から、ツインリバーブの音が出るので、気持ち悪いほどでした。
ただ、リバーブは驚いた。スプリングの感じがとてもよく再現されて、ナチ
ュラルに聞こえる。素晴らしい。

 エフェクターがこれほど多方面のメディアに取り上げられることは珍しい。
これから、他社、そしてBOSS自身も、この手を展開していくと思われま
す。もし、良いものが出てくれば、我々アンプ・ジプシー族にとって、いわば
、アンプヘッドをバッグに入れて持ち運べるようなものだ。どんなアンプから
でもツイン・リバーブやマーシャルの音が出せるのだから。

 今後に期待しよう。