日本水仙（にほんすいせん）

この日本水仙は、我が町会の会館前の土手に咲いていたものである。この水仙は、日本各地に自生しているところがあり、日本古来のものかと思ったがさにあらず、渡来したもだったようだ。また、此の水仙は、かぐわしい香りがする花として珍重されているが、意外や意外、有毒なのだそうだ。美しいものには、うっかり手を出してはいけないということのようだ。この日本水仙は、何と言っても春を彩る貴重な花の一つだ。

＜日本スイセン＞ヒガンバナ科スイセン属
学名：Narcissus spp.(ナルシッサス)
原産地：欧州南部、地中海沿岸　
別名：雪中花
開花期：12～翌4月　早咲き種から遅咲き種まである。

「日本水仙」は、地中海沿岸原産のものが中国に渡り、その後渡来したとされる。
栽培されていたものが各地で野生化したとされるが、清楚な佇まいと香りが、華道・茶道といった日本の美意識とマッチし、重用されている

　　今日の誕生日の花：サンカイグサ　　　花言葉：調和

　　今日の一句：針といふ光ひしめき針供養　　　　　行方克己

　　（ＮＨＫ深夜便より引用）