はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

山口の旅 (その1)

2016-03-13 16:53:32 | 知らない街をぶらり
3月11日・12日と、山口から下関・門司あたりを旅してきました。今回の旅は、連れあいさんの愉快な仲間たちと行く賑やかな旅になりました。
 (新大阪駅から「さくら」で出発)

いつも新幹線に乗ると出発式(ビールをプシュと開けるだけです)をするのですが、今回は座ると同時に発車してしまい、おごそかな出発式ができませんでした。新大阪始発なんですが、清掃に時間がかかったようでした。

2時間ほどで新山口駅に到着です。新山口駅は、2003年までは小郡(おごおり)駅と言われていました。のぞみ号が停車する条件として、小郡駅から新山口駅になったそうです。古い駅名がなくなるのはさびしい話ですが、これも時代の流れなんでしょう。(その後、小郡町は山口市になりましたが…)
 

新山口駅からは、山口線に乗り換えです。折り返し運転の気動車がホームにやってきました。




SLやまぐち号に乗りたかった(写したかった)のですが、運行されるのは春休みの土日だけのようでした。


山口市内では、サビエル記念聖堂と瑠璃光寺を訪れました。
サビエルは小学校の教科書にも登場する有名人です。「ザビエル」と思っていたのですが、山口では「サビエル」と呼ばれるそうです。
ご存知のように1549年(「以後、良く」と覚えましたね)に来日してキリスト教を布教した人物です。
 (サビエル記念聖堂)

 

サビエル記念聖堂は、1991年に焼失したそうです。(なんとなくそのニュースを覚えています)その後、現在の記念聖堂が再建されました。
外には、聖フランシスコ・サビエルの像がありましたが、教科書等で見慣れた顔とは違って見えました。
 (聖フランシスコ・サビエルの像)

サビエル記念聖堂から瑠璃光寺までは歩いて20分ほどです。県庁などが並ぶ官庁街ですが、とても静かで落ち着いた風情の街です。


やがて、瑠璃光寺の五重塔が見えてきました。この瑠璃光寺には、我が司馬遼太郎さんも訪れています。戦国時代、この地の大名であった大内氏の興亡にふれながら瑠璃光寺のことを書いています。(『街道をゆく1 甲州街道、長州路ほか』)

 (梅と五重塔 ちょっとボケすぎ)

五重塔の手前の池で三脚を立てて撮影する人達がいたので、カメラの先に目をやると、カワセミが木の枝にとまっていました。


私のカメラのレンズ(18~55)では限界があるのですが、トリミングをして…。見えますか?
 

雪舟庭にも行きたかったのですが、時雨てきたので湯田温泉にある旅館に向かうことにしました。けっこう寒い一日だったので、早くお湯に浸かりたいのもありました。

つづく。










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