上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

田圃の花 げんげ(蓮華草)

2012-05-07 20:43:40 | 上州の道
昨日、水戸の友人からそれは大きな雹の画像が添付されたメールが来ました。
大変だったねえ・・などと返信したら、夕方のニュースでつくばの竜巻の被害を扱っていた。
きっと、同じ時間帯のころの画像だったのでしょう・・・・
自然の猛威には驚くばかり。
ただ、僕が子供のころはこんなに大きな竜巻が起きた記憶はありません。
強風の被害と言えば、館林でダウンバーストによる家屋の被害が記憶に強く残っています。

さて、連休中。
畑の手伝いで実家に帰省したときのこと。
お昼休みに近所の田圃を見回ってみた。

埼玉県北の寄居辺りではもう田植えをした田圃もあったけれど、こちらはまだまだ水を張るところまで行っていないし、田起こしもしていない。

田圃の中にも、ヘビイチゴ?



こちらはまだ実がなっていないことから、深谷の利根川べりとの季節の違いがわかる。

これは・・・



何だっけなあ・・・調べた覚えがあるんだけど・・

こちらは・・・



れんげ草(標準和名は「げんげ」らしい)。
種を撒いているわけではないので、そんなに数は多くない。

田圃によく見られるれんげ草はマメ科の仲間。
マメ科の仲間は根に根粒といわれる部分があり、そこに根粒菌という菌がいます。
植物に必要な三大栄養素は窒素、カリウム、リンです。
そのうちの窒素は空気中にたくさんありますが土には少なくなりがちです。
マメ科の植物は、この窒素を空気中から取り入れ、根粒菌が土の中に固定してくれます。
・・・と言うわけで、マメ科の仲間を植えると土の中の窒素が多くなり、作物の育成を促進してくれると言うわけです。

まあ、そんな難しいことは横においても、れんげ蜂蜜でおなじみですね。



この日もたくさんのミツバチが花から花へと渡っていました。
・・・が・・・
この日持っていたのはマクロレンズ。
花に近づくたびにミツバチは逃げ、レンズを構えるとアマガエルが慌てて飛び跳ねるの繰り返し・・・・

唯一撮れたのは・・・



テントウムシの幼虫。
成虫と同じようにアブラムシを食べてくれます。
それにしても、これがあの丸くて固い成虫になるのだから、自然って面白い。



もうすぐ田植えのシーズンです。