はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

青春18きっぷで飯田線の旅(その1)

2016-04-08 10:55:55 | 鉄道の旅
飯田線の旅は、2011年の夏に「秘境駅号」に乗って、豊橋~天竜峡を往復したことがあります。しかし、飯田線の旅は、普通列車にゆられて、ガタンゴトンとゆくのが正しいと考え、今回の旅となりました。


飯田線は、愛知県豊橋から長野県辰野までを結ぶ路線で、途中の駅が92駅もあります。豊橋駅を朝の8時10分に出る列車に乗ると、途中の天竜峡駅で乗り換えて、辰野駅に着くのが15時40分になります。7時間30分の普通列車の旅が楽しめます。


ところが、大阪に住んでいる私にとっては、課題がいくつかあります。一つ目が、豊橋発8時10分の列車に乗るためには、朝一の新幹線に乗るか、豊橋で宿泊するかという方法をとらないといけません。二つ目は、辰野に15時40分に着いてから、大阪までどのように帰るか、などクリアーしなければならない条件があります。

ということで、今回は豊橋から飯田までの区間(運賃は2590円)だけ飯田線に乗ることにしました。しかも、名古屋までは新幹線で往復、豊橋に宿泊し、飯田から名古屋までは高速バスに乗るという、ちょっと贅沢な(邪道な?)「青春18きっぷ」の旅になってしまいました。



出発は、新大阪駅からです。4月6日15時43分発の「こだま」です。なぜ「こだま」かというと、チケットが「ぷらっとこだま」だからです。これだと名古屋まで4300円で行けて、ドリンクが1本付きます。




名古屋までは、「あっ」という間の旅です。新幹線は速いですね。名古屋に着いたらサプライズがありました。ドクターイエローさんがやって来たのです。名古屋で会えるとは思っていませんでした。




今夜の宿泊地は、豊橋ですが、その前に、「名古屋めし」で腹ごしらえです。名古屋といえば、味噌カツですね。やっぱり、「矢場とん」でいただきました。 「どえりゃ~うみゃ~でかんわ!」


さあ、豊橋に向かいましょう。豊橋へは、名鉄で行くことにしました。それにしても名古屋は大都会ですね。名鉄名古屋駅には、2~3分間隔で赤い電車が次から次にやって来ては、乗降客を運んでゆきます。






大変そうなので、特急の指定席をとって豊橋に向かいました。




豊橋駅に着くと、となりにJR飯田線が停車していました。ここは、JRと私鉄が同居しているんですね。明日は、このホームから出発です。


つづく。

※今回の飯田線の旅は、宮本常一『私の日本地図 天竜川に沿って』に触発されて実行しました。詳しくは2/24ブログ「天竜川にそって」を見てください。









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