今日のシネマ
2014年 イギリス
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ブラジルのリオデジャネイロを舞台に、
ゴミ拾いをして生活している少年たちの起こした行動が、
やがて街に希望をもたらしていく様子を描いたドラマ。
リオデジャネイロ郊外で毎日ゴミを拾って生活している3人の少年が、
ある日、ゴミ山の中で財布を拾う。
しかし、その財布には世界を揺るがす重大な秘密が隠されていた。
警察もその財布を探すため大捜索を開始し、街には混乱が広がるが、
少年たちは自らの信念に基づき、財布に隠された秘密を解明しようと決心する。
少年たちは知恵を振り絞って警察の追跡をかいくぐり、隠された真実に近づいていくが……。
(映画comより)
すみません・・
映画ネタが続きます
毎年レビューが間に合わなくて年を越してしまうのですが
なんとしても今年は
「今年観た映画は今年中に」を完遂したいので・・
興味のない方はスルーしていただいて全然OKですよ~
*
冒頭・・・いきなり緊張感のあるシーンから始まりました
状況がわからないまま観進めていると
少年がこちらに向けて語りかける場面
どうやらビデオ撮影をしているらしいのですが・・・
ずっと後から あ、あの時の・・・と
まるでパズルのピースを埋めていくように事態が掴めていく感じが
ハラハラしながらも面白かったし
思っていたよりもかなりサスペンス要素満載でした
彼らがゴミの山で偶然拾った財布には
とんでもない秘密が隠されていたのですが、
これがまた、なんだか本当にありそうな話だったので
つい疑ってしまいました
でも実話ではないそうです
過酷な環境の中でも明るく逞しく生きる少年たち
お金持ちになりたい・・・
彼らが望んだのはそんな単純なことではなくて
ちゃんと仕事をして それに見合った賃金をもらう、
そんな当たり前の生活だった
つまり人間らしく正しく生きること・・・なんですよね
ラストはとても良かったです
監督は、子どもの描き方が上手いオスカー常連の スティーブン・ダルドリー
なんと、映画に出てくる少年たちは
オーディションで選ばれた、実際にもスラムで暮らす無名の少年たちだそうです
心も体もタフなのは 過酷な状況で生き抜いてきたからこそ・・
本当の意味で ”生きる力” を 彼らの中に感じました
スラムを守る町の神父に マーティン・シーン
神父のもとで働き少年たちを見守る女性に ルーニー・マーラ など
*10月中旬鑑賞(10月まで来た~~!)
2022-62