共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

大好評の工作と『メダカクイズ』

2023年07月11日 18時55分45秒 | 音楽
連日お暑うございます。今日も神奈川県は猛暑日となり、気分が悪くなるような暑さとなりました…。

さて、今日は放課後子ども教室がある日でした。昨日のブログネタにした





『ふわふ輪ロケット』を子どもたちに作らせてみたのですが、簡単にできてそこそこよく飛んだため、みんな大喜びしてくれていました。

そんな楽しい時間を過ごしから、今日も最後に《めだかの学校》を歌って終わることにしました。以前にも書きましたが、この曲は小田原市荻窪地区にある荻窪用水にゆかりのある作品です。

実はメダカは、この《めだかの学校》絡みで2001年に『小田原市の魚』にも指定されています。現在では、市内のあちこちで



メダカをモチーフにしたマンホールも多く見られるようになりました。

そんなことを話しながら、今日もきました『メダカクイズ』。


問題:次の写真のうちメダカ『じゃない』のはどれでしょうか?








分かりましたか?

正解は…





















②でした。①は黒メダカ、③は変異種である緋メダカで、②はカダヤシというアメリカ原産の外来種です。

メダカとの見分け方として一番分かりやすいのが、背びれの位置です。カダヤシの背びれはほぼ中央に付いていますが、メダカの背びれは尾びれの側に付いています。

在来種のメダカは環境汚染や外来種生物による食害などで、今や絶滅危惧Ⅱ種に指定されるまでになってしまいました。一方で外来種であるカダヤシは、当初ボウフラを駆除させるために海外から輸入された肉食魚ですが、冷たい水や劣悪な環境下でも生きていられることから日本各地でメダカに取って代わろうという勢いで繁殖域を拡大しており、今や環境省からカミツキガメなどと並ぶ『特定外来生物』に指定されるまでになっています。

地元に《めだかの学校》という歌が生まれたきっかけになった川があることや、今やそのメダカが絶滅の危機に瀕していることを子どもたちに知ってもらい、少しでも関心をもってくれたらいいな…と思いながら、みんなで《めだかの学校》を歌いました。こうした教科書には載っていないことを子どもたちに伝えられることも、放課後子ども教室の醍醐味だと思っています。


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