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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

「埋蔵金10兆円」の、ああ勘違い

2007-12-07 11:56:50 | Weblog
ネットニュースを見ていると

「埋蔵金」10兆円を、国債返済用へ

の見出し。とっさに、思った。

糸井重里、ついに、発見したのか。徳川埋蔵金。しかも、価値が10兆円。さらに、さらに、国債返済用に、それを全額寄付。糸井、お前は、グレートだ。すごい、凄すぎる。人間がデカ過ぎるぞ、糸井(笑)。

記事を読むと、国の特別会計枠から、10兆円を、国債返済のために、一般会計に繰り入れるという話だった。ただ、そのやり方に反対するひとたちも多いらしい。特別会計は、すべて、使途が決まっているので、そんな(自由に出来る)お金はないよ、という意味を込めて、反対派が「埋蔵金」と呼び始めたらしい。

糸井重里は、全く関係なかった(笑)。恥ずかしい、勘違いである。しかし、見出しの付け方も、かなり問題があるぞ。「埋蔵金」って言われたら、普通、徳川とか、旧日本軍の山下とか、だろう(笑)。

こういう勘違いって、結構、ありますよね。子供の頃、大阪の街を歩いていると、「モータープール」という看板のあるビルを、いくつも見かけた。きっと、ビルの各階に、モーターで流れを起こしているプールがあって、春夏秋冬、年中、みんなで泳いでいるんだろうと思ってた(^_^;)。

でも、各フロアー、窓が無くて、吹き抜けになっている。しかも、薄暗い。「あんなところで泳ぐのは、ちょっと嫌だな。冬は寒そうだし」などど、一人で、吟味してましたね(笑)。

「モータープール」というのは、駐車場のことで、大阪独特の言い方らしい。子供とはいえ、大阪の人間ですら勘違いするのだから、「パーキング」とか、「駐車場」って、書いた方がいいと思うぞ。最近、この表現を使っているかどうか、知らないけど。

それから、これも子供の頃、生命保険のコマーシャルを見て、病院のCMだと思ってた。「ケガや病気でも、もう安心」。こう言われて、病院以外、何を想像出来る?きっと、腕のいい医者がいるんだろう、って(笑)。

子供は、保険の仕組みが全く分からないから、病院以外、思いつきもしない。だいたい、生きていくのに、お金が必要だということすら、気付いてない節がある。

もう一つ、こども時代の話。小学校六年のとき、塾の先生から、新聞の社説を読みなさい、国語の勉強になるからと言われた。さっそく、読んでみたが「高度成長が終わって、低成長時代に入った」てなことが書かれていた。

読み終わって、考えた。日本のどこかに、大きな風船のようなものがあって、今までは、それがどんどん膨らんでいたのだけど、最近になって、膨らむスピードがゆっくりになってきた、そういうことらしい。是非一度、その風船を見てみたいなあ。どこにあるんだろう?やっぱり、東京か?

社説は、難しすぎた。読むだけ、無駄だった(笑)。

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