約束は破るためなのか？

　２８日、参院厚生労働委員会で選挙前に約束した、後期高齢者医療制度廃止について、廃止を４年後に先送りしました。そして、廃止先送りでこの４月から保険料が引き上げられることに、「（保険料上昇の）負担をすこしでも抑制をする措置をとる」「国庫補助を行う」等と広域連合にも事務連絡していました。
　ところが、共産党の小池議員の「国会で答弁し、自治体にも通知していた国庫補助すら行わなかった」との追求に、それを認め「（広域連合の）財政安定化基金を使ったら国庫から負担する」と弁明し、「保険料の度合いを低くする。それにしても上昇部分はある」と答弁しました。
　小池議員は「（一昨年）この場で一緒に廃止法案を通した。一緒に廃止のためにたたかったものとして、国民に対して誠実の対応を要求する」要求しました。
　一回は廃止法案を参議院で通しながら現法に手を付けずに、新しい法案が出来るまでは。と言うこと自体、わたしたにとって観れば、「約束って？、破るためなんだ」と。