はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

大阪の凸凹地形をぶらり その1

2015-04-17 15:57:26 | 大阪の凸凹をぶらり
大阪市内には、けっこう凸凹地形があるんです。大阪で凸凹地形といえば、上町台地ですよね。台地といっても、山あり谷ありの地形です。今回は、そんな凸凹を訪ねました。
まずは、JR玉造駅から始めましょう。駅から少し歩くと、三光神社(さんこうじんじゃ)です。えっ、「知らない」って?実はこの神社、来年には有名になるんですよ。というのも、来年のNKH大河ドラマ『真田丸』で登場する真田幸村さんが、冬の陣で、徳川方をさんざんに苦しめたところが、「真田丸」なのです。(砦というか出城というか、大阪城からは少し離れたところにあります。)

(正面からの三光神社。階段を上っていきます。)

(真田の抜け道というのもありました。)

(東側からみた三光神社。段差がわかりますか。砦の東の端だったようです。)
三光神社から、もう少し西に行くと、善福寺があり、その左側が坂(心眼寺坂)になっています。

(善福寺は、どんどろ大師として有名。門前には。)

(歌舞伎「傾城阿波の鳴門」で有名な、お弓 おつるの「ととさまの名は…」)

(けっこう上っています。右側のフェンスが明星高校のグランドです。)
坂の途中に、心眼寺があります。「真田幸村出丸城跡」の碑が建っています。三光神社からこのあたりにかけてが、「真田丸」のあったところと考えらています。

(境内には、幸村さんのお墓もありました?)
幸村さんは、夏の陣で四天王寺近くの安井神社で討ち死にするのですが、遺骨を納めたお墓は存在しないようです。かわりに、供養墓や供養塔が全国各地にあるそうです。
次の目的地に向かって、上町台地のてっぺんに向けて、長堀通りを上っていきます。

(上本町筋から長堀通りを東に眺めると、長い下り坂になっています。)
今回は、ここまでです。凸凹地形というよりは、「真田丸」の話になってしまいましたが、少しは凸凹を感じてもらえましたか。
次回は、「空堀」あたりの凸凹です。