毎日がHappy気分♪

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そんな私の日常を気ままに綴った日記です。

NO34 シリアの花嫁

2010年04月29日 | 映画でハッピー♪

今日のシネマ

2004年 イスラエル/フランス/ドイツ

俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン

 

イスラエルに占領されて以来、シリア側と分断状態にあるゴラン高原の

小さな村を舞台に、政治に奔走される花嫁とその家族の運命を描くヒューマン・ドラマ。

主演は 「パラダイス・ナウ」のヒアム・アッバス。

監督は「カップ・ファイナル」のエラン・リクリス。

イスラエル占領下のゴラン高原、マジュダルシャムス村。

もともとシリア領だったこの土地に暮らす人々には

イスラエル国籍を取得する権利が与えられているものの、

大半の人々はシリアへの帰属意識を強く持ち、

〝無国籍者″として暮らしていた。

そんなある日、村の娘モナの結婚式が行われようとしていた。

彼女は境界線の向こう側、シリアにいる

人気俳優タレルのもとに、嫁ごうとしていたのだが・・・・・。 (TSUTAYAより)

 

 大変興味深い作品でした。

女性にとって嫁ぐ日は幸せの絶頂であるはずなのに、

ここでは 紛争、国籍、宗教等が絡んでそう簡単には先に進めない。

なんと 一度軍事境界線を越えてしまったら

もう二度と故郷に戻れないというんだから。

結婚そのものが幸せの絶頂とはかけ離れた

家族との別れの日になってしまうわけです。

 

しかし そんな重たい内容を 時にコミカルに淡々と見せてるところは

さすが、モントリオール映画祭でグランプリを取った作品、 

こちらをどんどん映画に引き込ませてくれます。

花嫁モナ役は ヒアム・アッバス

 

後半は境界線で最後の別れを惜しみながらも

書類の不備でスムーズに事が進まず、やきもきさせられます。

花嫁とその家族の複雑な心境がこちらにも伝わり、

私もモナの親族になったみたいに事を見守っていました。

そして最後に彼女が取った行動とは・・・

 

ゼクシィを見ながらバタフライを口ずさんでる日本の花嫁との違いを

是非ご覧ください。

 

 

 

 

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コメント (2)