野となれ山となれ...アホとなれ じょんのじょんなラン日記

1年近くお休みしましたが、100万PVを越えて自由気ままに書こうと思い、気の向くままに更新していきます

トライアスロンというスポーツの特殊性

2013-03-23 16:57:19 | トライアスロン


トライアスロンのトレーニングをしていて思うことがある

「難しいスポーツだな」って

別に完走するのが難しいわけではないんですよ~

難しいのはそこではなく

速くなるのが難しいんです!!


スイム・バイク・ランと行うトライアスロンにおいて

3種目個別がそのまま速さとして活きてくるのはスイムだけである!

バイクとランの個別で全力で走ったときの速さなどトライアスロンにおいてそのまま活きてくるものではない

何故か?

バイクで100%出し切ったらランで持ってる力を1%も発揮できない

逆に、ランを出し切るためにバイクをのんびり乗っていたのではもうタイムや順位などありえない

もちろんスイムで出し切ったらその後は大変な路になるだろう


トライアスロンにおけるバイクは、ランへの準備としてのリズムを刻む必要がある

ランは、バイクの影響を受けて走るのでそれに合わせたフォームが必要になる


つまり、バイクという競技でも、マラソンでもないということだ

多くのトップ選手が言うと思うのだけど

バイク、ランそれぞれの専門的な練習メニューは逆にトライアスロンでは遅くなる!と


もちろん個々の能力が高ければ高いほど余裕を持ってトライアスロンで走れると思うけど、それを繋いでナンボ!

つながらないならその能力は活きてこない!!


そして、個を伸ばそうとするとそれ以外が疎かになり、能力が低下する

それでは本末転倒ではないか?

だから、2種目ないし3種目同時に伸ばしていくほか無い

かさ上げとでも言おうか

点で伸ばすより面で伸ばすほうが効率がいい

そう難しい話ではないんですが、まあこの面で伸ばすのって

何かの種目専門でやってた場合、その知識が邪魔して偏ってしまうんですよね

実は個々の量はそんなに必要ない

全体量で考え、その内容をトライアスロンにおいて必要なものに絞っていくことが一番の近道なんですよ


昨日自分がやっていたヒルトレーニングも平地ではまずありえない心拍170bpmを簡単に数分間作りだせ、一時間の間で7割近くは高い心拍を維持している状況をつくる

これは平地だと出来ません、傾斜を使っていくから出来ること、そしてあくまでももがき切らないんです

トライアスロンにおいてバイクでもがくということは日本選手権以外必要ないでしょうしね

そもそももがいたらランでチーン・・・以上終わり・・ってことになります

そうならないリズムを掴んでいきつつトルクをかけても潰れない脚を作っていくためのヒルトレーニングでした

もちろんバイクそのものの能力も上がりますし、心肺機能はランも共通のなでランのトレーニングにもなっています



ランで

「おいら1km3分で走れるんだぜぃぃぃぃ~」って言っても

トライアスロンで最初の1kmいくらで入るの?ってことを考えたら1km3分で走れようが、3分10秒で走れようが3分20秒かかろうが

3分30秒くらいでしか普通は入らない(エリートを除き)ので要らないわけだ

私は10kmを34分切るタイムでランだけなら走れるが、真夏のトライアスロンなら38分かかる

もちろんランだけで38分でトライアスロンでも38分というのはありえないが、個別の種目の数字がそのまま活きるもんでもないってことです

大事なのはトライアスロンのリズムを掴むこと


それが難しい!でもだから楽しいんですけどね~


今日の練習

バイク 42km

スイム  2km