快風丸

俺の船に乗らないか。

ZELDAの歴史

2016-10-08 02:03:47 | Weblog

 偶然Youtubeで見つけた。

1991年、ゼルダが一年の休息から復帰した時の企画ビデオのようだ。

 

学生のころ、よく聞いたし、大きく影響された。

このバンドは、ある時期から、音楽性が大きく変化した。

無機質なニューウェーヴから黒人音楽へ傾倒していった。

これほど音楽性が変節したバンドは、他にビートルズかフリートウッドマック くらいしか

思いつかない。

陰から陽へ、観念の世界から、躍動する肉体の音楽へ。

 

 しかし、この長いビデオを見て、サウンドは大きく変わったが、本質的なものは変わって

ないなと思った。方法が変わったに過ぎないのかもしれない。

時代に流されて変わったのではなく、バンドの意思として、変化したのは、実はロックバンド

としての気骨の現れだったのだ。


 当時、多くのゼルダファンがそうであったように、その変化に戸惑い、その一部が

そうであったようにフォローをやめた。

 セールス的には、この変遷が大いに貢献したらしく、日本最古のガールズバンドは

メジャーになっていった。

 

 画質の悪いビデオから聞こえる音はすばらしい。

一体感があり、ボーカルには張りがあって、演奏はテクニカル、詞はイマジネーション

にあふれ、アレンジも素晴らしい。

 

 聞き逃したアルバムがいくつかある。

そのうち手に入れようと思う。

若い世代にも、ぜひ、聞いてほしい。

ちなみに、司会進行はゼルダのドラマーです。