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寒椿(かんつばき)

2012年02月20日 | Weblog
季節の花300によれば、寒椿というのは、道路と歩道の間の植え込みなどによく植えられるという。事実、この寒椿は、近所の住宅団地の中の垣根のような植え込みに植えられていたものである。「せいは高からず、八重咲きで、花びらが一枚ずつ落ちる」と、まさに教科書通りで、山茶花とは異なり、間違いなく之は寒椿である。


寒椿(かんつばき)・椿(つばき)科。
・学名 Camellia sasanqua cv. Fujikoana
Camellia : ツバキ(カメリア)属
sasanqua : サザンカ(日本名)
Camellia は、17世紀のチェコスロバキアの
宣教師「Kamell カメル」さんの名にちなむ。

・開花時期は、11/25頃~翌2/10頃。
・濃い紅色が鮮やか。八重咲き。
・花びらは1枚ずつ散る。
・公害に強い。道路と歩道の間の植え込みなどによく植えられる。

・山茶花とは、葉っぱも花も開花時期もほぼ同じで
なかなか見分けがつかない。(学名的にもほとんど同じ)
【寒椿】
・枝が横方向に伸びるので背丈が高くならない。
せいぜい高さ1mぐらい。
ただし、「獅子頭(ししがしら)または
立寒椿(たちかんつばき)」と呼ばれる品種
は背丈が高くなるので、
山茶花と区別がつきにくい。
(この品種は寒椿でなく山茶花の一種として
紹介されることもあります)
・花びらの数は多く、14枚以上。
・花びらはあまりしわしわにならない。

【山茶花(さざんか)】
・背が高い。
・花びらの数は少なく、5~10枚。
(ただし数の多い品種もあるようです)
・花びらはしわしわになるものが多い。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:カンシロギク   花言葉:清純

  今日の一句:冴え返り冴え返りつゝ春央ば     西山泊雲

  (NHKラジオ深夜便から引用)