山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

クルーズ船寄らば宮古と続々と

2023-08-02 11:05:45 | 時事川柳

岩手県内の港へ外国客船が続々と寄港しております。現時点で7隻(うち6隻は初来県)が決まっており、これまで最多の2隻(2018、2019年度)を大きく更新しました。

寄港先はいずれも宮古港で、4日午前8時にはマルタ船籍の大型クルーズ船「MSCベリッシマ」(17万1598トン、乗客定員5656人)が入港し、午後11時まで停泊するそうです。

決まっている7隻(4隻は寄港済み)の定員数は計1万2217人で、今回の5656人は小さな町村の人口に相当しますので、その経済効果は計り知れないものがあり、地元商店街では大きな期待を寄せています。

一般的に、寄港地から観光地への移動は「1時間半以内」が目安だそうで、宮古盛岡横断道路の開通で盛岡市への立ち寄りも可能になりましたから、「今年行くべき世界の旅先」第2位の街も手薬煉を引いて待っていると思います。岩手県と宮古市がコロナ禍前、海外向けのポートセールスに力を入れていたことが、時間差で効いているとのことです。

慣用句「寄らば大樹の陰」を思い浮かべながら「住めば都」→「住まば宮古」→「寄らば宮古」と発想が飛び、我が国のコロナ禍の始まりがクルーズ船だったことを思い出しました。

コメント (2)