毎日がHappy気分♪

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そんな私の日常を気ままに綴った日記です。

◆冬冬(トントン)の夏休み◆

2022年05月28日 | 映画でハッピー♪

 今日のシネマ 

1984年 台湾 (日本公開は1990年)

 

台湾の名匠ホウ・シャオシェンが、祖父の住む田舎でひと夏を過ごす幼い兄妹の姿を通し、

自然の美しさや子どもたちの友情をみずみずしく描いた名作ドラマ。

台北の小学校を卒業したトントンは、母が入院したため、

幼い妹と2人で夏休みを田舎の祖父の家で過ごすことに。

近所の子どもたちともすぐに仲良くなり、

トントンは田畑を駆け回って楽しいひと夏を過ごす。

一方、妹のティンティンはなかなか仲間に加えてもらうことができず、

兄たちにいたずらをしたりして過ごしていたが、やがて台北から父親が迎えにきて……。
                         (TSUTAYAより)

 

これはブロ友のけいこさんから教えていただいた作品です

私にとって、『一秒先の彼女』に続いて2作目の台湾映画になります

 

舞台は台湾の田舎・・

そう、台湾・・・なのに、何?

この画面いっぱいに溢れる懐かしさは・・

舞台が台湾であることを忘れそうなくらい馴染み深い光景が

日本の原風景と重なり、詩情に満ちた作品でした

 

トントンと妹のティンティンが、おじいちゃんの家で暮らすひと夏のお話ですが

淡々と過ぎていく夏の日々・・

二度と戻らないあの頃を トントンたちを通して

自分も再現させてもらってるような感覚になりました

その中で 時に大人たちの複雑な事情を垣間見て感じる違和感さえも

トントンの成長の一端になっている・・

私たちも知らず知らずのうちに そうやって大きくなってきたんじゃないかしら

 

卒業式で流れる ”仰げば尊し” や ラストの ”赤とんぼ”

日本統治時代の名残?

歴史上ではいろいろあったと思いますが

最後の 赤とんぼ はキュンとしちゃいました

 

殺伐とした現代・・それぞれの幼き頃の思い出と重ね合わせ、

ひとときのノスタルジーに浸れる作品です

 

けいこさん、ありがとうございました

 

 

 

2022-31

 

 

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