自衛隊が海外で武力行使する要件として、「日本が直接的な武力攻撃を受けていないくても、日本と密接な関係にある他国が武力攻撃を受けた場合」は「日本が攻撃を受けている、居ないにかかわらず攻撃に参加する」と答弁しました。
日本が密接な関係にある他国とは、日米安保条約を結んでいるアメリカのことだと、なぜハッキリ言わないのでしょうか。
たとえば、韓国が北朝鮮から武力攻撃を受けた時、現在の日韓関係から言ったらどうなるんでしょうか。
この時は、韓米安保条約があるから北朝鮮のロケットが日本領内に着弾するまで、黙ってみているのでしょうか。それとも韓米、日米それどれの安保条約があるから、米国は密接な関係にある国として考え、参戦するのでしょうか。
だったら、NATO の国々とも同じになるのでは。結局はアメリカが引き起こした戦争は、その理由の如何に関係なく参戦するという事になるんです。
日本と密接な関係のある国というのは、アメリカだと言うことです。
大量破壊兵器を持っていて危険な国だからと言うアメリカのでっち上げで、始まったイラク戦争にも、アメリカに参戦を要請されれば、その理由の如何を問わず参加するのです。 そして、最後には自衛隊員はジャップと言われて、最前線で米軍の弾よけにさせられるのではないでしょうか。
この事から言っても、『戦争立法』阻止しなければと思います。