21日の第一面の大きな見出し「幼保無償化 数百億円不足」「看板政策設計甘く」これだけで句が出来ました、は少し大袈裟ですが句のイメージが膨らみました。
記事の概要は以下のとおりです。
・10月にスタートした国の幼児教育・保育の無償化制度で、2019年度分の財源が数百億円程度不足する見通し。
・単価の高い保育所利用者が想定よりも多かったことが主因とみられ、不足分は今年度補正予算案に追加計上する。
・始まったばかりの看板政策で異例の予算不足となり、甘い制度設計が露呈。
ここから、甘い→幼稚と揶揄し、看板はメッキを施し金看板と持ち上げて見たものの、高い所で傾いた様子を映像化してみましたが、メッキが剥がれて傾いて、あとは落ちるか外すだけでしょうか。
消費税増税分の一部を無償化財源の一部に活用し、足りなくなれば赤字国債を含む他の歳入を充てるやり方、やってる感だけですね。
私は戦闘機を絡めて詠んでみたくなりました、ありがとうございます。
政府関係者が今回の予算不足を「想定よりも中高所得者や、保育所の利用者割合が高かったようだ。どうしても制度設計時のデータと現状の利用者では、ずれを生じてしまう」と説明し、「実際に制度が始まって推計通りにいかないことは珍しくない」と突き放す発言をしたことは、本文に載せませんでしたが、3人の子育て奮戦中の娘曰く「そんなこと分かっていたはず」と手厳しかったです。
例えば、企業内の推計であればズレた為の損失は企業内に帰結する訳ですが、国の政策は国民に新たな負担を強いるかもしれません、限りなく正確であって欲しいです。
連続での入選、誠におめでとうございます。
何事も正確にお金を目論むのは簡単ではないですね。
かつて、私も苦労しました。
今回は。単価の高い保育所の利用比率が大きかったようですが、無料となれば親御さんにとっては高くてもよいわけですから、その心理を読み間違ったのでしょうね。
また、背景に保育士の不足や、低賃金かつ長時間勤務の問題もあり、便乗値上げではなくても保育料の値上げもあったのではないでしょうか。
数百億円の不足とのことですが、戦闘機1機の値段が百億円と言われます。
ここは、戦闘機数機を我慢しても、幼児教育の質の向上と保育士の待遇向上を優先して欲しいと思います。