幕末の偉人というとすぐに官軍側の西郷さんや高杉さんなどの名前が浮かびます。 幕府側と言えば 人気の新撰組や精々勝海舟くらいですね。
これらは勝海舟を除いて 革命系の人ばかりです。彼ら半分はお国のためですが もう半分の行動原理は身分向上や下克上が目的です。
それ比べ幕府側はあまり知られていませんが 多くの偉人がいます滅びゆく幕府側を懸命に支えた勝さんは日本よりアメリカで評価が高く 先の太平洋戦争では日本研究の題材になったと聞きます。
勝さんといえば龍馬の先生であり知恵袋であり 影の親分でもありました。 また最後の将軍徳川慶喜 会津の松平容保も実は偉人だと思います。幕府側が賊軍などと一方的に決めつけられているのでピンときませんが、彼らも尊王であり国を思う心は純粋です。