厚労省が生活保護費の削減を計画しているそうです。子供二人と夫婦の4人世帯で10%もカットするんだそうです。
何故このようなカットをするのかの理由が,『生保も使わず生活している貧困者より、生保者の方が生活費が高い』というのが理由だそうです。
この論法で行けば、国民の生活は悪い方へ悪い方へと連動していくでしょう。こうなったら貧困者が世の中にあふれかえって、スラム化してしまいます。
これを防ぐために、憲法25条で保障された『健康で文化的な最低限度の生活を営む権利』に基づいて設定されたのが生活保護基準ではないでしょうか。
この基準を引き下げると言うことは、生活困窮者はもちろん、一般に働いている労働者の賃金にも連動していくことでしょう。
生活困窮者を生活保護で救済し、保護費のカットを止め生活向上をしていくことが労働者の生活の質も上げ、強いては景気も回復して行くと思います。
弱肉強食を止めよ!