上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

金環蝕

2012-05-21 20:37:14 | 上州の道
今日は世紀の天体ショー、金環蝕が見られました。
ワタクシ、これでも中学生のときは天文少年でした。
そのころ、沖縄で金環蝕があり、天文雑誌で写真を見たものです。
時は流れて、金環蝕をこの目で見られようとは・・・(感無量)

専念の皆既日蝕は天候に泣かされ見られなかったものの、昨年の皆既月蝕は見られました。

金環蝕と皆既日食の違いは、地球と月との距離。
月が遠いと影も小さくなるので太陽を覆い隠せなくなり、金環蝕になります。

因みに金環蝕は金環日蝕のこと。
月蝕は地球の影に月が入るので、大きさ的に金環月蝕は無かったような・・・

上の2段落は四半世紀前の記憶ですので間違っていたらご勘弁を・・・

さてそんな今日。
いつもより早く出勤して、準備万端で欠け始めを待つ。



朝は雲が多かったけれど、北関東はこの後晴れ渡る。

欠け始め。


右上から欠け始め、だんだん蝕が大きくなる。



そして・・・金環蝕に。



思った以上に月が小さく、リングが太く映った。
ここまで、徐々に暗くなり、辺りは夕方のように。
肉眼で見ると、太陽は結構明るさが変わらないように見えたけれど、風がひんやりとして太陽の力を知る。これ、皆既日食だったらもっと感じたんだろうなあ・・・

そして、



蝕が終わり、月の影が左下へと抜けた。

興奮納まりきらぬ中、木漏れ日を見ると・・・



木漏れ日が三日月のように。
きっとピンホールカメラの原理なんだろうなあ・・・

勤務が始まる前の時間でよかった。
勤務中はなかなか見られないからなあ。

少年の日にあこがれた金環蝕を見られてとても幸せでした。

最後にもう一枚。



次の機会は見られないからねえ・・・