上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

さよなら、ノスリ

2012-05-18 21:19:20 | 雑影
予報どおりの不安定な天気で、今日の前橋は10時過ぎに雷を伴った雨。
この雨のおかげで仕事の段取りが狂ってしまい、その後の青空も恨めしく感じました。

先週の金曜日、「さよならツグミ。」と書いた。
冬の間、遊んでくれたツグミさんを見かけなくなったので、少し前のお気に入りの画像を載せた。

木々が芽吹き、葦などの下草が萌え出る季節となった。
ウグイスやキジの声が聞こえたと思ったら、オオジュリンの声が今は多い。

夏の鳥たちが姿を見せると、冬の鳥たちは姿を消す。
ツグミさん以上に遊んでくれたのは、ノスリさん。

もう、ひと月以上姿を見ていない。
きっと、北のお山に帰ったのだろう。

オオタカやハヤブサに比べればずんぐりとして見かけることの多いこのタカが僕は好きで、よく撮影させてもらった。
タカにしては愛らしい、そして哀しげな瞳が好きだった。
今シーズンも3羽のノスリがよく行く川べりに訪れ、そのほかの場所でも何羽か見かけた。

まだ冬の寒いころ、一度すばらしいサービスをしてくれた。

樹上にとまったノスリさん。
僕に気づいて飛び立ってしまった。
「あーあ」と思っていると、僕の真上を旋回してから飛び去った。

白い翼を大きく翼を広げ、


飛び去ると思ったら・・・



方向を変えて



もう一度もといた樹上へ。



僕の機材と腕ではこれ以上の写真は撮れない。
露出がこんなにはっきり決まることは少ないし、マニュアルフォーカスのピントがこんなに決まることはもっと少ない。


一枚目の翼の内側の模様、二枚目の外側の模様に冬の濃い青空が映え(と自画自賛)、3枚目はそのずんぐりとした親しみの持てる体型がはっきりと写る。
4枚目は少し精悍な感じだろうか?

毎週末のように出かけていたから少しサービスしてくれたのだろうか?
本当に嬉しかった。

遠くへ飛び去る寸前。



確かに目と目があった気がした(レンズ越しだけれど)。


この冬にまた、同じ場所であえるといいね。

62週間

2012-05-18 21:00:38 | その他
東北地方太平洋沖地震から64週間。

今日は勤務中に揺れを感じた。
窓枠がカタカタと鳴り、机の上のものが左右に震える。
一瞬、心と体が固くなるのを感じたのは、あの震災がやはり職場にいたときに起きたからだろう。
また大きな地震があったのではないかと、身構えた。
震源は茨城県沖で震度4と知り、少しほっとする。
実際の震度以上に大きく感じた。

その地震の少し前にちょっとした騒ぎが。
同僚の背中に大きな蜂が止まっているのを別の同僚が見つけて僕に知らせた。
どういうわけか僕はこの職場で蜂退治をすることが多い。
今の職場に移ってから蜂の巣を7,8個は処理している。

同僚に動きを止めてもらい、狙いを定める。
中指を弾くと、数メートル飛ばされた蜂はまだ動いていた。

もう一度狙いを定め・・・
そのあと、しげしげと観察すると、どうやらキイロスズメバチ。
時季からして女王蜂だろうか。

まだ針を出し入れする彼女を窓から下へ。
後で写真を撮ろうと思ったらもういなくなっていた。まだ生きていたのか・・・

そんな日常を送れることに感謝。