今月に入って、生徒の一人のレッスン曲がヘンデルの《ヴァイオリンソナタ ニ長調》になりました。
レッスンを開始するにあたり久しぶりに自分で練習してみたのですが、実は私もかなり長いこと弾いていなかったので、思い出すのに時間がかかりました。こういう時に、我が身に迫り来る寄る年波を感じさせられます…。
それはさておき、久しぶりに練習してみて改めてこの曲の良さを実感しました。バッハの作品ほどの重さはありませんが、荘重に始まりながらも連続する付点音符のリズムが軽やかさを感じさせる第一楽章、ヘンデルらしい明るく華やかな主題のフーガがヴァイオリンとバスの間で展開していく第二楽章、センチメンタルな中にもどこか優しさを秘めた第三楽章、オペラ作曲家ヘンデルの面目躍如たるダンサブルな第四楽章と、聴く人は勿論、演奏者にとっても非常に楽しくなる魅力的な作品です。
教則本の通りに演奏するとちょっとつまらないので、自分で演奏する時には、特に緩徐楽章に自己判断で装飾を加えて演奏します。ですが、さすがに生徒にレッスンをつけるにあたっては、つまらなかろうとどうしようと書いてあるまま弾かせた方がいいのだろう…と思ってはいます。
でもなぁ…最終的にはいろいろと『入れ知恵』しちゃいそうだなぁ…。
というわけで(どーゆーわけぢゃっ!)、今宵はジョン・ホロウェイのバロックヴァイオリンで、私の理想とする『装飾の入りまくったバージョン』でのヘンデルのヴァイオリンソナタをお楽しみ下さい。
Handel Sonata in D major HWV 371 John Holloway Complete
レッスンを開始するにあたり久しぶりに自分で練習してみたのですが、実は私もかなり長いこと弾いていなかったので、思い出すのに時間がかかりました。こういう時に、我が身に迫り来る寄る年波を感じさせられます…。
それはさておき、久しぶりに練習してみて改めてこの曲の良さを実感しました。バッハの作品ほどの重さはありませんが、荘重に始まりながらも連続する付点音符のリズムが軽やかさを感じさせる第一楽章、ヘンデルらしい明るく華やかな主題のフーガがヴァイオリンとバスの間で展開していく第二楽章、センチメンタルな中にもどこか優しさを秘めた第三楽章、オペラ作曲家ヘンデルの面目躍如たるダンサブルな第四楽章と、聴く人は勿論、演奏者にとっても非常に楽しくなる魅力的な作品です。
教則本の通りに演奏するとちょっとつまらないので、自分で演奏する時には、特に緩徐楽章に自己判断で装飾を加えて演奏します。ですが、さすがに生徒にレッスンをつけるにあたっては、つまらなかろうとどうしようと書いてあるまま弾かせた方がいいのだろう…と思ってはいます。
でもなぁ…最終的にはいろいろと『入れ知恵』しちゃいそうだなぁ…。
というわけで(どーゆーわけぢゃっ!)、今宵はジョン・ホロウェイのバロックヴァイオリンで、私の理想とする『装飾の入りまくったバージョン』でのヘンデルのヴァイオリンソナタをお楽しみ下さい。
Handel Sonata in D major HWV 371 John Holloway Complete