貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

離合集散の党では対決できない。

2014年11月20日 23時41分43秒 | Weblog

 みんなの党が19日に解党しました。この党、2009年に自民・民主の2大政党への失望が広がるなか、その失望感を取り込もうと結成されマスコミから「第3極」ともちあげられましたが掲げる政策は労働法制などの規制緩和などでした。
 昨年末には、秘密保護法などで安倍政権との修正協議に応じ事実上自民党の補完勢力になりました。
 その理由が「(野党で)改革勢力を結集して衆議院にのぞむのが最善だと思うが、与党を補完するのが最善策という人がいたのでは政策の実現にはつながらない」と。 その一方では「政策の違いと言うことではな」と。
 創立時が国民の失望感を取り込もうとしただけで、なんの政策も無く自民党へのスリよりだけだったのですから、解党の理由も理解に苦しむ理由です。
 このように離合集散を繰り返してきた野党は、野中元官房長官が言ったように、「胸を張って対決できない」のです。
 対決できるのは、対案を示し毅然とした態度で臨む日本共産党意外に無いのでは無いでしょうか。
 今度の選挙、自公政権を半数割れにするためにも、日本共産党を支援したいものです。 共産党は小さいから、議席が少ないからと言われる方もいますが全小選挙区に候補者を立て、全比例区でも複数の候補を立てる予定だそうです。比例区の全候補者と小選挙区での全候補者とは言いませんが半数を当選させたら、自公を過半数割れに追い込むことが出来るのではないでしょうか。

白鳥、何を見つめているのでしょう。  記事とは関係有りません。


なんのための解散か?共産党を大きくすること

2014年11月20日 00時45分04秒 | Weblog

 安倍首相は、来年10月実施予定の消費税増税(8%)を先送りし、17年4月に確実に実施すると発言しました。
 その理由として『8%の増税が個人消費の重石になった』『来年10月から消費税を2%引き上げることは個人消費を押し下げデフレ脱却も危うくなる』『アベノミクスの成功を確かなものとするため、消費税の⒑%への引き上げを18ヶ月延期する』『再び延期することはない』と言って解散総選挙に打って出ました。
 だったら、今国会で『18ヶ月後に必ず引き上げます』と素直に提案すれば良いんじゃないですか、総理。財政が厳しい、厳しいと言って消費税を引き上げたのはなんのためだったんですか。
 税金を700億円も使って解散総選挙をする必要が何処に有ったんですか、ようーく頭の中を整理してみてください。働く人の賃金も上げないで消費税だけを上げたら景気は悪くなるばかりですよ。と、私たちは言ってきました。
 消費税⒑%への引き上げ、集団自衛権行使容認、原発再稼働、米軍基地問題、社会報償費の切り捨て・改悪の反対する国民の声に『このままだらだら進めていくと、次の政権は無い、今のうちに何とかしなければ』と思っての解散なんですか。
 国民を愚弄するにもほどというものが有ります。『今度の選挙で自・公で過半数取れなかったら、私は退陣する』と。是非退陣してもらいましょう。自公に対決している日本共産党を大きくすることですね。
 自民党の元官房長官の野中広務さんも、TBSのテレビ番組で共産党を除く野党を『野党がだらしない。本当に野党として自・公の政権にぶち当たっていけば、数は少なくとも国民の支持もあろうとかと思うが、共産党以外に、野党として胸を張って堂々としてたたかっていく姿はまったくない』と指摘しています。

写真は、広ーい草原を歩いてみた象。  記事とは関係有りません。