今日のシネマ
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パパと劇場へ。
わあぁ~~ 失敗した~~。
これはある程度予備知識を入れていけば良かった。
帰ってきてから じわじわと感動が・・
ヒューゴの不思議な「発明」を 勝手に不思議な「冒険」と勘違いしていたので
いつヒューゴが冒険に出るのかとワクワク待ってても一向にその気配がない・・・
観ながら、あれ?もしかしてこの行動そのものが既に冒険なのかぁ? とか
もう自分の中で????マークいっぱいで。
ほんとおバカさん。
今年のアカデミー賞で最多11部門もノミネートされていた理由が観終わってやっとわかりました。(うち五部門で受賞)
ただの子どもの冒険映画じゃなかったんですね。
これ、完全に大人向けの・・・しかも映画人のための映画だった。
マーティン・スコセッシ監督 あっぱれ!!
1930年代のパリ。
愛する父(ジュード・ロウ)の死後、孤児となったヒューゴは駅の時計台に隠れるように住んでいた。
父が残した機械人形・・この秘密を探るうちに気難しい老人(ベン・キングスレー)とイザベルという少女と出会う。
そしてこの老人の頑なな心と人形の秘密という不思議なつながりがヒューゴとイザベルによって解き明かされ
そこに隠されていたものとは・・・
映画創世記の作品を当時観ていた人はもうほとんどいないでしょうが
誰にも映画を初めて観た時のあのワクワク感は残っているはず。
私にとってのそれはディズニーの「101匹わんちゃん」でした。
なんと4歳の時。
クルエラが怖くて怖くて、それが一番印象に残っていますね。
母が映画とか舞台とかが好きだったから私もけっこう小さい頃から連れてってもらったなぁ。
初ミュージカルは「サウンド・オブ・ミュージック」。
九重佑三子が主演だったような・・・?
・・・あれ・・・すみません、また逸れてしまいましたネ。
私が言いたいのは、この映画は、こんな風に自分と映画との出会いを手繰り寄せたくなるような
そんな映画だった、ということです。
とにかくですね、全体的なレトロ感がたまりません。
「3丁目の夕日」のパリ版みたい。(笑)
最近、3Dで失敗することが多かったので(しかも酔うし)これは2Dで観てしまったのですが
3Dの方が全然良かったみたいですね・・・すっごく悔しい。やっぱり下調べするべきだった。
パパに言ったらもう一度観に行ってもいいよって・・かなり気に入ったみたいです。
これから観に行く方、是非3Dで!
これも後からわかったのですが
ヒューゴ役の エイサ君 は「縞模様のパジャマの少年」のあの男の子だったのねぇ。
イザベル役の クロエちゃん もすっごく可愛かった。
う~ん・・・やっぱりもう一回観ちゃおうか。