毎日がHappy気分♪

映画大好き!山が大好き!ビーズもバラも好き!!
そんな私の日常を気ままに綴った日記です。

◆エベレスト◆

2015年11月07日 | 映画でハッピー♪

 今日のシネマ 

 

3ヶ月ぶりの映画。

絶対に観ようと思ってました。

公開初日の昨日、一人で劇場(IMAX3D)へ。

週末にパパと観ようと思って誘ったら 「行かない」 とそっけなく振られた。

観なくてもわかる・・・との理由だそうで、

そりゃ私だってわかるよ。これ、実話だし。

 

そう、これは 1996年に実際にあった遭難事故 を描いています。

まるでドキュメンタリー映画のようにその事実を忠実に再現しています。

サスペンス映画じゃないので、あらかじめ予習してから行くと、人物設定がわかりやすいですよ。

 

想像していた通り、いや それ以上に寒くて辛くて苦しかった。

そして・・・悲しかった。

一生登れるはずのないエベレストに 例えスクリーン越でも登頂できたら・・

・・・なんていう生ぬるい思いは、現場の過酷な状況を共感することで どんどん消されていきました。

 

ヒラリーがエベレスト初登頂してから40数年。

ある程度の登山経験とトレーニングを積めば、そしてお金さえ出せば(6万ドル!!!!)

プロの登山家がエベレストに登らせてくれる「商業登山」が流行り出した時代。

まるで富士山のように人で溢れるベースキャンプ。

思うように進めないイライラと隊同士のいざこざ。

そして次々と体調を崩すメンバー。

リーダーのストレスは半端ない。

 

この映画は構想から制作開始まで14年もの歳月があったそうです。

諦めなかった監督、すごい。

そして、ほとんどが実写!

CGに頼らないリアルな撮影がこの映画の醍醐味であります。

役者さんたちは、エベレストで本当に死にそうになりながら映画を作ったのですね。

彼らの表情はもはや演技ではありません。

 

日本人の難波康子さん・・・

田部井さんに続いて女性二人目のセブンサミット制覇者だったのに、本当に残念でした。

リーダーであったロブの娘サラちゃんも、最後に実際に出てきて涙を誘いました。

大きくなったね・・

 

我が家も山に登るようになって10年。

毎回思うのは、家に帰ってくるまでが登山であるってこと。

どんな簡単な場所でも、いや、山じゃなくたって

家で待ってる人の気持ちはきっと不安でならないはず。

絶対に無理はしない。

それが出かけた時の合言葉。

 

山に登らない人から見たら 「好きで行ってるんだから」

って言われちゃいそうなこの手の映画の結末ですが

それでもあの景色を見に、今日も誰かがどこかの山に向かっているのでしょうね。

私には、わかります。

 

最後にこの過酷な撮影に立ち向かった俳優さんたちを紹介しておきます。

 

大好きな ジェイク・ギレンホール 、  ジェイソン・クラーク 、 ロビン・ライト

 ジョン・ホークス 、 キーラ・ナイトレイ 、 ジョシュ・ブローリン

サム・ワーシントン 、 エミリー・ワトソン etc

 

 

 

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