ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプの個人第13戦で、小林陵侑選手が通算31勝となる今季初勝利を飾りました。W杯は昨年3月以来、今季13試合目で久しぶりの優勝ですが、年末年始のジャンプ週間は4戦連続2位で総合優勝を果たし、上り調子ですので今後の大飛躍が期待されます。上五は「Vジャンプ」も考えましたが久しぶりを優先しました。
前日まで思い通りの飛躍ができず「このまま試合をやっても同じ」と、この日は新品のブーツで臨んだそうです。慣れない用具は「不安だった」といいながら、飛躍をしながら修正を加え「本当にグッドチョイスだった」と満足そうだったそうです。
「板に付く」は(板は舞台)俳優の芸が経験を積んで舞台にぴったりと調和すること。転じて、任務・職業にまたは服装・態度などがその人にしっくりあうこと。ですから、少しずれているかもしれませんが、スキーの板とブーツを無理やりくっ付けた次第です。
スキージャンプのワールドカップで、日本の選手が男女そろっての優勝したのを聞いたのが月曜日だったと思います。
次に、山歩きさんのこの記事を拝見したのが木曜日です。
そして今日は土曜日ですので、日が経つのがとても速く思います。
さて、小林陵侑選手のワールドカップでの優勝は31回目とのこと。すごいことですね。
今週女子で優勝した伊藤有希選手は、シーズン2勝目の優勝で、ワールドカップの通算優勝回数は9回のようです。
高梨沙羅さんの優勝回数も気になったので調べてみたら、63回だそうです。上には上がいるものですね。
スキージャンプではスーツがよく話題に上がりますが、板に直接力を伝えるブーツもさぞかし重要なことでしょう。
試合では使い慣らしたブーツを履くものだと思いましたが、新品の慣れないブーツで優勝とは驚きました。
入選句の方はよく吟味されたようです。
それこそ板に付いた入選のようですね。
小林選手も髙梨選手も、飛べば優勝みたいな時期がありましたので、今の状況はもどかしさを感じますがやはり凄いことだと思います。仰るようにスーツの計測が厳しくなったり、日本選手に不利となるルール改正の話も聞いたことがあります。
そんな中で努力を重ねる各選手のなかで、髙梨選手の後塵を拝すことが多かった伊藤選手の頑張りは立派ですね。
私はこれ以上何を頑張るのか、買わないと当たらない宝くじ同様、投句しないと入選はあり得ませんので、とにかく出し続けます。
付いた板が離れないように、よく吟味したいと思います。