MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

ミモザ・アカシア

2012年02月09日 | Weblog
小生の散歩エリアの中で此のミモザ・アカシアを見かけることが出来るのは二ヶ所ある。さきに此処のプログに紹介したのは、少し小さな木だった。これは、立派なミモザ・アカシアの木そのものである。
アカシアと言えば、昔からこのミモザ・アカシアに似ているニセアカシアの木を方がなじみが深かったが、この辺では余り見かけたことがない。何時だったか、甲州路を旅したとき、道ばたで白い花が咲いているのを見たことがあっただけである。


ミモザ・アカシア・豆科。
・学名 Acacia decurrense var. dealbata
(房アカシア)
Acacia baileyana(銀葉アカシア)
Acacia : アカシア属
decurrense : 下に延びた、沿下した
dealbata : 白く塗られた、漂白された
baileyana : 園芸家「ベイレー」さんの
Acacia(アカシア)は、ギリシャ語の
「Akazo(とげのある、鋭い)」が語源。

・開花時期は、 3/ 5頃~ 4/10頃。
・オーストラリア原産。
・けっこう大木になる。
・黄色い球形の花がびっしり咲く。
・葉が銀灰色をしているものは
「銀葉(ぎんよう)アカシア」と呼ぶ。
(でも、房アカシアと銀葉アカシアの区別が
つきにくいので、同じページにしました♪)

・別名「ミモザアカシア」
ミモザ(Mimosa)はオジギソウなどの植物の属名(学名)。
料理で「ミモザサラダ」というのがあるが、
トマトの上にタマゴの黄身をこまかくいっぱいかけた様子が、
この花びらをふりかけたようすに
似ていることから、ということらしい。

・フランスのカンヌでは、3月にミモザの「花祭り」が行われる。
・南アフリカでは、樹皮からゴムなどを採取する。
・オーストラリアの国花は、この房アカシアに
よく似た「ゴールデン・ワトル」。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:ニオイスミレ   花言葉:秘密の恋い、高尚

  今日の一句:子は母の影に入りては麦を踏む     馬場移公子  

  (NHKラジオ深夜便から引用)

雪柳(ユキヤナギ)

2012年02月09日 | Weblog
何時も散歩でお目にかかることが出来た雪柳も、寒さのためか未だ蕾が堅いようだ。折角、其の場所まで足を運んだのに無駄足にになってしまった。悔しいので未だ蕾が堅い状態であることを、その現状を具に報告しておきたい。白い花の集団が、あたかも雪が積もったかのように美しい様をイメージして、ご覧を頂ければ幸いである。

雪柳(ユキヤナギ)・薔薇(ばら)科。
・学名 Spiraea thunbergii
Spiraea : シモツケ属
thunbergii : スウェーデンの
植物学者「ツンベルク」さんの
Spiraea(スピラエ)は、ギリシャ語の
「speira(螺旋(らせん)、輪)」が語源。

・開花時期は、 3/10頃~ 4/15頃。
・中国原産。
・葉が柳の葉に似て細長く、枝いっぱいに
白い花を雪が積もったように咲くところから。
花がいっぱい散ったあとの地面も
雪がパラパラと積もったように見える。
・群生していると見事。
・冬の紅葉もきれい。

・別名 「小米花(こごめばな)」
白い小花を米に見立てた。
・2月26日の誕生花。
・花言葉は「愛嬌(あいきょう)」。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:サンシュユ    花言葉:持続、耐久

  今日の一句:山茱萸やまばたくたびに花ふえて     森澄雄    

  (NHKラジオ深夜便から引用)

夏蜜柑(なつみかん)

2012年02月09日 | Weblog
散歩の道すがら、此の時期、一番目につく柑橘類と言えば夏蜜柑である。最近は、普通の蜜柑も多くなったようだが、やはり一番多いのは夏蜜柑のようだ。何故ならば、一番育てやすい柑橘類だからではないかと思う。素人が栽培した夏蜜柑は、酸っぱくて食べられないが、ジャムなどの加工用には喜ばれるようだ。昨日、拙宅でも知人からジャムを造りなさいと言って知人が届けてくれたようだ。これは、頂いた知人宅の夏蜜柑の木である。



夏蜜柑(なつみかん)・蜜柑(みかん)科。
・学名 Citrus natsudaidai
Citrus : ミカン属(シトラス)
natsudaidai : ナツダイダイ(夏橙、日本名)
Citrus は、レモンの木に対する
古い呼び名。これが属名になった。

・5月頃、白い5弁花が咲く。
・晩秋にだいだい色の大きな実がなるが、
そのまま取らずに翌年の初夏までたつと
樹上で熟し酸味が抜けて食べやすくなる。
・本当の呼び名は「夏橙(なつだいだい)」
だが、商品名としてはいまいちだったため
「夏九年母(なつくねんぽ)」となり、
明治の末頃から「夏みかん」と呼ばれるようになった。

・江戸時代中期に山口県の仙崎(長門市)に
漂着した果実の種子が夏みかんの起源。
明治時代からは、仙崎の近くの萩地方へ、
また、次第に全国に普及した。
現在、山口県の県花になっている。
・だいだいに似ている。
・別名 「夏柑」(なつかん)
「夏橙」(なつだいだい)

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:キンセンカ   花言葉:慈愛

  今日の一句:恋の猫鈴をなくして戻りけり   西嶋あさ子 

  (NHKラジオ深夜便から引用)

南天(なんてん)

2012年02月09日 | Weblog
いまどき南天(なんてん)がと、奇異にに思われるかもしれないが、昨日、福寿草の花と南天の実とセットで「難を転じて福となす」という飾り付けがあるということを知ったのである。そこで南天の実を探し歩いたところ、これまた偶然にも黄色い南天の実に出会ったのである。黄色い南天の実が残っていたということは、もしかして赤に比べて目立たないから鳥に食べれれることがなく残ったのかもしれない。「福寿草と南天の縁起」を確かめるため、花屋で福寿草と南天の寄せ植えを探してみよう。

南天(なんてん)・目木(めぎ)科。
・学名 Nandina domestica
Nandina : ナンテン属
domestica : 国内の、その土地産の
Nandina(ナンディナ)は、 日本語の「ナンテン」が語源。

・開花時期は、 6/15頃~ 7/10頃。
・中国原産。
・花は比較的地味な白い花。真ん中は黄色。
・漢名の「南天燭」を略して「南天」。
「なんてん」は「南天」を音読みしたもの。
・秋に赤い実をつける。
鳥が食べない限り冬中見ることができる。
(鳥の大好物のようです)
実を乾燥させたものには「せき」止めの
効き目がある → のどあめがありますね。
また、葉には「ナンジニン」という成分を含み、殺菌効果がある。

・福寿草の花と南天の実とセットで
「難を転じて福となす」という縁起物の
飾り付けがされることがある。
(特にお正月に多いですね)。また、
無病息災を願う「南天の箸(はし)」と
いうのもある。また防火・厄除けとして
庭先や鬼門にも植えられる。
・京都の金閣寺の床柱は、南天の材を使っていることで知られている。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:アセビ   花言葉:二人で旅をしよう

  今日の一句:馬酔木咲く金堂の扉にわが触れぬ    水原秋櫻子

  (NHKラジオ深夜便から引用)